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病院向けキャッシュレス決済サービスおすすめ10選!電子マネー支払いにも対応

これまで病院での支払い方法は、現金払いが一般的でした。

しかし現在では、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済に対応している病院も増えています。

これから医院を開業するにあたって、さまざまな決済手段への対応は欠かせません。

そこで本記事では、病院向けキャッシュレス決済サービスのおすすめ10選を紹介していきます。

開業するにあたって、キャッシュレス決済の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の内容

キャッシュレス決済は4種類

主にキャッシュレス決済は、以下の4種類に分けられます。

  1. クレジットカード決済
  2. 電子マネー決済
  3. QRコード決済
  4. デビットカード決済

1.クレジットカード決済

クレジットカードは、キャッシュレス決済で最も利用されています。

仕組みとしては、クレジットカード会社が代金を支払い立て替えます。

その後、カード会社から各指定日に請求され口座から引き落としされるシステムです。

2.電子マネー決済

電子マネー決済には、「交通系電子マネー」「流通系電子マネー」「クレジットカード系」があります。

交通系電子マネー 「Suica」「PASMO」など交通事業者が発行
流通系電子マネー 「nanaco」「WAON」「楽天Edy」などネット通販運営の流通事業者が発行
カードレス電子マネー 「QUICPay」「iD」など

クレジットカードと紐付しており、事前にチャージした金額分だけ利用できます。

3.QRコード決済

QRコード決済は、スマートフォンで支払いが可能です。

QRコードを機器に読み込むことで決済ができます。

代表的なQRコード決済は、以下4種類です。

  • PayPay
  • 楽天ペイ
  • d払い
  • LINE Pay

それぞれスマートフォンをかざすだけでピッと鳴り、決済が完了します。

4.デビットカード決済

デビットカードは、代金を支払うとカードに登録した銀行口座から即座に引き落とされる決済方法です。

クレジットカード決済のような一時的な立て替えとは異なり、口座にある残高以上の金額になると対応できません。

病院がキャッシュレス・電子マネー支払いに対応するメリット|医院側

キャッシュレス・電子マネー支払いに対応する医院側のメリットは、以下の3つです。

  1. 受付の混雑緩和につながる
  2. スタッフの業務の効率化
  3. 患者のニーズに応えられる

受付の混雑緩和につながる

キャッシュレス決済サービスを導入することで、支払いがスムーズに行われれば会計待ちが起こりません。

自然に受付の混雑緩和につながります。

また、患者とスタッフの間で直接現金の受け渡しがなくなるため、院内感染の予防につながるでしょう。

スタッフの業務の効率化

受付スタッフの業務の負担軽減やレジ締め作業の時間の短縮ができます。

現金の管理や釣り銭の補充、レジ締めなどキャッシュレス決済を導入することで業務負担の軽減につながります。

患者のニーズに応えられる

現金以外にもクレジットカードやQRコード、電子マネーなどキャッシュレス決済に対応すれば、患者のニーズにも寄り添えます。

満足度の向上も期待できるでしょう。

病院は、若者から高齢者まで幅広い年齢層が利用するので、ニーズに応えられると他院との差別化も図れて集客にもつながります

病院がキャッシュレス・電子マネー支払いに対応するメリット|患者側

キャッシュレス・電子マネー支払い方法に対応する患者側のメリットは以下3つです。

  1. 患者の待ち時間の短縮
  2. スタッフの業務の効率化
  3. 患者のニーズに応えられる

待ち時間の短縮につながる

会計がスムーズに行われることで、患者の会計待ち時間を短縮できます。

患者にかかるストレスを軽減できるため、信頼度も高まり再診率の向上も期待できるでしょう。

現金が手元になくても決済できる

患者の中には、お財布を忘れてしまったり現金を持っていなかったなどイレギュラーなことが起こるかもしれません。

そうした問題もキャッシュレス決済や電子マネー決済の導入で解決できます。

便利性に優れることから患者の満足度向上が図れます。

非接触で感染リスクを防げる

キャッシュレス決済サービスを導入することで、新型コロナウィルスの拡大やインフルエンザなどの感染症のリスクを軽減できます。

患者の中には「病院に行くことで感染するリスクが高まるのではないか?」と不安に思われるかもしれません。

そのような方でも安心して通院できます。

病院向けキャッシュレス決済サービスの選び方


病院向けのキャッシュレス決済サービスを選ぶコツは、以下の4つです。

  1. 決済特化タイプと周辺業務効率化で選ぶ
  2. 対応する決済手段で選ぶ
  3. 手数料率で選ぶ
  4. 決済端末の必要性で選ぶ

決済特化タイプと周辺業務効率化タイプで選ぶ

病院向けのキャッシュレス決済サービスは、大きく以下の2種類に分けられます。

決済特化タイプ キャッシュレス決済で会計業務の効率化を図るタイプ。

診療の予約管理や受付などシステム化している病院においても、キャッシュレス決済サービスとの連携が可能。

周辺業務効率化タイプ 会計業務だけでなく、予約や受付などの業務も効率化できるタイプ。

キャッシュレス決済以外にも、予約・自動受付・問診・電子カルテ連携などのクリニックに必要な機能を搭載しています。

更に診療後も、適切な内容・タイミングでメールを配信出来ます。

開業する病院のコンセプトや重要視するポイントに合わせて、タイプを選んでください。

対応する支払い方法で選ぶ

キャッシュレス決済サービスによって、対応できる支払い方法やクレジットカードのブランドは異なります。

クレジットカード決済に対応しているものの、VISAやJCBには対応、アメリカン エキスプレスには非対応といったケースもあるでしょう。

患者のニーズに合う支払い方法が対応しているかを確認してください。

決済手数料率で選ぶ

各キャッシュレス決済サービスにより、決済手数料率は異なります。

中には、手数料無料で利用できるキャッシュレス決済サービスもあります。

しかし、一定の利用条件を満たす必要があるので、事前に確認し比較して選びましょう。

決済端末の必要性で選ぶ

病院向けキャッシュレス決済サービスには、決済端末を購入する場合と決済端末をレンタルする場合があります。

導入機器の特徴を踏まえて選定していくことが大切です。

キャッシュレス決済システムによって、利用料は異なりますので必ず確認しておきましょう。

病院向けキャッシュレス決済サービスのおすすめ10選

では、病院向けキャッシュレス決済サービスのおすすめ10選をそれぞれ詳しく紹介していきます。

  1. エムスリーデジカル株式会社|デジスマ診療
  2. 株式会社MICIN(マイシン)|クロンスマートパス
  3. 株式会社EPARKフィナンシャルパートナーズ|EPARKペイメントサービス
  4. 日本医師会ORCA管理機構|日本医師会向けキャッシュレスサービス
  5. チョキ株式会社|チョキペイ
  6. Square株式会社|Square
  7. 株式会社リクルート|Airペイ
  8. STORES 株式会社|STORES決済
  9. SMBC GMO PAYMENT株式会社|stera pack for クリニック
  10. 株式会社CXDネクスト|EZキャッシュレス

1.エムスリーデジカル株式会社|デジスマ診療

メーカー名 エムスリーデジカル株式会社
主な機能 再来/新規予約機能
自動受付・診察券番号表示
問診回答機能
電子カルテ連携
キャッシュレス・オンライン決済
お知らせ配信・次回予約促進
ビデオ通話機能搭載・オンライン診療対応
費用 初期費用:無料
月額固定費:15,800円
決済手数料: 2.95%
URL https://digikar-smart.jp/

デジスマ診療では、予約機能・受付・会計が搭載されている病院キャッシュレス決済サービスです。

待ち時間を減らすことで患者にシームレスな診療体験を提供しています。

問診回答機能が搭載されており、スマホアプリやPCから問診票に入力することで来院時の待ち時間の削減、院内感染リスクの削減などが期待できます。

スマホアプリ内にクレジットカード情報を登録して、会計を後で支払うことができるのでクリニックは会計業務を削減することが可能です。

2.株式会社MICIN(マイシン)|クロンスマートパス

メーカー名 株式会社MICIN(マイシン)
主な機能 チェックイン機能
ネット決済機能
処方せんデータ自動送信機能
LINE連携機能
費用 初期費用:無料
月額固定費:無料
決済手数料:無料
URL https://smartpass.curon.co/

クロンスマートパスは、患者が医療機関を受診する際、受付・会計・薬の受け取りがスマホひとつで完結し、通院体験を向上するサービスです。

クレジットカードを事前登録することで診察代をネット決済できます。

また薬局を事前に指定した場合、処方箋の原本を指定薬局まで直接送付します。処方箋の受け渡しも不要になりますので、すぐにご帰宅いただけます。

初期費用・月額料金・決済手数料が全て無料、電子マネー支払いなど他のキャッシュレス決済との併用可能なところがおすすめです。

3.株式会社EPARKフィナンシャルパートナーズ|EPARKペイメントサービス

メーカー名 株式会社EPARKフィナンシャルパートナーズ
主な機能 様々な決済に対応
WEBで明細確認
充実のサポート
契約期間の縛りなし
費用 初期費用:無料
端末代金:無料
月額固定費:無料
URL https://fp.epark.co.jp/payment/

EPARKペイメントサービスは、初期費用や固定費が不要で、手軽に導入できる病院キャッシュレス決済サービスです

決済端末の豊富な取り揃えで、機能性・セキュリティ・店舗環境などを考慮し、店舗に合った決済端末を提案しています。

また申込みから利用開始まで徹底サポート付きで、導入後のサポートデスクは年中無休なので機械が苦手な方でも安心して導入できます。

4.日本医師会ORCA管理機構|日本医師会向けキャッシュレスサービス

メーカー名 日本医師会ORCA管理機構
主な機能 複数の決済方法に対応
モバイルにも対応
POSレジ等とも連携
万全なセキュリティ
費用 初期費用:カードリーダーレンタル料金が一台無料
月額固定費:要問い合わせ
決済手数料:要問い合わせ
URL https://www.orcamo.co.jp/products/cashless.html

日本医師会向けキャッシュレスサービスは、日本医師会が会員向けに提供している病院キャッシュレス決済サービスです。

豊富な決済方法に対応しており、クレジットカード「VISA」「Master」の決済手数料は、1.45%の低水準で導入可能です。

NTTデータと協力により万全なセキュリティ水準の決済環境を実現しています。

導入の際のサポート体制が整っており、一台に限り無償で端末の設置工事にも応じてくれます。

5.チョキ株式会社|チョキペイ

メーカー名 チョキ株式会社
主な機能 様々な決済に対応
オールインワン決済端末
プリンター一体化
費用 初期費用:要問い合わせ
月額固定費:要問い合わせ
決済手数料:要問い合わせ
URL https://choqi.co.jp/choqipay/

チョキペイは、クリニック・薬局専用キャッシュレスサービスです。

一台の端末でクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応できます。

初期設定のマニュアルが充実しており、院内のWi-Fiと接続するだけですぐに稼働できるのがポイントです。

端末で読み込んだクレジットカード情報を瞬時に暗号化・送信するため、端末に情報を残しません。

会員の情報保護を目的とするPCI DSSに準拠した高いセキュリティで、安心安全に利用できます。

6.Square株式会社|Square

メーカー名 Square株式会社
主な機能 最短翌営業日入金
短期間で導入可能
ポータブルな決済端末
POSレジ連動
請求書発行
費用 初期費用
4,980円(カードリーダー代)
46,980円(オールインワンタイプ)月額固定費:無料

決済手数料:3.25%
URL https://squareup.com/jp/ja/solutions/medical

Squareでは、キャッシュレス決済の売上を最短翌営業日にご登録の金融機関口座に振込みがすることが可能です。

通常かかる振込手数料は、Squareなら必要ありません。

月額固定費、振込手数料、解約手数料の費用が無料です。

毎月の固定費を気にせずにキャッシュレス決済を導入できます。

またSquareの決済端末はコンパクトかつ無線なので、訪問診療先や院外の特設会場などでも、スムーズに電子マネー支払いなどキャッシュレス決済を受け付けることができます。

7.株式会社リクルート|Airペイ

メーカー名 株式会社リクルート
主な機能 様々な決済に対応
ポイントをためる/つかう
クーポン機能
履歴の確認・取消
費用 初期費用:カードリーダーレンタル料金が一台無料
振込手数料:無料
月額固定費:無料
決済手数料:3.24%
URL https://airregi.jp/payment/

Airペイは、68種類の決済手段に対応している点が大きな魅力です。

さまざまな決済をiPadまたはiPhoneと専用のカードリーダー1台だけでクレジットカード決済、交通系電子マネーのほか「iD」「QUICPay」、Apple Payでの決済ができるサービスです。

さらに、Airペイなら業界最安水準の決済手数料、かつ月額固定費・振込手数料は0円です。

8.STORES 株式会社|STORES決済

メーカー名 STORES 株式会社
主な機能 オンライン診療
請求書決済
POSレジなど連携可能
費用 初期費用:19,800円(カードリーダー代)条件達成で無料
振込手数料:無料
月額固定費:無料
決済手数料:1.50%〜
URL https://business.coiney.com/medical

STORES決済は、手持ちのスマホもしくはタブレットにSTORES 決済アプリをインストールし、専用決済端末に連携することにより利用できます。

国際的なカード情報セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠しているので、不正利用を防ぐことができます。

特別医療プランは以下の医療法第一条に定める「病院」または「診療所」が対象となります。

  • 単科病院(内科)
  • 単科病院(外科・形成外科)
  • 単科病院(皮膚科)
  • 単科病院(眼科)
  • 単科病院(歯科)
  • 単科病院(その他)

※180日以内に合計決済額が10万円に達すると端末代金が無料になります。

9.SMBC GMO PAYMENT株式会社|stera pack for クリニック

メーカー名 SMBC GMO PAYMENT株式会社
主な機能 オールインワン端末
音声案内付き
レシートプリンター内蔵
POSシステムとの連携可能
診察券デジタル化アプリ
費用 初期費用:無料
振込手数料:220円 ※三井住友銀行口座無料
月額固定費:3,300(税込) 端末のレンタル含む※契約期間は3 年間
決済手数料:1.50%〜
URL https://www.smbc-gp.co.jp/stera/clinic/

stera terminalは、1台で電子マネー支払い含む30種類以上の決済手段に対応できるオールインワン端末です。

⼀台でコンパクトな省スペースを実現します。

また患者が診察券をスマホへ一元化し、QRコードで来院受付する事により受付業務削減が可能になるアプリです。

窓口での次回予約もアプリ上に登録可能で、予約日をアプリ上に登録すればリマインド通知が届けられます。

10.株式会社CXDネクスト|EZキャッシュレス

メーカー名 株式会社CXDネクスト
主な機能 キャッシュレス決済
コンタクトレス決済
レジスター
365日保守・サポート対応
WebサイトでキャッシュフローWEB管理
費用 初期費用:無料
月額固定費:4,500円(端末/専用タブレット/プリンター/キャッシュドロアのレンタルを含む)
決済手数料:要問い合わせ
URL https://web.casio.jp/ecr/ble/ezcashless/

EZキャッシュレスは、電子マネーなどの支払い方法に加えてレジの導入やサポート体制などを提供しています。

また数多くの海外電子マネーブランドに対応しています。

中国で主に利用している「アリペイ」や「WeChatペイ」や、シンガポールやフィリピンといった国々で採用されている電子マネーでも決済可能。海外の患者に対応したい病院におすすめです。

またEZキャッシュレスは、下記期間限定で永年無料キャンペーンを実施中です。

【期間:2024年3月29日(金)まで(WEB申し込み)】

・初期費用:71,500円(税込)→無料
・月額固定費:2,200円(税込)→無料
・特別決済手数料率:クレジットカード3.24%→2.95%(非課税)
・交通系電子マネー2.95→1.95%(税抜)

まとめ:病院こそ電子マネーなどの支払い方法を導入して利便性向上を図ろう

病院で電子マネーなどの支払い方法を導入するメリットと、おすすめキャッシュレス決済サービス10選をご紹介しました。

キャッシュレス決済サービスを導入し、会計周りを便利にすることで患者に充てる時間を増やすことができます。

業務効率化で会計業務の負荷軽減や患者の利便性向上を図るために、この記事を参考にキャッシュレス決済サービス導入を検討してみてください。