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全身症状

不眠・いびき[16]

不眠(不眠症)は、寝つきが悪い、寝ても途中ですぐ覚める、朝早く目覚めてしまう、などの状態。また、睡眠の質が悪く、寝足りない感じが生じる状態も含まれる。成人の約10%に慢性の不眠症があるとされる。いびきとは、鼻や喉の軟部組織(軟口蓋等)が振動することで発生する荒い音のこと。いびきの症状があることを自分で気づくのは難しいとされる。

神経質症性不眠[不眠心気症]

シンケイシツショウセイフミン

不眠となる原因らしい原因が見当たらず、何らかのストレスがきっかけとなって不眠に至るものを神経質症性不眠(不眠心気症)と呼ぶ。このタイプの不眠ではなかなか眠りにつけないケースが多くみられ、日中にだるさや眠気をともなうようになる。
  • 精神科

不安症[神経症]

ノイローゼ

不安神経症(パニック障害)、恐怖症、強迫神経症などに分かれる。身体的な異常は何も認められないにもかかわらず、精神的症状とともに、肩こりやだるさ、胸やけ、胃もたれ、皮膚の発疹、不眠などがおこる。
  • 精神科

統合失調症

トウゴウシッチョウショウ

幻覚や幻聴が生じたり、被害妄想や誇大妄想を抱くようになる。思考や感情に統一性がなくなり、協調のとれた行動ができにくくなる(異常行動)。
  • 精神科

この病気について1人の医師の見解があります。

うつ病

ウツビョウ

意欲の低下、イライラ、不安や焦りなど、ひどい気分の落ち込みがみられ、全身の疲労感、頭痛、便秘、睡眠障害などの身体症状をともなうことがある。
  • 精神科

この病気について4人の医師の見解があります。

更年期障害

コウネンキショウガイ

疲労感、めまい、ほてり、冷え、不眠、頭痛、腰痛、肩こり、集中力の低下、漠然とした不安など。閉経前後にホルモンの分泌が減少、または消失することで様々な症状が現われる。
  • 婦人科

この病気について1人の医師の見解があります。

睡眠時無呼吸症候群

スイミンジムコキュウショウコウグン

一晩に10秒以上の無呼吸状態が30回以上みられるもの、あるいは1時間の睡眠中に無呼吸もしくは低呼吸が5回以上みられるものをいう。睡眠時の大きないびき、日中の強い眠気などの症状をともなう。
  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 脳神経内科
  • 耳鼻咽喉科

この病気について7人の医師の見解があります。

単純性いびき

タンジュンセイイビキ

寝ているときの呼吸に合わせて大きな音がするもの。呼吸のリズムが大きく崩れたり、無呼吸状態がみられることは少ない。鼻やのどなど空気の通り道が狭い場合に起こる。一般に鼻づまりや疲労、飲酒、風邪などが原因。
  • 耳鼻咽喉科

鼻中隔彎曲症

ビチュウカクワンキョクショウ

鼻の内部の鼻中隔が歪んで鼻の通りが悪くなる。鼻づまりや鼻水、頭痛などをともなう。
  • 耳鼻咽喉科

鼻ポリープ[鼻茸]

ハナポリープ

鼻腔内の粘膜がポリープ状に腫れるもの。鼻の中がふさがれ、鼻づまりを生じる。
  • 耳鼻咽喉科

蓄膿症[慢性鼻副鼻腔炎]

チクノウショウ

慢性的に鼻がつまり、粘り気のある鼻水をともなう。鼻根部などの鈍痛、頭重感、注意力散漫などの症状がみられる。
  • 耳鼻咽喉科

この病気について2人の医師の見解があります。

アデノイド

アデノイド

鼻がつまって口呼吸となり、いびきをかく。咽頭扁桃が肥大するもので、幼児期から児童期にかけておこりやすい。
  • 耳鼻咽喉科

脳卒中

ノウソッチュウ

くも膜下出血、脳梗塞、脳出血[脳溢血]など、脳の血管障害の総称。疾患ごとにそれぞれ特有の症状があるが、手足のまひやしびれをともなうことがある。
  • リハビリテーション科
  • 脳神経外科
  • 脳神経内科

廃用症候群

ハイヨウショウコウグン

  • 脳神経内科
  • 整形外科
  • リハビリテーション科

この病気について1人の医師の見解があります。

不定愁訴

フテイシュウソ

頭痛・便秘・めまい・むくみ・倦怠感などの全身症状に加え、気分の落ち込み・イライラ ・不眠などの精神症状を伴うことがあり、男性よりも女性に多くみられる傾向がある。
  • 内科
  • 婦人科

この病気について1人の医師の見解があります。

男性更年期障害

ダンセイコウネンキショウガイ

  • 内分泌内科

この病気について3人の医師の見解があります。

適応障害

テキオウショウガイ

日常的な強いストレスにさらされたことにより、社会生活を送ることが困難になる疾患。抑うつや不安感、泣く・わめく等、感情の高まりなどの症状が起こり、仕事や学校に行くことが困難になるケースも見られる。
  • 精神科
  • 心療内科

この病気について8人の医師の見解があります。