RSウイルス感染症の原因・症状とは?
【受診科目】
- 内科
- 呼吸器内科
- 小児科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
RSウイルス感染症の原因・症状・治療方法
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大切な赤ちゃんを守るため、妊娠中にワクチン接種を
RSウイルス感染症とは、RSウイルスに感染することで呼吸器のさまざまな症状が現れる病気です。大人が罹患すると鼻かぜ程度で済む場合が多いのに対し、1歳未満の赤ちゃんが感染すると、肺の近くにある細気管支に炎症を引き起こし(細気管支炎)、人工呼吸器が必要になるほど重症化することもあるため注意が必要です。
RSウイルス感染症は、気管支喘息などの持病があると重症化しやすいと言われますが、発熱がない場合でも大量の鼻水や痰が生じ、咳込んでいるうちに吐いてしまうケースもあります。これらの症状は発症後3~5日がピークだとされ、1週間程度で治まっていくことが一般的です。RSウイルスに作用する治療薬は現時点では存在しないため、治療法は症状をやわらげることを目的とした対症療法のみとなります。
最近は、赤ちゃんをRSウイルスから守るための妊婦さん向けのワクチンが開発されています。妊娠中にRSウイルスワクチンを接種することで、生後6か月頃まで効果が持続するとされていますから、ぜひワクチン接種を検討していただければと思います。
あかちゃんからのこどもクリニック 宮前平
髙橋 英里佳 院長
- 川崎市宮前区/馬絹/宮前平駅
- 小児科 ●新生児内科
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