感染性心内膜炎の原因・症状とは?

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医師に聞いた
感染性心内膜炎の原因・症状・治療方法

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お口の中を清潔に保つことが感染性心内膜炎の予防につながる

心臓には「弁」と呼ばれる扉のようなものがあり、全身に送り出される血液が逆流するのを防いでいます。弁やその周辺の心臓の壁に、血流に乗って運ばれて来た細菌などが付着して、心臓の中にばい菌が巣食う「感染性心内膜炎」を引き起こすことがあります。弁がうまくはたらかない(弁膜症)と、心臓内部の組織が傷つきやすくなり、感染性心内膜炎のリスクも上がります。
この病気によって起こる発熱に抗生物質が使用されることが多いですが、原因菌を正しく特定して治療を行わないと改善は期待できません。症状が進行して弁が破壊されてしまった場合には、手術を行うこともあります。
お口の中の細菌が感染性心内膜炎の主な原因の一つですので、お口の中を清潔に保つことが予防につながります。また、年に一度の健康診断で心臓の聴診をしてもらって、異常があれば心臓のエコー検査を行ってもらいましょう。

藥師寺 忠幸 院長

ウェルネストクリニック

藥師寺 忠幸 院長

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