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セミセルフレジメーカーのおすすめ10選!メリット・デメリットも解説

感染リスクの高いクリニックにおいて、セミセルフレジの導入を検討される医院もあるのではないでしょうか。

とはいえ、セミセルフレジにもさまざまなメーカーがあります。どれが良いのか迷われる方も少なくありません。

そこで本記事では、多数あるセミセルフレジメーカーの中からおすすめ10社を紹介します。

セミセルフレジのメリット・デメリットから選び方まで解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の内容

セミセルフレジとは

そもそもセミセルフレジとは、会計時に医療事務が患者情報を入力し、患者は自動精算機で会計のみ行う種類のレジのことです。

感染リスクが高いクリニックをはじめ、飲食店や小売店など、セミセルフレジを導入する店舗が増えています。

セミセルフレジの特徴は、コンパクト設計であり、省スペースで設置できること。クリニックだけでなく、薬局でも導入できます。

セミセルフレジとフルセルフレジの違い

セルフレジには、「セミセルフレジ」と「フルセルフレジ」があります。

セミセルフレジは、支払いにおける患者情報の入力は医療事務の仕事です。入力後に、スタッフが患者を自動精算機へと誘導し、精算作業をしてもらいます。

一方でフルセルフレジでは、商品のバーコードの読み取りや入力から、会計まで患者が行います。

セミセルフレジと比べて患者に負担がかかりやすく、読み取り作業で手間が生じ逆にレジが混んでしまう恐れがあります。

セミセルフレジの導入で得られるメリット

セミセルフレジを導入することで得られるメリットは、以下の5つです。

  1. 会計業務の効率化を測れる
  2. 決済方法が増えて顧客の利便化が向上する
  3. 患者の会計にかかる待ち時間を短縮が期待できる
  4. スタッフとの接触機会の減少と感染リスクの緩和ができる
  5. ヒューマンエラーを防げる

これらについてひとつずつ解説していきます。

メリット1.会計業務の効率化・売上向上が図れる

会計業務が自動化されると、スタッフの人数を削減することが可能です。

空いた手を使い、販促活動や顧客のサポートなど他の業務に手をつけられるので売上向上も図れます

メリット2.決済方法が増えて患者の利便性が向上する

多くのセルフレジは、キャッシュレス決済に対応しています。

現金以外にもクレジットカードや電子マネー・QRコード決済に対応していることで、決済方法の選択肢が増え患者の利便性が向上し満足度も高まります

メリット3.会計の待ち時間を短縮できる

セミセルフレジにより会計がスムーズに行われることで、患者の待ち時間も短縮されてレジの混雑解消も期待できます。

会計の待ち時間が短縮されれば、患者のストレスが蓄積されることも緩和できます。

ストレスから来るトラブルを未然に防げるため、円滑に決済が進められるでしょう。

メリット4.スタッフとの接触機会の減少と感染リスクを緩和できる

セミセルフレジを導入することにより、スタッフと患者の間で直接現金のやりとりが少なくなります。

スタッフは現金に触れる機会がなくなるため、衛生面の安全かつウイルス感染予防にも効果的です。

メリット5.ヒューマンエラーを防げる

自動精算機で会計するため、釣り銭の渡し間違えといったヒューマンエラーを防止できます。

釣り銭の渡し間違えを防止できることにより、現金管理業務の簡易化を図れます。

ヒューマンエラーによる損失削減にもつながるでしょう。

セミセルフレジを導入するデメリット

一方、セミセルフレジの導入で起こり得る3つのデメリットについても紹介していきます。

  1. 導入コストがかかる
  2. セミセルフレジの設置には一定のスペースが必要になる
  3. 小銭やお札が詰まってしまう恐れがある

①導入コストがかかる

セミセルフレジを導入する際、高額なコストがかかり初期費用の検討が必要となります。

登録機と精算機が別々になっているため、導入相場は約200万円から300万円となることがほとんどです。

②セミセルフレジの設置には一定のスペースが必要になる

セミセルフレジを設置する際、一定のスペースを確保する必要があります。

導入するセミセルフレジのサイズを把握し、受付回りなどの導線を考慮しながら配置しなければなりません。

③小銭やお札が詰まってしまう恐れがある

一度に紙幣や硬貨を大量に入れると、機械が故障したり不具合を起こしたりする恐れがあります。

精算機の詰まりや故障などにも迅速に対応できるようにスタッフの教育が求められます。

病院・クリニックにおけるセミセルフレジの選び方4つ

 

セミセルフレジのメーカー選びのポイントは、以下の4つです。

  1. 電子カルテと連携できるレジを選ぶ
  2. 現金以外の決済方法に対応したレジを選ぶ
  3. 自院に合ったサポート体制の充実度で選ぶ
  4. 故障・紙の詰まりが起こりにくいレジを選ぶ

電子カルテと連携できるレジを選ぶ

セミセルフレジを導入する際、電子カルテと連携できるレジを選ぶことが重要なポイントです。

電子カルテと連携することにより、バーコードを読み取るだけで患者の情報を瞬時に取得できます。

現金以外の決済方法に対応したレジを選ぶ

現金以外にも、クレジットカードやQRコードなどの決済方法に対応しているかも重要なポイントの一つです。

現在では、若い人を中心に、現金を持ち歩かない人も少なくありません。

もし現金のみの対応であれば、その煩わしさからクリニックを選んでもらえない可能性もあります。

クレジットカード決済だけでなく、VISAやJCBなど、どのカードに対応しているのかも含めて確認しておいてください。

自院に合ったサポート体制の充実度で選ぶ

セミセルフレジ導入後に、スタッフでは解決できないトラブルが発生する場合があります。

週末も診療しているクリニックは、土日でもすぐに対応可能なサポート体制が整っているメーカーを選ぶと困る心配もないでしょう。

故障・紙の詰まりが起こりにくいレジを選ぶ

紙詰まりや故障が起きづらいレジを選ぶのも重要です。

機械ですので、ある程度の硬貨・紙幣詰まりは避けられません。しかし、その発生しやすさは製品によっても異なります。

故障の起こりにくさという観点からもトラブルを防ぐために比較して選ぶようにしましょう。

セミセルフレジメーカーのおすすめ10選

それでは、セミセルフレジのおすすめ10選を紹介します。

  1. 株式会社スマレジ|スマレジ
  2. ハヤレジ株式会社|ハヤレジ
  3. 株式会社新世紀|ClinicKIOSK
  4. 株式会社GENOVA|ノモカレジ
  5. 株式会社寺岡精工|HappySelf
  6. 株式会社 ポスコ|POSCO
  7. 株式会社ビジコム|セミセルフレジセット
  8. 株式会社カワニシバークメド|テマサックPro カウンタータイプ
  9. NECソリューションイノベータ株式会社|NeoSsrf/POS
  10. 株式会社アルメックス|FIT-B for Clinic

セミセルフレジ1.株式会社スマレジ|スマレジ

株式会社スマレジのホームページ画像

運営会社 株式会社スマレジ
主な機能 レジ機能
顧客管理機能
電子カルテ・レセコン連携
キャッシュレス決済
自動釣り銭機対応など
月額料金
(1店舗につき)
スタンダード:月額0円(1店舗のみ)
プレミアム:月額5,500円(税込)
プレミアムプラス:月額8,800円(税込)
公式HP https://smaregi.jp/lp/clinic01/

スマレジは、iPad・iPhone・iPod touchアプリを使った無料で使えるクラウドPOSシステムです。

導入前のお悩みから、導入後の365日対応電話サポート・最短当日対応メールサポートまで充実したサービスが整っているので安心して利用出来ます。

IT導入補助金2023対応のツールに認定されました。

初期費用をできるだけ抑えたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。

セミセルフレジ2.ハヤレジ株式会社|ハヤレジ

運営会社 ハヤシレジ株式会社
主な機能 電子カルテ・レセコン連携
自動つり銭機連携
レシートプリンタなど
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://hayaregi.com/

ハヤレジは、電子カルテに診察情報を入力すると、診察券や受付票のバーコードに請求情報が反映されます。

請求データとの連携でヒューマンエラーで起こる打ち間違いを防止できます。

初期費用は要見積もり、保守費用は5年目まで月額25,300円(税込)です。導入する機器の構成により変動します。

セミセルフレジ3.株式会社APOSTRO|Clinic POS

運営会社 株式会社APOSTRO
主な機能 電子カルテ・レセコン連携
安心・充実のサポート体制
キャッシュレスに対応など
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://www.shinseiki-j.com/lp/pos/

Clinic POSは、医療機関に特化したPOSシステムです。

電子カルテ、レセコンとの連携により診察券番号を入力するだけで請求データを取得でき、操作を最低限にしています。

導入後も安定した運用が継続できるよう、サポート体制が整っていますので安心して導入いただけます。

セミセルフレジ4.株式会社GENOVA|ノモカレジ

運営会社 株式会社GENOVA
主な機能 電子カルテ・レセコン連携
安心・充実のサポート体制
キャッシュレスに対応
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://nomoca.net/regi/

NOMOCa-Regi(ノモカレジ)は、クリニック専門のセルフレジシステムです。

電子カルテとの連携により正確な会計・記録が実現しています。

クリニックごとの専任担当者が、スムーズな導入から運用方法まで、それぞれの医院様に最適にカスタマイズした方法をご提案させていただきます。

全国サポート可能な体制が整っているため、安心して導入できます。

セミセルフレジ5.株式会社寺岡精工|HappySelf

運営会社 株式会社寺岡精工
主な機能 電子カルテ・レセコン連携
多言語対応
音声ガイダンス
キャッシュレス決済
安心・充実のサポート体制
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00337/

HappySelfは、使いやすいシンプルなデザインで、高齢者が多いクリニックにも適しています。

クレジットカードや電子マネー、QRコード決済にも対応しており、幅広いニーズに対応可能です。

「ハッピーセルフ」のサポート体制は充実しています。

全国4カ所にコールセンターがあり、電話サポートを24時間365日体制で行っています。

セミセルフレジ6.株式会社ポスコ|POSCO

運営会社 株式会社ポスコ
主な機能 外部システム連携
自動釣銭機への接続
キャッシュレス決済
未収金管理
患者別集計など
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://www.posco.co.jp/

POSCOは、クリニック・医療の様々な環境に柔軟に対応でき豊富な実績からセミオーダーが可能なところが強みです。

またレセプト・電子カルテシステムや会計ソフトなど各種連携し業務効率アップも図れます。

保守サービスにも力を入れ、充実のオンラインサポートを導入しているので迅速なデータ修復など安心してシステムを利用できます。

セミセルフレジ7.株式会社ビジコム|セミセルフレジセット

運営会社 株式会社ビジコム
主な機能 外部システム連携
自動釣銭機への接続
キャッシュレス決済
未収金管理
患者別集計など
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://www.busicom.co.jp/

ビジコムのセミセルフレジは、レセコンで作成したバーコードを読み取りスムーズな会計を実現します。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など各種決済サービスと連携が可能です。

金額情報の二度打ちで煩雑だったレジの会計業務がより早く、正確に、効率よく行うことができます。

セミセルフレジ8.株式会社カワニシバークメド|テマサックPro カウンタータイプ

運営会社 株式会社カワニシバークメド
主な機能 外部システム連携
自動釣銭機への接続
キャッシュレス決済など
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://kawanishi-bm.co.jp/thema-sac/

テマサックPro カウンタータイプは、一般的にはオプション機能(有償)として備わっているキャッシュレス対応や多言語対応を標準機能(無償)として搭載しております。

追加費用をかけず、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済ご希望の患者様や海外からの患者様に柔軟に対応できるのが特徴の一つです。

セミセルフレジ9.NECソリューションイノベータ株式会社|NeoSsrf/POS

運営会社 NECソリューションイノベータ株式会社
主な機能 レジ機能
顧客管理
自動釣銭機への接続
キャッシュレス決済
多言語対応
月額料金 要問い合わせ
公式HP https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/retail/products/neosarf-pos/function/self/

NeoSsrf/POSは、初心者でも直感的に操作がしやすい、操作性に優れたユーザーインターフェースを採用しているためスムーズに会計が行えます。

セルフレジのタッチパネルの案内の手順に従って操作するだけで、会計を完了することができます。

多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)のセルフレジなので、インバウンド対応としてもご活用いただけます。

セミセルフレジ10.株式会社アルメックス|FIT-B for Clinic

運営会社 株式会社アルメックス
主な機能 バーコードリーダによる精算金額入力
音声ガイダンスによる操作案内
釣銭切れ防止
フルセルフとセミセルフレジの切替など
月額料金 要お問い合せ
公式HP https://www.almex.jp/products/detail/p-mc-fitb.html

FIT-B for Clinicは、省スペース化を実現している特徴のあるセルフレジです。

他のセミセルフレジに比べて、設置面積約20%コンパクトなのでその分作業スペースが取れます。

領収書などをバーコードリーダで読み取り、精算金額の入力ができるので効率化を図れます。

まとめ:セミセルフレジを導入して病院業務の効率化を図ろう!

セミセルフレジを導入することにより、受付・会計業務の効率化が図れます。

スタッフの業務負担を軽減し、患者の待ち時間の短縮や受付の混雑も改善できます。

キャッシュレス決済方法にも対応できるので、患者の顧客満足度も高まると同時に他院と差別化し集客にも繋がります。

自院に適切なセミセルフレジを選び、業務効率化・売上向上を図りましょう