帯状疱疹の原因・症状とは?
帯状疱疹(タイジョウホウシン)の原因
かつてからだに侵入し、感覚神経節に滞留していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化しておこる。長い時間をおき、免疫が低下した時に症状が発生する。
帯状疱疹(タイジョウホウシン)の症状
神経痛のようなぴりぴりした痛みをともない、小さな水疱が帯状に広がる。水疱部はさわるだけで激痛がおこる。
帯状疱疹(タイジョウホウシン)の治療
抗ウイルス薬の内服・点滴をおこなう。痛みに対しては消炎鎮痛薬やステロイド薬の内服、より痛みがひどい時は神経ブロックをおこなう。発疹がおさまっても、神経痛のような痛みが3ヶ月以上引かない場合は、帯状疱疹後神経痛とよばれ、高齢者に多くみられる。
【受診科目】
- 皮膚科
- ペインクリニック内科
※7人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
帯状疱疹の原因・症状・治療方法
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免疫力を低下させない生活習慣で帯状疱疹の発症を予防
帯状疱疹は、人がもともと持っている水痘ウイルスが原因で発症します。小さい頃は、水疱瘡として発症する方が多いでしょう。この水痘ウイルスは、身体のどこに潜んでいるか分かりません。帯状疱疹は、ご高齢の方が罹る病気だと思われがちですが、若い方でもよく発症します。発症のきっかけとなるのは、疲労やストレスにより免疫力が低下することです。
症状としては、痛みや赤い発疹、水ぶくれの順で経過しますが、その逆の流れで症状が出現することもあります。湿疹がない場合もあり、診断が難しい病気でもあります。できるかぎり痛みの段階で気付いて治療を開始することが大切ですが、ただの頭痛だと間違えることもあるでしょう。発症部位は、神経の走行に沿っており、目も胸も足も帯状疱疹になります。
現在はワクチンが開発されており、50歳以上には「シングリックス」というワクチンが接種できるようになりました。これは接種することで、80~90%の予防効果が期待できます。ご高齢な方ほどこのワクチンを接種していただき、帯状疱疹後神経痛への移行を防ぐことが大切です。この帯状疱疹後神経痛に移行した場合でも、治療が可能です。
まずは、免疫力を低下させない生活として、十分な睡眠と食事、適度な運動を意識することが大切です。そして、十分な休息をとり、ストレスを溜めこまない生活とストレス発散方法を持って生活しましょう。もし、帯状疱疹が発症したと感じた場合は、すぐに病院に行き治療を受けることが重要となります。
錦糸町皮膚科内科クリニック
田尻 友恵 院長
- 墨田区/江東橋/錦糸町駅
- 皮膚科 ●内科 ●美容皮膚科 ●ペインクリニック内科 ●アレルギー科
薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的
帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。わかりやすく言うと、元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくるイメージでしょうか。
症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出てきてかゆみや痛みを伴うようになります。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。
帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化はしにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。
こすぎ皮ふ科
川名 愛 医師 & 沖野 照仁 医師
- 川崎市中原区/小杉町/武蔵小杉駅
- 皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防接種を検討しよう
帯状疱疹はウイルスの感染によって生じる病気です。子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが神経の中に潜み続け、加齢やストレスなどをきっかけに再び活性化して帯状疱疹を引き起こします。ある調査では、80歳になるまでに2人に1人が帯状疱疹になるとの報告もあります。
帯状疱疹の主な症状としては、発疹、痛み、感覚の異常/低下などが挙げられ、重症化すると運動神経の麻痺が生じることもあります。体の痛みは2週間ほどで治まる場合もあれば、数か月継続することもあります。治療では抗ウイルス薬や痛み止めなどの内服薬が使用され、お薬による効果がみられない場合には、神経ブロック注射やパルス高周波法などが検討されます。
なお、帯状疱疹の発症予防にはワクチン接種が有効です。各自治体では50歳を過ぎた人に対するワクチン接種費用の補助などを行っていますから、ぜひ積極的なワクチン接種をおすすめします。
恵比寿いたみと内科のクリニック
加藤 類 院長
- 渋谷区/恵比寿西/恵比寿駅
- ペインクリニック内科 ●内科
薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的
帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくると考えるとわかりやすいです。症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出ます。かゆいという方もいますが、痛みを伴うことが多いです。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。
帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化しにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。
駒沢自由通り皮膚科
白石 英馨 院長
- 世田谷区/駒沢/駒沢大学駅
- 皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科
発症時に有効な治療を行わない場合、長期間に及ぶ痛みに悩まされてしまうことも
帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛)は神経障害性疼痛の代表的疾患の一つです。発症時に有効な治療を行わない場合、帯状疱疹後神経痛となり、痛みに長い期間悩まされてしまうことになります。
当院では、ブロック注射と漢方薬の処方による治療に加え、帯状疱疹だけでなく、帯状疱疹後神経痛にも有効である「高周波パルス療法」も行っております。
帯状疱疹はしっかり完治しないと後遺症が残ってしまう怖い病気です。当院では患者様の痛み、辛さのない日々に向けて全力で取り組んでいます。
園ペインクリニック
松本 園子 院長
- 江東区/亀戸/亀戸駅
- ペインクリニック内科 ●漢方内科 ●麻酔科 ●緩和ケア内科 ●内科 ●老年内科 ●リハビリテーション科
ピリッとした痛みと、湿疹のようなものが出現たら、直ちに医療機関の受診を
ピリッとした痛みが急に皮膚に現れたら要注意。おそらくその段階では、見た目には何も異変はないかと思います。しかしその翌日、あるいは翌々日、赤い湿疹のようなものができてきたら、それは帯状疱疹かもしれません。さらにその翌日くらいに水ぶくれ(水疱)ができてきたら、もうそれは帯状疱疹の可能性が高いと言えます。
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、神経の節に何十年もずっと潜んでいて、それが急に暴れ出すという病気です。ちょっとした免疫力低下をきっかけに発症します。何が怖いのかというと、とにかく早く治療を開始しないと、神経の痛みが一生付きまとうことになってしまう可能性があるということです。今はいい飲み薬がありますが、それを早く飲み始めないと、一生痛いことになってしまいます。
ピリッとした痛みと、湿疹のようなものが出現たら、直ちに受診してください。可能であれば皮膚科受診が望ましいですが、私のような内科などでも、お医者さんであれば帯状疱疹のことはしっかり勉強していますので、とにかく少しでも早く近くの医療機関を受診するようにしてください。そもそも帯状疱疹にかかりたくないということであれば、ワクチンを打つという選択肢もあります。
うつぐみ在宅クリニック
中嶌 孝浩 院長
- 横須賀市/佐原/北久里浜駅
- 内科
ワクチンで予防と重症化防止が可能
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが原因となって起こる病気です。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体の中から完全にいなくなるわけではなく、神経節という部位に“眠った状態”で潜んでいます。そして、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下した時に再び活動し、神経に沿って発疹や痛みを引き起こします。皮膚症状が帯状に現れることから、「帯状疱疹」と呼ばれています。
50代以降で発症が増えるとされ、一生に一度と言われることもありますが、中には二度、三度と繰り返す方もいます。特に、抗がん剤治療中など免疫力が低下している方では、再発するケースもあります。ただし、再発した場合でも、同じ場所ではなく別の部位に現れることが一般的です。
症状としては、皮膚のピリピリとした痛みや違和感に続いて、水ぶくれを伴う発疹が現れます。痛みが強いことも多く、症状が長引くと「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる慢性的な痛みに悩まされる場合もあります。そのため、早期の治療が大切になります。
治療では抗ウイルス薬の内服を行い、症状が重い場合には入院して点滴治療を行うこともあります。また現在は、帯状疱疹を予防するワクチンも普及しており、重症化予防という意味でも注目されています。発症そのものを防ぐだけでなく、仮に発症しても症状を軽く抑えられる可能性があるためです。
近年は「シングリックス」という不活化ワクチンが広く用いられており、従来のワクチンに比べて予防効果が高いとされています。50歳以上では自治体の助成制度も利用できるため、一度医療機関で相談してみるとよいでしょう。
シン・皮フ科クリニック 武蔵小山
北島 真理子 院長
- 品川区/小山/武蔵小山駅
- 皮膚科 ●小児皮膚科 ●美容皮膚科