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産婦人科ならクレジットカード決済を導入!メリットや流れを紹介

出産費用や婦人科検診など、費用がかかる産婦人科でのクレジットカード決済は、年々ニーズが高まりつつあります。

この記事では、産婦人科がクレジットカード決済を取り入れるメリットや流れについて紹介します。

これからクレジットカード決済を取り入れたい産婦人科関係者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード決済ができる産婦人科は増加している

病院でクレジットカード決済を取り入れているのは、約半数だと報告されています。

厚生労働省の調査によると、クレジットカードの導入率は約49.0%です。

特に、都市部にある大規模な病院では、クレジットカードが利用できるところが増えています。

参照:厚生労働省:(PDF)医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査結果報告書

産婦人科でクレジットカード決済を導入するメリット|病院

産婦人科でクレジットカード決済を取り入れると、病院側にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

大きく以下3つのメリットが挙げられます。

  • クリニックの集患につながる
  • 受付スタッフの業務負担を軽減できる
  • キャッシュレス決済が一般的な外国人客の集患にもつながる

クリニックの集患につながる

患者にとって便利なクレジットカード決済を導入することで、集患につなげられます。

普段からクレジットカードを利用している患者にとって、クレジット決済が導入されているかどうかは、産婦人科選びの重要なポイントとなるでしょう。

まだクレジットカード決済導入が進んでいない産婦人科もあるため、いち早くクレジットカード決済を取り入れていけば、競合との差別化にもつながります。

クレジットカード決済を導入した「利用しやすい産婦人科」になれば、新規患者を獲得できる可能性が高まるでしょう。

受付スタッフの業務負担を軽減できる

クレジットカード決済を取り入れることによって、受付スタッフと患者にかかる会計作業が減るため、業務効率化が期待できます。

また、現金支払いの機会が減ると、受付スタッフによる数え間違いといった人的ミスを抑えられます。

硬貨やお札が少なければ、レジ締め作業もスムーズにできるようになるでしょう。

キャッシュレス決済が一般的な外国人客の集患にもつながる

近年では、観光をはじめさまざまな目的で日本を訪れる外国人客が増加しています。

その中には、日本に滞在していて産婦人科を利用される方もいるでしょう。

海外の患者を受け入れる場合、言語に対応することはもちろん、スムーズな支払いも重要になります。

クレジットカード決済を導入していれば、海外から来た患者にとって「安心して支払いができる産婦人科」として選ばれることが期待できるでしょう。

参照:医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査 結果報告書

産婦人科でクレジットカード決済を導入するメリット|患者

産婦人科でクレジットカードを取り入れると、患者側にはどのようなメリットが期待できるかについて紹介します。

  • 急な支払いにも対応できる
  • 患者の負担を軽減できる
  • ポイントを貯められる
  • 衛生上のリスクを回避できる

急な支払いにも対応できる

産婦人科がクレジットカード決済を取り入れていれば、現金の持ち合わせがなくても、カードで診療費を支払えます。

急な体調不良によって、産婦人科を受診する妊婦は多いでしょう。

手元に現金がないときでも、クレジットカード払いができれば、お金を引き出すために銀行やATMへ行く必要がありません。

クレジットカードは24時間利用可能であるため、深夜や休日で現金を引き出せない際も、医療費の支払いがしやすくなります。

患者の負担を軽減できる

大きなおなかの臨月だったり、小さな子どもを連れていたりして忙しい患者にとって、現金を数える会計は大変なものです。

クレジットカードで支払いが可能であれば、会計の際に現金を数えたり、おつりを受け取ったりする手間が省け、患者の負担を軽減できます。

ポイントを貯められる

クレジットカード決済を利用すると、現金支払いでは得られないポイントを貯められることもメリットです。

クレジット払いを利用した患者は、クレジットカード会社独自のポイントが貯まります。

産婦人科での支払いは、高額となることがあります。

そんなとき、支払い額に応じてポイントを貯められることは、クレジットカードを利用する大きな利点といえるでしょう。

衛生上のリスクを回避できる

新型コロナウイルスが流行して以降、非接触で完結する支払い方法のニーズが高まっています。

手洗いやうがいなど、どれだけ気を付けていたとしても、見知らぬ人が触った硬貨や紙幣については管理できない面があります。

現金を扱わないクレジットカード決済であれば、硬貨や紙幣に触る機会が減って、衛生上のリスクを回避できるでしょう。

産婦人科でクレジットカード決済を導入するデメリット

クレジットカード決済を取り入れると、産婦人科はクレジットカード会社に利用手数料を支払う必要があります。

そのため、「クレジットカード決済を取り入れたい」と思っていても、なかなか積極的に導入できない産婦人科も多いのです。

クレジットカードでは、3%〜10%ほどの決済手数料が取られることが一般的です。

特に小規模な産婦人科では、手数料が大きな負担となり、経営を圧迫してしまうこともあります。

ただ、前述したように、クレジットカード決済を導入することによって、クリニックの集患につながるメリットは大きいです。

手数料を加味しても、導入するメリットが大きい場合は、クレジットカード決済を取り入れることをおすすめします。

産婦人科におけるクレジットカードの選び方

産婦人科の支払いには、どのようなクレジットカードが適しているのでしょうか。

ここから、産婦人科におけるクレジットカードの選び方についてチェックしていきましょう。

  • 安心できるブランドのカードを選ぶ
  • 付帯サービスの充実度で選ぶ
  • 利用者が多いクレジット会社を選ぶ

安心できるブランドのカードを選ぶ

産婦人科がクレジットカード決済を取り入れる際に、ブランドは慎重に選ばなければなりません。

クレジットカード会社には、それぞれ異なった特徴がありますが、信頼できるブランドのカードを選ぶようにしましょう。

クレジットカードブランドでは、「VISA」「MasterCard」の2つが、国際シェアの8割以上を占めています。

この2ブランドは、世界にまたがった電子決済ネットワークによって、世界中の国で迅速な取引を実現させています。

国内外で安心して決済できることにこだわるのであれば、「VISA」や「Mastercard」を選ぶのがおすすめです。

付帯サービスの充実度で選ぶ

利用するクレジットカードによっては、付帯サービスの優待が受けられるケースもあります。

年会費0円や決済端末の無料レンタル、専任スタッフが24時間サポート、決済代金の入金が最短翌営業日など、一部のクレジットカードには、お得で便利なサービスが付帯しています。

付帯サービスが充実したクレジットカード会社を選択して、産婦人科の経営効率化に役立てましょう。

利用者が多いクレジット会社を選ぶ

利用者が多いクレジットカード会社であることも大切です。

利用者が少ないカードは、「認知度が低い」「使いづらい」「サービスが不十分」といったマイナスな側面が想定されます。

一方、多くの方から選ばれるカードなら、実績をはじめとしてそれだけ選ばれるのには理由があると考えられます。

ブランドも含めて、よく利用されるカードなら安心して利用できるでしょう。

産婦人科のクレジット決済導入までの流れ

ここから、産婦人科へのクレジット決済導入の流れを以下の3ステップで紹介します。

  1. 加盟店審査
  2. 申し込み・用度品発送
  3. 決済開始・CAT端末設置

まず、加盟店としての審査を受けます。産婦人科の情報をカード会社に提供します。

なお、審査には営業許可証が必要です。

審査を通過した産婦人科に、申し込み書類が郵送されます。申し込み書類が確認出来次第、用度品(ステッカーや伝票など)がカード会社から送られてきます。

用度品セットが到着したら、手動での決済が可能になります。

その後、カード端末会社と設置日の調整をして、クレジットカード決済端末を利用した決済開始となります。

産婦人科のクレジットカードなら三井住友ビジネスカードがおすすめ

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産婦人科で三井住友ビジネスカードを導入することによって、明細書の確認が簡略化され、経費処理がスムーズになります。

【三井住友ビジネスカードのおすすめポイント】

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  • ETCやタクシーなど交通面もサポート
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三井住友VISAビジネスカードは、中小企業向けの法人カードで、経費管理と資産運用の効率化を目的としています。

海外旅行保険では最高2,000万円の補償がついていたり、ホテル予約の手配やレンタカーの優待料金優遇が受けられます。

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三井住友VISAビジネスカードの年会費は1,375円(税込)ですが、「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回カードを利用すれば無料になるため、実質年会費無料のビジネスカードといえるでしょう。

さらに、申し込みはインターネットで簡単!必要な申し込み情報を入力するだけで、申し込み時の登記簿謄本や決算書は不要です。

年会費の負担は低く、経営効率を上げる効果がある三井住友ビジネスカードは、産婦人科経営の心強い味方となってくれます。

クラシックカード以外にも、「ゴールドカード」「プラチナカード」がありますので、会社の規模や内容を比べて、一番使いやすい1枚を選んでみてください。

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まとめ:産婦人科こそクレジットカードの導入で会計を円滑化しよう

産婦人科にキャッシュレス決済を導入することによって、業務効率化や患者さんの顧客満足度向上につなげることもできます。

クレジットカード決済に対応していない病院は、使いづらいと敬遠されかねません。

妊娠・出産や女性のヘルスケアを扱う産婦人科こそ、クレジットカードの導入による会計の業務効率化を検討してみてください。