犬の外耳炎(イヌノガイジエン)の原因
主にブドウ球菌等の細菌やマラセチアなどの真菌(カビ)、ミミヒゼンダニなどの外部寄生虫による感染が原因。また、耳掃除で外耳道に細かな傷ができてしまい、そこから炎症を引き起こすこともある。犬の外耳炎(イヌノガイジエン)の症状
耳の穴から鼓膜まで続く外耳道(鼓膜は含まれない)に炎症が起こる疾患。大量の耳あかが出るのが特徴。頭を傾げたり、耳を頻繁に動かすようになる。耳から臭いも。犬の外耳炎(イヌノガイジエン)の治療
治療は原因によるが、抗生剤や抗真菌薬などを用いて治療をおこなう。外耳道がふさがっている状態では、手術をおこなうことも。- 受診科目
- 犬
この病気について5人の医師の見解があります。
獣医師から聞いた
犬の外耳炎の対処(治療)方法
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犬の『外耳炎』原因や症状は多岐に及びます
【杉本 恵子 院長】
症状は耳の中が赤くなり雑菌でちょっと汚れるというグレードから、そこに細菌感染を起こしてアレルギーが重なって、搔きまくって症状がさらに悪化して、精神的にもイライラして食欲もなくなるという外耳炎もあります。
原因や症状はいくつかあり、遺伝子にかかわるところから、犬の性格や反応によっても悪化の度合いもかかわってきます。性格によってはすごく気にしてしまう子もいるんです。耳の垂れている犬や立っている耳などによっても変わり、原因の特定は症状を診ながらでは判断できないくらい多岐に及びます。
治療については、治療薬があるものと炎症を抑えることしかできないものもあるんです。ステロイド等を使用することもありますが、ホメオパシー、医療用オイルを治療に取り入れています。ハーブなど自然療法を取り入れた治療法もあります。教科書に書いてあるのは1つのパターンであって「この子の場合はどうなんだろう?」と探していくことが原因の探求になるんですね。どうすればこの子にとって治療効果があるのか、といった治療計画立案をしていきます。
予防としては「どういう時に何をすれば起るのか」「どういうことをしなければ発生しないのか」と原因に戻って追究します。飼い主さんができる予防は「お耳が元気ですか?」とチェックすることから始まり、『ちょっと首をかしげているな』『痒がっているな』ということで気づくこともできます。