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インプラント(インプラント)の概要

欠損した歯の顎骨に金属製(主にチタン)のインプラント体を埋め込み、その土台の上に人工の歯、もしくは義歯を取り付ける歯科治療。インプラントは残っている周囲の歯に負担をかけることがない上、一般的に義歯などに比べ咀嚼力が優れるというメリットがある。インプラントを埋入するための手術に耐えられない状態(顎の骨の状態、全身疾患等)では治療が出来ないこともある。
受診科目
歯科
歯科口腔外科

この病気について32人の医師の見解があります。

歯科医師から聞いた
インプラントの対処(治療)方法

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インプラント治療の医師選びのポイントは?

インプラントとは、やむを得ず歯を失ってしまった部分において人工的な歯根をあごの中に埋め込み、元にあった歯の位置に歯を再現する。かぶせものとして、ネジとかぶせものをつなげて元にあった歯の状態へ戻す治療です。

これまで失ってしまった歯を再現する治療というのは入れ歯かブリッジしかありませんでした。この治療はいずれも周りの歯の寿命を短くする行為になります。インプラントのメリットは「周りの歯を削らず穴も開けずに単独で治せること」「周りの歯に負担をかけないこと」です。逆にデメリットは、麻酔をかけて外科的な治療が必要であること、保険の適応がないことです。

先生を選ぶ際にはインプラント学会の「認定医」や「会員」というのは、必ずしも当てになりません。気になるならば、先生が行った治療(症例)を一度見せてもらうという手段もあります。肩書きだけではなく、先生とお話しした上で決めたらいいのではないかと思います。また、インプラント治療を一般的な処置として行っている歯科医院の方がいいと思います。

治療期間は決して半年や1年かかる治療が悪いというわけではないのですが、早く治療を終わることを重視しているのであれば、2ヶ月~3ヶ月で終える方法もあることを認知してもらい、その上で選択していただけたらいいなと思います。

小池 慶 院長
さいたま市北区 クオーレ歯科・矯正歯科クリニック
小池 慶 院長
さいたま市北区/宮原町/鴨宮駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

インプラントは治療後のメンテナンスこそが大切。喫煙を避け、定期的な受診を心がけてほしい

インプラントは失った歯を補うときに選択肢の1つとなる治療法です。顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで「新しい歯」をつくります。いわゆる「入れ歯(義歯)」に違和感や抵抗感がある方にとっては第一選択肢となる反面、顎の骨の量が十分でない場合には適応とならないことがあります。

インプラントの大きなメリットは、周囲の歯を削るなどの負担をかけずに済むことです。また、単に歯を1本つくるだけでなく、インプラントを基礎にして部分入れ歯を取り付けるなど、治療のバリエーションが広がることも患者さんの利益につながるでしょう。一方で、インプラントは保険が適用されない自由診療となるため治療費が高額になる傾向があります。

インプラントはご自分の歯と同じようにお使いいただけますが、あくまでも人工物です。治療の際はまずお口の中のコンディションを整える必要があり、治療後も定期的なメンテナンスによって歯周病(インプラント周囲炎)を予防する必要があります。せっかく高額な治療したのに、再び歯を失うようなことは避けなければなりません。口腔環境に悪影響を及ぼすとされる「たばこ」を控えると同時に、日々のケアや定期的な受診を心がけていただくとよいでしょう。

松生 哲也 院長 & 松生 悦子 副院長
まつお歯科
松生 哲也 院長 & 松生 悦子 副院長
三郷市/早稲田/三郷駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

奥歯で噛めることを最優先に。インプラント治療の意義

インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、人工の歯や特殊な入れ歯を装着する治療方法です。仮に前歯と奥歯がない状態だとしたら、インプラントを優先すべきなのは奥歯のほうです。前歯は見える部分でもあるのでこちらを優先したくなる方も多いでしょうが、咬合面で重要なのは左右の奥歯できちんと噛めるようにすることです。順番を誤り、前歯だけインプラントを優先し奥歯を放置してしまうと、前歯や他の歯にも負担がかかってしまうんです。口腔内治療で大切なことは、まず奥歯で左右均等にバランスよく噛める状態を作ること。それこそがインプラントの目的なんですよ。そこがしっかり整っていれば、他の場所の治療もうまくいきます。インプラント治療で骨があるところだけ探して埋め込むのは誤りです。ここにインプラントを入れなかったら口腔内のバランスが悪くなる、見た目も悪く噛めない状態になるというところにこそ埋め込まないといけない。インプラント治療をする歯科医院はたくさんありますが、大学病院での診療に相当する治療経験がある医師を選ばれると安心ですよ。失敗症例をフォローできるくらいの技術がある医師が望ましいです。

齊藤 淳一 院長
れおファミリー歯科
齊藤 淳一 院長
川口市/東川口/東川口駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

自分の歯と変わらず使える『インプラント』とは

虫歯や歯周病が進んで歯を残せなくなった場合には抜歯をすることになります。
歯の根っこが健康で残すことができるならば、その上からかぶせもの(差し歯)をすることで歯を作ることができるのですが、根っこが残せないほど重症だと差し歯が作れません。それどころか、そのまま根っこを残しておくと周辺に膿がたまり顎の骨がどんどん溶けていってしまいます。
そのため、根っこを仕方なく抜歯をするのですが、これはつまりの支えとなる根っこを取っちゃう行為なので、再び歯を作りたいならば人工的な根っこを埋めてその上にかぶせものを作る必要が出てきます。
そう、この人工的な根っこをいわゆる”インプラント"と呼んでいるわけです。

ただインプラントは虫歯や歯周病などの病気で行う治療とは限りません。
もともと大人の歯が生まれつきなく乳歯が残っている方にも行うことがあります。
乳歯は一生は持ちませんので、いつか抜けてしまうのですが、 もともとその乳歯の下に大人の歯がないと "歯抜け”の状態のままになります。
そういった若い患者様もインプラントを選ぶ方が非常に多いですね。

インプラント治療の進め方ですが、まず骨の中にチタン製のネジを入れます。ただ入れた直後は骨と完全にはくっつかないので、そのまま2-3ヶ月ほど待ちます。 そうすると、骨としっかりくっつくので、かぶせものを作るために型取り、最近は口腔内スキャナーでスキャンを行います。 2週間ほどすると、技工士さんが丁寧に制作したかぶせものが納品されますのでそちらを装着して終了です。 工程としては3、4回程度で終わってしまうので、名古屋から通院される私の友人もおりました。

入れ歯は天然歯に比べ、25%程度しか噛めず、お隣の歯をたくさん削ってつなげるBr(ブリッジ) は、 30-50%程度しか噛めないことを考えると、インプラントはご自身の歯と同じ感覚に近く、噛む力もほとんど落ちません。ご自身の健康の歯に勝るものはありませんが、 もし病気に冒されて残せない場合はインプラントが最善の治療法となります。

ただインプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病など骨がなくなってしまう状況下では抜け落ちてしまうこともありますので、歯周病のケアはお勧めいたします。 当院はインプラント専用のクリーニングもございますのでその後もお任せいただければ幸いです。

古川 智基 院長
和光市デンタルオフィス インプラント・矯正ステーション
古川 智基 院長
和光市/本町/和光市駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

なぜ『インプラント』が必要になるのか。その原因とは?

歯の欠損を解決する治療法の1つが「インプラント」です。歯を失う原因は「むし歯」で歯を失うリスクよりも、「歯周病」で失うリスクの方が増えています。歯周病にならないためには、「力」の問題と「ばい菌」の問題があります。力の問題であれば噛み合わせの調整や、噛む力の調整をします。ばい菌の問題は当たり前なことですが、丁寧に歯を磨くことや、歯科衛生士さんに定期的に清掃をしてもらうことです。そのようなことを怠ると欠損の原因になります。

欠損したところには「チタン」という金属でつくられたスクリューを埋め込むのですが、昔よりもだいぶ材料は進歩しているので安心して治療できるようになりました。さらにインプラントにかかる手術時間もケースによっては、1本なら10分程度でできます。他には歯茎を切らずに小さな穴だけあけて埋め込みをする「フラップレス」という治療もあって、埋め込みの手術は簡単になっています。

インプラントが必要にならないためにも、早めにケアをしていくことが必須です。やはりインプラントとはいえ、自分の歯だけで噛むことにはかなわないものですから、歯科医院へ行ってメンテナンスを含めて定期的に検診することが大切です。

高橋 洋平 院長
みらくる歯科クリニック
高橋 洋平 院長
川越市/新宿町/川越駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

歯みがきとメンテナンスで長持ちできるインプラント

インプラントは、欠損した歯の部分に人工歯を入れて補う治療法のことを言います。骨と結合することで予後が良く、長持ちすることや審美的なメリットがあります。インプラント治療をする際には、義歯とブリッジとの比較も行った方が良いでしょう。インプラント治療は、ほとんどの人に適応することが特徴的です。デメリットとしては、素材がチタンでありまれにアレルギーを引き起こす人がいるという点です。アレルギーを引き起こす場合は、義歯やブリッジを選択する方法も考えていきます。
また、インプラント治療を受けることでインプラント周囲炎になる場合もあります。そこで、インプラント周囲炎にならない形態の人工歯根を使うこと、審美的に埋入する方法など治療を成功させる基準があるため知っておくと良いでしょう。
インプラント治療後は、丁寧なブラッシングを行い、1年に1回の定期検診を受けることが大切です。骨が少ない人や長さが足りない人でも埋入する方法があります。全身状態が悪い方を除き、ご相談をしていただければ対応できることがほとんどです。

萬葉 陽己 院長
萬葉歯科医院
萬葉 陽己 院長
所沢市/緑町/新所沢駅
●歯科 ●矯正歯科

インプラントの寿命を長くするためにすべきことは?

インプラントは人工の歯根を骨の中に入れる治療です。むし歯にはならないのですが歯周病にはなります。むし歯が原因で歯を失った人には問題が起こりにくいのですが、噛み合わせや歯周病が原因で歯を失った場合については、原因をしっかり理解しないとインプラントの寿命を短くする恐れがあります。むし歯の原因は歯の細かいヒビに菌が入って起こりますが、実はヒビができる原因は噛み合わせが悪いことにあるのです。歯周病を理由にインプラントをする場合はコントロールすることが重要なのですが、歯周病は生活習慣病でもあるので肥満の人が減量することをイメージするとわかりやすいでしょう。食生活の改善や運動、ジムなどでがんばれば痩せることができるのと同じように、歯周病も歯医者さんで治療を続けて、正しいブラッシングをがんばることでコントロールできます。肥満から減量して体型維持するのと同じように、歯周病も継続を怠ると再発してしまうのです。反省し自己管理をする覚悟をして生涯続けなければなりません。インプラントについて一生使えるものだと思っている患者さんは多いのですが、長持ちさせるためには原因の解除、ご自身で行うブラッシング、メンテナンスが大切です。よく誤解されることとして、歯を磨く=歯の表面を磨くことをイメージするかもしれませんが、表面にはほぼ汚れが付かないため、歯と人工歯根の隙間である歯茎を磨くことが重要になります。インプラントを長持ちさせるには正しい磨き方を理解して実践し続けていくことがポイントです。

浅賀 勝寛 院長
浅賀歯科医院
浅賀 勝寛 院長
越谷市/南越谷/南越谷駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

インプラント治療におけるクリニック選びのコツとは?

インプラント治療の診断自体は簡単なことですが、元の状態に回復するためにどのような外科治療をするのか?どの位まで骨をつくれるのか?先生の力量に差が出ます。欠損でインプラントを入れるだけなら誰でもある程度はできます。残念ながらできないにも関らず、できるかのようにサイトに掲載していることもあり、できないとは言えずにとりあえずやってみて失敗することも多いものです。インプラントは高価なものなので兄弟や親族など近い間での紹介はあっても友達同士などはなく、患者さんも病院選びが大変でしょう。クリニック選びのコツは、執刀医がどこの病院で修行してきたのか?インプラント治療にどのくらい向き合っているのか?経験年数、経歴、実績を見比べることです。やはり、インプラントで有名な先生のところで修行した先生はそれなりに上手いのではないでしょうか。インプラントが全ての人に適していると考える理由は、義歯はどんなに腕のいい医師がつくっても限界があり、デンチャーを入れることで自分の歯を悪くすることもあるためです。一方でインプラントは自分の歯以上に食べられ、且つ残っている歯を守れることがメリットです。さらにメンテナンスはほぼ不要であり、私の母親も30年使用していて2回しか実施していません。ただし、インプラントをする背景は歯の欠損によるものなので、失った原因を追求すべきです。インプラントを1本だけ入れ、残り全てが自分の歯である場合、残存歯の状態を悪化させると環境変化により、入れた1本にだけ強い負担をかけてしまって咬合が変化してしまいます。そのため、残存歯の管理や歯周病予防など口の中全体を守っていくことが非常に大切です。

林 浩一  院長
七里KT歯科・矯正歯科
林 浩一 院長
さいたま市見沼区/風渡野/七里駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

全身状態を把握しながら、患者さんにあった安全かつ的確なインプラント治療

歯科におけるインプラント手術は、顎骨にスクリューを埋め込み、歯を失ってしまった部位の咬合再構築にとって機能性・審美性ともに非常に優れた治療法です。欠点は、手術が必要であること、保険対象外であり高額であること (ある条件下では保険適応) 、噛めるようになるまで時間を要することが挙げられます。手術手技は抜歯と同程度で容易な部類に入りますが、患者さんの全身状態および解剖学的構造に注意しなければなりません。また、新たな材料や治療手技が次々と開発されているので、担当歯科医師は、常に自己研鑽する必要があります。費用に関して患者さんの立場からすると、多くの歯を失えば、かなり高額な治療になると考えられるかもしれません。しかし、インプラントは義歯を安定させる目的として埋入するケースもあり、実際のところ、数本打つだけで入れ歯をかなり安定させることが可能です。当院の院長は、日本口腔インプラント学会の専門医であり、インプラント治療に対する引き出しを確実に多く持っております。患者さんの状態やご予算に合わせた最適な治療法を提供できることも当院の大きな特徴です。やむを得ず抜歯をしなければならない場合、または、現在使用している義歯にお困りの場合、インプラント治療は歯を失った領域を補う方法として、患者さんにとって快適な結果が得られる優れた手段です。予算や希望を医師にしっかり伝え、無理のないやり方を選ぶのが望ましいです。当院では、ご興味がある方に無料相談を受け付けております。お気軽にご連絡ください。

小澤 重雄 院長 & 小澤 重幸 副院長
小沢歯科クリニック
小澤 重雄 院長 & 小澤 重幸 副院長
朝霞市/本町/朝霞駅
●歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

⾼齢者だけじゃない!残りの⻭を守りながら”噛む”を助けるインプラント治療

インプラントは、⻭を失った部分に⼈⼯⻭根を埋め込み、その上に⼈⼯⻭をつけて ⾃分の⻭の代わりとする治療で、⾃然な⾒た⽬と快適な噛み⼼地を得られることが 最⼤の特徴です。噛み合わせや将来的な咀嚼機能を考えると”⼊れ⻭・ブリッジ”な どよりも”インプラント”の⽅が有利だと感じています。というのも、インプラント 治療は健康な他の⻭に負担がかからないですし、どんなに良い義⻭を⼊れても、将 来的にはほとんど噛めなくなると⾔われているからです。せっかく⾼い義⻭⼊れて も噛めなかったら勿体無いですよね。インプラントは義⻭というよりも”⼝腔機能 の改善の⼀部”というふうに捉えるべきだと思います。
インプラントの最⼤のメリットは、全体的な噛み合わせのバランスをとれるところ です。⼊れ⻭やブリッジだと、⻭に負担をかけて、次第に弱ってきてしまいます。 そのため、義⻭をどんどん⼤きくしていく必要が出てきます。さらに、義⻭を⽀え ている⻭も弱ってきてしまうのです。ブリッジの場合は負担がかかって歯根が破折してしまうこともあります。⼀⽅、インプラントは今残っている⻭を傷つけることな く保存出来るのです。残っている⻭を守り、噛み合わせを維持するためにもインプラントを選ばれると良いと思います。中にはインプラントは⾼齢者が取り⼊れるも のだと思っている⽅がいらっしゃいますが、そんなことはありません。若い世代の ⽅もインプラントを利⽤されています。特に前⻭の治療に多いですね。インプラントは健康な残っている⻭を守るという前向きな選択の治療法ですので、年齢問わず 取り⼊れていくべきものだと思います。

松川 寿幸 院⻑
デンタルオフィス松川
松川 寿幸 院⻑
和光市/南/地下鉄成増駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

自分の歯と違和感なく、自然に使えるインプラント

インプラントは、和訳すると移植するという意味を持ちます。骨の中にドリルで穴を開けると、骨は治そうとする力を発揮します。そして、植え付けられたインプラント体を自分の骨と認識し、癒合するといった仕組みです。インプラントは、主にチタンやチタン合金という金属を使用しています。生体から見ても、困らない素材であり、自分の体が自己として認識することが特徴的です。
また、歯を失った人にインプラントを使うことは、第3の歯としても注目が高まっています。やはり、「歯がある」「歯がない」という状態では、患者さんの暮らしが全く異なります。インプラントは1本からでも治療が受けられますが、全ての患者さんに適用するとは限りません。そのほかの治療には義歯もあり、選択肢の一つとしてインプラントの治療を提案をします。
義歯との比較をすると、義歯は個人差が大きく調整が難しいと考えられています。異物感もあるため、嘔吐反射する人もいます。一方で、インプラント治療は自然な歯と違和感なく使用できることがメリットです。よって、義歯が苦手な場合は、インプラントを選択すると良いでしょう。
自然な歯と同様の感覚で使えるインプラントは、長持ちさせるために定期的なメンテナンスを受けることが大切になります。治療のメリットやデメリットを踏まえて、インプラントを検討してみてください。

金子 泰雄 院長
ヨコハマデンタルクリニック
金子 泰雄 院長
横浜市神奈川区/金港町/横浜駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

処置をして終わりではなく、予防とメンテナンスが大切

インプラントは歯を失ったところに人工の歯根を入れる治療法で、白い歯を復活させるようなイメージに近いです。しかし天然歯とは構造が違いますので、予防は必要になってきます。健康な歯は生理的動揺といって少し動くのですが、インプラントは人工のものなので動きません。上の歯が人工なのか天然なのかなどによっても予防法も変わってきますので、メンテナンスは肝要です。インプラントは縦の力に強い特性があるのですが、横の力には弱いので、歯ぎしりをする癖がある方は持ちが悪くなってしまいます。そういった際は就寝時にマウスピースをつけるなどの対策が望ましいです。インプラントと対合する歯が天然歯の場合は、天然歯が伸びてくることもありますので、定期的な咬み合わせの調整も必要になってきます。隣り合った歯が歯石だらけだと、インプラントの周りも歯周病菌が入りやすくなりますので、歯磨きをきちんとして口内を清潔な状態に保つことも大切です。インプラント治療が怖いというイメージを持たれる方も多いですが、昔よりもずっと簡便で数十分でできる処置です。インプラント治療の歯科医院を選ぶ際は、CTスキャンやエールガイドなどで安全・確実な処置ができる医院で相談すれば、患者さんの負担も少なくすみますよ。

長谷川 賢 院長
せんげん台はせがわ歯科
長谷川 賢 院長
越谷市/千間台東/せんげん台駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

他の歯に負担を掛けない優れた治療方法

インプラント治療とは、失ってしまった歯の部分に人工の歯根を埋め、その上に代用となる歯を入れる治療です。噛んだ時の感触が骨に直接伝わるため、天然歯に近い噛み心地が得られる利点があります。加えて、もっとも大きな利点が、隣り合う歯を削ることがない点です。ブリッジの場合、隣同士の歯を削る必要がありますし、入れ歯も支える金具を取り付けるため、歯を削らなければなりません。両隣りの歯を削ることなく、他の歯に負担を掛けることがないのは、インプラント治療の最大のメリットでしょう。
一方、インプラント治療には「怖さ」を感じていらっしゃる方が多いのも事実です。「骨の中に穴を開け、ネジを入れる」などと言葉を聞くだけでぞっとされる気持ちもわからないではありません。ただ、現在はシステム化されていますし、通常の歯科治療の範囲と考えていただいてよいと思います。実際、治療を受けたほぼ全ての方が「これで終わりですか?」と感想を述べられるくらいです。
他の歯に負担をかけないということは、歯全体の予後にもつながります。今後はよりスタンダードな治療として進んでいくでしょう。

岡本 浩正 院長
桜新町グリーン歯科・矯正歯科
岡本 浩正 院長
世田谷区/桜新町/桜新町駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

中間欠損の際は、前後の歯にも優しいインプラントがおすすめです。

歯科インプラントとは、医療技術の進歩により開発された人体に装着する人口歯根です。欠損した歯がある場合、補完する方法としては入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つの選択肢があります。入れ歯とブリッジは前後の歯に負担がかかりますがインプラントは独立しているため前後の歯に影響がなくおすすめですよ。インプラントが特に有効的なケースは、歯と歯の間が欠損(中間欠損)しているケースです。従来のブリッジ治療は、欠損部前後の天然歯を削らなければなりません。インプラント治療は健康の歯を一切削らず、欠損部に歯を入れることができます。噛み合わせや歯列の補完ができ歯の機能を高めます。その他にも、周囲の歯が弱い場合や入れ歯が安定しない場合にインプラントを埋め込むことで前後の安定性を高めるような使い方もされ、口腔機能の回復に大変役立ちます。ただ、どなたでも装着できるわけではなく、患者さんの顎の状態・全身の健康状態・患者さんのニーズや歯周病の有無なども関係してくるので、まずはかかりつけ医にご相談ください。装着後は定期的な受診をしてメンテナンスをするといいでしょう。

黄 安祺 院長 
東京−L歯科・矯正歯科 神保町
黄 安祺 院長 
千代田区/神田神保町/九段下駅
●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●歯科

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

インプラントは、歯を失った際の入れ歯やブリッジと並ぶ手段の1つです(欠損補綴)。ブリッジや入れ歯は、失った歯の両端に負担が生じることになります。例えとして適切かどうかわかりませんけども、骨折している方を担いで山に登っているようなもので、疲労が集中しますし、結果、歯の寿命は短くなってしまいます。その点、インプラントは他の歯に負担をかけることがないことがメリットといえるでしょう。
もちろん、インプラントもメリットばかりではありません。一部を除き、保険診療の範囲に入りませんので、費用の面がありますし、また人工のものがダイレクトに骨の中に入っているわけですので、手入れが行き届かなければインプラント周囲炎になるリスクがあります。当たり前の話かもしれませんが、定期的なメンテナンスが大切ということですね。
昨今、インプラント治療そのものも大きく進化を遂げています。材質も良くなっていますし、インプラントを入れてから噛めるようになるまでの期間も以前に比べれば非常に短くなりました。加えて、例えばインプラントで入れ歯を支えてあげるですとか、言わばコンビネーション治療も選択肢の1つとして有用であることが広まってきていると実感します。一口に「インプラント」と言っても、今では様々な方法があり、そのうちのベストな治療を提案できるよう日々精進しています。

辻 勇人 院長
はやと歯科クリニック
辻 勇人 院長
坂戸市/泉町/北坂戸駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●訪問歯科診療

歯の寿命を守る選択、インプラント治療の長期的メリット

歯を失った部分を補ってくれるのがインプラント治療です。患者さんからもよく質問を受けます。「インプラントと入れ歯、ブリッジ、どれがいいんですか?」と。一長一短はありますが、私自身がどれがいいかということであれば、インプラントとお答えしています。その理由は、他の歯への負担をかけずに済むからです。入れ歯やブリッジは費用面のメリットはありますが、支えとする歯を必要とするため、結果的に歯の寿命を縮めてしまう面があります。人の寿命そのものが延びてきていますから、それではもう追いつかなくなっているんですね。その点、インプラントは単独で成立しますし、結果的に他の歯を守っていくことになることが他の選択肢に大きく勝るメリットとなります。もちろん、インプラントもメリットばかりではありません。費用面もそうですし、外科処置があり、一生ものとまでは言えません。ですが、できる限り長くしっかり噛んでいくということにおいて、インプラントの優位性は高いと考えています。

岡部 隆昌 院長
裕木歯科クリニック
岡部 隆昌 院長
さいたま市緑区/美園/浦和美園駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

周囲の歯に負担がかからず、安定性も抜群。施術後は定期検診と歯周病にならないケアが必要!

インプラントは、歯がないところに対して歯を再建するオプションのひとつです。入れ歯やブリッジに比べ、周囲の歯を削ったり前後の歯に負荷をかけたりすることなく人口的な歯根を埋めたうえで義歯をのせる治療となります。そのためとても安定性があり、インプラントが前後の天然の歯の補助となるので、噛み合わせや前後の歯並びの保持に役立ちます。また、見た目の美しさが優れているのもメリットでしょう。施術の経過としましては、まずは歯科用CTを用いて噛み合わせやなどから、将来的にどういう歯ができるのか、歯ができた際に耐えられるだけのしっかりした骨があるかを調べ、患者さんの歯の状況に合わせた治療法を考えていきます。並行してお口の中に他のトラブルがないかもチェックし、歯茎が健康な状態を確認して施術をしていきます。インプラントを入れた後は、丁寧なブラッシングを心がけましょう。人工的な歯なので虫歯にはならないのですが、歯周病にはなりやすいため、天然の歯以上に気をつけて予防をする必要があります。また、3ヵ月に1回は定期検診を受け、お口のトラブルを未然に防ぐようにしてください。インプラントはとても便利で快適ですが、やはり天然の歯に勝る歯はありません。インプラントをする必要がないよう、日頃のブラッシングや定期検診を利用して健やかな歯を維持し、予防に努めることが大切です。

根間 大地 院長
ねま歯科クリニック
根間 大地 院長
三鷹市/下連雀/三鷹駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科

その後のメンテナンスが大切なので、信頼できる医師選びを

インプラントとは歯を欠損した部分を補う方法のひとつで、顎の骨に人工の歯根を埋めて人工歯を支えるやり方です。歯を補う方法としては、入れ歯やブリッジという選択肢もありますが、その2つと比べてインプラントの場合は周囲の歯への負担がありません。天然歯のように咬めるようになりますし、お口の状態にもよりますが、審美性が高く、自然な見た目に仕上がるのがメリットです。入れ歯やブリッジが合わない人にはおすすめの治療法です。ただし口腔外科手術となりますので、患者さんの身体に負担がかかり、自由診療で価格も高額になります。その人の骨の状態など条件がよければ、手術から2か月ほどでしっかりと噛めるようになりますが、インプラントも埋入して終わりではなく、その後のメンテナンスが大切です。やはり人工物なのでトラブルは起こり得るものですし、歯周病にもなります。治療をする歯科医師と長い付き合いになると思うので、しっかりと説明をしてくれて、患者さんが信頼しお任せできる先生を見極めることも肝要ですよ。

坂本 圭 院長
碑文谷デンタルオフィス
坂本 圭 院長
目黒区/碑文谷/学芸大学駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●矯正歯科

インプラント治療を後悔しないために、患者様に気をつけてほしい3つのこと

インプラント治療を行うようになる経緯は、歯周病が悪化して抜歯しなければいけなくなるか歯根破折の場合が多いです。
抜歯後の選択肢は、入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラント。
この3つ選択肢の中で、インプラントは「第二の永久歯」と呼ばれ、自分の歯と変わらない噛み心地・力を取り戻せます。ブリッジのように両側の歯を削らなくていいですし、入れ歯のように煩わしさがありません。しかし、治療費は高額になるため、経済的な面で悩む方も多いです。また、人工の歯根を埋め込むためインプラント治療への不安は大きいもの。
そこでインプラント治療を行う決断をする前に、気をつけてほしいポイントを3つご紹介します。
①インプラントが可能か、CTを使用して確認してもらう
インプラントは、できる人とできない人がいますので、歯科医師にCTを撮ってもらい確認してみてください。
基礎疾患がある方(糖尿病や骨粗鬆症など)は要相談ですし、骨があるかないかも重要となってきます。CTのある歯科医院で、インプラントが可能なのかまず確認しましょう。
②世間で飛び交う情報を鵜呑みにせず、専門家である歯科医師に正しい情報を聞く
インプラントは怖いと思っている方がたくさんいますが、実は親知らずの抜歯より痛みが少ないです。また、術後の腫れも親知らずの抜歯よりも軽いことが多いです。
インターネットなどでは様々な情報が飛び交っていますが、実際に歯科医院へ足を運び、自分の歯の場合はどうなのか相談してみましょう。
③不安が残るのであればすぐインプラントにせず、まずは入れ歯(義歯)を作ってみる選択肢も。
インプラントの治療は3ヶ月程度かかります。治療期間や治療費などを考えると、なかなか治療に踏み出せない方もいます。そのような場合には、まずは入れ歯(義歯)を作ってみても良いでしょう。
入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラントと3つの選択肢から、入れ歯(義歯)を試してみて合わないのであれば、次はブリッジとインプラントの2つの選択肢を考えればいい。少しずつ自分に合う治療を見つけていくと、後悔せずにすみますよね。

そして何よりも、インプラント治療をしなくてすむためには歯周病予防が大切です。定期的に歯科健診を受け、歯科医師とコミュニケーションを取り、口の中の状態を確認するようにしていきましょう。

横引 良評 院長
ヨコデンタルクリニック
横引 良評 院長
佐倉市/下志津/ユーカリが丘駅
●歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

リスクとメリットを十分に理解したうえで治療を受けることが大事

インプラントは歯を失ったところを人工歯で補う治療法です。顎の骨に人工歯根を植え込む治療そのものは特別難しいわけではありませんが、一度埋入した人工歯を動かしたり、外したりするのは簡単なことではありません。そもそもインプラント治療を行ってよいのか、インプラントを入れる位置をどこにするのかなどを治療前に十分検討する必要があるでしょう。

たとえば、歯を失った原因が歯周病であるなら、インプラントを入れる前にお口の中の状態を改善しなければなりません。歯周病があるのにインプラントを入れれば「インプラント周囲炎」を引き起こし、せっかくの治療が台無しになってしまうからです。またインプラントを入れる位置によっては、ほかの健康な歯に悪影響を及ぼす可能性もありますから、かみ合わせをはじめとしたお口全体のバランスを考慮し、入念なシミュレーションを行ったうえで治療する必要があります。

インプラントは人工歯を入れれば治療が終わるわけではなく、5年後、10年後、20年後の変化まで見据えて治療計画を立てる必要があります。「治療費の安さ」や「治療期間の短さ」でクリニック選びをするのではなく、今のお口の状態や将来的なリスク、どのようなプロセスで治療が進められていくのかなどをしっかり説明してくれる歯科医院を選び、ご本人がきちんと理解・納得したうえで治療を受けていただきたいと思います。

福本 健生 院長
渋谷しらゆり歯科
福本 健生 院長
渋谷区/桜丘町/渋谷駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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