
だるさ・つかれ[22]
だるさ(倦怠感)は、通常の生活が送りづらい、と感じるなどの疲れの感覚のこと。日常的に起こりうる症状だが、何らかの病気の初期症状のこともある。
- かぜ[かぜ症候群]
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発熱、悪寒、鼻水、鼻づまり、咳、痰、頭痛などの症状に、倦怠感、筋肉痛、関節痛をともなうことがある。
- 内科
- 呼吸器内科
- 耳鼻咽喉科
- 小児科
- インフルエンザ
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39度前後の急な高熱と悪寒から発病。頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が2~3日続き、その後、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどがおこる。
- 内科
- 呼吸器内科
- 耳鼻咽喉科
- 小児科
- うつ病
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意欲の低下、イライラ、不安や焦りなど、ひどい気分の落ち込みがみられ、全身の疲労感、頭痛、便秘、睡眠障害などの身体症状をともなうことがある。
- 精神科
- 更年期障害
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疲労感、めまい、ほてり、冷え、不眠、頭痛、腰痛、肩こり、集中力の低下、漠然とした不安など。閉経前後にホルモンの分泌が減少、または消失することで様々な症状が現われる。
- 婦人科
- 貧血
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強くまぶしさを感じ、目の表面の痛みや充血をともなう。
- 内科
- 婦人科
- 産婦人科
- 血液内科
- 不安症[神経症]
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不安神経症(パニック障害)、恐怖症、強迫神経症などに分かれる。身体的な異常は何も認められないにもかかわらず、精神的症状とともに、肩こりやだるさ、胸やけ、胃もたれ、皮膚の発疹、不眠などがおこる。
- 精神科
- 低血圧症
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めまい、立ちくらみ、冷え、動悸、耳鳴り、食欲不振などがみられる。午前中に特に強い倦怠感が生じる。
- 循環器内科
- 内科
- 自律神経失調症
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急に元気を失って吐き気や腹痛がおこり、嘔吐を繰り返す。2歳~10歳の子どもに多くみられる疾患。
- 内科
- 婦人科
- 心療内科
- 脳神経内科
- 高血圧症
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血圧が急激に上昇し、頭痛や吐き気、耳鳴り、手足のしびれなどがおこる。
- 循環器内科
- 内科
- ビタミン欠乏症
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ビタミンの不足による様々な症状を表す。だるさや足のむくみ、気力の低下などのほかに、皮膚の乾燥、脚気、口内炎などがおこりやすい。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
- 白血病
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出血しやすくなり、感染症にかかりやすくなる。貧血や発熱の症状がみられ、全身の倦怠感や動悸、リンパ節の腫れがみられることもある。
- 内科
- 小児科
- 糖尿病
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腫瘍のある側の睾丸が腫れて大きくなるが、痛みはともなわない。しだいに、しこりや違和感を覚えるようになる。
- 糖尿病内科
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
- 心不全
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運動時に動悸や息切れがあり、だるさ、むくみ、疲労感をともなう。進行すると就寝後まもなく呼吸困難がおこることもある。
- 循環器内科
- 心臓血管外科
- 甲状腺機能低下症
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だるさやむくみ、寒がり、皮膚の乾燥、貧血などがみられる。物忘れや動作が緩慢になることもあり、うつ状態に似ていることがある。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
- 膠原病
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半月板損傷や靭帯損傷、脱臼など膝関節を痛めた、けがの総称。関節が痛い、動かしにくい、水がたまるなどの症状がある。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- クッシング症候群
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顔が丸くなって胴体が肥満するのとは逆に手足が細くなるのが特徴的な症状。腹部や腕、太ももなどの皮膚が赤らみ、筋力の低下やだるさ、性欲の減退がみられることもある。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 副腎皮質機能低下症
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倦怠感や食欲低下、腹痛などの症状がみられる。全身の皮膚に色素沈着がみられるのが特徴。
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 肝炎
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肝硬変から移行するケースが大部分を占める。症状としては、倦怠感、腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、腹水、黄疸など。
- 消化器内科
- 内科
- 腎臓病
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わき腹、背中、腰に強い痛みを感じ、尿が赤ワイン色になることがある。冷や汗や吐き気をともなうこともある。
- 泌尿器科
- 腎臓内科
- 肺結核
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38~39度のの発熱、悪寒、咳、痰、胸痛、動悸などがみられる。高齢者は症状が現われにくく、発熱しないこともある。
- 内科
- 呼吸器内科
- 感染症心内膜炎
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持続性の発熱や悪寒、全身の倦怠感、食欲不振などかぜに似た症状が出る。また、むくみや、動悸・息切れ、不整脈などもおこる。
- 内科
- 循環器内科