
猫の病気[42]
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猫の心筋症
ネコノシンキンショウ
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心筋の異常により心機能が低下する心疾患の総称。初期には症状が現れないことが多く、進行していくに従い、元気の喪失、あまり動かない、食欲の減退などの症状が起こる。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫のてんかん
ネコノテンカン
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突然の全身のけいれん、意識の消失、体を突っ張らせるといった症状が見られる。四肢など、部分的なけいれんを起こすこともある。発作後は正常に戻る。
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猫の関節炎
ネコノカンセツエン
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初期には明確な症状は出にくい。動かなくなった、元気ながないなどの非定型的な症状から始まり、徐々に関節痛や歩行異常などの症状が見られるようになる。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫の結膜炎
ネコノケツマクエン
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まぶたの裏にある結膜が炎症を起こすもの。結膜が充血して白目が赤くなる、目やにが増える、涙が出る、などの症状が見られる。猫が目を頻繁に掻く仕草も。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫の口内炎
ネコノコウナイエン
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舌や口腔粘膜に炎症を起こす疾患。赤い腫れが認められ、口臭やよだれを垂らすなどの症状が見られる。痛みを伴う場合、食欲の低下なども。
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猫の甲状腺機能亢進症
ネコノコウジョウセンキノウコウシンショウ
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甲状腺ホルモンの分泌が増加し、代謝が亢進することで多様な症状を引き起こす疾患。落ち着きがない、多飲多尿、脱毛、毛づやが悪くなる、食欲は増加するが痩せてくる、などといった症状が見られる。病気が進行すると、食欲減退、元気の喪失など、状態が変わってくる。
この病気について4人の医師の見解があります。
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猫の骨折
ネコノコッセツ
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骨折部位により症状は異なる。四肢の骨折では、足を着けることを嫌がるようになる。骨盤等、腰の骨を骨折した場合には、排尿や排便が難しくなることも。損傷部位は次第に腫れ、熱をもつようになる。
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猫の歯周病
ネコノシシュウビョウ
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歯肉の炎症が歯肉炎、歯を支える歯周組織にまで及んだ炎症を歯周炎と呼ぶ。歯周病とは、これら2つの疾患を合わせた総称。歯肉が赤く腫れ、出血が見られるほか、口臭、血の混じったよだれなどが認められる。症状が進行すると痛みによる食欲減退が見られるようになり、頭を振りながら食べたり、口の片側で食べたりすることも。
この病気について3人の医師の見解があります。
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猫の真菌症
ネコノシンキンショウ
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真菌(カビ)による感染症。呼吸系疾患の症状が見られることが多く、脱毛やフケが増えるなどの症状がある。進行すると様々な神経機能不全を起こすこともある。
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猫の腎臓病
ネコノジンゾウビョウ
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急性腎障害と慢性腎臓病とに分かれる。急性腎障害では、乏尿、食欲減退、下痢・嘔吐、脱水などの症状が見られる。進行するとけいれんや体温の低下などが起こり、死に至るケースもある。慢性腎臓病では多飲多尿の状態となり、体重の減少や嘔吐、貧血などの症状が見られる。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫の腸閉塞
ネコノチョウヘイソク
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腸の内容物が通過できなくなっている状態。嘔吐や食欲減退などが症状として見られる。腸閉塞によって血液循環が阻害されているケースではショック状態に陥ることも。
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猫の糖尿病
ネコノトウニョウビョウ
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初期の症状として、多飲多尿や多食、体重の減少などが見られる。進行すると嘔吐・下痢などの症状が起こる。糖尿病は人と同じく合併症を伴うことが多く、眼の疾患や腎疾患が起こる。
この病気について2人の医師の見解があります。
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猫の乳腺腫瘍
ネコノニュウセンシュヨウ
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乳汁を分泌する乳腺組織が腫瘍化するもの。乳頭周辺にしこりが生じ、悪性腫瘍の場合、進行していくに従い、出血等も見られるようになる。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫の尿毒症
ネコノニョウドクショウ
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腎機能が十分に働かなくなり、老廃物や毒素が体内に蓄積した状態。食欲減退や嘔吐・下痢、口臭(アンモニア臭)などの症状が現れる。症状が進むと意識障害やけいれんなどの神経症状を引き起こし、死に至ることも。
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猫の尿路結石
ネコノニョウロケッセキ
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尿石症とも言われる。腎臓から尿を膀胱へと運ぶ管を尿路といい、この尿路に結石が詰まった状態。頻尿や血尿、発熱、食欲減退、元気消失などの症状が見られる。結石が尿路につまり、尿道閉塞(尿が出ない状態)となることもある。
この病気について2人の医師の見解があります。
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猫の脳腫瘍
ネコノノウシュヨウ
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脳にできる腫瘍。ふらつきやてんかん発作、意識障害、行動や性格の変化、麻痺など症状は様々。腫瘍が発生した場所によって症状は異なる。
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猫の肺炎
ネコノハイエン
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肺に起こる炎症のこと。咳や発熱、食欲減退、元気の衰退などが症状として見られる。重症になると呼吸困難を起こすことも。
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猫の肺水腫
ネコノハイスイシュ
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肺に水が溜まった状態。湿った咳が見られ、口を開けて呼吸をする仕草が見られる。呼吸困難に陥ることも。
この病気について1人の医師の見解があります。
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猫の白内障
ネコノハクナイショウ
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眼の水晶体が白く濁ってしまう疾患。物にぶつかるようになったり、階段の昇り降りを嫌がったり、視覚障害による行動異常が見られる。進行すると失明に至る疾患。
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猫の皮膚病
ネコノヒフビョウ
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皮膚に何かしらの病変が起こった状態。症状は疾患によって様々だが、赤みや湿疹、潰瘍や膿疱、脱毛やかゆみ、痛みなどがある。
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猫の肥満細胞腫
ネコノヒマンサイボウシュ
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免疫に関わる細胞の1つである肥満細胞が腫瘍化するもの。肥満細胞腫は「皮膚型」「内蔵型(脾臓型・消化管型)に分かれる。皮膚型は顔や耳、足などに発生することが多く、かゆみや赤みが出たり、脱毛を伴うこともある。内蔵型は嘔吐・下痢、食欲減退などの症状が起こる。
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猫の鼻炎
ネコノビエン
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鼻の粘膜に炎症が起こったもの。初期には鼻水やくしゃみが見られ、鼻が詰まったり、進行すると鼻汁に血が混じることがある。食欲減退や口を開けて呼吸をするといった症状も見られる。
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猫の貧血
ネコノヒンケツ
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末梢血液の単位容積における赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が正常よりも低下した状態を貧血という。元気の喪失、食欲減退、動くと息が切れる、などの症状が見られる。溶血性貧血では、黄疸や血色素尿を伴うこともある。
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猫の緑内障
ネコノリョクナイショウ
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白目が赤くなったり、目を細めて閉じ気味になったり、涙が多くなるなどの症状が見られる。また、視覚障害により、ものにぶつかったり、階段の昇り降りを嫌がったりする傾向が見られる。
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猫の膀胱炎
ネコノボウコウエン
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膀胱に起こる炎症。頻尿(繰り返しトイレに行くがほとんど排尿しない)や排尿時に時間がかかる、落ち着きがない、食欲減退、元気の喪失、血尿などの症状が見られる。
この病気について2人の医師の見解があります。
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猫の膵炎
ネコノスイエン
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インスリンなどのホルモンを産出する膵臓に炎症が起きるもの。急性膵炎と慢性膵炎とに区別される。急性膵炎では嘔吐・下痢などの症状が見られるが、慢性膵炎では明らかな症状が出にくく、発見や診断は難しいとされる。中高齢の猫に多く見られる疾患。
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猫ひっかき病
ネコヒッカキビョウ
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猫に引っ掻かれたり、噛まれたりすることで感染する疾患。傷口の周辺に膿疱などができ、時間をおいて発熱やリンパ節の腫れ・痛みが伴うことも。稀だが、痙攣などの神経障害を起こすこともある。猫は無症状。
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猫の消化器型リンパ腫
ネコノショウカキガタリンパシュ
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消化管や、腸管や腸間膜のリンパ節に腫瘍が発生するもの。下痢や嘔吐、食欲減退、体重の減少などが見られる。老猫に多く見られる疾患。
この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫の異物誤飲
イヌネコノイブツゴイン
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嘔吐や食欲不振、元気の消失などの症状が見られることもあるが、誤飲直後は目立った症状が見られないのが通常。
この病気について5人の医師の見解があります。
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犬・猫のがん
イヌネコノガン
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細胞分裂の際に突然変異を起こした細胞の集まりが腫瘍で、良性のものと悪性のもの(がん)とがある。高齢化や診断技術の向上などにより、がんと診断される動物が増えてきている。犬猫に限らず動物は本能的に痛みを隠す傾向があるため、食欲低下や運動意欲の減退などに注意する必要がある。
この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫の外耳炎
イヌネコノガイジエン
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耳の穴から鼓膜まで続く外耳道(鼓膜は含まれない)に炎症が起こる疾患。大量の耳あかが出るのが特徴。臭い、耳の中や周囲が赤く腫れる、膿が出るなどの症状が認められる。耳のかゆみのため、頭を振ったり傾けたりする仕草が頻繁に見られることも。
この病気について2人の医師の見解があります。
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犬・猫の心臓病
イヌネコノシンゾウビョウ
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猫のリンパ腫
ネコノリンパシュ
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この病気について1人の医師の見解があります。
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犬猫の歯周病
イヌネコノシシュウビョウ
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犬猫に共通する症状として、歯肉の腫れや出血、口臭などが挙げられる。症状が進行すると食事の時に痛がる様子がみられ、食欲減退につながることもある。放置していると歯が抜け落ちる恐れもあるため、適切な治療が求められる。
この病気について2人の医師の見解があります。
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犬猫のアレルギー性皮膚炎
イヌネコノアレルギーセイヒフエン
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アレルギー性皮膚炎を発症すると、耳、足、目など体中のあらゆる皮膚にかゆみが生じる。また、アレルギー反応によって皮膚が赤く腫れたり、毛が抜け落ちたりすることもある。何らかの食品が原因になっている場合は、下痢やおう吐などの症状がみられることもある。
この病気について3人の医師の見解があります。
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猫伝染性腹膜炎(FIP)
ネコデンセンセイフクマクエン
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元気の消失、微熱が続く、腹部の膨満感、眼の症状などが見られる。症状が身体全体の多岐に渡ることもあり、診断は難しいとされる。
この病気について3人の医師の見解があります。
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猫の心臓病
ネコノシンゾウビョウ
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猫の心臓病で最も多いのが心筋症であり、このうち、心室の筋肉が分厚くなって室内が狭くなり、十分な血液を送ることができなくなる肥大型心筋症が大半を占める。初期段階では症状がはっきりとせず、進行するに従って活動量が低下し始めるなどの症状が見られるようになる。後ろ足が冷たくなり、引きづるように歩く動脈血栓塞栓症などの症状が発現することもある。
この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫のけいれん発作
イヌネコノケイレンホッサ
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突然、全身がこわばり、手足がピクピク動いたり、床を転げ回ったりするなどの症状が見られる。
この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫の嘔吐癖
イヌネコノオウトグセ
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この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫の腎臓病
イヌネコノジンゾウビョウ
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この病気について1人の医師の見解があります。
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犬・猫の椎間板ヘルニア
イヌネコノツイカンバンヘルニア
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隣り合う2個の背骨の間にある椎間板が飛び出したり、変形して脊髄や脊髄の神経を圧迫するもの。麻痺やしびれ、歩様の異常、抱きかかえようとすると嫌がる・怒るといった様子が見られる。疾患が進行すると、排便排尿障害を起こすことも。
この病気について3人の医師の見解があります。
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犬・猫の中毒
イヌネコノチュウドク
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この病気について1人の医師の見解があります。