尖圭コンジローマの原因・症状とは?

尖圭コンジローマ(センケイコンジローム)の原因

男女ともヒトパピローマウイルスに感染しておこる性感染症。

尖圭コンジローマ(センケイコンジローム)の症状

性行為感染症の1つ。凸凹のあるいぼが陰部にできる。炎症をおこすとかゆみや痛みをともなうことがある。

尖圭コンジローマ(センケイコンジローム)の治療

電気メスやレーザーによる切除、凍結療法によっていぼを取り除く。

【受診科目】

  • 皮膚科
  • 泌尿器科

1人の医師がこの病気について述べています

医師に聞いた
尖圭コンジローマの原因・症状・治療方法

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HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで陰部にできる良性のイボ

尖圭コンジローマは陰茎や肛門に「できもの」ができる病気です。ローリスク型のHPV(6型や11型)に感染することにより生じる性感染症の一つです。潜伏期間平均2.8カ月と言われており、一度できてしまうと再発を繰り返すため、気づかぬうちにパートナーを感染させる危険性があります。

尖圭コンジローマの治療は、大きさや広がり方によって異なります。「できもの」が数mmで少数の場合は塗り薬や液体窒素での凍結療法で治療します。一方、1cm以上であったり多数の場合は塗り薬や電気メスを用いて切除をします。治療がうまくいかない難治症例も散見されるため、いくつかの治療方法を組み合わせることも多いです。

予防法としてはワクチンがあり、我が国では女性はもちろん、男性への接種も認められています(男性は4価ワクチンのみ)。オーストラリアやアメリカでは政府がワクチン接種を推奨しており、日本でも少しずつ認知され、普及している段階です。

青木 洋 院長

かまた腎泌尿器・内科クリニック

青木 洋 院長

  • 大田区/蒲田/京急蒲田駅
  • 泌尿器科 ●性感染症内科 ●女性泌尿器科 ●小児泌尿器科 ●内科
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