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肛門・便・尿

便が黒い・血便・下血[14]

便に血が混じるのには様々な原因がある。代表的なのが痔だが、大腸がんや大腸ポリープ、大腸憩室症による出血などによるものも。

裂肛[切れ痔]

レッコウ

肛門の粘膜が切れるもの。排便時に灼熱感をともなう痛みと出血。
  • 肛門科

内痔核[いぼ痔]

ナイジカク

肛門付近に生じる腫瘤を痔核といい、そのうち肛門の内側、直腸下部にできた痔核を内痔核と呼ぶ。排便時の出血や痛みをともなう。
  • 肛門科

この病気について1人の医師の見解があります。

直腸がん

チョクチョウガン

大腸がん[直腸がん・結腸がん]のうちの直腸にできるがん。タール便や血便のほか、便通が不規則になったり便が細くなったりする。ほかに下痢、便秘など。がんが進行すると貧血や体重減少などが生じる。
  • 消化器内科
  • 外科
  • 胃腸内科

この病気について1人の医師の見解があります。

直腸炎

チョクチョウエン

粘液の混じった血便(粘血便)がみられ、排便が頻回になる。肛門部に激しい痛みをともなうこともある。
  • 肛門科
  • 外科

大腸ポリープ

ダイチョウポリープ

血便や下血。痛みはともなわない。大腸にポリープができるもの。
  • 消化器内科
  • 外科
  • 内視鏡内科

この病気について3人の医師の見解があります。

大腸憩室

ダイチョウケイシツ

腹痛のほか、発熱や嘔吐、血便などの症状がみられるが、むしろ症状が現われないことが多い。
  • 消化器内科
  • 内視鏡内科
  • 内科
  • 外科

食道静脈瘤

ショクドウジョウミャクリュウ

食道や胃の粘膜下にある静脈に血がたまり、こぶができたようになる状態。静脈瘤があるというだけで症状はないが、破裂すると大量の吐血や下血がおこる。
  • 消化器内科
  • 外科
  • 内科

十二指腸潰瘍

ジュウニシチョウカイヨウ

みぞおちの痛み、吐血、胸やけ、吐き気や嘔吐、黒色便などの症状がおこる。痛みは空腹時や夜間に感じやすく、軽食をとったりすると軽快になる傾向がある。
  • 消化器内科
  • 外科
  • 内科
  • 胃腸内科
  • 内視鏡内科

クローン病

クローンビョウ

腹痛、下痢、発熱、体重減少などがみられる。症状は強弱を繰り返しながら慢性化する。原因が特定されていない大腸や小腸に炎症がおこる疾患。
  • 消化器内科
  • 内視鏡内科

虚血性大腸炎

キョケツセイダイチョウエン

急激な上部腹痛と下痢、血便がおこる。症状は数日続く。
  • 消化器内科
  • 内科
  • 外科

急性出血性大腸炎

キュウセイシュッケツセイダイチョウエン

下痢や腹痛、血便や下血など。ペニシリン系の抗生物質の服用によるものが多い。
  • 消化器内科
  • 内科
  • 外科

潰瘍性大腸炎

カイヨウセイダイチョウエン

血便、腹痛などが生じ、排便が頻回になる。進行すると発熱、貧血、頻脈などの症状をともなうようになる。
  • 消化器内科
  • 内視鏡内科

この病気について2人の医師の見解があります。

胃潰瘍

イカイヨウ

みぞおちの痛み、吐血、胸やけ、吐き気や嘔吐、黒色便などの症状がおこる。痛みは食後におこりやすい。
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  • 外科
  • 内科
  • 胃腸内科
  • 内視鏡内科

便潜血

ベンセンケツ

便潜血検査は、便中に血液が混じっているかどうかを調べる検査である。便潜血検査を実施することにより、下部消化管(小腸・大腸など)からの出血を確認できる。出血量が多い場合は、赤色便やタール便などを肉眼で確認できるが、少量の場合は血便であるかどうかの判断が難しい。 便潜血検査で陽性となった場合、考えられる病気としては下部消化管の潰瘍、ポリープ、がん、炎症性腸炎、痔などがある。検査結果が陽性の場合は何らかの病気が隠れている可能性があるため、早期に医療機関を受診して精密検査を受けることがすすめられる。
  • 内科
  • 胃腸内科
  • 消化器内科
  • 肛門科

この病気について2人の医師の見解があります。