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レンタル可能なポータブルエコーおすすめ4選!メリットや選び方も解説

ポータブルエコーを導入したいと思っていても、「どれを選べばいいのかわからない」といった疑問を抱えた方が多くいらっしゃるでしょう。

導入する際に、購入するとなると数十万〜100万円程度の初期費用がかかってしまいます。そんな時に便利なのが、初期費用を抑えられるレンタル可能なポータブルエコーです。

本記事では、おすすめのレンタル可能なポータブルエコーをご紹介し、導入のメリットや選び方などを解説します。

ポータブルエコーとは

ポータブルエコーとは、病院で見かけるような超音波診断装置いわゆるエコーがコンパクトなサイズになった製品です。持ち運びが可能なため、訪問診療などの病院外での診療でもエコー検査ができます。またポータブルエコーは自宅でも使用可能なため、妊婦の方などからの需要が今後高まっていくでしょう。

ポータブルエコーをレンタルするメリット

 

ポータブルエコーをレンタルするメリットは主に以下4点です。

  • ポケットサイズで持ち運びが容易
  • 機材で場所が取られないため小さい病院でも導入しやすい
  • ワイヤレスなため操作性が高く、スマホやタブレットで手軽に画像が見られる
  • 低コストで導入が可能

ポケットサイズで持ち運びが容易

ポータブルエコーは小型かつ軽量で簡単に持ち運びができます。そのため病院外での訪問診療や救急治療の際に便利です。また通常のエコーは使った後の機器の消毒や清掃に手間がかかっていました。しかしポータブルエコーのサイズならその手間も最小限に抑えられます。

機材で場所が取られないため小さい病院でも導入しやすい

ポータブルエコーは小さくて軽量な点も魅力の一つです。

通常のエコーよりも導入に必要なスペースが狭くて済むため、ポータブルエコーなら小さい病院でも手軽に導入できます。また院内での使用だけでなく、災害時などスペースに限りがある場合にも利用可能です。

ワイヤレスなため操作性が高く、スマホやタブレットで手軽に画像が見られる

ポータブルエコーはワイヤレスで使用できる製品もあり、操作性が高いという特徴があります。

またエコー画像をスマホやタブレットで、どこでも手軽に閲覧ができます。パソコンと共有すれば、大画面での閲覧も可能です。

スマホやタブレットを通じて、医者同士のスムーズな情報共有が可能なため迅速な診断に役立ちます。しかし情報共有のしやすさが故に、データの誤送信などのトラブルが生じやすい面もあるので情報の取り扱いには注意が必要です。

低コストで導入が可能

ポータブルエコーを導入する際、普通に購入すると数十万〜100万円程度の初期費用がかかってしまいます。しかしレンタルで導入することで、月額数万円程度で初期費用を大幅に抑えられます

ポータブルエコーのレンタルは週単位や月単位からでも行えますので、短期間の導入に向いています。必要な時にだけ短期間のレンタルをすることで、最小限の費用で利用可能です。

レンタル可能なポータブルエコーの選び方

レンタル可能なポータブルエコーを選ぶ際に、確認しておくべきポイントをいくつか紹介していきます。

求めている機能が搭載されているかどうか

レンタル可能なポータブルエコーを選ぶ際には、必要な機能や性能を搭載しているかが重要です。以下が見るべきポイントになります。

  • 画質が求めているレベルかどうか
  • エコーのサイズや重量
  • 連続使用時間の長さが適当か
  • ワイヤレスでの使用が可能か

その他にも、用途に合わせて必要な機能が搭載しているかをあらかじめ確認しておきましょう。

価格

ポータブルエコーの購入には、数十万〜100万円程度の費用がかかります。それに対し、レンタルの場合は月額2万〜4万円程の相場で利用できます。

初期費用や短期間だけ導入する場合の費用が抑えられる一方で、継続的なレンタルには注意が必要です。長期的にレンタルをすると、総額が購入に必要な費用を超えてしまいます。そのためレンタルでポータブルエコーを導入する際には、あらかじめ利用期間や予算を決めておくことが重要です。

保証などメーカーサポートが十分かどうか

ポータブルエコーのレンタル中に機械の故障や不具合が生じた場合、新しい製品に取り替えてくれるといったメーカーサポートを受けられる場合があります。

サポートの内容はメーカーによって異なるため、レンタルの前にしっかり確認しておきましょう。

レンタル可能なポータブルエコーおすすめ4選

おすすめのレンタル可能なポータブルエコー4つの製品情報を紹介していきます。

iViz air

出典:富士フイルムホールディングス株式会社

レンタル価格 40,000円/1ヶ月
送料 8,000円~(往復)
ワイヤレス
専用端末 専用表示タブレット(6.7か10.1インチから選択可)
iPad/iPhoneの利用 ×
プローブ コンベックス
重量 190g
連続使用時間 3時間
サポート 電話、メール、不具合発生時の代替品郵送
メーカー 富士フイルム株式会社
レンタル会社 オリックス・レンテック

iViz airは、本体とプローブをWi-Fiで接続することでワイヤレスでの使用が可能となっています。またケーブルがないため、有線型のエコーでは検査しにくかった部位のスキャンも容易です。

独自の画面処理技術「Clear Visualization」に加えて「Clear Visualization Plus」を搭載しています。それにより画像の歪みを抑えながら、強い鮮鋭化を可能とする新エッジ機能を加えた画像を撮影できます。

※「Clear Visualization」:臓器の輪郭から微小な欠陥まで、様々な組織の境界の鮮明さを保ちつつ、スペックノイズの低減を実現した画像処理技術。

1ヶ月単位でのレンタルで、不具合発生時には代替品を郵送してくれるメーカーサポートも付いています。

公式サイトを見る

Vscan Air

出典:GE HealthCare

レンタル価格 短期レンタル(1~12ヶ月):月額42,350円(税込)

長期レンタル(3年):月額21,780円(税込)

送料 要問合せ
ワイヤレス
専用端末 なし
iPad/iPhoneの利用
プローブ コンベックス、リニア
重量 205g
連続使用時間 50分
サポート 電話、メール、故障時に代替品郵送
メーカー GE HealthCare
レンタル会社 テクノレント

Vscan Airは、腹部だけでなく心臓や血管まで様々な検査をサポートする機能を搭載しています。Whizz(ウィズ)ボタンを使うことで、明るさやコントラスト、周波数、温泉密度などをボタンひとつで最適な条件に調整ができます。

また過去の画像を瞬時に取り出し、検査中の画像と簡単に比較ができます。過去のスキャン条件にボタンひとつで合わせることも可能で、客観性と精度の向上に繋がります。

iPhoneやiPadに対応しており、医師同士の画像のスムーズな共有が可能です。

公式サイトを見る

小型超音波画像診断装置WiZ

出典:MIZOUE PROJECT JAPAN

レンタル価格 1週間:11,780円(税込)

2週間:17,600円(税込)

4週間:30,800円(税込)

送料 要問い合わせ
ワイヤレス ×
専用端末 AQUOS SH-M04
iPad/iPhoneの利用 ×
プローブ コンベックス
重量 プローブ(ケーブル含む):195g

表示器:138g

連続使用時間 要問い合わせ
サポート 電話、メール
メーカー 有限会社MIZOUE PROJECT JAPAN
レンタル会社 有限会社MIZOUE PROJECT JAPAN

WiZは、表示器にシャープ製のスマートフォンが採用されており、携帯性が高く片手での操作がしやすくなっています。表示器とパソコンを繋げることで、保存したデータを大画面での閲覧が可能です。

1週間単位でのレンタルが可能で、短期間での導入に向いています

公式サイトを見る

ポケットエコーmiruco

出典:日本シグマックス株式会社

レンタル価格 5日:30,250円

10日:36,300円

15日:42,350円

20日:48,400円

30日:60,500円

40日:78,650円

50日:93,720円(全て税込)

延長1日:2,420円

送料 定額2,200円(税込)
ワイヤレス ×
専用端末 タブレット表示器
iPad/iPhoneの利用 ×
プローブ コンベックス、リニア
重量 500g以下(プローブ1台+タブレット表示器1台の重さ)
連続使用時間 約3時間
サポート 電話、メール

商品の欠陥・不具合・暇疵を理由とする場合に限り、商品到着後1ヶ月間返品交換を受付

メーカー 日本シグマックス株式会社
レンタル会社 アズワン

mirucoは、プローブや表示器などを合わせても500g以下と軽量かつコンパクトな設計になっています。そのため病院内だけでなく訪問診療など幅広い場面での利用が可能です。

操作方法がシンプルで、2点間の距離も始点と終点を指で合わせるだけで計測ができます。スマートフォンのように操作できるため、医師だけでなく看護師などのメディカルも扱いやすい仕様になっています。

またWi-Fiのある環境下でなら、パソコンに保存した画像のメール送信が可能で現場での迅速な判断に役立ちます。

公式サイトを見る

レンタルできるポータブルエコーに関するよくある質問

レンタルできるポータブルエコーに関するよくある質問について回答していきます。

Q.ポータブルエコーは算定できますか?

訪問診療で医師がポータブルエコーを使用すると、400点算定されます。

Q.ポータブルエコーのメリットは?

レンタルできるポータブルエコーを利用するメリットとして、以下のようなことが挙げられます。

  • ポケットサイズで持ち運びが容易
  • 機材で場所が取られないため小さい病院でも導入しやすい
  • ワイヤレスなため操作性が高く、スマホやタブレットで手軽に画像が見られる
  • 低コストで導入が可能

Q.どのエコーが良いのか分からない

ポータブルエコーを選ぶ際には、機能面やレンタル価格、メーカーからのサポートの内容などのポイントを考慮し希望に適した製品を選ぶとよいでしょう。

まとめ:レンタルできるポータブルエコーのメリットを踏まえて導入してみてはいかがでしょうか?

本記事では、レンタルできるポータブルエコーのメリットや選び方などについて解説してきました。

ポータブルエコーは、持ち運びが容易で場所に関わらずどこでも診察することができます。またレンタルで導入すれば、購入するより初期費用を大幅に抑えられます

性能や価格、サポートの内容などを考慮した上で最も適したポータブルエコーのレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。