甲状腺機能低下症の原因・症状とは?
甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の原因
甲状腺の働きが低下し、血液中のホルモン量が減少した状態を甲状腺機能低下症という。甲状腺機能低下症には原発性甲状腺機能低下症と二次性甲状腺機能低下症があり、このうち、もっとも多い原発性甲状腺機能低下症の代表的な疾病が慢性甲状腺炎(橋本病)である。慢性甲状腺炎は自己免疫疾患のひとつと考えられており、血液中に甲状腺に対する自己免疫が生まれることで、甲状腺の機能が低下してしまうもの。
甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の症状
だるさやむくみ、寒がり、皮膚の乾燥、貧血などがみられる。物忘れや動作が緩慢になることもあり、うつ状態に似ていることがある。
甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の治療
甲状腺機能が正常であれば、定期検査だけでとくに治療の必要はない。機能が低下した場合には、甲状腺ホルモン薬を服用する。
【受診科目】
- 内分泌内科
- 代謝内科
- 内科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
甲状腺機能低下症の原因・症状・治療方法
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甲状腺ホルモンが不足することで全身に影響を及ぼす状態
甲状腺機能低下症とは、首の前面に位置する蝶のような形をした甲状腺から分泌されるホルモン(T3、T4)が不足し、「甲状腺機能が低下した状態」を指す言葉です。特定の病名ではなく、さまざまな原因によって引き起こされる病態の総称といえます。
橋本病が甲状腺機能低下症の代表的な病気として一般に知られていますが、橋本病であっても一時的にホルモンが増加することがあり、必ずしも一致するものではありません。また、バセドウ病の経過中に機能低下の状態を示す場合もあり、正確な評価には甲状腺自己抗体の検査が重要となります。
一方で、自己抗体が認められない場合には、ヨウ素の過剰摂取や薬剤の影響も考慮されます。特に日本では海藻類の摂取が多い食文化があるため、ヨウ素制限によって改善するケースも少なくありません。さらに、アミオダロンやリチウム製剤、一部の分子標的薬などが原因となることも知られています。
甲状腺機能低下症は、妊娠の成立やその維持に影響を及ぼす可能性も指摘されており、妊娠を希望される方にとっては見逃せない重要な要素であり、適切な検査による確認が望まれます。
治療は原因によって異なりますが、基本的には不足したホルモンを補う目的でチラーヂン(レボチロキシン)の内服が行われます。体のバランスを整えるためにも、継続的な評価と適切な管理が大切となります。
田町三田駅前みなと甲状腺・内分泌内科クリニック
小菅 由果 院長
- 港区/芝/三田駅
- 内科 ●内分泌内科 ●糖尿病内科
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