健康管理に欠かせない体重計・体組成計は、今や多機能かつ高性能なモデルが豊富に登場しています。
本記事では、失敗しない選び方のコツと共に、2025年最新のおすすめ人気モデル19選を詳しく紹介します。
本記事を参考に、日常の健康チェックからダイエットまで、目的に合った1台を見つけてください。
この記事の内容
体重計・体組成計の選び方
体重計や体組成計を選ぶ際には、測定精度や対応機能などチェックすべきポイントがいくつかあります。
ここでは、購入で失敗しないために知っておきたい5つの基準を紹介します。
- 測定精度と周波数方式(シングル・デュアル)
- 測定できる項目の種類
- アプリ連携やBluetooth・Wi-Fi対応
- 登録人数と自動認識機能
- 機能と価格帯のバランス
1. 測定精度と周波数方式(シングル・デュアル)
体重計・体組成計の最も重要なポイントは測定精度です。特に体脂肪率や筋肉量を正確に把握するためには、周波数方式に注目する必要があります。
一般的に「シングル周波数方式」と「デュアル周波数方式」の2種類があり、後者の方が測定精度に優れています。デュアル周波数方式では異なる周波数の電流を体内に流すことで、より正確に体組成を分析できます。
たとえば、デュアル方式を採用した体重計・体組成計では、体内の水分量や筋肉量を細かく測定可能です。
一方で、シングル周波数でも日常使いには十分な精度を持っているため、コストと用途を天秤にかけて選ぶとよいでしょう。
2. 測定できる項目の種類
体組成計には、体重以外にもさまざまな測定項目があります。よくあるものとしては、体脂肪率・内臓脂肪レベル・骨格筋量・基礎代謝・体内年齢などです。
これらの数値を定期的にチェックすることで、健康状態の変化を把握しやすくなります。
たとえば、ダイエット中の方は体重だけでなく体脂肪率の変化を見ることが重要です。
また、筋トレをしている人にとっては筋肉量の増減がモチベーションにつながるでしょう。機種によって測定できる項目が異なるため、事前にどの数値が必要かを考えて選ぶことが大切です。
3. アプリ連携やBluetooth・Wi-Fi対応
近年の体重計・体組成計には、スマホアプリと連携できるモデルが増えています。BluetoothやWi-Fiを使って測定データを自動でスマホに転送できるため、記録の手間が大幅に省けます。
特に、長期的な健康管理やダイエットの進捗を把握するうえで非常に便利です。
また、アプリではグラフ表示や目標管理などの機能が備わっていることも多く、視覚的に体の変化を実感しやすくなります。多くのメーカーが無料で使えるアプリを提供しているため、使いやすさやデザインも確認して選びましょう。
4. 登録人数と自動認識機能
家族で1台の体重計を使う場合は、登録人数と自動認識機能が重要です。多くの機種では4〜8人分のデータを登録でき、測定時に誰が乗ったかを自動で識別してくれます。この機能があると、毎回設定をし直す必要がなくなり、手軽に使い続けることができます。
特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、シンプルな操作性と正確な識別機能が便利です。
また、アプリ連携対応機種であれば、個別のスマホと連動してデータ管理もスムーズになります。
5. 機能と価格帯のバランス
体重計は毎日使うものであり、機能や費用も無視できません。価格帯も3,000円程度のシンプルモデルから、2万円を超える高機能モデルまでさまざまです。
重要なのは、必要な機能をしっかり満たしつつ、予算に合った製品を選ぶことです。
高価格帯モデルには医療用に近い精度や、スマート機能の充実などの付加価値がありますが、必ずしも万人に必要とは限りません。使用目的を明確にしてから選ぶと失敗しにくくなります。
体重計・体組成計おすすめ人気19選
以降では、2025年に人気のある体重計・体組成計を19選に厳選して紹介します。
- タニタ インナースキャンデュアル RD-931L
- タニタ BC-316
- オムロン KRD-703T
- オムロン KRD-608T2
- RENPHO Elis Chroma
- Wyze Scale Ultra
- Wyze Scale X
- タニタ BC-768
- タニタ BC-764
- タニタ BC-705N
- パナソニック EW-FA24
- アイリスオーヤマ IBCM-B212
- ガーミン Index S2
- オーム電機 HB-KG11R5
- オムロン HBF-236
- オムロン HBF-235
- オムロン HBF-214
- タニタ CA-100
- タニタ HD-662
精度や機能性、アプリ連携などの観点から選び抜いたおすすめモデルばかりですので、ぜひ参考にしてください。
※価格は全てメーカー販売価格、2025年8月時点
タニタ インナースキャンデュアル RD-931L
特徴 | ・医療機関と同等の4C法技術で高精度測定 ・筋肉の量と質を分析して点数化する独自機能 ・Wi-Fi自動送信でスマホなしでも測定データを記録 |
---|---|
価格(税込) | 41,800円 |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bodycompositionmonitor/1904/ |
タニタ インナースキャンデュアル RD-931Lは、タニタの中でも最高クラスの精度を誇る体組成計です。
デュアル周波数方式を採用し、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪など多くの項目を高精度に測定できます。スマホアプリ「ヘルスプラネット」との連携もスムーズで、日々の体の変化を可視化しやすいのも特徴です。
体重50g単位での表示など、細かい数値管理が可能なため、ダイエットやボディメイクを本格的に行いたい方におすすめです。
タニタ BC-316
特徴 | ・50g単位の高精度測定 ・体重急変お知らせ機能付き ・乗るだけ測定と27mm薄型設計 |
---|---|
価格(税込) | 11,000円 |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bodycompositionmonitor/1882/ |
タニタ BC-316は、使いやすさと機能性のバランスが取れたモデルです。
50g単位の高精度測定に対応し、体脂肪率や内臓脂肪レベルなど主要な体組成項目をしっかりチェックできます。
シンプルな操作性と見やすいディスプレイで、家族全員で使いやすい設計です。アプリ連携はありませんが、日常的な健康管理に十分な機能を備えています。
オムロン KRD-703T
特徴 | ・両手両足測定で部位別の皮下脂肪率と骨格筋率を測定 ・乗るだけで自動認識し測定開始 ・スマホアプリで測定データを自動管理 |
---|---|
価格(税込) | 19,800円 |
公式HP | https://store.healthcare.omron.co.jp/item/KRD_703T.html |
オムロンのKRD-703Tは、全身だけでなく四肢の部位別に筋肉量を測定できるのが最大の特徴です。
Bluetooth接続に対応し、スマホアプリ「OMRON connect」でのデータ管理も簡単です。筋トレやボディメイクに励む方に特に適しており、体づくりの成果をより詳細に把握できます。
高精度かつ多機能なモデルを求める人に最適な1台です。
オムロン KRD-608T2
特徴 | ・50g単位の高精度測定で体重変化を細かく把握 ・体重引き算機能で赤ちゃんやペットの体重測定可能 ・乗るだけでユーザーを自動認識しアプリに自動記録 |
---|---|
価格(税込) | 17,800円 |
公式HP | https://store.healthcare.omron.co.jp/item/KRD_603T2_W.html |
オムロン KRD-608T2は、オムロンの中でも家庭用に適した高性能モデルです。体重・体脂肪率・BMI・内臓脂肪レベルなど、健康管理に必要な項目を幅広くカバーします。
データはBluetoothでスマホに転送でき、アプリ上でのグラフ表示も見やすく設計されています。
デザインはスタイリッシュで場所を選ばず、家族全員で使いたい方におすすめです。
RENPHO Elis Chroma
特徴 | ・カラフルなライト機能で健康管理を楽しく演出 ・13種類の健康データを測定しアプリで自動同期 ・100g単位の高精度測定と充電式で手軽に使用 |
---|---|
価格(税込) | 11,999円 |
公式HP | https://renpho.co.jp/products/elis-chroma |
RENPHO Elis Chromaは、体重・BMI・体脂肪率など13種類の健康データを測定できるスマート体組成計です。特徴的なカラーライト機能により、測定だけでなくお部屋の間接照明としても活躍。
Renpho Healthアプリとの連携でデータの推移や目標管理も簡単に。USB-C充電式で高精度センサー搭載。健康管理を楽しく、カラフルにサポートする新しいスタイルの体組成計です。
Wyze Scale Ultra
特徴 | ・4.3インチフルカラーTFT画面で13種類の健康データを表示 ・Wi-Fi接続でスマホなしでも自動データ同期 ・最大8人のユーザー自動認識と赤ちゃん・ペット測定モード搭載 |
---|---|
価格(税込) | 49.98ドル(約7,388円) |
公式HP | https://www.wyze.com/products/wyze-scale-ultra |
Wyze Scale Ultraは、アメリカ発のスマート家電ブランドWyzeが開発した高機能体組成計です。最大13項目の体組成データを測定でき、筋肉量や水分量、たんぱく質量なども細かくチェックできます。
Wi-FiおよびBluetooth両対応で、自動的にアプリにデータが反映されるため、複数人での利用にも便利です。
Google FitやApple Healthとも連携可能で、日常的な健康管理からトレーニングの記録まで幅広く活用できます。
Wyze Scale X
特徴 | ・13種類の健康データ測定と最大8人でのシェア機能 ・赤ちゃん・ペット・荷物・妊娠モード搭載 ・22ヶ月のバッテリー寿命と自動Bluetooth同期 |
---|---|
価格(税込) | 24.98ドル(約3,693円) |
公式HP | https://www.wyze.com/products/wyze-scale-x |
Wyze Scale Xは、Wyzeシリーズの中でもより軽量でスタイリッシュなデザインが特徴です。測定できる項目は同シリーズのUltraとほぼ同等で、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベルなどを網羅しています。
専用アプリを通じて健康状態をグラフで管理できるため、変化を視覚的に確認したい方にぴったりです。
リーズナブルな価格帯ながら、機能性にも優れており、コスパ重視の方におすすめです。
タニタ BC-768
特徴 | ・Bluetooth通信対応でスマホアプリにデータ転送 ・乗るだけ測定の「乗るピタ」と立てかけ収納対応 ・測定継続をサポートする「マイサポ」機能搭載 |
---|---|
価格(税込) | 16,500円 |
公式HP | https://shop.tanita.co.jp/shop/products/BC768WH |
タニタ BC-768は、家庭向けに設計された使いやすい体組成計で、測定したデータをBluetoothでスマホに自動送信できるモデルです。
登録人数は5人まで対応しており、自動認識機能も搭載しています。見やすいバックライト付きの大型表示画面が魅力で、年齢や性別に関係なく誰でも使いやすい設計です。
健康管理の第一歩として、信頼性の高いタニタ製を選びたい方に最適です。
タニタ BC-764
特徴 | ・乗るだけで自動測定の「乗るピタ」機能搭載 ・文字高30mmの大型表示で立ったままでも見やすい ・5人まで登録可能でゲストモード付き |
---|---|
価格(税込) | 6,578円 |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bodycompositionmonitor/1878/ |
タニタのBC-764は、シンプルで直感的な操作が可能なスタンダードモデルです。Bluetoothやアプリ連携機能はありませんが、体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベルなど主要な項目をしっかりと測定できます。
コンパクトで軽量な設計なので、省スペースでも問題なく使用でき、持ち運びにも便利です。初めて体組成計を使う方や、最低限の機能で十分な方に向いています。
タニタ BC-705N
特徴 | ・乗るピタ機能で自動測定とお手頃価格 ・文字高30mmの大型表示と自動スクロール機能 ・5人まで登録可能でゲストモード付き |
---|---|
価格(税込) | – |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bodycompositionmonitor/1934/ |
タニタ BC-705Nは、体重や体脂肪率などの基本項目に加え、筋肉量や基礎代謝なども測定できる多機能モデルです。シンプルながら必要な機能を押さえており、家族での共有も想定された設計となっています。
登録人数は最大5人まで対応し、毎日の測定もストレスなく行えます。価格も手頃なため、コスパ重視で多機能な体組成計を探している方におすすめです。
パナソニック EW-FA24
特徴 | ・減量目標設定でカウントダウン表示によるダイエットサポート ・過去比較機能で最長1年前との変化を2画面で表示 ・のるだけIDで自動電源ONとユーザー自動識別 |
---|---|
価格(税込) | 7,431円 |
公式HP | https://panasonic.jp/taisosei/products/EW-FA24.html |
パナソニック EW-FA24は、パナソニックが提供する家庭用体組成計で、スタイリッシュなデザインと高い実用性が魅力です。「やる気応援」モードが搭載されており、前回の測定結果と比較して体重が減っていれば表示と音で知らせてくれるユニークな機能もあります。
体重・体脂肪率・BMI・基礎代謝などの項目をカバーし、特にダイエットのモチベーションを維持したい方に適しています。
アイリスオーヤマ IBCM-B212
特徴 | ・Bluetooth連携で14測定項目をスマホアプリで管理 ・厚さ24mmの薄型コンパクト設計 ・10人分の個人データ登録可能 |
---|---|
価格(税込) | – |
公式HP | https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=108072 |
アイリスオーヤマのIBCM-B212は、手頃な価格と使いやすさで人気のモデルです。基本的な測定項目に対応しており、体重・体脂肪率・内臓脂肪・筋肉量などをしっかり確認できます。コンパクトで軽量なので、収納にも困りません。
特に、初めて体組成計を購入する方や、一人暮らしの方にとっては必要十分な機能を備えた製品です。
ガーミン Index S2
特徴 | ・Wi-Fi接続でGarmin Connectに瞬間データ転送 ・最大16人のユーザー登録と最大9カ月の電池寿命 ・BMI・体脂肪率・骨格筋量など多項目をカラーディスプレイで表示 |
---|---|
価格(税込) | 22,800円 |
公式HP | https://www.garmin.co.jp/products/intosports/index-2-black/ |
ガーミンのIndex S2は、アスリート向けに設計された本格的なスマート体組成計です。Wi-Fiを通じてガーミンのクラウドサービスと連携できるほか、ガーミンのウェアラブルデバイスとデータを統合して総合的な健康管理が可能です。
体重・体脂肪率・骨量・水分量などを正確に測定し、アプリでは詳細なグラフ表示で進捗を可視化できます。フィットネスを本格的に管理したい方にぴったりのモデルです。
オーム電機 HB-KG11R5
特徴 | ・8項目測定可能で最大10人まで登録対応 ・強化ガラス仕様で150kgまで計量可能 ・薄さ22mmのコンパクト設計で単4電池2本使用 |
---|---|
価格(税込) | 2,840円 |
公式HP | https://www.ohm-direct.com/shopdetail/000000028844/ |
オーム電機 HB-KG11R5は、リーズナブルな価格と必要十分な測定項目を備えた体組成計です。体重・体脂肪率・骨量・基礎代謝などを測定でき、シンプルながら健康管理に役立ちます。
登録人数は最大10人まで対応し、家族全員での使用にも適しています。コストを抑えつつ基本機能はしっかり押さえたいという方におすすめのモデルです。
オムロン HBF-236
特徴 | ・乗るだけで測定開始するステップON&自動認識機能 ・6歳から体組成測定可能で1台4人まで登録対応 ・薄型スリム設計で大きな文字表示により立ったまま確認可能 |
---|---|
価格(税込) | 6,580円 |
公式HP | https://store.healthcare.omron.co.jp/item/HBF_236_JW.html |
オムロンのHBF-236は、シンプルなデザインと高い測定精度で人気のモデルです。体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・BMI・基礎代謝などを正確に把握でき、日常的な健康管理に役立ちます。
4人分のデータ登録が可能で、自動認識機能も搭載されています。Bluetooth連携はありませんが、必要な機能をしっかりカバーしているため、初心者にも使いやすい設計です。
オムロン HBF-235
特徴 | ・乗るだけで測定開始するステップON&自動認識機能 ・6歳から体組成測定可能で1台4人まで登録対応 ・A4サイズのコンパクト設計で3色カラーバリエーション |
---|---|
価格(税込) | 5,480円 |
公式HP | https://store.healthcare.omron.co.jp/item/HBF_235_JW.html |
オムロン HBF-235は、上位モデルに比べてシンプルながら、高精度な測定が可能な体組成計です。
体脂肪率やBMI、骨格筋率など、基本的な健康指標を日々チェックできます。体重表示は100g単位で、細かな変化にも気づきやすくなっています。
データ記録は手動になりますが、測定内容をメモすることで長期的な変化を追うことも可能です。
オムロン HBF-214
特徴 | ・7項目測定可能で骨格筋率も確認できる ・1台4人まで登録可能で大きな文字表示 ・薄型コンパクト設計で4色カラーバリエーション |
---|---|
価格(税込) | 5,217円 |
公式HP | https://store.healthcare.omron.co.jp/item/HBF_214_B.html |
オムロン HBF-214は、エントリーモデルながら体組成の基本項目をしっかりと測定できる信頼のおける一台です。体脂肪率や骨格筋率、基礎代謝などの測定が可能で、4人までのデータを自動で判別します。
デザインもシンプルで場所を取らず、電池持ちも良好で困りません。機能と価格のバランスが良いため、健康管理をこれから始めたい方におすすめです。
タニタ CA-100
特徴 | ・抱えたペットの体重がはかれる「ペットモード」付き ・50g単位の高精度測定でペットの小さな変化も確認 ・ステップオン機能と薄さ27mmのA4コンパクト設計 |
---|---|
価格(税込) | 6,600円 |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bathroomscale-babyscale/3079/ |
タニタのCA-100は、体重測定に特化したシンプルなモデルです。
体組成の測定は対応していませんが、その分価格が抑えられており、体重だけをチェックしたい方に適しています。100g単位の高精度な測定が可能で、年配の方でも見やすい大型液晶が特徴です。
測定のみに徹したい方には、十分満足できる使い心地です。
タニタ HD-662
特徴 | ・薄さ35mmで軽量設計による収納の便利さ ・文字高52mmの大きな表示とバックライト付き ・乗るとスイッチが入るステップオンタイプ |
---|---|
価格(税込) | 4,400円 |
公式HP | https://www.tanita.co.jp/product/bathroomscale-babyscale/3070/ |
タニタのHD-662は、軽量でコンパクトな体重計として人気のモデルです。
測定機能は体重のみですが、高精度で安定した表示ができ、コストパフォーマンスにも優れています。
持ち運びや収納のしやすさもあり、一人暮らしやセカンド機としても使いやすい設計です。余計な機能が不要な方におすすめのシンプルモデルです。
体重計・体組成計はどんな人におすすめ?目的別の選び方
体重計や体組成計の活用方法は、人それぞれ異なります。以降では、目的に応じた最適な選び方について見ていきましょう。
ダイエット中の人
ダイエット中の人には、体重だけでなく体脂肪率や筋肉量が測定できる体組成計がおすすめです。
体重が減っても体脂肪率が変わらなければ、脂肪ではなく筋肉が減っている可能性もあります。体脂肪率の変化を見ることで、ダイエットの質を確認することができるのです。
また、基礎代謝の測定にも対応していれば、1日に消費するエネルギー量の目安が分かり、より効果的な食事管理や運動の調整が可能です。アプリ連携モデルであれば、日々の変化をグラフで可視化でき、モチベーション維持にもつながります。
筋トレ・ボディメイク志向な人
筋トレやボディメイクに取り組んでいる方は、全身の筋肉量だけでなく、部位別の筋肉量が測定できるモデルを選びましょう。四肢ごとの筋肉バランスをチェックすることで、トレーニングの成果をより具体的に把握できます。
特に、オムロンの上位モデルなどは、腕・脚・体幹の筋肉量を個別に測定できるため、左右の筋力差や部位ごとの発達具合を確認するのに役立ちます。定期的に数値を記録することで、自分の体の変化を正確に把握でき、より戦略的なボディメイクが可能になります。
家族で共有したい人
家族みんなで1台の体組成計を使いたい場合は、登録人数と自動認識機能がある製品が便利です。多くのモデルは4〜8人までの個人データを登録でき、誰が測定しているのかを自動で識別してくれます。
この機能があれば、毎回情報を入力する手間が省け、継続的な健康管理がしやすくなります。さらに、子ども用の成長記録や高齢者の健康管理にも対応しているモデルもあるため、家族構成に応じて最適な1台を選ぶことが大切です。
データ管理したい人
日々のデータをしっかり管理したい人には、スマホアプリと連携できるモデルが最適です。BluetoothやWi-Fi対応モデルなら、測定結果が自動でスマートフォンに転送され、記録やグラフ表示が手軽に行えます。
アプリでは、体重の推移や体脂肪率の変化を確認できるだけでなく、目標設定や通知機能があるものもあります。特に、Google FitやApple Healthなどと連携できる体組成計なら、他の健康アプリとのデータ統合も可能です。紙に記録する手間を省き、効率的に健康管理をしたい方におすすめです。
体重計・体組成計に関するよくある質問(FAQ)
このセクションでは、購入前や使用時によくある疑問について丁寧に解説します。不安や疑問を解消し、安心して体重計・体組成計を選びましょう。
スマホ連携しないと使えない?
スマホ連携機能が付いている体組成計でも、基本的な測定は連携なしでも使用可能です。BluetoothやWi-Fi接続は、測定結果をアプリに記録したい人向けの補助機能であり、連携しなくても体重や体脂肪率などはその場で表示されます。
ただし、アプリ連携を活用すると、測定結果を自動で記録したり、グラフで進捗を確認できるなどのメリットがあります。日々の健康管理をしっかり行いたい方には便利な機能ですが、必須ではありません。
精度はどのくらい信用できる?
家庭用体組成計の精度は、使用環境や測定条件によってある程度の誤差が出ることがあります。
たとえば、測定する時間帯や水分量によって体脂肪率に変化が見られる場合があります。しかし、同じ条件で測定を続ければ、数値の変化から体の傾向を掴めます。
特に、デュアル周波数方式や複数の電極を使う高性能モデルでは、精度が向上する傾向にあります。絶対値を重視するより、日々の変化を比較していくことが健康管理の基本です。
医療用と家庭用の違いは?
医療用と家庭用の体組成計では、測定の正確性や使用目的に違いがあります。医療用は専門機関で使用されるため、より精密な測定が可能で、診断や治療に活用されます。
一方、家庭用は日常的な健康管理が目的で、測定のしやすさやコストを重視しています。
最近の家庭用モデルでも、医療用に近い精度を持つ機種が増えてきていますが、あくまで「健康管理用」として使うのが基本です。体調に関する重大な判断は、医師の診断を受けることをおすすめします。
妊娠中やペースメーカー使用者は使える?
体組成計の多くは、微弱な電流を体に流して測定するインピーダンス法(BIA方式)を採用しています。このため、妊娠中の方や心臓にペースメーカーを装着している方は使用を避けるようにと注意喚起されています。
体重のみを測定する場合は問題ないこともありますが、体組成測定についてはメーカーの取扱説明書を必ず確認してください。安全のためにも、使用前に医師に相談することが大切です。
まとめ|自分に合った体重計・体組成計を選んで健康管理を始めよう
体重計や体組成計は、自分の健康状態を知るための大切なツールです。
用途や目的に合わせて最適な1台を選ぶことで、毎日の健康管理やボディメイクがぐっと楽しくなります。
正しい選び方と使い方を知り、継続的な健康習慣をはじめましょう。