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入浴用リフトは3種類!おすすめ製品20選と選び方を紹介

入浴用リフトは、高齢者をはじめ、介護が必要な方の入浴をサポートする非常に重要な補助具です。

しかし、さまざまな種類や製品が存在し、どれを選ぶべきか迷うこともあります。

そこでこの記事では、入浴用リフトの3つの主要な種類と、おすすめの製品20選を紹介します。選び方のポイントについても詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を監修した医師
見立 英史 国立・私立大学や開業医勤務を経て私立大学病院に勤務。一般歯科診療から全身麻酔手術症例までを行っています。日本口腔外科学会指導医・専門医、日本口腔科学会指導医。専門分野は口腔粘膜疾患。  

この記事の内容

入浴用リフトとは?

入浴用リフトは、高齢者などの介護が必要な方々が、安全かつ快適な状態で入浴できるようにサポートする介護用機器です。

身体を清潔に保ち、健康的な日々を送るためには、入浴は欠かせません。

入浴用リフトは、そうした介護が必要な方々における入浴を手助けします。

浴槽内にあるフレームやレールに取り付けられ、主にリフト本体が昇降する仕組みで入浴者を浴槽内に降ろしたり、浴槽から上げたりします。

入浴用リフトは3種類

シャワーヘッドの画像

入浴用リフトには大きく分けて3種類あり、それぞれ異なる利便性を持っています。

  1. 吊り下げ式
  2. 手動式
  3. 電動式

吊り下げ式

吊り下げ式入浴用リフトは、脱衣所で入浴者に取り付けられ、リフトに乗った状態で浴室への移動が可能です。

リフト本体は、浴室内に取り付けられたレールやフレームに取り付けられており、リフトが浴室内でスムーズに移動します。

操作はリモコンで行うため、介助者の肉体的負担も軽減できます。

手動式

手動式入浴用リフトは、ユーザーまたは介護者がリフトの操作を手動で行います。

一般的に、ハンドルを回すことによって、リフトを昇降させたり、浴槽内に移動させたりします。電力を使用しないため、感電や漏電のリスクがなく、濡れた浴室でも比較的安全に利用できます。

手動ですが低負担で利用できる設計がされており、利用しやすくなっています。

 電動式

電動式入浴用リフトは、バスルーム内に設置されたシートが電動で昇降するため、入浴者は座ったままの状態で浴槽に降りられます。膝や腰にも負担がかからず、入浴者にとって安心で快適な入浴時間を過ごせます。

電動なので、介助者の肉体的負担も大幅に軽減できます。

なお、電動式リフトはコンセントもしくは充電池を使用して動作します。充電池の場合は定期的に充電すれば大がかりな電気工事は不要で、バスルームの電源が無くても利用できます。

入浴用リフトの選び方

女性の画像

入浴用リフトを選ぶ際は、4つのポイントに気を付けて選びましょう。

  1. 浴室・浴槽のサイズで選ぶ
  2. スタッフにかかる負担で選ぶ
  3. 利用者の安全性で選ぶ
  4. 予算に合った製品で選ぶ

浴室・浴槽のサイズで選ぶ

入浴用リフトを選ぶ際に、浴室の寸法や浴槽の大きさを考慮することが必要です。浴室に収まるサイズを選ばないと利用できません。

浴室における縦、横、高さの寸法を測りましょう。浴室の壁やドアの位置、手すりなどの突起物なども確認してください。

浴槽の大きさ(長さ、幅、またぎ高さ)を測定したら、入浴者がリフトを安全に使用できるかどうかを確認しましょう。

また、浴槽の形状も考慮し、リフトが適切に取り付けられるかも確認します。この取り付けにあたり、機材が搬入できるかもメーカーに確認が必要です。重さの関係で上げられないとか、曲がり角で機材がつかえたりすると、設置できません。

入浴用リフトの操作には、介助者が関与することが一般的です。

介助者がリフトを操作し、入浴者を安全にサポートできるスペースを確保するために、浴室内に余裕が必要です。

メーカーは、それぞれが独自の形状で製品を開発しているため、どれが希望に合いそうかをしっかりと確認しておきましょう。

スタッフにかかる負担で選ぶ

スタッフにかかる肉体的な負担も考慮して選びましょう。

浴室内の移動と浴槽への移動を入浴用リフトでサポートできれば、スタッフの体力的負担は大幅に軽減できます。

浴電動式と吊り下げ式は、リフトの昇降をリモコン操作で行い、移動はスタッフが押す方式で入浴します。

手動式は移動・昇降ともにハンドル操作になりますが、女性でも操作できるように設計されています。

どれも使いやすい設計はされていますが、その中でも負担が軽い製品を選ぶことが大切です。

利用者の安全性で選ぶ

入浴リフトは、自分では入浴が困難で介護が必要な方を対象に使用されます。よって、その方々が安全に入浴できるかどうかは非常に重要です。

各製品ごとに、利用者の身体的な機能に合わせたラインナップがあります。

例えば、リフトに滑り止めの座席、安全ベルト、足のサポートなどの安全機能が搭載されているものがあります。リフトの安定性もポイントです。

さらに、利用者の体格・体重にあったサイズ感の入浴用リフトを選びましょう。リフトの座席や足のサポートが利用者にフィットすることは、快適さと安定感のために必要です。

施設内にどのような方が多くいるのかの把握が求められます。

予算に合った製品で選ぶ

高品質なリフトは安全性を確保できますが、予算に合った選択をすることも大切です。

価格は、吊り下げ式→手動式→電動式の順に高い傾向にあります。

電動式の中でも、浴槽内昇降型は構造がシンプルで比較的低コストですが、浴室内の移動は自力でする必要があります。

価格と機能のバランスを配慮して、予算に合った入浴用リフトを選びましょう。

入浴用リフトのおすすめ製品20選

看護師の画像

それでは、入浴用リフトのおすすめ20選を紹介していきます。

  1. モーリフト
  2. バスアシスト
  3. バスラック
  4. 天井走行式・
  5. バスケアーリフト&移動用リフト
  6. ゆ~らく(湯楽)
  7. つるべー
  8. 安楽キャリー
  9. ライトハウス
  10. ホーミィリフト
  11. クルフト
  12. wellsリフトキャリー
  13. 個粋
  14. ミクニ マイティエースⅡ 
  15. バスラック 1150
  16. SOEL BX
  17. スプロール
  18. 入浴用 床走行リフト マルチリフト
  19. ライトハウス、エイブルバス・イー
  20. アクアポートEL
  21. フツラバス

モーリフト|パシフィックサプライ株式会社

モーリフト パシフィックサプライ株式会社の画像

出典:パシフィックサプライ株式会社

メーカー パシフィックサプライ株式会社
種類 吊り下げ式
価格 折りたたみ可能な「スマート150」:540,000円
低床ベッド対応「ムーバー205」:650,000円~
助成金

モーリフトは、従来のリフトに防水機能が追加され、IPX4(防沫形)規格を取得しているため、浴室での使用が可能となった入浴用リフトです。入浴時にリフトを利用して、対象者の移動をスムーズかつ安全に行えます。

また、開放的な姿勢を保てる4点ハンガーが採用されており、対象者の吊り上げを快適に行うことができます。

昇降範囲が広いため、床からのリフトもできることが特長です。稼働状況を常に記録し必要に応じて点検時期を教えてくれるので安全性をキープできます。

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バスアシスト|株式会社ハイレックスコーポレーション

バスアシスト 株式会社ハイレックスコーポレーションの画像

出典:株式会社ハイレックスコーポレーション

メーカー 株式会社ハイレックスコーポレーション
種類 手動式
価格 10〜50万円
助成金 あり

バスアシストは、水圧の水圧で上下させ、手元のハンドルで向きや高さを調整するだけで簡単に入浴介助が行える入浴用リフトです。

水圧を利用するため女性の力でも一人で入浴介助できます。水道代は1回の昇降で1円〜2円とコストにも優れています。

座面が回転する仕様になっているため、入浴者はまたぎが容易にできるのが特長です。

リフトの調整を介して、入浴者の要求に合わせた姿勢を確保できます。手すりが多く設置されていて落下のリスクも軽減できます。

手動式で音が静かなため、刺激に敏感な入浴者に向いています。

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バスラック|精工技研株式会社

バスラック1150の画像

出典:精工技研株式会社

メーカー 精工技研株式会社
種類 手動式
価格 要問い合わせ
助成金 あり

バスラックは、コンパクトでありながら浴室への移動と浴槽への入浴の両方をサポートする手動式入浴用リフトです。

基本のタイプは狭い個人宅に設置するタイプと、大浴場向けの2タイプあります。さらに、「またぎ」の高さが0〜25cmの浴槽に対応したタイプもあり、掘り込んである浴槽にも設置できます。

設置も1日でできて、設置後すぐに入浴が可能です。手動式のため漏電や感電の心配がないのが大きなメリットです。

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天井走行式・バスケアーリフト&移動用リフト|株式会社ビック・バン

天井走行式・バスケアーリフト&移動用リフト  株式会社ビック・バンの画像

出典:株式会社ビック・バン

メーカー 株式会社ビック・バン
種類 電動式
価格 要問い合わせ
助成金 あり

天井走行式・バスケアーリフト&移動用リフトは、上下・左右を電動で、前後は手動で動かす電動式入浴用リフトです。浴室の改造や壁や床へのビスの取り付けが不要なため、都営住宅や賃貸マンションなど、さまざまな場所に設置できます。

狭い浴室から2メートルを超える広い浴室まで対応が可能です。電動式ですが、防水構造が採用されており、漏電や感電の心配がありません。

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ゆ~らく(湯楽)|株式会社トマト

ゆ~らく(湯楽) 株式会社トマトの画像

出典:株式会社トマト

メーカー 株式会社トマト
種類 吊り下げ式
価格 要問い合わせ
助成金 記載なし

ゆ〜らくは、吊り上げ部と土台部が分離している介護リフトで、寝たままの姿勢で入浴が可能です。

特別な浴槽を必要とせず、手軽に利用できます。1~2人の介助ができ、持ち上げ介助が不要です。

さらに、背角度は3段階、脚角度は2段階で調整可能で、利用者の快適な姿勢に合わせて利用できます。個別の要求に合致した体勢を確保し、入浴時の快適さと安全性を向上させます。

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つるべー|株式会社モリトー

つるべー 株式会社モリトーの画像

出典:株式会社モリトー

メーカー 株式会社モリトー
種類 吊り下げ式
価格 F1セット価格:558,000円~
助成金 あり

つるべーは、壁と床に固定するタイプのリフトで、多目的に使用できる汎用性の高い設計です。

お風呂やトイレなど、さまざまな場所に簡単に設置でき、居室や屋外など、様々な環境に適しています。

現在、回復可能なSKK(突っ張り棒固定)とネジ固定の2つのオプションが提供されています。使用していないときは機材を取り外せるので家族が入浴する際は浴室を広く使えます。

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安楽キャリー|株式会社モリトー

安楽キャリー 株式会社モリトーの画像

出典:株式会社モリトー

メーカー 株式会社モリトー
種類 吊り下げ式
価格 148,500円
助成金 あり

安楽キャリーは、フラットタイプと座面タイプの2種類あり、AAタイプはフラットになり、Bタイプは座面とキャスター部が分離し、リフトを使用して浴槽に入浴できるリフトです。

4輪自在または6輪式のキャスターが狭い場所でも使いやすく、前進、回転、横移動が容易に行えます。また、後輪は固定が可能で不慮の事故を防ぎます。

ヘッドレストを外して補助ベルトの調節により洗髪が容易になります。

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ライトハウス|株式会社アマノ

ライトハウス 株式会社アマノの画像

出典:株式会社アマノ

メーカー 株式会社アマノ
種類 電動式
価格 2,800,000円
助成金 あり

ライトハウスは、脱衣室で1度のせかえをするだけで、洗身から入浴までの一連の入浴介助作業が行えます。

左右どちらからでも乗り降りができるため、浴室レイアウトの自由度が高いのが特長です。独自の二軸アームにより、横・斜め・正面など多様なアプローチが可能です。

操作が簡単で介助者のスキルに依存せず脱着シートは工具不要で洗浄が容易なため扱いやすい入浴用リフトです。

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ホーミィリフト|酒井医療株式会社

ホーミィリフト 酒井医療株式会社の画像

出典:酒井医療株式会社

メーカー 酒井医療株式会社
種類 電動式
価格 据置型:1,980,000円
アンカー固定型:1,780,000円
助成金

ホーミィリフトは、2軸回転機構を備えており、リフトのシリンダと椅子の背部にある2つの回転支点により、動きがスムーズで安定しています。

また、回転ストッパーが2か所に配置されており、自動的にロックされます。これにより、手狭な浴室でも介助者が一人で安全かつ効率的に入浴介助を行うことができます。

使用しないときには、椅子座面を折りたたんで駆動部の上に収納できるため、リフトを使わない入浴にも対応します。

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クルフト|オージー技研株式会社

クルフト オージー技研株式会社の画像

出典:オージー技研株式会社

メーカー オージー技研株式会社
種類 電動式
価格 5,900,000円
助成金 あり

クルフトは、レッグレストや足元カバーにもこだわっていて入浴者の快適性を追求した入浴用リフトです。

操作パネルには音声アナウンスと昇降メロディが組み込まれていて、リフトの操作が直感的にできるよう設計されています。

上昇・下降は操作パネルを押しているときだけ作動する仕様で、安全性を確保できます。

リフトカバーは目線よりも下に設計されていて、圧迫感なく入浴できるのに加えて介助者の死角も少なく安全性を高めます。

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wellsリフトキャリー|積水ホームテクノ株式会社

wellsリフトキャリー 積水ホームテクノ株式会社の画像

出典:積水ホームテクノ株式会社

メーカー 積水ホームテクノ株式会社
種類 電動式
価格 標準タイプ:1,500,000円
チルトタイプ:1,850,000円
助成金 あり

wellsリフトキャリーは、乗り換え不要の設計により入浴者の負担を軽減し、大型キャスターで移動が簡単にできる入浴用リフトです。

リフトレールは収納可能で、リフトを使用しない入浴にも配慮されています。脱衣室から浴槽までの乗り換えが不要で、座面の高さを調整できるため、着座や立ち上がり、洗体などの動作において負担が少なくなります。

専用レールを収納することで、自立入浴者も利用できる移乗台として機能します。

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個粋|株式会社メトス

個粋の画像

出典:株式会社メトス

メーカー 株式会社メトス
種類 電動式
価格 4,598,000円
助成金 要問い合わせ

個粋チェアは、さまざまな条件の入浴者に対応できる設計が特徴です。

自立歩行可能な方から杖や歩行器を使用する方、車椅子を使用する方まで、様々な入浴者に適しています。そのため、入浴者の身体状況が変化しても、継続して同じ浴槽を利用できます。

昇降機の適応体重は最大100kgまでで、昇降はリモコンで、ターンは支柱上の回転ボタンを使用するので負担がかかりません。

定期メンテナンスも実施しており、長期間の利用を視野に入れた導入が可能です。

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ミクニ マイティエースⅡ|株式会社ミクニ ライフ&オート

ミクニ マイティエースⅡ 株式会社ミクニ ライフ&オートの画像

出典:株式会社ミクニ ライフ&オート

メーカー 株式会社ミクニ ライフ&オート
種類 吊り下げ式
価格 浴室セット 615,000円
個浴セット 850,000円
LBセット 1,050,000円
ブラケットセット(浴室用)640,000円
助成金

ミクニ マイティエースⅡは、ケーブルレスのリモコン操作が可能で、赤外線方式とは異なり、電波で操作信号を送信するため、遮へい物やリモコンの向きに影響されず、確実に作動します。

支柱セットやブラケットセットを使用することで、階段や段差がある場所でも安全性を確保しながら入浴できます。

多関節アーム、省スペース設計、可動範囲の広いアーム、専用キャリーなどが含まれ、入浴介助や移乗が効率的に行えます。

個々のユーザーのニーズに合わせて吊り具を使い分けることも可能です。

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バスラック 1150|精工技研株式会社

バスラック1150の画像

出典:バスラック 1150 精工技研株式会社

メーカー バスラック 1150 精工技研株式会社
種類 手動式
価格 286万円~
助成金 あり

バスラック 1150は、大きな浴槽に最適な製品で、またぎの高さに0〜250mmに対応します。

この製品は座位を保つことができる方を対象に設計されており、軽度から重度の利用者まで幅広く利用可能です。

また、足を乗せるフットレストは素足での踏み心地がやさしく、ズレにくいソフト素材が使用されています。

バスラック 1150は大浴場での使用に最適で、床を掘り込んである大きな浴槽に適しています。

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SOEL BX|日本ケアリフトサービス株式会社

SOEL BX|日本ケアリフトサービス株式会社の画像

出典:日本ケアリフトサービス株式会社

メーカー 日本ケアリフトサービス株式会社
種類 吊り下げ式
価格 要問い合わせ
助成金 あり

SOEL BXに備えられているCX・BXの昇降ユニットは、異常や誤った使用を検知して音声で通知する「音声アラート機能」、使用履歴を記録してメンテナンスが可能な機能、スリングシートの外れを防止する新デザインのスリングバー、そして日本の入浴文化に合わせた防滴・防水機能が備わっています。

また、昇降ユニットの本体カバーは日本の入浴文化と多湿な気候に配慮した設計で、優れた防滴・防湿性が備わっています。

多関節アームと、昇降ユニットのベルト式垂直昇降により、要介護者の着座位置や浴槽への下降位置の調整が簡単です。

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スプロール|アビリティーズ・ケアネット株式会社

スプロール アビリティーズ・ケアネット株式会社の画像

出典:アビリティーズ・ケアネット株式会社

メーカー アビリティーズ・ケアネット株式会社
種類 電動式
価格 10万円 〜 50万円
助成金 あり

スプロールは、専用シャワーキャリーを利用することで、利用者は脱衣室から浴室への移動から洗身、入浴までが簡単に行えます。

リフトを利用する際には足踏みペダルを使用してシート部を分離でき、背もたれは利用者の頭部までサポートできるように設計されています。

自動ティルト機能も備えており、リフト入浴時には浴槽内でシートが自動的に傾き、姿勢の崩れや股関節の無理な屈曲を防ぎ、ゆったりとリラックスした入浴を実現します。

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入浴用 床走行リフト マルチリフト|アビリティーズ・ケアネット株式会社

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出典:アビリティーズ・ケアネット株式会社

メーカー アビリティーズ・ケアネット株式会社
種類 吊り下げ式
価格 880,000円
助成金 あり

入浴用 床走行リフト マルチリフトは、オールステンレス製で非常に高い耐水性で浴室の使用が可能な入浴用リフトです。

このリフトは脚部を大きく広げることができ、大浴場から個人の浴槽や特殊な浴槽にも適しています。

また、高い位置まで吊り上げが可能で、利用者はリフトに乗ったまま他の装置への移乗が容易です。

大きいキャスターと剛性を高めたフレームにより、軽い力で移動でき、介護職員の負担を軽減します。居室でも使用可能で、低床ベッドでの使用についても相談できます。

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ライトハウス、エイブルバス・イー|株式会社アマノ

ライトハウス 株式会社アマノの画像

出典:株式会社アマノ

メーカー 株式会社アマノ
種類 電動式
価格 要問い合わせ
助成金 要問い合わせ

エイブルバス・イーは、安全性と快適な座り心地に焦点を当てた優れた入浴リフトです。

一連の入浴介助を簡素化し、浴室のレイアウトに対する柔軟性が高いことが特長です。

左右からの乗り降りが可能で、多様なアプローチをサポートする二軸アームが搭載されており、さまざまな浴室環境に対応します。

サポート機能により、脚の上げ労力が軽減され、安全性が高まります。

シンプルな操作性と脱着シートによる簡単な洗浄が特徴で、快適な座り心地を実現します。

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アクアポートEL|アビリティーズ・ケアネット株式会社

アクアポートELの画像

出典:アビリティーズ・ケアネット株式会社

メーカー アビリティーズ・ケアネット株式会社
種類 電動式(浴槽一体型)
価格 2,460,000円
助成金 あり

アクアポートELは、入浴およびプールでの利用に対応するリフトです。

このリフトは、シャワーキャリーからシート部を分離して、そのまま浴槽に入ることができ、浴室の形状や寸法に合わせて設計できます。

さらに、バッテリー駆動の電動昇降システムを備えており、停電時でも使用可能です。

専用シャワーキャリーを使用することで、お部屋から浴室への移動から入浴までサポートします。

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フツラバス|株式会社フツラ

フツラバスの画像

出典:株式会社フツラ

メーカー 株式会社フツラ
種類 電動式(浴槽ー体型)
価格 10万円 〜 50万円
助成金 あり

フツラバスは、専用ストレッチャーを使用し、ベッドから浴槽までの移動が容易にできる入浴用リフトです。

この装置は専用のストレッチャーを備えており、寝たきりの方々をベッドから浴槽まで効率的に移動させることができます。浴槽は上下する仕組みで、入浴者の高さが一定です。

このため、昇降による不快感を感じずに安心して入浴できます。また、操作はペダルを踏むことで行え、介助者は両手を使って介助することができます。

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入浴用リフトを導入する3つのメリット

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入浴用リフトを導入するメリットは、主に3つあります。それぞれ解説していきます。

  1. 入浴者の身体的負担を軽減できる
  2. 入浴時の事故を防止できる
  3. 介助者の身体的負担を軽減できる

入浴者の身体的な負担を軽減できる

入浴用リフトは、利用者が入浴時における身体的な負担を軽減できる重要な介護ツールです。身体が思うように動かせない状況では、入浴は予想以上に大きな負担となり、入浴が嫌なトラウマとなる恐れがあります。

そこで入浴用リフトを利用すれば、利用者は車椅子から簡単に移乗でき、負担が軽減されます。このように、入浴用リフトは入浴のプロセスをより快適で安全なものにし、利用者の生活の質を向上させられるでしょう。

入浴時の事故を防止できる

入浴用リフトの導入は、事故や怪我の予防に大きく貢献します。

浴室内の床は水が付着しているため、滑りやすく転倒の危険性が高まります。

また、急激な血圧の変化によるヒートショックなど、浴室内での事故が発生しやすい条件が存在します。

入浴用リフトを使用することで、浴槽までの移動が安全に行えるため、安全性が確保されます。

介助者の身体的負担を軽減できる

介助者にとっても、入浴用リフトの導入により身体的負担を軽減する多くのメリットがあります。

リフトを使用することで、介助者の腰痛などの身体的負担が軽減され、さらに転倒リスクも減少します。

介助者の身体的な負担だけでなく、精神的な負担も軽減され、介助作業がより安心で効率的に行えるでしょう。

まとめ:入浴用リフトの種類や製品は施設の規模に合わせて選ぼう

介護の画像

入浴用リフトは多くの種類が存在し、それぞれが異なるメリットやデメリットを持っています。

施設や個々のニーズに合わせ、最適な製品を選ぶことが非常に重要です。

入浴用リフトの選択は利用者と介助者の安全と快適さに大きな影響を与えるため、慎重に検討しましょう。補助金や助成金の活用も視野に入れながら検討していくことが良いでしょう。