原発性アルドステロン症の原因・症状とは?
原発性アルドステロン症(ゲンパツセイアルドステロンショウ)の原因
副腎からアルドステロンというホルモンが、レニンによる調節を受けずに過剰分泌されることで起こる疾患。アルドステロンは体内にナトリウムと水分を保持し、血圧を保つはたらきを持つが、過剰になると血圧が異常に上昇する。原因は大きく2つに分けられ、副腎にできた腫瘍からアルドステロンが過剰に分泌されるタイプと、左右両側の副腎全体が過形成を起こし、ホルモン分泌が増えるタイプとがある。前者では遺伝子変異が関与することもあり、後者は原因が十分に解明されていないケースも多い。
原発性アルドステロン症(ゲンパツセイアルドステロンショウ)の症状
最も代表的な症状は高血圧であるが、自覚症状に乏しいことが多く、健康診断で指摘されて発見されるケースが少なくない。アルドステロンの作用によりカリウムが尿中に排泄されやすくなるため、重症例では低カリウム血症を呈することがある。これにより、筋力低下、全身のだるさ、不整脈などが現れることもある。高血圧を放置すると、脳卒中や心疾患などの合併症リスクが高まる点が問題となる。
原発性アルドステロン症(ゲンパツセイアルドステロンショウ)の治療
治療法は原因のタイプによって異なる。片側の副腎腫瘍が原因の場合は、手術により腫瘍を摘出することで根治が期待できる。一方、両側副腎の過形成が原因の場合は手術が適さず、アルドステロン拮抗薬による薬物療法が中心となる。薬物治療ではホルモンの作用を抑えることで血圧や電解質異常を改善する。いずれの場合も、適切な診断と治療により、将来的な合併症の予防が可能となる。
【受診科目】
- 内科
- 代謝内科
- 内分泌内科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
原発性アルドステロン症の原因・症状・治療方法
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高血圧患者の10%がアルドステロン症という報告も
原発性アルドステロン症とは、副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌される病気で、高血圧や低カリウム血症を引き起こします。実は高血圧患者の約10%がこの病気にかかっていると言われていますが、まだまだ認知度は低いのが現状です。原発性アルドステロン症であることが留意されていないと、血圧をしっかりコントロールしても合併症が進んでしまう、ということにもなりかねません。慢性的な疲労感や体調不良で悩む方の中には、この副腎疾患が原因のことも少なくありませんので、思ったような治療結果を得られない方は、内分泌の専門医の診療を受けていただくことをお勧めします。
中央林間駅前いしだ内科
石田 悠人 院長
- 大和市/中央林間/中央林間駅
- 内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科
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