
背中痛・腰痛[13]
背中や腰の痛みは、筋肉や骨格系の機械的障害であることが多いが、内臓の障害が感覚神経を刺激して関節痛として現れることもある。
- 肋間神経痛
-
肋骨に沿って電気が走るような痛みが走る。痛みは深呼吸や咳などによって誘発される。
- 整形外科
- 内科
- 脊髄腫瘍
-
手足のしびれや痛み、首や背中の痛みが初期症状としてみられる。続いて、運動障害、感覚障害、排尿障害などがおこる。
- 脳神経外科
- 整形外科
- 脊柱側彎症
-
背骨がS字状に曲がるもの。小学生から中学生の女子に多く発症する。痛みをともなわないので、本人も周囲も気づきにくい。
- 整形外科
- ぎっくり腰
-
重いものを持ち上げようとした時などに、急に激痛がおこるもの。歩行や寝返りが困難になる。
- 整形外科
- 頸椎椎間板ヘルニア
-
右か左の肩から上腕にかけてしびれや痛みが出る。進行すると両側に広がっていく。
- 整形外科
- ペインクリニック
- 骨粗鬆症
-
慢性的に腰痛や背中の痛みをおぼえ、ちょっとしたことで骨折しやすくなる。ほかに、背中が曲がるなど。閉経後の女性に多く発症する。
- 整形外科
- 変形性腰椎症
-
慢性の腰痛と足の痛み。足の痛みは、おしりからふとももの裏側、ふくらはぎまで広がることもある。
- 整形外科
- 脊椎分離症[脊椎すべり症]
-
同じ姿勢を続けた時などに腰痛がおこる。ふとももの裏側など、足に痛みやしびれをともなうことがある。
- 整形外科
- 脊柱管狭窄症
-
手足のしびれや痛み、腰痛など。歩くと痛みが増し、一旦休むと楽になるが、再び歩き出すと痛みがぶり返す。
- 整形外科
- ペインクリニック
- くる病[骨軟化症]
-
子どもにおこるものをくる病と呼び、成人におこるものを骨軟化症と呼ぶ。子どもはO脚やX脚、鳩胸などの症状がみられ、成人では関節痛、腰痛、背中痛、筋力の低下などがみられる。
- 整形外科
- 内科
- 胆石症
-
みぞおちから右上腹部に激しい痛みがおこる。ふるえや一時的な黄疸などをともなうことがある。
- 消化器内科
- 外科
- 内科
- 急性腎盂腎炎
-
悪寒をともなう発熱とともに、腰や脇腹、背中などに鈍痛がおこる。吐き気、嘔吐、排尿時痛、頻尿などがおこることもある。
- 内科
- 泌尿器科
- 腎結石
-
わき腹、背中、腰に強い痛みを感じ、尿が赤ワイン色になることがある。冷や汗や吐き気をともなうこともある。
- 泌尿器科