「医事会計システムが良いって聞いたけど、どのようなシステムなんだろう……」
「医事会計システムを導入するときのメリットやデメリットを知りたい」
上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
医事会計システムは病院やクリニックなどの医療機関で使用されており、業務効率を高めることが可能です。一方で、医事会計システムには良い面もあればデメリットもあります。
そこで本記事では、医事会計システムを導入するメリットやデメリットについて解説します。おすすめの医事会計システムも紹介しているので、参考にしてみてください。
この記事の内容
医事会計システムとは?
医事会計システムとは、医療機関で患者に対する診療行為や処方などの医療サービスに基づき、料金を計算・請求するためのシステムです。
医療機関が、公的医療保険の保険者に医療費を請求する「レセプト業務」について、自動化・電子化するシステムとなっています。電子カルテとの連携も可能で、診療内容の会計への反映や、診療報酬点数の計算も自動化できるため、会計業務の効率化を図ることが可能です。
厚生労働省によって、2024年9月以降は、紙レセプトだけでなくオンライン請求に対応することが義務化されたので、医事会計システムを導入する企業が増加しています。
医事会計システムの主な機能
医事会計システムの主な機能では、以下の5つがあげられます。
- レセプトの作成・請求
- 外来・入院業務の支援
- 患者の情報管理
- 出納・帳票・統計業務
- 予約の管理
それぞれどのような機能なのか解説します。
レセプトの作成・請求
医事会計システムを活用すると、診療内容に合わせて診療報酬の点数を計算し、自動でレセプトを作成してくれます。医療スタッフが複雑な診療報酬の計算をする必要がなく、正確なレセプトの作成・請求ができる点が魅力です。
また、レセプト作成にかかっていた業務を自動化できるため、スタッフにかかっていた作成負担を軽減できます。さらに、医事会計システムは、レセプトの内容が正しいか自動でチェックする機能が備わっているシステムもあります。
算定漏れや不整合を防止できるため、トラブルが起きてしまう状態を回避できるでしょう。
外来・入院業務の支援
医事会計システムの中には、外来・入院業務の支援機能が備わっています。具体的にあげると、患者の登録や保険証の管理、診察券の発行が可能で、自動精算機と連携させると会計業務を効率化することが可能です。
また、入退院の管理や医療区分の処理、定期請求や退院時の請求書発行などもできます。外来や入院業務の効率化・一元管理ができるため、業務効率を向上させたい方におすすめです。
患者の情報管理
医事会計システムでは、請求書の発行や診療内容の算出だけでなく、患者の情報管理も可能です。会計データに加えて患者の基本情報や保険情報、診療履歴などを管理できます。
基本情報と会計データを連携させることにより、保険適用状況や患者の受診歴などがスムーズにわかります。
また、医事会計システムの中にはコメント機能が備わっており、患者に関する情報または連絡事項を残しておくことで、スタッフ間にて情報を共有しやすい点も魅力です。
出納・帳票・統計業務
医事会計システムでは、入金の管理や未収金、振込入金などの収支業務のサポート機能も備わっています。
また、医事会計システムの中には、患者数や診療科別の収益など、病院経営に役立つ統計資料を迅速に作ることが可能です。データをCSV形式で出力できると、資料作成にかかる時間の負担も削減できます。
経営戦略を練る際にも役立つ機能が多いので、多くの医療機関におすすめです。
予約の管理
医事会計システムの中には、カレンダー機能と連携して、予約管理機能が利用できるシステムもあります。患者の名前をシステムに入れることで、これまでの受診歴や予約状況・保険情報などが確認できます。
リマインドメールの送信・順番受付など、受付業務の効率化や院内の混雑緩和に役立つでしょう。
医事会計システムを導入するメリット
医事会計システムを利用するメリットは、6つあります。
- 業務効率を高められる
- レセプト作成の精度向上と請求漏れ防止
- 患者のストレス軽減
- 法改正に即対応できる
- データ管理や分析ができる
- 他の機能と連携できる
それぞれのメリットを解説していくので、実際に登録するとどのような魅力があるのか気になる方は、参考にしてみてください。
業務効率を高められる
医事会計システムを導入すると、受付から診療・会計までの業務を一元管理できるため、業務効率が上がります。たとえば、基本情報および保険情報と電子カルテを連携させることで、保険適用に合わせた請求金額を算出できます。
また、手作業による入力ミスや重複作業などが減少するほか、スタッフの作業負担を軽減することが可能です。一元管理することで業務の効率化を図りながら、ほかの診療業務などに集中できるため、生産性の向上が期待できるでしょう。
レセプト作成の精度向上と請求漏れ防止
医事会計システムを利用することにより、レセプトの作成精度向上や、請求漏れ防止が期待できます。医事会計システムには、レセプトの内容が正しいか自動でチェックしてくれる機能が備わっているため、レセプト作成の精度向上が期待できるでしょう。
また、算出漏れや不整合を防止できるので、トラブルに発展してしまう状況を防げます。請求漏れや、誤請求のリスクを減らせる点が魅力です。
患者のストレス軽減
医事会計システムを導入することにより、患者のストレス軽減が図れるという点がメリットです。自動精算機と会計システムを連携させることにより、会計業務がスムーズに進むため、患者の待ち時間を削減することが可能です。
会計待ちによるストレスを軽減できるため、患者の満足度向上が期待できるでしょう。
法改正に即対応できる
医事会計システムを活用することにより、法改正に即対応できる点もメリットです。たとえば、診療報酬や薬価点数の改定があった際には、医事会計システムのデータをアップデートすることによって制度改定への対応ができます。
最新の制度に基づいた正確な請求書を作成できるため、業務の混乱を防げるでしょう。
データ管理や分析ができる
データ管理や分析ができる点は、医事会計システムを導入するメリットです。医事会計システムに蓄積したデータは、医療機関の経営分析や業務改善に役立ちます。
たとえば、患者数の推移や在院日数などの把握ができるため、経営戦略を立案しやすいでしょう。また、蓄積したデータを可視化できるため、問題点の早期発見や改善策を検討できる点も魅力です。
他の機能と連携できる
医事会計システムを導入するメリットは、他の機能と連携できる点です。たとえば、電子カルテやリハビリ管理システム、検査システムなどと連携できます。
ほかの機能と連携させることによって業務の効率化を図れるだけでなく、スタッフの負担を軽減することが可能です。また、システムの連携によって、二重入力の手間がなくなる点も魅力としてあげられます。
医事会計システムを導入するデメリット
医事会計システムを導入するデメリットは、3つあります。
- 費用がかかる
- 災害時に使用できない
- 運用開始までに時間がかかる
それぞれのデメリットについて解説していきます。
費用がかかる
医事会計システム導入のデメリットとして、初期費用や運用コストなどの費用がかかるという点があげられます。費用に関しては、システムの種類や規模によって変わりますが、サーバーの設置やシステムの構築などを行うと初期費用だけで数百万円必要になる場合もあります。
ほかにも、スタッフへの研修やマニュアルの完備、システムのカスタマイズや保守費用などさまざまな費用が発生するため、高額な費用がかかるという点を考慮しておきましょう。
災害時に使用できない
災害時に使用できないという点は、医事会計システムのデメリットです。
医事会計システムは電力やネットワーク環境に依存しているため、停電または災害が起きた際に、使用できない可能性があります。
災害時に対する対策として、定期的なバックアップを取り、復旧手順の確認やテストを行っておくと良いでしょう。また、紙ベースの代替手段を用意しておくことで、医事会計システムが使用できない状態でも柔軟に対応できます。
半年や1年に1回、災害時に備えた訓練を実施すると、万が一の際にもスムーズに対応できるでしょう。
運用開始までに時間がかかる
医事会計システムのデメリットとして、運用開始までに時間がかかるという点もあげられます。
本格的な運用までは、一定の時間が必要です。システム導入のための研修や業務フローの見直し、データ移行などが必要で、スタッフが慣れるまでに時間がかかってしまいます。
そのため、導入初期は業務効率が一時的に低下する傾向にあります。
医事会計システムの費用目安
医事会計システムの初期費用の目安は、10~500万円程度です。
院内設置型のオンプレミス型とインターネット経由のクラウド型に分かれ、それぞれ費用の目安が変わってきます。
オンプレミス型は院内にサーバーやソフトウェアを設置する形式となっており、初期費用として約300~500万円かかってしまうケースが多いです。また、電子カルテやレセプトコンピューターとの設定を調整する場合、さらに150~200万円かかってしまう場合があります。
クラウド型は、院内でサーバーやソフトウェアなどの構築が必要ないので、初期費用が約10万円程度と費用が安いです。保守費用は、月額2万円~4万円程度になるため、ランニングコストを視野に入れて費用を検討しましょう。
ただし、クラウド型はインターネットに依存するため、通信障害や回線トラブルが起きた際にシステムが使えなくなるというデメリットがあります。そのため、紙ベースを用意したりスタッフの研修をしたりすることが必要です。
費用だけでなく、オンプレミス型とクラウド型の良し悪しをそれぞれ把握して選ぶと、良いでしょう。
医事会計システムの選び方
医事会計システムを選ぶ際には、以下の6つのポイントを意識しましょう。
- 医療機関の規模や形態にあっているか
- 電子カルテとの連携ができるか
- レセプトの作成や点検機能が備わっているか
- 導入・運用コストが見合っているか
- セキュリティ対策と法令遵守について
- 備わっている機能を確認
それぞれのポイントについて解説していきます。
医療機関の規模や形態にあっているか
医事会計システムを選ぶときは、医療機関の規模や形態に合っているか確認しましょう。たとえば、大規模病院であれば、大量の会計処理やレセプト作成の安定性が求められます。
一方、中小規模の病院は、必要な機能に絞った低コストのシステムや、使いやすいUIを備えたシステムがおすすめです。大量の会計処理やレセプト作成が安定できる医事会計システムは費用が高く、毎月運用すると経営が圧迫されてしまう可能性があります。
また、大規模病院と比べてスタッフが少なく、一人あたりの業務量が多くなっている場合もあるため、直感的に扱いやすいUIのシステムが良いでしょう。ほかにも、運営方針や診療科目によって適したシステムが異なるため、どのような規模・形態なのかを意識しながら選びましょう。
電子カルテとの連携ができるか
医事会計システムを選ぶときは、電子カルテとの連携ができるか確認しましょう。電子カルテと連携させることによって、日々の医療事務業務の手間や負担を大きく減らすことができます。
また、受付から会計業務までの情報を一元管理できるため、情報を取り扱いやすい点が魅力です。
レセプトの作成や点検機能が備わっているか
レセプトの作成や点検機能が備わっているかという点は、医事会計システムを選ぶ際に意識したいポイントです。たとえば、レセプトチェック機能が備わっていると、算定漏れや不整合を防止できます。
請求書漏れや誤請求のリスクが減少し、人為的ミスを防げるでしょう。レセプト作成機能が備わっていると、業務の負担を大幅に軽減することが可能です。
導入・運用コストが見合っているか
医事会計システムを選ぶ際には、導入・運用コストが見合っているか検討しましょう。
医事会計システムは、初期費用や運用コストが発生します。システムに備わっている機能や種類・規模によって費用は異なりますが、オンプレミス型などを選択すると高額な費用を用意しておくことが必要です。
クラウド型を選択する場合は、費用が安いものの、回線トラブルや通信障害に備えて災害時訓練などを定期的に実施する必要があります。
また、運用していくうえで保守費用が発生するので、ランニングコストも視野に入れておくのが良いでしょう。
セキュリティ対策と法令遵守について
医療情報を取り扱うシステムは、個人情報保護法や医療情報システムの安全管理に関するガイドラインなど、関連法令を遵守する必要があります。
また、サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策がしっかりとしているか確認しておくと、個人情報漏洩などのトラブルリスクを防ぐことが可能です。悪質な攻撃から大切な情報を守るためにも、セキュリティ対策と法令遵守を意識しましょう。
備わっている機能を確認
備わっている機能は、医事会計システムを選ぶ際に意識したいポイントです。医事会計システムは、レセプト作成機能や点検機能、予約管理や出納・帳票・統計業務などさまざまな機能があります。
少しでもコストを抑えたい場合は、必要な機能が備わっているシステムだけ選ぶのがおすすめです。導入前に、必要な機能を医療機関で洗い出しておくと、どの機能が備わった医事会計システムが良いか判断しやすいでしょう。
また、将来的な拡張性も考慮することをおすすめします。
おすすめの医事会計システム10選
次はおすすめの医事会計システムを10個紹介します。
- HOPE SX-S
- HOPE X-W
- HAPPY RAPPORT
- ソフトマックス株式会社
- HOSPI EASY
- ML-A Plus
- ATMOS 医事会計システム
- Medbright
- MAPSIBARS/C
- TOSMEC Aventy Ⅳ
それぞれの特徴について解説します。
HOPE SX-S
運用会社 | 京セラコミュニケーションシステム株式会社 |
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特徴 | ・使いやすい画面レイアウト・文字サイズ ・過去のレセプトを簡単に表示 ・分散型バックアップを採用 |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.kccs.co.jp/ict/service/hope-sxs/ |
HOPE SX-Sは、京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供している医事会計システムです。使いやすい画面レイアウトと文字サイズにこだわっており、病名情報などの必要な情報がすぐにわかりやすいように作られています。
また、過去のレセプト表示が簡単で、状況を確認しやすいでしょう。さらに、分散型バックアップシステムが採用されており、災害やテロなどの緊急事態から守れるように作られています。
HOPE X-W
運用会社 | 富士通株式会社 |
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特徴 | ・窓口・予約機能 ・医療改定 ・レセプトチェック |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/hopexw/ |
HOPE X-Wは、富士通株式会社が提供している医事会計システムです。窓口機能や予約機能、レセプト表示機能など、さまざまな機能が備わっています。
また、レセプトチェック機能も備わっているので、算出漏れや不整合を防止することが可能です。電子カルテ連携機能も搭載されているため、機能性に優れたシステムを探している方に向いているでしょう。
HAPPY RAPPORT
運用会社 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 |
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特徴 | ・使いやすいレイアウト ・マルチ業務機能が備わっている ・入院カレンダーを一括管理 |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://jp.medical.canon/products/his/happyrapport |
HAPPY RAPPORTは、キヤノンメディカルシステムズ株式会社が提供している医事会計システムです。使いやすいレイアウトとなっており、ほかの画面に切り替えることなく受診歴や受付状況、病名情報などさまざまな情報を確認できます。
また、マルチ業務機能が備わっており、保険や入院歴などの情報の追加・修正を行った場合はすばやく更新されます。ほかにも、入院料やDPC入院料を自動的にカレンダー形式で展開してくれる機能なども備わっており、入院患者が多い方にもおすすめです。
ソフトマックス株式会社
運用会社 | ソフトマックス株式会社 |
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特徴 | ・視認性に優れた画面と簡単な入力操作 ・電子カルテと連動可能 ・月途中でもレセプトの確認が可能 |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.s-max.co.jp/products/account/ |
ソフトマックス株式会社は、視認性に優れた画面と、簡単な入力操作にこだわって開発された医事会計システムを提供しています。電子カルテとの連動も可能で、同一画面でカルテ情報を見ながら、入力操作ができます。
ほかにも、入力画面では拡張機能を使うと、長い薬剤や機材の名称も見やすく表示可能です。月途中でもレセプトデータの確認ができるため、こまめな点検も可能です。
HOSPI EASY
運用会社 | 東亜システム株式会社 |
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特徴 | ・見やすいレイアウト ・各地域の医療助成制度に対応 ・診療報酬改定サポート |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://toasystemkk.co.jp/medical_accounting/ |
HOSPI EASYは、東亜システム株式会社が提供している医事会計システムです。初心者からベテランまで使いやすいレイアウトとなっています。
また、各地域の医療助成制度に対応しており、これまで培ってきた自動算定機能で会計業務の負担を軽減します。診療報酬改定に伴うシステム変更作業に関しても、担当者が丁寧にサポートしてくれる点も魅力です。
ML-A Plus
運用会社 | 株式会社ナイス |
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特徴 | ・操作性に優れており入力支援機能がある ・データを活用しやすい構造 ・電子カルテとの連携が可能 |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.naiscorp.co.jp/medical-system/ml-a-plus/ |
ML-A Plusは、株式会社ナイスが提供している医事会計システムです。操作性に優れており、入力支援機能によって医事会計業務の効率化が図れます。
レセプトイメージは、該当部分をクリックするだけで入力画面に自動的に移り、修正後即時に反映されます。電子カルテなどさまざまなシステムとの接続・連携ができるため、業務効率を高めたいという方に向いているでしょう。
ATMOS 医事会計システム
運用会社 | アリスト・ジャパン株式会社 |
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特徴 | ・高い操作性 ・保険証読み取りシステムが備わっている ・各種集計機能が備わっている |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.aristo-net.co.jp/products/atmos04-clerk.php |
ATMOS 医事会計システムは、医療事務の効率化を図りたい方におすすめのシステムです。高い操作性にこだわって開発されており、会計入力や患者登録、請求業務などの情報を登録しやすいでしょう。
直感的に操作できるため、IT系が苦手な方でも扱いやすいシステムです。
また、保険証読み取りシステムが備わっており、専用スキャナを接続すると保険証内容を自動で判別して内容を読み取り、登録できます。各種集計機能が備わっているので、医師別や科別などの各種月報や入院患者分析などのさまざまな集計が可能です。
Medbright
運用会社 | 山二システムサービス株式会社 |
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特徴 | ・1つの画面で複数の業務ができる ・来院カレンダー情報を確認できる ・レセプトプレビュー画面がある |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://yamani-system.co.jp/medical/medbright/ |
Medbrightは、山二システムサービス株式会社が提供している医事会計システムで、診療所や大学病院までさまざまな医療機関で利用されています。1つの画面で複数の業務ができるように作られており、作業効率を高めたい方に向いているでしょう。
来院カレンダー情報機能も搭載し、直近3か月間の患者の外来受診状況や入院状況を、視覚的に一目で確認できます。
ほかにも、レセプトプレビュー画面があり、会計入力の途中でもプレビュー機能を活かしてレセプト内容をリアルタイムで確認可能です。レセプトプレビューを確認しながら保留や除外の設定などもできるため、状況に合わせて柔軟に対応できます。
MAPSIBARS/C
運用会社 | 日本事務器株式会社 |
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特徴 | ・二重登録防止・取り違え防止機能が備わっている ・レセプトチェック機能搭載 ・入院業務 |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.njc.co.jp/solution/medical/medical/mapsibars-c.html |
MAPSIBARS/Cは、利便性にこだわって開発されている医事会計システムです。二重登録防止・取り違え防止機能やレセプトチェック機能、入院業務支援機能など、多種多様な機能が備わっています。
ほかにも予約業務や稼働統計機能など、さまざまな機能を使うことが可能です。使いやすさにこだわりたい方や、多種多様な機能を使いたい方は、MAPSIBARS/Cをチェックしてみてください。
TOSMEC Aventy Ⅳ
運用会社 | エムスリーソリューション株式会社 |
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特徴 | ・診療履歴や状態が時系列表示でわかりやすい ・タブレットで往診先から確認できる ・多彩な機能で診療業務をアシスト |
費用 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://m3s-aventy.net/ |
TOSMEC Aventy Ⅳは、診療履歴や状態が時系列で表示されるわかりやすさに優れた医事会計システムです。また、タブレット端末を利用すると、往診先でも内容を確認できるため、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
さらに、多彩な診療業務アシスト機能が備わっているので、使いやすさにこだわりたい方におすすめです。電子カルテ一体型のシステムとなっており、会計データを活用して経営戦略を練りたい方に向いています。
まとめ:医事会計システムで作業効率を高めよう
医事会計システムは、会計業務などの効率性を高めながら作業負担を減らすことが可能です。また、会計業務以外にもさまざまな機能があり、連携することで一元管理ができます。
医事会計システムは作業効率を高めてくれるため、業務負担を減らしたい方や効率良く運営したい方は、本記事で紹介した医事会計システムをチェックしてみてください。