
不性器出血(妊娠中)[7]
月経時以外に性器から出血することを不正性器出血と言う。排卵期に起こる中間期出血等、病気でないものもあるが、重大な病気の症状のこともあるため注意が必要。なお、妊娠中に出血した場合は早急に受診することが肝要。
- 切迫流産
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下腹部の張りと痛み。流産に至る手前の状態。
- 産婦人科
- 流産
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妊娠22週未満で分娩に至るもの。出血をともなって下腹部痛がおこる。しだいに下腹部痛が強くなり、出血量も増えていく。
- 産婦人科
- 産科
- 早産
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妊娠22週以降37週未満で分娩するもの。規則的な子宮収縮(陣痛)や少量の性器出血がおこり、その後は通常の分娩と同様に推移する。
- 産婦人科
- 産科
- 前置胎盤
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妊娠中期以降に突然出血する。痛みをともなうことはない。
- 産婦人科
- 産科
- 常位胎盤早期剥離
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出血があり強い下腹部痛をともなう。血尿、血便、吐血などの症状が現われることもある。
- 産婦人科
- 産科
- 子宮外妊娠
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急な腹部痛や少量の出血がおこり、冷や汗、吐き気、嘔吐などをともなう。
- 産婦人科
- 産科
- 胞状奇胎
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強度の黄疸を引きおこし(閉塞性黄疸)、皮膚のかゆみや上腹部の痛み、食欲不振などがおこる。また、便の色が白っぽくなるのが特徴。
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