不正咬合の原因・症状とは?
不正咬合(フセイコウゴウ)の原因
先天性のものと後天性のものがある。先天性については、生まれつき顎が小さく、顎と歯の大きさがあってない、などの理由が挙げられる。後天性については、指しゃぶりや頬杖をつく、口を開けたままの状態が長く続くなど、習慣的な癖が影響すると考えられる。
不正咬合(フセイコウゴウ)の症状
上下の歯が噛み合ってない状態。状態によって様々な呼び方があり、歯並びが乱雑なもの(乱杭歯)、下顎骨より上顎骨が前に出ている上顎前突(出っ歯)、前の歯が噛み合ってない開咬(かいこう)、過蓋咬合、空隙歯列・すきっ歯など。咀嚼の効率性が落ちるほか、歯みがきが困難なため、むし歯や歯周病を悪化させる要因にもなる。
不正咬合(フセイコウゴウ)の治療
原因となる癖、ないし疾患の改善が優先となる。歯列矯正は、顎の骨の成長途上に始めるもの、成長が止まった後に始めるもの、永久歯が生え揃ってから始めるなど、様々なケースがある。ブラケットと呼ばれる固定式の装置を取り付ける一般的な矯正方法のほか、着脱可能なクリアライナー(マウスピース)を用いる方法もある。
【受診科目】
- 歯科
- 矯正歯科
※20人の医師がこの病気について述べています
歯科医師に聞いた
不正咬合の原因・症状・治療方法
22件中 1 ~20 件を表示
噛み合わせ・歯並びをよくすることで虫歯、歯周病リスク減、見た目もきれいに。
不正咬合とは噛み合わせが良くない状態の総称で、症状も様々です。日本人の場合は歯が顎の中に収まりきらない状態のものが多く、他には上の前歯が下の歯よりも前に出てしまう状態、奥歯で噛んでも前の歯が噛んでいない状態、前歯が反対に噛んでしまう状態など様々あり、歯並びが悪いことも不正咬合に相当します。不正咬合であっても食事をすることに支障をきたすことがないことが多いですが、歯並びが悪い状態だと歯が磨きづらく、磨き残しが多ければ虫歯、歯周病にも繋がりやすいです。噛み合わせを良くすることで、よりご飯も食べやすくなり、虫歯のリスクも減らせ、見た目もよくなります。
大宮矯正歯科
杉本 俊之 院長
- さいたま市大宮区/宮町/大宮駅
- 矯正歯科
将来的に歯を長持ちさせるために必要な矯正治療
不正咬合とは、前歯のガタガタ、出っ歯、受け口などが原因で咬み合わせに異常をきたしている状態のことを言います。この状態を放置するのは、将来的に良くありません。ガタガタの歯であれば歯ブラシがしにくく、虫歯や歯周病リスクが高まります。出っ歯や受け口は、前歯で噛めない状態であり、咬み合わせの力が奥歯に大きく負担されて分散されません。将来的に、必ず奥歯の根っこ部分にしわ寄せがきます。出っ歯、受け口のような前歯が咬み合わせに参加していない状態は、早く治療した方がいいでしょう。これは、歯を長持ちさせるために大切なことです。どんなにいい被せ物や歯の治療をしても、不正咬合によって再発します。根本的な解決になりません。歯並びを矯正することで、歯ブラシが行き届きセルフケアしやすい環境にしましょう。
矯正歯科カトウクリニック
秋山 秀平 院長
- 三郷市/三郷/三郷駅
- 矯正歯科
出っ歯や受け口などが代表的な不正咬合。原因は様々な要因がからんで引き起こされます。
歯並びやかみ合わせの状態が良くなく、正常咬合でないことを「不正咬合」と言います。症状を伴わないことも多いので、自分では咬合が正常かどうかの判断がつきにくい疾患です。
歯並びや嚙み合わせの悪さは、見た目が悪いだけでなく、重なった歯の部分に汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。
不正咬合にはいくつか種類があり、そのうちの一つが「上顎前突」、いわゆる出っ歯です。
主な原因は骨格的に上顎が大きい、下顎の骨が小さいケースが挙げられます。
また、上の歯自体が全体的に前方に入っている、下の歯が全体的に内側に入っているなどの歯性の要因、その他には舌突出癖、指吸い、口呼吸など習癖により引き起こされることもあります。
続いては「下顎前突」、受け口です。
こちらも、上顎の骨が小さく、下顎の骨が大きいなどの骨格的原因に加え、歯自体の位置関係による歯性の問題、さらに舌のポジションが低位置にあることなども原因となります。
その外にも、「開咬」上下の前歯が噛みあっていない状態、「叢生」八重歯にみられるような歯のガタツキ、「空隙歯列」すっきぱなどが代表的です。
いずれの場合も、原因は骨格性、歯性、その他習癖などが複雑にからみ引き起こされます。また、上記に挙げた不正咬合も一部にすぎず、これらの中の複合的なものがほとんどです。
そのため患者さんごとに全く状態が異なるため、しっかりとした診査、診断が重要となります。
現在では、透明で目立ちにくいマウスピースタイプの矯正器具や、就寝時中心に装着できる矯正器具などの使用により、衛生的でストレスが少ない矯正治療が可能になっています。
幼少期に小児矯正をすることで、不正咬合が回避できるケースも多いので早期受診、治療が大切です。
浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック
持丸 みずき 院長
- さいたま市浦和区/高砂/浦和駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
上下の歯が噛み合わない「不正咬合」は原因を正しく特定することが大切
不正咬合とは、上下の歯がうまく嚙み合っていない状態のことを指します。ひと昔前に比べて現代人が小顔になりつつあるのに対して、歯のサイズは大きくなる傾向にあります。これを人類の進化と捉えることもできますが、小さくなった顎に対して大きすぎる歯がうまく並ばないことで不正咬合が起こりやすくなっていることは事実です。
顎の狭さを理由に不正咬合になっている場合、小学生くらいのお子さんであれば床矯正による治療が可能です。床矯正は取り外し可能な装置を使うため、歯にワイヤーを固定する治療よりも身体的な負担が少なく、金銭的な負担も軽減できるなどのメリットがあります。
通常よりも歯の本数が多かったり(過剰歯)、歯肉の中に歯が埋まっていたり(埋伏歯)する場合は、抜歯をしたうえで歯並びを整えることが一般的です。また、親知らずを抜いて歯を奥のほうへと誘導する方法も選択肢の一つです。一方で歯が極端に大きい場合などは、安全な範囲でエナメル質のみを削れば、歯を抜かずに治療できる場合もあります。いずれのケースにおいても、さまざまな検査の結果をもとに総合的に判断して治療法を決定することになります。
登戸クローバー歯科・矯正歯科
鈴木 聡 理事長
- 川崎市多摩区/登戸/登戸駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
治療にまつわる負担の少ない「1期治療」から始めてほしい
現代人は小顔のために顎が細くなり、歯のサイズは大きくなる傾向にあります。特にお子さんの場合は、指しゃぶり・爪をかむ・口呼吸などの悪習慣によって顎が変形し、不正咬合を招くケースが少なくありません。また口呼吸が原因で鼻炎になったり、かぜなどの感染症にかかりやすかったりもします。
不正咬合に対する歯列矯正のうち学童期に行われるものを1期治療といい、この時期は顎の形を整えるなど健康的な土台作りを目指します。1期治療では、顎の拡大装置やプレオルゾ(機能的矯正装置:上下の顎間関係を調整する)などを使用することが一般的です。
1期治療で顎が健康な状態へと導いたら、2期治療ではワイヤーを使って歯を1本ずつ動かしていきます。このとき、いきなり2期治療から始めると健康な歯を抜歯しなければならないケースがあり、治療後の「後戻り」のリスクも高まります。このため不正咬合の治療に際しては、お子さんに時間的な余裕があり、身体的・精神的な負担の少ない1期治療からスタートしていただくとよいでしょう。
山﨑歯科医院
山﨑 晃彦院長
- 大田区/南馬込/西馬込駅
- 矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科
“痛い”から不正咬合ではない
不正咬合とは、文字通り、咬合(噛み合わせ)が正しくない状態を言います。では、正しくない状態とはどういうことでしょうか。それは、機能障害がない状態のことです。つまり、顎に何らかの不具合を感じている、歯が著しく削れていってしまっている、補綴物が壊れてしまう。こうした機能的に障害が起こっているものを不正咬合と言います。たんに、歯が痛いから不正咬合、ではないんですね。
治療の方法は多岐に渡ります。ただ、それは方法論にすぎず、そこに行き着くまでの診断をいかにきちんとできるかが重要です。主観を排し、科学的で客観的なデータに基づき、きちんとした診断のもとに治療を決定していくことが大切です。
TAGOデンタルクリニック
多胡 親孝 院長
- 戸田市/喜沢/西川口駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
鼻づまりや舌小帯による口呼吸を改善することが鍵
不正咬合とは歯並びや咬み合わせの状態がよくない症状で、原因は鼻づまりや、舌小帯により舌が上顎につかないことが考えられます。鼻がつまる、舌小帯が発育段階できれいに退縮されなかったなどで口呼吸になり、舌が下がって上顎につかないので上顎が小さくなり、歯並びが乱れ咬み合わせにも影響を及ぼします。不正咬合の治療法は呼吸の指導、筋肉の指導、矯正処置が主になります。お子さんの場合は呼吸の指導、筋肉の指導から入りますが、大人の患者さんの場合は矯正治療も同時進行するといったやりかたになります。不正咬合を予防するには、舌を上顎につけて鼻呼吸をすることです。鼻づまりがあれば鼻呼吸がしづらいので、まずは鼻づまりを治すことです。舌小帯に関しては外科手術で切除することも可能です。食べものや飲みものを飲み込むときも、舌を上顎につけて飲み込むこと。そして猫背になると鼻呼吸がしづらいので、背筋を伸ばして正しい姿勢で過ごすことが大切ですよ。
Smile Fit Dental Studio(旧:勝俣歯科医院)
勝俣 弾 院長
- 目黒区/祐天寺/祐天寺駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
常に調整が必要。調整の仕方も異なるので定期チェックを
噛み合わせが悪くなる原因は実は色々とあり、治療した後に噛み合わせが狂うことがあります。例えば奥歯に被せ物をして、その歯しか当たっていなければ、他の歯できちんと噛めていないことになります。被せ物が少し高くても噛み心地が悪いのですが、それに本人が気づかなかったとしたら、半年後や1年後に根っこを支える部分が骨吸収でなくなってしまったり、膿ができたりします。そうすると気づかないうちに、無症状のまま状態がどんどん悪くなってしまいます。噛み合わせに関与した歯を治療した経験がある人は、随時メンテナンスをしたほうがよいです。詰めたものがセラミックなのか、治療した医師のクオリティなどが大きく関わってきます。歯周病の場合はこの被せ物は硬すぎるから入れ替えた方がいい、この箇所に負担がかからないように就寝時はマウスピースを使うなど、噛み合わせは頻繁な調整が必要です。入れ歯も自歯ほど噛めないので、それまでと同じような噛み合わせではいけません。噛み合わせはどんな処置をどんな条件でやったかにより、調整の仕方も全然違います。当然、擦り減り方も人によって違うので、定期的なチェックを欠かさないことが大切ですよ。
棚橋デンタルオフィス
棚橋 孝之 院長
- 所沢市/日吉町/所沢駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科
不正咬合の治療は「矯正」が一般的。治療の選択肢はさまざま
不正咬合とは、歯がガタガタと並んでいたり、上顎が突出して“出っ歯”のような状態になったり、下顎が発達しすぎて受け口になったりしている状態を指します。原因としては遺伝的なもの、環境的な影響によるものが考えられます。
不正咬合を解決するためには矯正治療が行われることが一般的です。治療法には一般的なマルチブラケット(ワイヤー矯正)やインビザライン(マウスピース矯正)などがあり、近年治療の選択肢が増えています。
不正咬合になる遺伝的な要因は変えることができませんが、環境的要因は生活習慣を見直すことで変えられます。お子さんであれば食べ方や姿勢などの悪い習慣を正し、口まわりの筋肉を鍛えることによって歯並びをきれいにすることもできます(口腔筋機能療法)。お子さんの矯正治療をお考えの場合は、小児矯正の専門家にご相談いただくとよいでしょう。
本八幡クレア歯科・矯正歯科 ママとこどものはいしゃさん市川院
片海 紫苑里 院長 & 三橋 まさみ 副院長
- 市川市/南八幡/本八幡駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
不正咬合の要因は大きく2つ。小児期であれば「矯正」以外の選択肢も
不正咬合は文字どおり、かみ合わせ(咬合)の状態が悪かったり、歯がきれいに並んでいなかったりする状態を指します。要因は大きく2つ考えられ、1つは顎が小さかったり歯が大きすぎたりする「遺伝的」なもの、もう1つは指しゃぶりをはじめとした「クセ」によるものです。中にはレントゲンを撮ってみて「過剰歯」が原因だったことが分かるケースもあります。
不正咬合の治療法は年代によって異なります。大人になってからクセを直すのは難しいものがありますが、小さなお子さんであればプレオルソ(機能的顎矯正装置)を使用することで悪いクセを正し、歯並びを改善する効果が期待できます。また患者さんの状態に合わせて、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置(インビザライン)を組み合わせて治療することも可能です。
遺伝的な要因に手を加えることはできませんが、子どもの頃から指しゃぶりや頬杖をつくことなどに気をつけることにより、不正咬合を予防できる可能性はあります。また子どもの成長は止められないものの、顎の成長をサポートすることはできますので、少しでも気になることがあれば受診をおすすめします。
松戸なごみ矯正歯科
上床 喜和子 院長
- 松戸市/小根本/松戸駅
- 矯正歯科
不正咬合の治療は、お口全体のバランスを整えることが重要
私たちの口の中には上顎に14本・下顎に14本の歯が並んでいます。不正咬合は上下の歯列がうまく咬み合っていなかったり、歯がガタガタに並んでいたりする状態です。咬み合わせが悪いと、歯磨きをしても汚れが残ってしまったり、一部の歯に負担がかかったりして、むし歯、歯周病、顎関節症の原因になるほか、体にもさまざまな影響を及ぼします。
不正咬合の治療法としては、補綴治療や矯正治療で歯並びを整えたり、被せ物を調整したりして咬み合わせを整える方法などが挙げられます。不正咬合は単に1本の歯を治療すればよいわけではなく、顎関節あるいは頭蓋骨から考慮してお口全体のバランスを整えていく必要があります。
不正咬合は遺伝的な要素ももちろんありますが、それよりも幼少期の悪しき習慣が咬み合わせの乱れにつながることが多いです。指しゃぶりや舌で歯を押し出すような癖を正すことにより、一定の予防効果が期待できるでしょう。
とねり歯科・矯正歯科
伏木 亮祐 院長
- 足立区/舎人/舎人駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
現状を正しく把握して適切な対策を取ることが大切
不正咬合とは、歯がガタガタと並んでいたり、上下の歯がうまく噛み合っていなかったりする状態を指します。不正咬合は見た目が悪いというだけでなく、むし歯や歯周病をはじめとしたさまざまな病気を引き起こす原因になることが分かっています。
不正咬合の治療法としては、矯正治療やマウスピースの装着などが挙げられます。不正咬合を放置していると加齢とともに症状が現れるため、適切な検査によって現状を把握し、必要な対策を取ることが大事です。何か症状があってから治療をしようと思うと治療にかかる時間や費用が増大しますので、気になることがあれば早めの受診をおすすめします。
ティオデンタルオフィス
小松 裕 院長
- 世田谷区/駒沢/駒沢大学駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
おおむね10歳までなら「床矯正」による治療が可能
不正咬合は小さな頃からの舌癖、指しゃぶり、遺伝などによって生じます。また最近は顎の小さな子どもが多くなり、小さな顎に対して大きな歯がきれいに並ばないといったケースも少なくありません。
おおむね10歳くらいまでの子どもであれば、マウスピース型の装置で顎の成長を促す「床矯正」が適応になります。お子さんの口元に気になる様子がみられたり、学校の歯科健診で手紙をもらったりした場合は、専門家にご相談いただくことをおすすめします。
松田歯科クリニック
松田 慎一郎 院長
- 荒川区/町屋/町屋駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
早期に悪習癖や疾患を改善することが大切
不正咬合は放置すると、歯周病や虫歯などの疾患につながります。不正咬合の原因としては遺伝的なものも大きいですが、後天的な素因も多く含まれます。例えば、小さいころに乳歯に虫歯が多発して放置したりすると奥歯が手前に倒れてきたり、食事が現代的な柔らかく噛み応えのないものが多くなると顎の正常な発育がうながされず、その結果歯並びがガタガタになったりします。また、鼻呼吸ができない方、姿勢の悪い方も口の周りの筋肉の発育がうまくいかず、歯列不正に繋がります。
可能であれば、早期に悪習癖や疾患(虫歯など)を改善し、綺麗で健康的な歯列に誘導することが将来の予防に大きく貢献できるものと考えております。
くにファミリー歯科下総中山
藤本 功仁 院長
- 船橋市/本中山/下総中山駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
噛み合わせの不具合がむし歯や歯周病の大きなリスクに
歯は垂直方向の力には強いのですが、横に揺れる力には弱い傾向があり、これによって歯が割れてしまうといったことが起こります。不正咬合(噛み合わせの不具合)があると、むし歯や歯周病の要因にもなりますし、顎関節症はそのほとんどが噛み合わせを起因とするものです。就寝時も含め、「噛む」ことは常に起こっているものですから、それがずれていたりすると、大きな変化を及ぼすんですね。左右同時に均等に噛めているかを評価し、適切なものに調整することで、お口の環境をより良いものに改善することが可能になります。
Mio歯科・矯正歯科
森 洋佑 院長
- 豊島区/南長崎/落合南長崎駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
不正咬合を放置していると、将来的に手術が必要になるケースも
不正咬合とは、上下の歯列がきちんとかみ合っていない状態を指します。最近は顎が小さなお子さんが増えており、不正咬合のお子さんも増加傾向にあります。たとえば「受け口」の場合は下の顎ばかりが発達し、上顎が十分に発達できないケースがあります。また奥の歯はかんでいても前歯がかみ合わずに開いてしまっている「開咬:かいこう」といわれるものもあります。
不正咬合は小児期であれば特殊な装置を使用して顎を広げるなどの矯正治療が行われます。また矯正治療と並行して、舌・唇の筋肉トレーニングや姿勢矯正などが行われることもあります。一方、歯がかみ合っていない状態を放置したままでいると症状は悪化するばかりです。不正咬合が進行したまま大人になってしまうと矯正治療が適応とならず、外科手術が選択されるケースもあります。お子さんの口元に気になる様子がみられたら、早めに専門家にご相談いただくとよいでしょう。
印西 森のはいしゃさん
松田 直樹 院長
- 印西市/鹿黒南/千葉ニュータウン中央駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
定期的に噛み合わせをチェックし、調整をしていくことが必要
どんなに丁寧に歯ブラシを当てていてもむし歯になってしまう方がおられます。その大きな要因として、噛み合わせ(咬合)が考えられます。一部に極端に力が加わっていたり、噛み合わせに不具合があると、歯と歯の間に小さな傷が生じてしまうことがあります。その部分に菌が付着し、むし歯になってしまうケースが多いのです。歯と歯の間の汚れは歯間ブラシでもとりきることができません。だからこそ定期的なクリーニングが必要になるわけですが、それ以前に噛み合わせを見直すということが必要です。
最近では、歯は一生をかけて少しずつ伸びているという話も出てきています。被せ物(金属)は自分の歯よりやわらかいものですから、長い時間の経過で隙間ができたり、穴が空いたりすることがあり得るわけです。噛み合わせも時間経過によって変わってきます。一部に過度な力が加わって疾患となることがないよう、定期的に噛み合わせのチェックを行い、微調整をしていくことが肝心です。
大樹歯科治療院
伊藤 拓太 院長
- 小金井市/前原町/武蔵小金井駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
「不正咬合」は見た目の悪さだけが問題ではない……?
不正咬合とは上下の歯列がかみ合っていない状態を指し、前歯がガタガタと並んでいたり、受け口になっていたりとさまざまなタイプがあります。不正咬合は単に見た目が悪いだけでなく、顎関節に負荷がかかるなど、体のさまざまな場所に支障をきたすことがあります。不正咬合の治療では矯正治療が選択されることが一般的です。レントゲン検査などでお口の状態をさまざまな角度から検証し、適切な診断のもと個々の患者さんに適したオーダーメイドの治療が行われます。
不正咬合は生まれもった骨格などに起因することもありますが、その多くは指しゃぶり、舌癖など、日々の何気ない習慣が原因になっていると言われます。また、やわらかいものばかりを食べていることもかみ合わせの乱れにつながるため、注意していただくとよいでしょう。
津田沼うめだ歯科・矯正歯科
梅田 康行 院長 & 梅田 奈緒美 歯科医師
- 船橋市/前原西/津田沼駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
指しゃぶり・爪をかむ・頬杖をつくなどの習癖を見直すことが大事
不正咬合とは出っ歯や受け口、歯がでこぼこに並んでいる(叢生)など、上下の歯列が正しくかみ合っていない状態を指します。原因としては遺伝、環境因子、食生活を含めた生活習慣などがあるとされていますが、はっきりとした原因を特定できないことも多いです。
不正咬合では矯正治療が第一選択となりますが、これに加えて、指しゃぶり、爪をかむ、頬杖をつく、などの習癖を正すことも大事です。また、こうした習癖に気を付けることは不正咬合を予防することにもつながります。無理に硬いものを食べる必要はありませんが、かみ応えのあるメニューをきちんとした姿勢で食べることを意識していただくとよいでしょう。
中村歯科クリニック
中久木 典子 院長
- 流山市/流山/平和台駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
第一大臼歯と犬歯のずれが不正咬合の大きな要因となる
私たちが不正咬合を見るとき、重視するのが、第一大臼歯と犬歯のずれです。お口の健康を保つ上では、この2つがしっかり機能していることが重要で、逆に言えば、この2つの歯を欠いてしまうことは致命的と言ってもよいことなのです。ところが、おそらくみなさんが想像されている以上に、この2つの歯がぴったり合っている方は少ないというのが実情です。しかし、だからと言って遅い、ということはありません。若いうちの改善が望ましいことは確かですが、2つの歯の位置を理想的なものにすることで他の歯も正しい位置に動き、歯並びは自然ときれいなものになっていきます。
海岸歯科室 CHIBA STATION(チバステーション)
森本 哲郎 理事長
- 千葉市中央区/新千葉/千葉駅
- 矯正歯科 ●歯科 ●歯科口腔外科