慢性気管支炎の原因・症状とは?
【受診科目】
- 呼吸器内科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
慢性気管支炎の原因・症状・治療方法
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咳と痰が治まらない……その原因は「鼻」にあり?
咳や痰の症状があると「気管支炎」と診断されることが多いのですが、2週間ほど経っても症状が治まらなかったり、ぶり返したりする場合は、「鼻」に原因がある可能性が考えられます。鼻炎や副鼻腔炎によって「口呼吸」や「後鼻漏(こうびろう)」が起こると、気管支炎に似た症状が続くことがよくあります。
鼻づまりがあると寝ている間に口呼吸になり、外気が直接喉から肺に入って気管支が乾燥します。これが、咳が長引く原因です。一方、後鼻漏は鼻水が喉の奥に流れ込む状態をいい、これが痰の原因になります。
鼻炎の治療には、内服薬、点鼻薬、漢方薬などが用いられますが、口呼吸がある場合は原因に即した治療を行うことが大事です。また花粉症がある方はシーズン前から治療を始めることで風邪症状の予防につながります。
石原内科クリニック
石原 潤一 院長
- 港区/白金台/白金台駅
- 内科
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