歯ぎしり(ブラキシズム)(ハギシリ)の原因
歯ぎしりには3つのタイプがある。グラインディングは、一般的に歯ぎしりとして認識されているもので、無意識に上下の歯をすり合わせているもの。クレンチングは「噛み締め」ともいわれ、上下の歯を強く食いしばること。タッピングは歯をぶつけ合い、カチカチと鳴らす音を出すタイプ。原因としてストレスや歯並びなどがあげられているが、はっきりしたことはわかっていない。歯ぎしり(ブラキシズム)(ハギシリ)の症状
睡眠時、覚醒時を問わず無意識に歯と歯をすり合わせたり、噛み締めたりするもの。歯ぎしりが続くと歯や顎にダメージが蓄積し、詰め物の脱落、歯牙破裂、歯周病、顎関節症などの要因となる。歯ぎしり(ブラキシズム)(ハギシリ)の治療
タイプによって治療法や対処法は変わってくる。ナイトガード(マウスピース)の装着や認知行動療法などが有効とされ、現在も研究が続いている。- 受診科目
- 歯科
この病気について47人の医師の見解があります。
歯科医師から聞いた
歯ぎしり(ブラキシズム)の対処(治療)方法
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歯周病検査や症状の悪化を抑えるための定期的な通院が大切
歯周病は、歯茎の部分に汚れが溜まっていることが一番の原因です。プラークや歯石が溜まり、歯茎に炎症を起こします。その炎症によって、歯の骨にまで影響が出てしまうことが歯周病です。症状として、最初に出血が見られます。細菌が入りこむと出血が起こり、その後痛みや腫れが出てくることが特徴的です。その歯茎の出血後では、歯周ポケットが徐々に深くなります。そして、骨が少しずつなくなり、最終的には歯がグラグラして抜けてしまうという症状が起きます。
全部の歯に症状が均一に進むより、部分的に進行することが多いです。もし、自分で判断できない場合は歯医者で診察を受けましょう。歯石になってしまうと自分で取ることはできません。歯石取りは歯医者で行ってもらい、歯周病検査で現状把握していきます。治療後は、定期的に3ヵ月~半年の健診、掃除が必要です。これは、国が推奨している期間です。歯周病は慢性的な疾患のため、完治させるのではなく、安定させることを目指します。症状が悪化しないように、定期的に管理を行い、コントロールすることが大切となるでしょう。