骨軟部腫瘍の原因・症状とは?

骨軟部腫瘍(コツナンブシュヨウ)の原因

骨軟部腫瘍とは、骨や、筋肉、脂肪、神経などの軟部組織に発生する腫瘍の総称。良性・中間型・悪性に分類され、悪性のものは“肉腫”と呼ばれる。発生原因は明確になっていないものが多いが、ほかのがんと同様に遺伝子異常が関与していると考えられている。一部では遺伝との関連も指摘されており、良性腫瘍の中にも家族性に発症するものがある。また、別の臓器にできたがんが骨へ転移し、転移性骨腫瘍として見つかるケースもある。

骨軟部腫瘍(コツナンブシュヨウ)の症状

主な症状は、しこり(腫瘤)や痛み。骨腫瘍では、硬いしこりが触れるだけで痛みのないものもあれば、骨が破壊されることで運動時や荷重時に痛みを伴うものもある。進行すると骨がもろくなり、立ち上がる、歩くといった日常動作だけで骨折する“病的骨折”を生じることもある。また、関節近くに発生した場合には、関節が動かしづらくなるケースもみられる。軟部腫瘍では、太ももや腕などに痛みの少ないしこりができ、徐々に大きくなることが一般的。悪性の場合には、腫れた部分が熱を持ったり、表面に血管が浮き出たりすることもある。

骨軟部腫瘍(コツナンブシュヨウ)の治療

治療は腫瘍の種類や悪性度、発生部位によって大きく異なる。良性腫瘍で症状がない場合には、定期的な画像検査による経過観察となることも多い。一方、痛みや骨破壊を伴う場合には、腫瘍を切除する手術が検討される。悪性骨軟部腫瘍では、手術によって腫瘍を完全に切除することが基本となり、必要に応じて人工関節や組織再建を行う。さらに、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせることもあり、近年では分子標的薬など治療の選択肢も広がっている。

【受診科目】

  • 整形外科

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骨軟部腫瘍の原因・症状・治療方法

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しこりや腫れがあった場合、それは骨軟部腫瘍かもしれません

骨軟部腫瘍とは、骨や筋肉、脂肪などの骨および軟部組織に発生する腫瘍の総称です。一般の方にはあまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、文字通り骨や筋肉のある部位であれば、身体のどこにでもできる可能性があります。

症状はさまざまですが、多くの場合は「しこり」や「腫れ」として気づかれることが多いとされています。触ると動くしこりを感じるケースもあれば、痛みを伴う場合もあります。また、腫瘍の位置によっては関節が動かしにくくなったり、神経を圧迫してしびれを感じたりすることもあります。ただし、痛みなどの自覚症状がほとんどなく、たまたま触れて気づくことも少なくありません。

骨軟部腫瘍には「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」があり、治療方針はその性質によって大きく異なります。良性腫瘍の場合は、すぐに治療を行わず経過観察となることも多く、大きさや症状によっては手術による切除が検討されることもあります。一方で悪性腫瘍の場合には、基本的に手術による切除が必要となり、場合によっては化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療などを組み合わせて治療が行われます。

発生の原因については、遺伝子の異常が関係していると考えられるものもありますが、明確な原因が分からないまま発生するケースも少なくありません。また、腫瘍そのものではなく、関節や組織への刺激によって腫れや塊のようなものができる「腫瘍類似疾患」と呼ばれる状態もあります。このように、しこりや腫れの原因にはさまざまな可能性があるため、自己判断だけで区別することは難しい場合もあります。

気になるしこりや腫れがある場合には、念のため整形外科などの医療機関で相談することが大切です。画像検査などを通して状態を確認することで、適切な対応につなげることができます。

栗原 大聖 院長

みやはら整形外科クリニック

栗原 大聖 院長

  • さいたま市北区/日進町/宮原駅
  • 整形外科 ●小児整形外科 ●リハビリテーション科
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