東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

305件中181~195件を表示

  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯予防は、酸の存在にに注目が集まってきている

むし歯の病態は、虫歯菌という細菌が糖分を摂取し、その排泄物である酸によって歯が溶けていくものです。現在は虫歯菌そのものよりも酸の存在が着目されるようになってきています。と言いますのも、お口の中が長く酸性の状態に置かれることにより、むし歯が進行してしまうと考えられているからです。その意味では、食生活習慣が大きく関係してきます。酸がよろしくないわけですので、炭酸飲料はむし歯予防という観点では好ましいものではありません。炭酸飲料に砂糖が入っていると、さらに良くない、ということになります。重要なのは、酸性の環境になってしまったお口の中の状態をいかに早く中性に持っていくかということで、それが現在のむし歯予防の考え方の根本となってきているのです。

むし歯予防ではフッ素が有効です。フッ素入りの歯みがき粉はよく見かけるようになりましたが、ここで問題になってくるのは、日本は、うがいをする文化、ということです。せっかくフッ素を取り入れても、それをきれいに洗い流してしまっては効果は望めません。お口の中にフッ素を残すことが重要な訳で、当院においてもうがいは少ないお水で1回だけ、とオススメしています。ちょっとしたことですが、それがむし歯の予防の第一歩になるのです。

植田 博歳 院長
鶴間駅前歯科クリニック
植田 博歳 院長
大和市/鶴間/鶴間駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

むし歯は「歯磨きだけ」では完璧に防げない?!

むし歯も歯周病も「細菌」による感染症です。予防対策として「細菌をコントロールすること」が大切です。二次的要因として甘いものをたくさん食べる、ストレスフルな生活習慣、食生活が乱れていることも関係しています。

細菌をコントロールするには、基本は「歯ブラシ」です。歯ブラシが得意な人や不得意な人もいるため、細菌の性質を変えてあげます。そのため「キシリトール」を取ること、「フッ素」で歯を強くして、細菌を殺菌するといった、歯ブラシ1本だけに頼るのではなく、「薬液」をつかいながら細菌をターゲットにして攻める方法です。または「電動歯ブラシ」を取り入れ、清掃効率を上げることも大事です。

さらに、歯科医院で「定期健診」を行うことも欠かせません。自分ができないことを歯医者さんでケアして改善してもらいます。特に「バイオフィルム」と呼ばれるばい菌がつくりあげた「膜」があるのですが、これは自分の歯ブラシだけでは除去が難しいため、歯医者さんで膜をはがし落としてもらいましょう。理想をいえば3ケ月に1回リセットすること。それは台所の「黒ずみ」と同じ感覚で、落とすために歯医者に通ってほしいですね。特に黒ずみができるときというのは、細菌が悪さをするときです。歯並びの悪い人や歯磨きが上手ではなかったり、不健康な食生活であったりするともう少し頻度が必要になります。

大原 庸子 院長
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
大原 庸子 院長
世田谷区/赤堤/下高井戸駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • ガミースマイル

複雑な要因をしっかり見極める診断こそが重要

笑った時に歯ぐきががばっと見えてしまう症状をガミースマイルと言います。矯正歯科を訪れる患者さんの主訴の中でも非常に多いものです。その原因は多様で複雑ですが、大別するとやわらかい部分とかたい部分とに分けることができます。やわらかい部分というのは、お口周辺の筋肉や歯ぐきの長さ、厚みなどが原因の場合です。例えば歯ぐきが増殖し歯が隠れてしまっているような場合には、歯ぐきを部分的に切除する方法が考えられます。かたい部分というのは、歯の長さや骨の高さが原因と見られるもので、仮に骨の長さが原因と見られるケースでは、骨を手術で短くする方法が考えられます。矯正治療の分野で考えてみますと、例えば、上の前歯が出ている状態では、笑った際に上唇が“降りてこれない”ことがありますので、このケースでは歯を後ろに下げてしまう治療が検討されます。
重要なのは、原因が異なるのに、見当はずれの治療をおこなうとまったく意味がないものになることです。ですので、原因をしっかり見極める鑑別診断が非常に重要になります。ガミースマイルは、歯の位置が問題になることが多いため、矯正治療がお役に立てることは多々あると考えています。

中嶋 亮 院長
銀座矯正歯科
中嶋 亮 院長
中央区/銀座/銀座駅
●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯周病

歯周病の悪化要因

歯周病は細菌によって歯肉が腫れ、歯を支える組織が壊れていく生活習慣病の一種です。進行すると最終的に歯が揺れ、抜けてしまいます。現在歯を失う要因で一番多いのが歯周病です。歯周病の発生、進行する要因は幾つもあります。

1:口腔内の清掃の不足
ブラッシングが充分でないと歯や歯肉に食べかすが残り菌の繁殖を増長して歯周病が起こり易くなります。

2:病気やストレス
歯周病の細菌は誰のお口の中にもいます。健康な人であれば免疫の作用が菌の進行を抑えるのですが病気やストレスで免疫が落ちると普段は隠れている歯周病の症状が出ることがあります。

3:その他
糖尿病が歯周病を悪化させることが知られています。また歯周病自体が糖尿病を初めとした様々な病気を悪化させる要因にもなっています。他にも様々な要因がありこれらが幾つも複合して歯周病を進行させます。

歯周病発生の大きな要因の一つが歯石の付着です。歯周病の治療は歯石の除去が主体でこれは予防にも繋がります。一度付着した歯石は通常のブラッシングで除去するのは困難です。虫歯の早期発見も兼ねて定期的に歯科医院でのクリーニングを行って頂くことをお勧めします。

飯塚 淳郎 院長
いいづか歯科
飯塚 淳郎 院長
市川市/中国分/矢切駅
●歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

”削らない”の選択で⾍⻭から⼤切な⻭を守っていく

⾍⻭は噛み砕いて言うと、”⻭・バイ菌・バイ菌の餌・時間”の4つの条件が重なって出来るものです。昔は⻭磨きをしないで⽢いものばかり⾷べていた時代があったので、当時は沢⼭⾍⻭の患者様がいました。ただ、最近では⾍⻭が出来るメカニズムがわかってきていたり、フッ素⼊りの⻭磨き粉が普及して⻭の質が強くなったりしてきているので、昔よりは⾍⻭の患者さんは極端に少なくなりました。ただ、⾍⻭の患者さんが多かったのは⻭磨きの習慣だけではなく、”⻭科医の治療の⽅針”も⾍⻭の患者さんを増やすきっかけを作っていたんです。 昔は、⾍⻭が出来たらすぐに⻭を削って、詰め物を詰めるというのが主な治療法でした。しかし、⻭を削るとそこに無数のヒビが⼊り、詰め物をしてもそのつなぎ⽬やヒビからま た⾍⻭になってしまうというのが近年わかってきたのです。昔の治療⽅針は、”⾍⻭になっ て削る→ヒビからまた⾍⻭ができる→さらに⼤きな詰め物が必要になる→神経をとって被 せ物をする→被せる歯が再度虫歯になってしまったら⻭を抜く”という負のスパイラルですね。 しかし、削ることで新たな⾍⻭が出来るというのがわかってきたために、現在では⾍⻭= ⻭を削るという治療法が正解ではなくなってきています。⾍⻭であってもそのまま経過観察という選択をする⻭科医も増えてきているんです。例えば癌であっても、すぐに⼿術を せずに何年か経ってから⼿術をするということがありますよね。⾍⻭の場合もそのような 考え⽅に変わってきています。ですから、最近の学校の検診では⾍⻭の有無だけをチェク して、かかりつけの⻭科医が治療をするかどうか決めるという流れになってきているのです。⾍⻭であっても進⾏してないケースも多くあるので、必ずしも⾍⻭が⾒つかったから といって削るわけではありません。もちろん、進⾏性のものであれば治療していきます。 ただ、削ったことでヒビが⼊って状態がさらに悪化することもありますので注意が必要で す。なので、私はあえて”早期発⾒・早期治療しない”という⽅針で、それよりも⾍⻭にな らないように予防に⼒を⼊れるべきだと患者さんにお伝えしています。毎⽇の⻭磨きでブ ラッシングしにくいところは誰しもあると思いますので、そういった場所は定期的に通院 してぜひクリーニングをしてもらいたいと思います。

佐伯 永 院長
佐伯歯科クリニック
佐伯 永 院長
幸手市/中/幸手駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

副鼻腔炎につながる恐れも。早い治療と適切なブラッシングを

私たちがよく耳にする虫歯という症状ですが、これは菌が出す酸によって歯が溶かされていく病気です。この虫歯の原因はたくさんあり、歯がうまく磨けていない、日常生活の乱れ、生活リズムや環境などが挙げられます。虫歯は進行すると、歯そのものに穴が空いてしまいます。さらにひどい場合は、副鼻腔炎といって副鼻腔にも菌の感染を及ぼしてしまうこともあります。炎症が大きくなると顎の皮膚の表皮に膿が出てくることもありますね。虫歯の対処法としては、まずはできるだけ早く治療をすること。虫歯にならないために患者さんご自身でのケアというと、やはり歯のブラッシングをしっかりすることですね。あとはリンス剤で口をゆすぐなども有効です。歯は人によって歯並びも生え方も本数も違いますので、歯の磨き方にも決まった正解というものがないんです。人それぞれに合わせたブラッシングをすべきです。なかなか歯磨きについて教わる機会がないと思いますが、かかりつけの歯科や予防歯科などで歯磨きの指導をしてもらうのが望ましいですね。

山地 茉莉子 院長
鶴見駅前デンタルオフィス
山地 茉莉子 院長
横浜市鶴見区/豊岡町/鶴見駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • 歯周病

歯周病を予防するためにも、定期的に自身の歯みがきをブラッシュアップしていくことが大切

歯周病が全身の疾患と深く関連していることは、一般にも広く知られるようになってきました。例えば、歯周病が改善すれば糖尿病が良くなり、その逆もまた同様です。すべての入り口はお口に始まるとも言えますので、お口の健康に目を向けることが重要になってくるのです。
歯周病のケアは、歯医者さんに行って歯石を取ってもらうことも重要ですが、それ以上に大きなウェートをしめるのが毎日の歯みがきということになります。毎日、衛生士さんに掃除をしてもらうわけにはいきませんからね。その歯みがきは、ご自分に合ったみがき方を常にカスタマイズしていくことが求められます。歯の形や並びで、届きにくいところ、みがきにくいところはどうしてもあるわけです。それを歯科衛生士さんにチェックしてもらい、都度都度、みがき方をブラッシュアップしていく必要があります。
もう1つ、人はみな歳をとっていくわけで、昔出来ていたことが出来なくなってくることがあります。歯みがきも例外ではありませんから、その変化に対応していけるよう、アドバイスをし、アシストしていくのが私たちの仕事と心得ています。

和田 信宏 院長
赤坂国際KG歯科(赤坂国際ケージー歯科)
和田 信宏 院長
港区/赤坂/赤坂駅
●歯科 ●矯正歯科
  • 顎関節症

頬杖やうつ伏せ寝など生活の態癖が大きく影響する

顎関節症とは、耳の前の辺りの顎の不調、頭痛や首や肩の凝り、口が開きづらい、口を開くと音が鳴るなどの症状があります。この原因は様々なことが複合的に重なっているものですが、最も大きな原因は上下の咬み合わせと、顎関節と神経筋機構のバランスの調和が崩れることです。最も多いパターンとしては咬み合わせに何かしらの変化が起きる、内在していた問題が表に出てくることです。例えば頬杖をつく、うつ伏せ寝などの寝相などの態癖などにより、歯列に外から力がかかることによって歯列が変形してしまうことがあります。そうして咬み合わせが変わってしまい、顎関節症の症状が出てくることがあり得ます。ほかにも、片方で咬む、むし歯の放置や治療が中途半端なままの状態、あるいは歯が欠損したままの状態になっているなどのことも引き金となります。顎関節症の治療は、原因が何かを突き止め、その原因をなくしていく、軽減していくといった対処になります。もう少し踏み込んだ対応ですと、スプリント療法といって専用のマウスピースを使い筋肉や顎関節の安静化を図る方法があります。顎関節症の予防は、生活の癖を見直し、いかに咬み合わせに悪い影響を与えないかが重要です。

倉田 豊 院長
倉田歯科クリニック
倉田 豊 院長
川口市/西川口/西川口駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
  • 顎関節症

噛み合わせの悪さやストレスなど、顎関節症の原因はさまざま

顎のあたりが痛い、口を開けにくい、口を開けるとカクカク・ジャリジャリと音がする……。お口まわりにさまざまな症状が生じる「顎関節症」は、頭痛を伴ったり、眠りが浅くなったり、顔の歪み(顔面非対称)をもたらすこともあります。

顎関節症の原因は噛み合わせの悪さやストレス、食いしばり、歯ぎしりなど多岐にわたります。マウスピースを装着して顎まわりの緊張をやわらげる対症療法もありますが、根治を目指すには原因・症状に即した治療を行う必要があります。

たとえば顎関節症の原因が噛み合わせの悪さであるなら、矯正治療が適応になります。また、一部の歯が欠損しているために顎に過度な負担がかかっているのなら、ブリッジやインプラントによって嚙み合わせを整える必要があるでしょう。

歯科医療においては「予防に勝る治療はない」というのが定説です。定期的に歯科医院に通っていれば、歯がすり減っているなど小さな異変に気付くことができ、早期の介入が可能になります。かかりつけの歯科医院を見つけて「予防」の意識を持っていただくとよいでしょう。

呉 大生 院長
CURE DENTAL 御茶ノ水
呉 大生 院長
千代田区/神田駿河台/御茶ノ水駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

虫歯の原因は体質だった!適切な治療で削らない虫歯治療を目指す

「歯磨きしないと虫歯になるよ」
子供の頃、言われたことがあるかも知れません。日本では幼い頃から歯磨きを習慣づけるためによく言われることですね。「歯磨きで虫歯予防できる」というのは日本では昔から言われていることです。

ですが、最近わかっていることとして、虫歯になりやすいorなりにくい、というのは「体質」によるところが大きいんですね。太りやすいor太りにくいという体質があるのと同じです。

太りやすい人はカロリーに気をつけるし、なかなか太れない人は運動や筋トレを頑張っていますよね。それと同じで、あまり歯磨きしなくても虫歯にならない人と、頑張って歯磨きしているのに虫歯になってしまう人がいます。だからといって歯磨きをしなくてもいい、ということではなくて、ちゃんと歯磨きをするのは大切です。ただ、誰もが同じ方法で虫歯予防ができるかと言うと、そうではないということ。虫歯予防についても自分の体質を知って、正しく虫歯予防をしていくことが大切ですね。

また、虫歯の治療方法についても日本の歯科医療というのはまだまだ削る治療が多い。同じ虫歯の治療だとしても、欧米ならば削らない治療が選択される場面で、日本では「治療の6割が歯を削る」という選択がされています。欧米の場合は初期の頃の虫歯で削る必要が無いものについては削らずに残しています。
そもそも、虫歯が進行しなければ歯を削る必要がないんです。例えば、がんの場合であっても良性の場合だったら手術しないで薬で治療するじゃないですか。虫歯もそれと同じです。

虫歯診療については、ひとくくりに虫歯=削るという大まかな治療から、ちゃんと削るタイミングを評価してから『削る必要があるのか』を適切に判断して治療していく、という方向に変わりつつありますね。

宮崎 啓 院長
南浦和歯科
宮崎 啓 院長
さいたま市南区/文蔵/南浦和駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
1 PAGE 13/21 21