ホワイトニングの原因・症状とは?

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5人の医師がこの病気について述べています

歯科医師に聞いた
ホワイトニングの原因・症状・治療方法

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レーザーを用いた新しいホワイトニング

歯の表面のエナメル質の下に象牙質と呼ばれる層があります。この象牙質に有機成分が含まれているのですが、歯が黄色く見えたりする理由の1つとなります。ホワイトニングとは、歯の表層に塗布した過酸化水素によってこの有機成分を酸化・分解することで歯を白くするものです。
酸化を促進し、時間短縮のために用いられるのがLEDやレーザーです。一般的な方法はLEDの光を当てる方法ですが、当院ではレーザーを用いています。LEDであれば20分から40分ほど光源を当てなければならないものが、レーザーの場合、5分ほどで終了することになります。大幅な時間短縮につながりますし、熱い光源を長時間当てずに済むことで、しみたり痛みなどを感じることが少なくなるメリットもあります。

朝丘 哲偉 院長

アレスタ新宿デンタルオフィス

朝丘 哲偉 院長

  • 新宿区/西新宿/新宿駅
  • 歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科

予防のためのホワイトニングという新しい概念

ホワイトニングというと、「審美」を連想される方も多いかもしれません。かく言う私も以前はそうでした。が、現在では、予防のためのホワイトニング、という考え方が徐々に一般的になってきています。なるほど、歯がきれいになり、そのきれいさを維持したいという心が予防につながる、という間接的な面もあります。しかし、現在のホワイトニングに用いる薬液は、それ自体が歯周病菌や虫歯菌の繁殖を抑制できる効果があるものなのです。「薬液を使うから歯にダメージがある」という見方もありますが、そのダメージを十分以上に補填できるほどの予防効果があることがエビデンスとして認定されています。
今後、予防のためのホワイトニングはさらに進化していくことが予想されます。ホワイトニングをすることが予防のために不可欠、という時代が訪れるのもそう遠くはないでしょう。

富澤 一浩 院長

富沢歯科

富澤 一浩 院長

  • 文京区/小石川/春日駅
  • 歯科 ●小児歯科

ホワイトニング以前に、しっかりとお口の汚れを取り除いておくことが大切

ホワイトニングをする前に、お口をしっかりとクリーニングすることが大切です。まず付いている着色や汚れを綺麗に落とす事でかなり綺麗な状態になります。人によってはホワイトニングせずにクリーニングのみで満足できる白さが手に入ることもあるでしょう。
更にホワイトニング直前に歯の表面の汚れの膜をクリーニングにて除去する事でホワイトニングの効果はより確かなものになります。

ホワイトニングは、大別してオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングは歯医者さんでやるホワイトニングで、歯の表面を白くしてくれるものです。初めてホワイトニングを受ける方はまずそちらを試されるべきでしょう。
ホームホワイトニングはご自宅で患者様が続けるホワイトニングで、歯の中まで薬液が浸透し内側からゆっくりと白くしてくれます。
オフィスホワイトニングを受けた後、ホームホワイトニングを活用されればさらに効果的に継続的に白くなるかと思います。
また最近では型取りをしなくても、既製のトレー購入のみで簡単にはじめられるホームホワイトニングもありますのでより身近なものになってきてます。

田中 渚 院長

菊川なぎさ歯科・矯正歯科

田中 渚 院長

  • 墨田区/菊川/菊川駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科

ホワイトニングは「歯を白くする」だけではない?

ホワイトニングは歯の内部の色素を分解して無色化する治療です。年齢とともに歯の色がくすんでしまったり、コーヒー・紅茶・赤ワインなどの色素が付着してしまったりした場合に歯を白くすることができます。

ホワイトニングには、歯に薬剤を塗布してLEDライトを照射するオフィスホワイトニングと、オーダーメイドのマウスピースを用いてご自宅でホワイトニングを行っていただくホームホワイトニングの2種類があります。ホワイトニングによって歯が白くなると「若見え効果」が期待できるほか、歯の表面に汚れがつきにくくなることで、むし歯や歯周病予防にもつながります。オフィスホワイトニングは即効性があり、ホームホワイトニングは透明感を持続させてくれますから、両方を組み合わせるデュアルホワイトニングもおすすめです。

木下 英明 院長 & 木下 香那子 副院長

池袋きのした歯科・矯正歯科

木下 英明 院長 & 木下 香那子 副院長

  • 豊島区/東池袋/池袋駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科

失活歯における歯の内部漂白「ウォーキングブリーチ」

一般的にホワイトニングとは生活歯におこなう外部漂白のことをさすことが多いですが、ウォーキングブリーチ法とは、失活歯(神経を抜いた歯)の変色を改善する為に行われる歯の内部漂白の一つです。スポーツなどで前歯をぶつけたり、むし歯の進行などで神経を取った結果、一本だけ他と歯の色が違ってきてしまった時に行われます。通常、失活歯は時間の経過と共に歯髄の壊死産物や血液成分、根管治療で用いた薬剤などが象牙細管に染み込み灰色や褐色に変色します。ウォーキングブリーチはこのような内因性の変色に対して効果的な方法です。

まず、治療は根管治療がしっかりと完了し根管充填が良好であることを確認してから行われます。歯冠側から歯髄内にアクセスし、過ホウ素酸ナトリウム粉末と過酸化水素水を混和した薬剤を充填し仮封します。数日~一週間程留置し、薬剤によって色素が分解され歯の色味が明るくなっていきます。一度で不十分な場合はこの処置を数回繰り返します。目的の白さを得られたら漂白剤を除去し歯の内部をよく洗浄、乾燥した上で最終的な修復(コンポジットレジン充填)を行います。

ウォーキングブリーチの利点は歯を削らずに自然な色調を回復できる点です。失活歯の審美的回復に低侵襲治療として前歯部などで臨床応用されています。リスクや適応外のこともございますので一度相談してみてください。

水谷 鮎子 院長

新宿パークタワー歯科

水谷 鮎子 院長

  • 新宿区/西新宿/新宿駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
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