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猫のリンパ腫の原因・症状とは？

【受診科目】

  • 猫

※1人の医師がこの病気について述べています

獣医師に聞いた
猫のリンパ腫の原因・症状・治療方法

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年齢を問わず発症リスクがあり、現れる症状はさまざま

猫のリンパ腫は、体内のリンパ球が腫瘍（がん）になってしまう腫瘍性疾患の一種です。外飼いの猫ではウイルス性疾患が原因になることもありますが、加齢や遺伝などによってどの子にも起こり得る病気です。中には3歳の猫が発症したケースもありましたので、若いから安心ということは決してありません。

リンパ球は血液に乗って全身に広がっていくため、腫瘍ができた部位によってさまざまな症状が現れます。腫瘍が胸にできれば胸水がたまったり、腫瘍がお腹にできれば吐き気や嘔吐を引き起こしたりします。

今のところリンパ腫の明確な予防方法はないため、何よりも早期発見が大事になります。また、リンパ腫には抗がん剤がよく効くタイプのものがあり、そういった場合は抗がん剤の投与で症状の改善が期待できます。

野尻 亮輔 院長

港南グラン動物病院

野尻 亮輔 院長

  • 横浜市港南区／日野／港南中央駅
  • 犬 ●猫
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