シン・皮フ科クリニック 武蔵小山
北島 真理子 院長の独自取材記事
地域に根ざした皮膚科として、一人ひとりに寄り添いながら“安心して相談できる医療”を届けたい
北島 真理子 院長キタジマ マリコ
昭和医科大学 卒業。皮膚科専門医として、同大学病院にて診療に従事。2026年4月より『シン・皮フ科クリニック 武蔵小山』院長に就任(東急目黒線・武蔵小山駅から徒歩4分)。
父の背中を追い、皮膚科医として地域医療へ
祖父も父も医師で、兄たちも医療の道に進んでいます。幼い頃から病院という場所が身近にあり、患者さんから慕われている父の姿を見ながら育ちました。私が尊敬する医師は父であり、「自分もこういう医師になりたい」と自然に思うようになったことが、医療の道を志した原点でした。
大学は昭和大学(現・昭和医科大学)に進み、卒業後は皮膚科を選びました。皮膚は“見える臓器”ですので、治療の結果が患者さんにも伝わりやすいんですね。症状が改善すると、本当に喜んでいただけますし、一方で、思うように改善しない時には厳しい言葉をいただくこともありますが、それも含めて非常にやりがいのある分野だと感じました。また、皮膚の症状から内臓疾患が見つかることもあり、皮膚科は決して“表面だけ”を診る科ではありません。非常に奥深く、全身を診る視点も必要になる診療科と感じています。
大学病院では15年ほど診療に携わり、現在も非常勤として診療を続けています。大学病院で経験してきたことを、地域のクリニックでも還元していきたいという思いがあったところ、縁あって2026年4月に『シン・皮フ科クリニック 武蔵小山』院長に就任いたしました。この地には、長年この地域の皮膚科診療を支えてこられた「白岩皮膚科医院」がございました。何十年にもわたり地域医療を支えてこられた白岩先生の信頼を大切にしながら、新しい形の皮膚科医療を提供していきたいと思っています。
保険診療を軸に、美容も気軽に相談できる地域の皮膚科
生まれたばかりの赤ちゃんから、ご高齢で車椅子を利用されている方まで、本当に幅広い年代の方が来院されます。「白岩皮膚科医院」の頃から通ってくださっている患者さんの中には、「家族みんなで通っていました」とお話しくださる方も多くいらっしゃいます。そうした地域のつながりを感じるたびに、この場所が長く愛されてきたクリニックなのだと実感しています。
診療では、保険診療をしっかり行うことを大切にしています。湿疹やアトピー、水虫、イボといった日常的な皮膚疾患をきちんと診ることが基本です。そのうえで、「もっときれいにしたい」「しみが気になる」といったご要望があれば、美容皮膚科の選択肢も提案していきたいと考えています。
美容というと、どうしても敷居が高いイメージを持たれる方も多いと思います。でも、地域の皮膚科だからこそ、気軽に相談できる環境があってもいいのではないでしょうか。当院では2026年内にレーザー機器も導入予定であり、肌診断機も活用しながら、それぞれのお肌に合った治療をご提案しています。見た目ではわかりにくい潜在的なしみや赤みの状態も確認できるため、治療前後の変化を患者さんと一緒に確認できるのも特徴です。
もちろん、無理に美容治療を勧めることはありません。選ぶのは患者さんご自身ですので、「まず話だけでも聞いてみたい」という方でも気軽にご相談いただければと思っています。
患者さんの立場に立ち、無理のない治療を提案
診療で一番大切にしているのは、「自分だったらどうしてほしいか」と相手の立場になって考えることです。患者さんがお子さんなら自分の子どもだったら、ご高齢の方なら自分の家族だったら、という視点で接するようにしています。
皮膚科の治療は、継続が必要になることも少なくありません。例えばアトピー性皮膚炎では、注射治療が大きな効果を示すケースもありますが、費用面の負担もあります。だからこそ、メリットとデメリットをきちんと説明したうえで患者さんに選んでいただくことを大切にしています。無理に治療を勧めることはありません。パンフレットをお渡しして、「お家で考えてみてください」とお話しすることもあります。納得して治療を受けていただくことが何より大切だと思っています。
また、薬の使い方も患者さんによって工夫しています。クリームのほうが続けやすそうな方にはクリームを選びますし、ご高齢で背中に薬が塗れない方には、こちらで塗って差し上げることもあります。ほんの少しのことかもしれませんが、そうした積み重ねが地域医療には大切なのではないかと感じています。
大学病院での経験を地域医療に生かす
大学病院では、アトピー性皮膚炎や乾癬に対する生物学的製剤など、専門性の高い治療にも携わってきました。そうした経験を、地域のクリニックでも生かしていきたいと思っています。
もちろん、地域のクリニックで対応できる範囲には限りがあります。だからこそ、自分たちで診るべきところと、専門施設へお願いするべきところをきちんと見極めることも大切です。必要があれば大学病院へご紹介し、症状が安定したらまた地域で診ていく、という連携を大事にしようと考えています。
例えば難治性の疣贅(ウィルス性イボ)やざ瘡(ニキビ)の瘢痕治療など、保健治療で難治な場合や、専門性の高い美容医療を希望される場合には、その分野に強みを持つ医療機関をご紹介することもあります。無理に「うちで全部できます」と言うのではなく、患者さんにとって最善の選択肢をご提案し、ご案内することが、結果的に信頼につながるのではないかと思っています。
大学病院で培った知識と地域医療の距離の近さ、その両方を大切にしながら、安心して相談していただけるクリニックでありたいですね。
これから受診される患者さんへ
皮膚の症状は、周囲からは小さな悩みに見えても、ご本人にとってはとても大きなストレスになっていることがあります。かゆみで眠れなかったり、人前に出るのがつらくなったり、生活の質そのものに影響することも少なくありません。だからこそ、「これくらいで受診していいのかな」と思わず、まずは気軽に相談していただければと思っています。
大学病院にいた頃もそうでしたが、患者さんから「良くなりました」「ありがとう」と言っていただける瞬間は、本当にうれしいものです。皮膚科は結果が見える診療科だからこそ、その喜びを患者さんと共有できるのだと思います。もちろん、すべての症例が一度で改善するわけではありません。だからこそ、患者さんと一緒に相談しながら、その方に合った治療を探していきたいと考えています。
保険診療から美容のご相談まで、「まずここで相談してみよう」と思っていただけるような、地域に根ざした皮膚科を目指してまいります。
※上記記事は2026年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
北島 真理子 院長MEMO
- 出身地:
- 鹿児島県
- 出身大学:
- 昭和大学(現:昭和医科大学)
- 趣味:
- 旅行
- 好きなこと:
- ゴルフ
- 好きな観光地:
- 沖縄
- 座右の銘:
- 「一期一会」
皮膚の悩みから美容まで幅広く相談できる地域に寄り添う皮膚科クリニック
『シン・皮フ科クリニック 武蔵小山』は武蔵小山駅から徒歩すぐの通いやすい立地にある。湿疹やにきびなどの一般皮膚科から美容まで幅広く対応し、年齢を問わず相談できるのが特長。院長の小野蘭先生は一人ひとりに寄り添い、根拠に基づいた丁寧な診療を大切にしている。院内は検査機器も整い、安心して通える環境が整えられている。
皮膚の悩みから美容まで幅広く相談できる地域に寄り添う皮膚科クリニック
『シン・皮フ科クリニック 武蔵小山』は武蔵小山駅から徒歩すぐの通いやすい立地にある。湿疹やにきびなどの一般皮膚科から美容まで幅広く対応し、年齢を問わず相談できるのが特長。院長の小野蘭先生は一人ひとりに寄り添い、根拠に基づいた丁寧な診療を大切にしている。院内は検査機器も整い、安心して通える環境が整えられている。