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この病気について1人の医師の見解があります。
獣医師から聞いた
短頭種気道症候群の対処(治療)方法
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鼻の短いわんちゃんに多く見られる呼吸のトラブル
短頭種気道症候群は、鼻の骨が短いわんちゃんに起きやすい呼吸のトラブルです。鼻のまわりの柔らかい組織がうまく収まらず、鼻や喉の通り道が狭くなってしまうことがあります。そのため、空気の通りが悪くなって、息をするのがちょっと苦しくなってしまうのです。
わんちゃんによっては、「がぁがぁ」や「ぜぇぜぇ」といった音を立てて、一生懸命に息をしようとすることもあります。夜になると、寝ている間に呼吸が止まってしまうこともあるんです。ただ、初めのうちはわんちゃんががんばって呼吸しているので、周りが気づきにくいことがよくあります。飼い主さんも「苦しそう」ということに気づかないことがあるので、獣医師のアドバイスも大切になります。
治療としては、お鼻や喉の狭くなっているところを広げてあげる手術が一般的です。そうすることで、わんちゃんがもっとラクに呼吸できるようになります。
予防については「これをすれば安心」というものはありませんが、あえて言うなら、体重管理がとても大切です。太ってしまうと、呼吸がさらに苦しくなってしまうことがあります。また、症状が進んでしまう前に早めに対処することで、悪化を防ぐことにもつながります。
放っておくと、年単位でじわじわ進行して、最終的には呼吸の限界を迎えてしまうことも…。突然のことが起きてしまう可能性もあるので、早めのケアがとても大事です。
この病気を説明するときによく使う例えに、「ストローにタピオカが詰まっているみたいな状態です。」と言うことがあります。タピオカを取り除かないとうまく飲めないのと同じで、呼吸の通り道を塞いでいる原因を取り除いてあげることが必要なんです。