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前十字靭帯損傷(ゼンジュウジジンタイソンショウ)の原因

前十字靭帯は膝関節のほぼ中央に位置し、大腿骨と脛骨がずれたり捻じれたりするのを防ぐ役割がある。しかし、何らかの原因で前十字靭帯に急激な力がかかると損傷や断裂が生じる。ジャンプの着地時やターンなどの動作時に発生することが多いとされる。

前十字靭帯損傷(ゼンジュウジジンタイソンショウ)の症状

受傷直後は膝が腫れて、痛みのために歩行困難となることが少なくない。前十字靭帯と同時に半月板や関節軟骨などを損傷していることもあり、出血した血がたまって血腫が生じることもある。腫れや痛みは日を追うごとに軽減するものの、前十字靭帯が自然治癒することはないとされる。

前十字靭帯損傷(ゼンジュウジジンタイソンショウ)の治療

治療には保存療法と手術療法がある。保存療法では装具を用いて不安定な膝をサポートするほか、リハビリによって膝関節の可動域の改善を目指す。手術療法では、患者の状態に応じて靭帯再建術または靭帯縫合術が選択される。
受診科目
整形外科

この病気について2人の医師の見解があります。

医師から聞いた
前十字靭帯損傷の対処(治療)方法

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『猫伝染性腹膜炎』とは?治療薬はあるの?

「猫伝染性腹膜炎」(FIP)は罹ると亡くなる病気です。猫伝染性腹膜炎には2種類あって、お腹に水が溜まるタイプと、できものになるタイプがあります。この病気には「猫腸コロナウイルス」というのがあるのですが、下痢・嘔吐など消化器症状が主となっています。人間の新型コロナとは全く別物ですので、咳や味覚症状の異常はなく、私たちに感染することはありません。猫腸コロナウイルスに罹って下痢をしていても、治療をすれば致死率は高くありませんが、1割くらいの確立で、猫腸コロナウイルスの突然変異により強毒化したものに罹るとほぼ100%亡くなります。しかし、最近見つかった治療薬によって治ることがわかってきているので、ステージにもよりますが8割~9割は治ることを期待できます。たとえ状況が悪くても40~50%くらい治る確率があるでしょう。薬名はないので物質名として出されていますが、現段階で日本ではまだ認証されていません。中国に怪しげな製剤を出している会社があるので入手は可能ですが、多くの獣医師はどのような副作用があるかわからず、リスクを負ってまで使いたくないと考えます。病院側にリスクはあっても、飼い主さんの同意が得られれば使うことができる治療薬です。治す方法はいろいろ提案されていますが、今のところその薬がないと治りません。予防法はなく論文に基づいて一応提案はしますが、公式なものではありません。下痢・嘔吐がある場合にはあまり長く様子見をせず、早めに獣医さんに相談してください。

松田 唯 院長
ガイア動物病院
松田 唯 院長
杉並区/下井草/阿佐ケ谷駅
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