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小林 伸 院長

KOBAYASHI SHIN

患者さんの話をよく聴き、気持ちに寄り添う診療を

日本歯科大学歯学部卒業。同付属病院にて研修修了。医療法人社団良真会『大崎オーバルコート歯科室』院長に就任。2020年4月、隣接区画に『大崎オーバルコート歯科室 予防・口腔ケアセンター』を設立(JR山手線「大崎駅」より徒歩4分、JR山手線「五反田」より徒歩10分)。

小林 伸 院長

小林 伸 院長

大崎オーバルコート歯科室

品川区/東五反田/大崎駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

父の意志を汲み、良質な診療を届けたい

小林 伸 院長

この道を選んだのは歯科医師であった父の影響が大きいですね。父は家で仕事の話をする人ではありませんでしたが、厳格で、かつ周囲の人に頼られていて、人として「父のようになりたい」と思い、この道を志すようになっていました。歯科大学に進み、私が5年生の時に父の診療所が火事に遭い、閉院を余儀なくされました。恥ずかしい話ですが、それまでの私は真面目な学生とは言えませんでした。テストも赤点ギリギリで通過してたくらいでしたから(苦笑)。でもそれからは、父の診療所を早く再建したいと思い、技術の習得に一心に励むようになったのです。『大崎オーバルコート歯科』は2001年にこの地に開業した診療所です。当初は、父の診療所を再建することが前提で院長の任を引き受けたのですが、3年、4年が経ってきますと、患者さんとも親しくなっていきますし、治療後のメンテナンスのことも気にかかってきます。私の勝手な都合で患者さんを見捨てるわけにはいかないと思い悩んでいた頃、兄が実家の医院を再建することになったこともあり、この大崎の地に根を張っていく覚悟を新たにしたのです。

お話をよく伺い、気持ちに寄り添う診療を

小林 伸 院長

患者さんのお話をよく伺い、気持ちに寄り添う診療をモットーとしています。実家の医院が再建された際、診療の手伝いに行ったことがあります。そこで父が診ていた患者さんのお話を伺う機会がありました。ある方は、その日の診療の終わりを待ち、父と長い時間、診療室で話をしたそうです。当時はまだ「お医者様」というイメージが世間的にはあったかと思いますが、父が立場の違いを乗り越え、時間を惜しむことなく話をしていたと聞き、「すごいな」と感心しました。患者さんは、話したいと思って来院されるわけです。お話を聞くのは当然のことで、だからこそ、こちらの話にも耳を傾けていただけると思うんですね。当院には、トリートメントコーディネーターと言い、患者さんのお話を専門に伺うスタッフがいます。患者さんは、話をしていく中で、「あれも気になっていた」「これも」と、どんどんと潜在的な思いが出てくるんです。傾聴という言葉がありますが、患者さんのお話をとことん聞くことは本当に大事なことで、私はもちろん、スタッフも常に心しています。

予防を診療の柱に

小林 伸 院長

幅広い年代の方がお見えになっており、オールジャンルで診ていく中で柱になっているのが予防歯科です。予防は大きなくくりで大人と子供に分かれ、その中には当然、虫歯や歯周病の予防も入ってきますが、そこに噛み合わせも予防の1つとして捉えています。「噛めない」という方は当然のことながら治療の対象となりますが、噛めてはいても、噛み合わせが悪い方はブラッシングも難しくなりますし、歯がなくなるリスクが良い方に比べ、高くなります。ですから、差し迫ったお困りがない状態であっても、より長く健やかに過ごしていただくため、一歩先に踏み込んだ噛み合わせの治療を推奨しています。成長期にあるお子さんについては、お口の周りの筋力のトレーニングを含めた予防矯正をおこなうことで、健全な成長を促すことが可能になります。いかに虫歯を作らせないか、いかにして噛み合わせを整え、将来困らないようにしてあげるかが大事で、予防矯正を含めた小児歯科に当院は力を入れています。

歯周病のケアが治療のベースに

予防歯科が柱とすれば、歯周病のケアはすべての治療のベースとなるものです。きれいな被せ物を入れるにしても、矯正の治療をするにしても、歯周病の十分なケアができていなければ意味のあるものとはなりません。歯周組織がしっかりと安定することで、クォリティの高い治療が可能になるのです。
当院では歯周病のケアの重要性にお気づきいただくきっかけとして、ホワイトニングも推奨しています。「予防歯科を頑張りましょう」と言っても、やはりモチベーションとして限界があります。しかし、「歯を白くしましょう」となると、多くの人がお望みになります。ホワイトニングでお口の中を見させていただければ、問題をいち早く発見することにもつながってきます。1度きれいにすれば、維持しようと思うのが人というもの。それは、お口をいつまでも健康に保つ良いサイクルとなっていくのです。

これから受診される患者さんへ

医療法人社団KDSには、管理栄養士が6名在籍しています。消化器系の入り口であるお口と、栄養には強い関連性があります。実際、ここで栄養相談の内容を受け、内科で確かめてもらったところ、糖尿病や高血圧が発覚したケースもあります。お口を診させていただく上で、栄養を扱うことは非常に大切なことと認識しています。また当院では毎年秋頃に、キッザニアを開催しています。子ども達に「歯医者さんの仕事ってこういうものだよ」というのを体験してもらうものですが、そこで栄養士が提携している農家さんから仕入れた朝採れの野菜を使ってお料理体験もおこなっています。せっかく恵まれた場所で歯科医院を開かせてもらっているわけですので、治療だけではもったいないですし、お口にまつわる様々なことを発信していく場所にしたいのです。美味しいものを食べると、人はみな笑顔になります。笑顔は、自分以外の人も笑顔にしてくれます。歯科とは、人を笑顔にできる分野だと思うのです。みなさんを笑顔にするために、そして歯のことで困ったことがあれば、真っ先に思い出してもらえるような歯科医院を目指してまいります。

小林 伸 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:筋トレ、読書
  • 好きな著者:デール・カーネギー、稲盛和夫
  • 好きなアーティスト:レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、インキュバス、エアロスミス
  • 好きな映画:『グッド・ウィル・ハンティング』『グリーンマイル』『ショーシャンクの空に』『マジェスティック』
  • 好きな場所:柴又、江戸川
  • 座右の銘・好きな言葉:「順境よし、逆境さらによし」(松下幸之助)

小林 伸 院長から聞いた
『歯周病』

メタボリックドミノをお口で止める!

歯周病とは、お口の中にいる歯周病菌による感染症で、最終的には歯周組織である骨を溶かし、歯が抜けてしまう疾患です。厚生労働省の統計によると、日本人の成人の8割が罹患していると言われています。しかし、この疾患は重度にならないと痛みが出ないため、気付いた時には手遅れになっていることも少なくありません。昨今、歯周病は全身の疾患にも影響があることが明らかになってきました。メタボリックドミノという言葉があります。メタボリックシンドロームが様々な病気につながっていくことを表した言葉ですが、そのドミノの最初にあるのが虫歯と歯周病と言われています。逆にいえば、虫歯と歯周病を予防する、もしくは進行を抑えることができさえすれば、おおごとにはならないともいえるのです。その意味でも、生活習慣病とも言われる歯周病を予防することには大きな意味があります。

グラフで見る『小林 伸 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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