大腸がん[直腸がん・結腸がん]の原因・症状とは?
大腸がん[直腸がん・結腸がん](ダイチョウガン)の原因
癌ができる場所によって、結腸がんと直腸がんに区別される。食生活の欧米化が進み、動物性脂肪やたんぱく質を多く摂るようになったこと、食物繊維の摂取量が減ったことが発生率を上げている要因と考えられている。
大腸がん[直腸がん・結腸がん](ダイチョウガン)の症状
排便時の痛みや血便、残便感がみられる。ほかに下痢、便秘など。がんが進行すると貧血や倦怠感、体重減少などがおきる。
大腸がん[直腸がん・結腸がん](ダイチョウガン)の治療
結腸がんは早期であれば、内視鏡で切除することも可能。病変が深部にまでおよんでいる場合、リンパ節とともに結腸を切除する。最近では、腹腔鏡を用いた手術も広くおこなわれている。直腸がんは早期であれば、内視鏡をによる切除術や経肛門切除術がおこなわれる。癌が粘膜下組織に浸潤している場合には、直腸を切除し、人工肛門がつくられる。治療効果を高めるため、化学療法や放射線療法も併用される。
【受診科目】
- 消化器内科
- 外科
- 内視鏡内科
※9人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
大腸がん[直腸がん・結腸がん]の原因・症状・治療方法
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AYA世代の方も大腸がんに注意を
大腸の内視鏡は40歳以上になれば1度は受けられた方がいいでしょう。今問題となっているのは、”AYA世代”と呼ばれる40歳以下の世代の方々の癌です。40歳以上になるとがん検診をはじめとして自治体から様々なサービスが提供されますし、15歳以下の方は多くの自治体で医療費は無料となっています。しかし、逆に15歳から30歳代の”AYA世代”は、医療サービスが非常に縁遠いものになっており、その世代の方々の癌が大きな問題となっています。それを考慮すれば、世代に関係なく、血便や便秘、便が細くなったといったという症状があるようであれば検査を受けることをお勧めいたします。若い世代の方は潰瘍性大腸炎やクローン病もありますので、下痢が頻繁に起こるようであれば、これも大腸の内視鏡検査を受けられた方がいいでしょう。何れにしても検査を受けることによって大腸がんで亡くなる可能性は非常に少なくなるわけですので、積極的な受診をお勧めいたします。
はやぶさ内科ホームクリニック
山口 隼 院長
- 杉並区/西荻北/西荻窪駅
- 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科
40歳を過ぎたら「大腸カメラ」の受診を心がけて
食生活の欧米化により大腸がんに罹患する患者さんは増加傾向にあり、がん死亡数では男性で2位、女性で1位になっています。大腸がんは早期発見によって治癒が望める病気であり、早い段階で見つかればお腹を切らずに内視鏡で治療することも可能です。
大腸ポリープはがん化の可能性が知られていますので、大腸カメラで見つかったポリープを切除することは大腸がんの予防につながります。たとえ症状がない場合でも、40代になったら大腸カメラを受けてみることをおすすめします。
さくら内視鏡クリニック品川
瀧田 麻衣子 院長
- 港区/港南/品川駅
- 内視鏡内科 ●消化器内科
便潜血検査で陽性と診断が出たら、迷わず内視鏡検査を
日本における大腸がん検診は便潜血検査が採用されています。大腸がんは早期に発見すれば、その多くが内視鏡で治療ができるわけですけども、検便では早期がんのうち5割しか発見ができません。転移のリスクのある進行がんであっても、検便では9割しか陽性と判定されず、1割が発見できないのです。一方、便潜血検査で陽性と判定されても、内視鏡検査を受けていない方が多くおられます。「痔かもしれない」と思い、検査を先延ばしにされる方が多いわけですけども、1年経ってしまえば、転移が起こる可能性は高くなります。早期がんで5割しか見つからないものを検便で発見できれば、それはむしろ幸運と言えるでしょう。陽性と判定されれば、迷わずに内視鏡検査を受けていただきたいですね。
南雲内視鏡クリニック木更津
南雲 大暢 院長
- 木更津市/羽鳥野/木更津駅
- 内視鏡内科 ●消化器内科
「ポリープ」の段階で切除できれば大腸がんのリスクを下げられる
大腸がんは大腸にできたポリープの一部ががん化し、全体に広がることによって発症するため、ポリープの段階で切除できればがんになるリスクを下げられます。大腸ポリープは遺伝的にできやすい人/できにくい人がいることが分かっており、はっきりとした原因は分からないものの糖尿病患者さんは大腸ポリープができやすいと言われます。
症状としてはお腹の張り、便秘、下痢などがあり、便秘と下痢を繰り返したり、体重減少がみられたりする場合は、大腸がんが疑われます。早期であれば内視鏡によって病変を切除できますが、がんのステージによっては外科手術が必要な場合もあります。一方で最近は抗がん剤治療が進化しており、末期の大腸がんであっても2年以上生存できるとの研究報告があります。
田町・芝浦 胃と腸の内視鏡・内科クリニック 東京港区院
柳澤 文彦 院長
- 港区/芝浦/田町駅
- 内科 ●消化器内科 ●肛門内科
大腸がん検診(便潜血検査)の注意点
大腸がん検診(便潜血検査)では、大腸ポリープや早期大腸がんを見つけることはなかなか困難です。大腸がん検診(便潜血検査)はあくまでも出血を見るものでありますから、少し大きくなったがんでないと検出できません。進行がんくらい大きくならないと大腸がん検診(便潜血検査)では発見できず、発見できても手術(全身麻酔で入院)になってしまう例が多々見受けられます。
早期発見できれば大腸カメラで特に痛みもなく、長い入院も必要なく根治できますので、大腸ポリープもしくは早期大腸がんの段階で発見することがとても重要なのです。そのためには、大腸がん検診(便潜血検査)が大丈夫だからといって過信せず、大腸カメラ検査を受けることがとても重要です。40歳を過ぎたり、血縁者に大腸がんの方がいる場合には、大腸カメラを受けましょう。
立川駅前こばやし内科・胃と大腸内視鏡クリニック
小林 孝弘 院長
- 立川市/柴崎町/立川駅
- 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●肝臓内科 ●肛門内科
リスクが高まる40歳を目途に「大腸カメラ検査」の受診を
大腸がんの原因は大きく2つあります。1つは遺伝的な要因、もう1つは飲酒・喫煙・食生活の欧米化など後天的な要因です。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると血便・腹痛・便が細くなるなどの症状が現れ、便に血が混じることで貧血になる場合もあります。
治療法はステージ(病期)によって異なります。初期であれば内視鏡で腫瘍(がん)を切除できますが、進行した場合は入院して手術を行う必要があります。大腸がんは40歳を過ぎると発症リスクが高まるため、症状の有無にかかわらず、大腸カメラ検査を積極的に受けることが予防につながります。
たかしな内科クリニック
高階 祐輝 院長
- 横浜市南区/南吉田町/吉野町駅
- 内科 ●消化器内科
便潜血検査が陰性になることも。40~50歳で一度は大腸内視鏡を
大腸がんは、男性は20人にひとりぐらい、女性は12人にひとりぐらいが生涯でかかるという統計があります。明らかに遺伝性でかかりやすい方もいますが、それ以外ですと欧米系の食事による肉や動物性の脂肪などで増えると言われています。肺がんであれば煙草という明確な原因が挙げられますが、大腸がんの原因は結局のところ体質によるものが多いです。なので、普段の生活に気をつければ完全に原因が取り除けるというものではありません。便潜血検査もすごく大切で重要視されています。しかし、進行がんであれば便潜血検査は間違いなく陽性になりますが、実は早期の大腸がんだと便潜血検査が陽性にならない人が結構います。ポリープがあった場合は1~2年以内には大腸内視鏡検査を受けるべきです。また便潜血検査が陰性だったとしても、ちょっと便秘や下痢が気になる、身近で大腸がんの罹患者がいるなどがきっかけでもいいですし、むしろ何もなくても、40~50歳のうちに一度は大腸内視鏡検査を受けることが何よりの予防策と早期発見に繋がりますよ。
かわぐち内科・内視鏡クリニック
川口 佑輔 院長
- 台東区/浅草/浅草駅
- 内科 ●循環器内科 ●消化器内科
ポリープ切除でがんを予防できる?「大腸がん」とは
大腸がんは、日本人に多いがんの1つで、その原因は腸の細胞に起こる遺伝子変異の蓄積によるものと言われています。なぜその変異が起こるのかは完全には解明されていませんが、生活習慣や加齢などが関与すると考えられています。また、大腸にできたポリープの一部ががん化することも明らかになっています。
大腸がんは初期には自覚症状がほとんどないことが多く、便潜血検査で陽性となり、大腸カメラ検査によって見つかるケースも少なくありません。一方で、血便などの症状が現れている場合には、すでに進行している可能性もあります。
大腸カメラ検査では、ポリープを発見した段階で切除することができ、がんの予防につなげることが可能です。日頃から生活習慣を見直すとともに、定期的に検査を受けることが大腸がんの予防・早期発見につながります。
みたか武蔵野消化器内視鏡クリニック
嶋田 隆介 理事長
- 武蔵野市/西久保/三鷹駅
- 内科 ●消化器内科 ●肛門内科
早期であれば内視鏡による治療が可能。予防のためにできることを知り、少しずつ実践していくことが大切
大腸がんは、現在では男女ともに罹患率および死亡率の高いがんのひとつです。特に40歳を過ぎると発症リスクが高まるとされています。しかし、大腸がんは「予防できるがん」「早期に見つければ治るがん」でもあります。だからこそ、今の私たちができることを知り、少しずつ実践していくことが大切です。
最も基本的かつ効果的な対策は、定期的な検診です。便潜血検査は手軽で、多くの自治体で受けることができ、大腸がん発見のきっかけになります。ただし、より確実な早期発見を目指すには、大腸内視鏡検査が有効です。内視鏡検査では、がんを直接確認できるだけでなく、「がんの前段階」である大腸ポリープをその場で切除することができ、発症予防にもつながります。特に、ご家族に大腸がんの既往歴がある方は、早めの検査を強くおすすめします。
また、日々の生活習慣を見直すことも大腸がん予防には有用と考えられます。動物性脂肪や加工肉の多い食事はリスクを高める一方で、野菜・果物・豆類・穀物などに含まれる食物繊維は、腸内環境を整え、有害物質の排出を助ける働きがあります。たとえば、野菜をもう一皿増やす、肉料理の代わりに魚や大豆製品を取り入れるといった、小さな工夫から始めてみましょう。
さらに、運動習慣の確立も予防に効果的と考えられます。運動不足や座りっぱなしの生活は腸の動きを鈍らせ、便秘や腸内環境の悪化を招きます。毎日30分ほどのウォーキングや軽い筋トレでもよいので、無理なく継続できる習慣を意識してみてください。
加えて、喫煙や過度の飲酒も大腸がんのリスクを高めることが分かっています。ストレス解消や習慣の一部になりがちですが、健康への影響を考えて見直す機会を持つことが大切です。
「予防」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、私たちの日々の選択――食事、運動、定期検査――の積み重ねが、将来の健康を大きく左右します。大腸がんは早期であれば内視鏡による治療が可能で、生活への影響も最小限に抑えることができます。まずは検査を受けて、自分の体についての理解を深めましょう。
新宿内視鏡クリニック
金子 院長 & 佑香 副院長
- 新宿区/西新宿/西新宿五丁目駅
- 内視鏡内科 ●消化器内科 ●内科 ●肛門外科