敗血症の原因・症状とは?

敗血症(ハイケツショウ)の原因

病原体(おもに細菌)が血液に入り、免疫によって排除しきれずに全身に炎症が広がるもの。肺炎や尿路感染症、カテーテル関連感染症、手術後感染症などが敗血症をおこす要因になる。乳幼児や高齢者といった体力のない人、病気で免疫が落ちている人がおこしやすく、重症化しやすい。

敗血症(ハイケツショウ)の症状

悪寒や倦怠感をともなう高熱が主症状。発疹をともなったり、意識障害をおこしてショック状態におちいるケースもある(敗血症性ショック)。

敗血症(ハイケツショウ)の治療

合併症を引きおこすリスクも高いため、全身管理をおこないつつ、原因となる菌に対して抗菌薬を使用する。

【受診科目】

  • 感染症内科
  • 内科

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医師に聞いた
敗血症の原因・症状・治療方法

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症状が長引けば命に関わることも。何よりも早期発見・早期治療が重要

敗血症とは、何らかの細菌が体内に入ることによって発症する感染症です。感染症の代表的なものには肺炎や尿路感染などがあり、高齢者や基礎疾患のある方では発症リスクが高まります。感染症が進行するとやがて臓器障害をもたらし、これにより著しく血圧が下がった状態を敗血症性ショックといいます。この状態が長く続くと命に関わることがあるため注意が必要です。

治療では、症状を引き起こしている感染源を除去することが優先されます。症状に応じて抗生剤や循環作動薬が使用され、重篤な場合はICUにて人工呼吸管理が必要となるケースもあります。いずれの場合も早期発見・早期治療が非常に大事であることは間違いありません。


酒井 拓磨 院長

医療法人EMS 酒井救急クリニック

酒井 拓磨 院長

  • 越谷市/大竹/大袋駅
  • 内科 ●循環器内科 ●小児科 ●外科 ●脳神経外科 ●整形外科 ●リハビリテーション科
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