鳥塚朋仁院長｜西蒲田デンタルクリニック（蒲田駅・歯科）

鳥塚朋仁院長

Torizuka Tomoyoshi

西洋医学の中に東洋医学からの視点を取り入れ、包括的な歯科治療を実践。患者さんの大切な歯を守り「8020」を目指す

鶴見大学歯学部卒業／歯科医師免許取得。大川学園医療専門学校卒業／はり師きゅう師免許取得。神奈川県・東京都に展開する大手医療法人にて分院長を歴任し、海外歯科医療ボランティア活動に従事。2020年に『西蒲田デンタルクリニック』を開設し、現在に至る。

鳥塚朋仁院長

西蒲田デンタルクリニック

大田区／西蒲田／蒲田駅

●歯科
●小児歯科
●矯正歯科

患者さん一人一人に一番いい治療を提供したい

祖父と父が歯科医師をしていましたので、小さな頃から医療が身近なところにありました。患者さんの治療にあたる様子などを目にするたび、子ども心に「やりがいのある仕事だな」と感じました。そうした幼少期の記憶が心に残り、気が付いたときには2人の背中を追っていた……ということになるでしょうか。
鶴見大学卒業後は神奈川県に展開する大手医療法人の一員となり、各地のクリニックで分院長を務めました。また、歯科医療ボランティアの一環としてカンボジアを訪れ、子どもから大人まで現地の方々の歯の治療をする活動にも長年携わっていました。そうしてキャリアを重ねるうち、患者さんにとって「一番いい治療」をご提供していきたいという気持ちが大きくなり、自分のクリニックを開くことを決めました。

サロン感覚で気軽に通える歯科クリニックに

もともとは美容室があったこの場所に『西蒲田デンタルクリニック』を開設したのは2020年です。以前から「歯科医院らしくないクリニックをつくりたい」と考えていたものですから、設計はすべて美容室などを手がける設計事務所に依頼しました。院内は木のぬくもりを感じる明るい雰囲気になっておりますので、医療機関を受診するというよりサロンを訪れるような感覚で、気軽に足を運んでいただければと思います。
当院は地域にお住まいのあらゆる世代、あらゆるお口の悩みに包括的な治療でお応えします。クリニックは車いすやベビーカーをお使いの方にもやさしいバリアフリー設計になっており、親子そろってお入りいただける診療室やプライバシーに配慮した半個室の診療室を備えておりますので安心してご来院ください。歯が痛くなってから受診するのではなく、普段からお口のことを何でも相談できる場所……そんな地域の「かかりつけ医」になるべく頑張っていきたいと思います。

患者さんの大切な歯を守り「8020」を目指す

当院が目標にしているのは「8020」の実現です。80歳になっても自分の歯が20本残っているように、むし歯や歯周病をはじめ矯正歯科、口腔外科、ホワイトニングなど幅広い診療を行っています。院内にはお口の中を立体的に撮影できる歯科用CTを導入しており、高い専門性が求められる親知らずの抜歯やインプラント、義歯（入れ歯）治療にも対応できることが強みです。包括的な治療を行っている中であえて特徴を一つ挙げるなら、歯周病に対する内科的な治療を行っていることになるでしょうか。歯周病治療では歯石を除去してお口の清潔を保つ外科的な治療が行われることが一般的ですが、さらに内科的な治療をプラスすることで歯を残せる可能性が高まります。当院では歯周病の原因菌を特定し、原因菌に対する内服薬を使用することで根本的な解決を目指します。
私はこれまで歯周病のために骨が溶け、歯を失ってしまう患者さんをたくさん見てきました。また、カンボジアのボランティア活動では、医療設備が整っていないために永久歯を抜歯せざるを得ない子どもたちをたくさん見てきました。だからこそクリニックにお越しになる患者さんの歯はできる限り守ってさしあげたい……そんな気持ちで日々の診療にあたっています。

西洋医学の中に東洋医学からの視点を取り入れ、包括的な歯科治療を実践

歯科医師として精密な治療を行うのはもちろんですが、患者さんに対する丁寧で分かりやすい説明という点にも心を配っています。たとえば診療室にはそれぞれモニターを備え付けてあり、これからどんな治療をするのかといったことをアニメーション動画で分かりやすくお伝えしています。治療計画や治療内容などさまざまな情報を「見える化」することで患者さんの理解を深め、納得感のある治療を行いたいと思っています。
初診の患者さんについては緊張感を和らげる意味も込め、1時間ほどかけてお一人お一人としっかり向き合うようにしています。
私は歯科医師であると同時に、はり師・きゅう師の資格も持っており、西洋医学の中に東洋医学からの視点を取り入れ、包括的な歯科治療を実践することができます。東洋医学には『未病治療』という言葉があります。健常者と思われる人を検査して種々の病態を発見し、適切な治療を行います。”患者様と医師とで健康を考えていく”というのが未病医療です。発症前診断と発症前治療を中心とした、東洋医学と西洋医学を蓄積した包括治療です。
口腔内でも一見、痛みなく健康に物が食べられていてもサイレントキラーと言われる歯周病に罹患している可能性はあります。
当歯科医院では適切な定期検診を受診し生涯健康的に美味しい物を食べられる手伝いをさせて頂きます。
歯が痛い、歯がしみるといった症状はもちろん、顎関節症などお口まわりのお悩みもお気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

『西蒲田デンタルクリニック』は蒲田駅西口から徒歩3分の場所で診療しています。
歯医者さんに行くのは歯が痛くなってから……という方もまだまだ多いのではないでしょうか。しかし、何か症状があってから受診すると大掛かりな治療が必要になったり、大切な歯を抜かなければならなかったりする恐れがあります。できれば気軽にかかれる「かかりつけ医」を見つけて、定期的に通いながらお口の状態を維持していただきくと良いでしょう。私もいつか「削らない治療」がスタンダードになるように、地域のみなさまのお口の健康を見守っていきたいと思います。

※上記記事は2023年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鳥塚朋仁院長　MEMO

出身地：埼玉県
趣味・特技：音楽、野球
好きな本・作家：伊集院静
好きな映画：韓国ドラマ
好きな音楽やアーティスト：レゲエ特にデニス・ブラウンは好きですね
好きな場所・観光地：カリフォルニア
好きな言葉・座右の銘：『努力は一日にしてならず』
出身大学：鶴見大学

鳥塚朋仁院長から聞いた
『歯周病』

お口の中を良好な状態に保つためには内科的な治療が有効

成人の約8割がかかっているとされる歯周病は、お口の中の細菌が原因になって生じる感染症の一種です。症状としては歯ぐきが腫れる、歯がしみるといったものが挙げられ、食べ物をかんだ時に痛みを伴ったり、かみ合わせの悪さなどと相まって知覚過敏になったりします。

歯周病が感染症であることを踏まえると、根本的な解決には内科的な治療を行う必要があります。細菌の数をコントロールした上で、歯石の付着を防ぐために歯科医院での定期的なクリーニングを心がけていただくと良いでしょう。

「かむ」ことは脳を活性化させて認知症予防になることが分かっており、健康寿命を延ばすことにつながります。1か月、3か月、半年に一度など、ご自分に適したペースで歯科医院に足を運び、お口の健康を守っていただきたいと思います。

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