内科クリニックの患者数が少ない、年々患者が減っているとお悩みなら、オンラインの集客が打開策になるかもしれません。
この記事では、
- 内科クリニックで集客するメリット
- 内科クリニックが集客する方法
- 内科の集客の注意点
を中心に解説します。
ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
内科クリニックで集客するメリットとは
そもそも、内科クリニックで集客するメリットについて考えてみます。
ここでは、メリットについて下記の2点で解説します。
- 集客する(患者を増やす)
- 来院率を高める
集客する(患者を増やす)
集客することとは、内科クリニックの場合は患者を増やすことを意味します。
スマートフォンが普及した昨今では、多くの患者がインターネットで情報収集してから受診する内科を決めています。
そのため、集客の施策を打ち出さなければ、集客の対策を徹底している競合に敵いません。
来院率を高める
集客のメリットの追求において、来院率は無視できない項目です。
来院率とは、「初診を予約した患者のなかで、実際に病院を訪れる患者の割合」を意味します。
たとえば、ホームページを強化すると、多くの人に内科クリニックの存在を認知してもらえます。
しかし、実際に来院したいと思えるようなホームページでなければ、来院率は思うように伸びません。
「この内科がいい」、「この内科に通いたい」と思ってもらえるような集客の実施が重要です。
内科クリニックで集客する前に現状を把握
「内科クリニックで集客したい」と思ったなら、まずは現状を把握しましょう。
知るべき現状は、「自院の経営状況」と、「患者がどのように内科を選んでいるか」です。
自分と相手の理解を深めてから、具体的な集客の方法を実施しましょう。
経営状況を確認する
集客をする際、もちろん「何をするか」は重要ですが、同様に「どのような結果になったのか」も大切です。
「どのような結果になったのか」を知るためには、現状を確認しておく必要があります。
具体的には、
- 初診の数
- 延べ患者数
- ホームページから来院した患者数
- 来院率
などを数字で把握しておけば明確な比較材料になります。
患者が内科を選ぶ方法を知る
患者が内科を選ぶ方法は、当然人によってさまざまです。
ただ、インターネットを活用して内科を探す患者の比率はますます高まっているでしょう。
たとえば、下記のような流れで内科を選んでいる患者の増加が予想されています。
- 体に異変を感じる
- 症状について検索する
- 治療できる病院を調べる
- 通いやすい範囲でどの内科に来院するか検討する
- 口コミやホームページを参考にする
- システムから初診を予約する
- 実際に内科を訪れる
もし、患者が上記のステップを踏む場合、多くの工程でインターネットを活用することになります。
患者が内科を選ぶ方法を知ると、具体的な対策を打ち出せます。
オフライン集客とオンライン集客の違い
インターネットが普及するまでは、当然オフライン集客がメジャーでした。
具体的には、看板やチラシが主な集客手段です。
オフラインの集客ではエリアが限定されてしまいますが、その代わりにさまざまな属性の人に認知してもらえます。
また看板なら、具体的にどの場所にどの内科があるのかを認識してもらえるでしょう。
一方、オンライン集客はインターネットを通じて世界中に情報を発信できます。
オンライン広告なら、インターネット上で特定のキーワードを検索したユーザーに情報を届けられます。
上記のように、オフライン集客とオンライン集客には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
なかでも特に注目すべきは、オンライン集客の重要性が高まっていることでしょう。
たしかにオフライン集客は重要ですが、オンライン集客は無視できません。
内科クリニックが集客する方法7選
内科クリニックが集客する方法を7つお伝えします。
- ホームページを運営する
- 予約システムを導入する
- ポータルサイトを活用する
- マップ(Googleマイビジネス)を活用する
- SNSを運用する
- インターネット広告を活用する
- 情報を更新する
徹底的に集客したいなら7つすべての方法を実施しましょう。
ただ、どれかしらの集客方法の実施だけでも集客は可能です。
自院にマッチした集客方法を検討するための参考にしてください。
1.ホームページを運営する
自社ホームページを運営すると、集客の観点だけでもさまざまなメリットがあります。
まず、「ホームページを運営していること」自体が、患者に信頼感を与えます。
今まで来院したことのない内科について調べる際、公式のホームページが存在しないと、患者からすると得体の知れない内科だと認識されてしまうでしょう。
次に、ホームページに詳細情報を記載すると、患者が知りたい情報を提供できます。
どんな医者がいて、どんな治療を得意としているのかなど、ホームページなら情報を自由に提供できます。
また、ホームページなら自院のブランド化を図れます。
患者に「この内科に通いたい」と思ってもらえれば、熱心な患者を獲得できるでしょう。
2.予約システムを導入する
予約システムを導入すると来院率を高められます。
実際に内科を訪れたいと思った患者は、インターネット上で予約を試みます。
そこで予約の方法が難しかったり、予約に至るまでの手順が長かったりすると、他の内科に目移りしてしまうでしょう。
来院率を上げたいならば、予約システムの導入は必須といっても過言ではありません。
3.ポータルサイトを活用する
ポータルサイトとは、特定のジャンルに特化したホームページを網羅したサイトのことです。
サイトにもよりますが、ポータルサイトでは無料で自院の情報を掲載できます。
公式ホームページと比べると、ポータルサイトの方が簡単に活用できるので、手間をかけずに集客したいなら、まずはポータルサイトの活用を検討しましょう。
もちろん、ホームページとポータルサイトの両方の活用も有効です。
4.マップ(Googleマイビジネス)を活用する
患者によっては、マップサービスから内科を検索します。
マップでの情報発信にも注力すれば、より多くの患者に自院を認知してもらえます。
なかでも、Googleマイビジネスは特に有効なサービスです。
Googleマイビジネスとは、Googleでのキーワード検索結果や、マップの検索結果に情報を記載するサービスのことです。
口コミなども合わせて記載できるので、認知拡大と来院率アップを同時に期待できます。
5.SNSを運用する
昨今では、内科の集客でもSNSを運用するケースが増えています。
TwitterやInstagramでの集客も一つの手段でしょう。
ホームページやポータルサイトと合わせての活用を検討してみてください。
6.インターネット広告を活用する
インターネット広告を活用すると、より多くの人々に情報を発信できます。
数あるインターネット広告の中でもおすすめはリスティング広告です。
リスティング広告を活用すると、内科に関連する用語をインターネットで検索した際に、自院の情報を上位に表示させられます。
広告料が発生しますが、短期間での集客を見込めます。
7.情報を更新する
どの集客方法にせよ、情報の更新は重要です。
いくら立派なサイトを活用していても、情報が古いと患者はマイナスの印象を抱きます。
オンラインで集客をするなら、継続的な活動を心掛けましょう。
内科の集客の注意点
内科の集客で注意すべき点は、効果検証を忘れないことです。
集客する前と後の状況をチェックしなければ、「何がうまく機能し、何が不発だったのか」を振り返れません。
PDCAを回し続ける意識を持って集客を続けることが重要です。
まとめ:内科クリニック集客の鍵はオンライン対策
今回は、内科クリニックの集客についてお伝えしました。
インターネットやスマートフォンが普及した昨今、オンラインの集客を実施しなければ競合に後れを取ってしまいます。
反対に、オンライン集客を徹底すれば効率的な集客が可能です。
もし内科の集客にお困りなら、今回お伝えした方法を試してみてください。