
むくみ[13]
むくみ(浮腫)とは、朝起きると顔が腫れぼったい、夕方になると靴が窮屈になる、などの症状が現れるもので、細胞と細胞の間の水が異常に増加することで起こるもの。むくみは、指で押したときに跡が残るかどうかで判断ができる。
- 女性のむくみ
-
女性の月経前や更年期、妊娠前などにホルモンバランスの変化により、むくみがおきることがある。
- 婦人科
- 産婦人科
- 産科
- 妊娠高血圧症候群[妊娠中毒症]
-
高血圧、たんぱく尿、むくみなどの症状がおき、進行すると頭痛、胃痛、けいれん、呼吸困難などの症状をともなうことがある。主に妊娠20週以降に多く認められる。
- 産婦人科
- 産科
- 腎不全
-
脳内の脳静脈洞が血栓で詰まってしまう疾患。頭痛、吐き気、嘔吐、手足のまひ、けいれんなどの症状が現われる。
- 泌尿器科
- 腎臓内科
- 甲状腺機能低下症
-
だるさやむくみ、寒がり、皮膚の乾燥、貧血などがみられる。物忘れや動作が緩慢になることもあり、うつ状態に似ていることがある。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
- 吸収不良症候群
-
体重減少、貧血、下痢、手足のむくみなどがみられる。栄養分が消化管から吸収されなくなる障害の総称。
- 消化器内科
- ビタミン欠乏症
-
ビタミンの不足による様々な症状を表す。だるさや足のむくみ、気力の低下などのほかに、皮膚の乾燥、脚気、口内炎などがおこりやすい。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
- 肺水腫
-
悪寒や発熱、痰や咳など。痰は膿性で悪臭を帯び、血が混じることがある。重度の細菌性肺炎。
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- 外科
- 内科
- ネフローゼ症候群
-
起床時にまぶたや顔がむくみ、立っていると足がむくんでくる。たんぱく尿やだるさをともない、進行するとむくみの部位は徐々に広がっていく。
- 内科
- 腎臓内科
- タンパク漏出性胃腸症
-
顔や足にむくみが現われ、下痢や腹痛、吐き気などをともなうことがある。血液中のたんぱく質が胃腸内部に異常に溶け出してしまい、低タンパク血症をおこす疾患。
- 消化器内科
- 外科
- クインケ浮腫
-
まぶた、ほお、唇、手足などに、突然円形のむくみが生じるもの。
- 内科
- 急性腎炎[急性糸球体腎炎]
-
乏尿、たんぱく尿、血尿、むくみ、など。むくみは特に目のまわりに出る。成人の場合は症状がでないことも。
- 腎臓内科
- 内科
- 肝硬変
-
発熱、倦怠感、食欲不振などかぜに似た症状がおこり、数日中に黄疸が現われる。場合によっては無症状のまま進行することもある。
- 消化器内科
- 外科
- 心不全
-
運動時に動悸や息切れがあり、だるさ、むくみ、疲労感をともなう。進行すると就寝後まもなく呼吸困難がおこることもある。
- 循環器内科
- 心臓血管外科