歯科医院の広告は昔ながらの看板やチラシも有効な手段ですが、現代ではやはりホームページが重要な位置を占めています。現代の集患の手段はホームページからというのが当たり前の時代になりました。
しかし、ホームページから集患ができないと悩まれている歯科医院もあります。
本記事では医療広告ガイドラインとホームページの関係、集患のできるホームページのコンテンツやデザインを解説します。
集患に悩まれているなら記事を参考にホームページのリニューアルを検討されるのもいいかもしれません。ぜひ集患のヒントを記事から見つけてください。
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歯科医院の広告で気をつけたい広報活動
近年のインターネットの普及、またホームページ集患は費用対効果が高いことに注目され、歯科医院の多くがホームページを持ち集患をおこなうようになりました。
そのため、厚生労働省は2012年9月28日付けで、医療機関のホームページの内容の適切なあり方に関する指標「医療機関ホームページガイドライン」という指標を公布しました。
その後2018年6月1日に医療法が改正になり新たな「医療広告ガイドライン」が制定されました。
歯科医院がホームページを制作する際は「医療機関ホームページガイドライン」「医療広告ガイドライン」を遵守して制作しなければいけません。
歯科医院と医療広告ガイドライン
医療法と医療広告の歴史は古く、医療情報が規制され始めたのは戦後間もない1948年からでした。その後2007年に旧医療広告ガイドラインが制定されます。
当時の医療機関のホームページは今のような集患ツールではなく、純粋な情報提供の場であり、ホームページは広告の対象とはされていませんでした。
時代は変わりインターネットの普及によりホームページを見て来院する患者が増えていきます。
ホームページが広告規制に引っかからないと気づいた一部の医療機関と、ホームページ制作会社は故意に虚偽や信頼性の低いホームページを制作し始めます。
その後、美容整形などの美容医療に関する相談が増えたことを受け、ホームページ上で誤解を招く広告表現を規制するため、医療広告ガイドラインは改正されてホームページも他の広告媒体と同様に規制の対象とし、是正命令や罰則等の対象になったのです。
禁止されている表現
医療広告ガイドラインで禁止されている広告は以下になります。
出典:https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180524_1.pdf
- 虚偽広告
- 比較優良広告
- 誇大広告
- 公序良俗違反広告
- 治療の内容・体験談
- 治療のビフォーアフター写真
- 品位を損ねる広告
それぞれ詳しくみていきましょう。
虚偽広告
「絶対安全な手術です」「どんなにむずかしい症例でも必ず成功します」など広告内容が虚偽で、事実と異なる情報だった場合、不適切な医療を受けさせるおそれがあるため禁止されています。
比較優良広告
他の医院と比べ自院が他の医療機関よりも優良であるという広告は禁止されています。また、たとえ事実であったとしても「日本一」「NO.1」「最高」等の最上級を意味する表現も禁止されています。
誇大広告
必ずしも虚偽ではないが提供する医療の内容等について、事実を不当に誇張して表現したり人を誤認させる広告は禁止されています。
歯科医院によくある「インプラントセンター」などの名称は、国や自治体に認められた基幹病院にしか認められていません。勝手に名乗ると誇大広告に該当します。
院内にそういった役割を担う部門があり、患者に向けて院内提示しているものをそのまま掲載している場合は問題ありません。
公序良俗違反広告
わいせつもしくは残虐な図画や映像、または差別的な表現をもちいた広告は公序良俗に反する広告として禁止されています。
治療の内容・体験談
体験談は個々の患者の状態等により当然その感想は異なるものであり、誤認を与えるおそれがあるため禁止されています。(条件を満たすと掲載は可能)
治療のビフォーアフター写真
ビフォーアフターの写真やイラスト等のみで説明が不十分なものは禁止されています。(条件を満たすと掲載は可能)
品位を損ねる広告
「ただ今キャンペーンを実施中」「期間限定で〇〇療法を50%OFFで提供しています」などの医療機関の医療内容の品位を損ねる、あるいはそのおそれのある広告は禁止されています。
広告可能事項の限定とは
- 看板
- チラシ
- テレビCM
上記のものは従来から医療法で広告可能事項が定められ、医療法で認められた項目以外の事項については広告が禁止されています。
広告可能事項の限定解除とは
医療法の広告事項の限定を受けないためのホームページの条件は以下になります。
- 電話番号やメールアドレスなどの問い合わせ先がホームページに記載されている
自由診療についての情報を記載する場合は以下のことを記載します。
- 治療名称
- 通常必要とされる治療内容
- 公的医療保険が適用なれない旨
- 標準的な費用
- 治療期間及び回数
- この治療による主なリスクや副作用
- 適切かつ十分な情報を提供する
医療広告ガイドラインについては以下で詳しく解説しています。
クリニックの広告禁止事項とは?病院で広告活用するポイントも解説!【医療法による広告規制】
歯科医院のオフライン広告
歯科医院のオフライン広告を紹介します。昔ながらの広告手法ですが現代でも有効なものです。オフライン広告には次のようなものがあります。
- 交通インフラ広告
- 野立て看板
- 紙媒体広告
オフライン広告の特徴について解説していきます。
交通インフラ広告
交通インフラ広告とは、電車やバスに掲載する広告です。広告を出す際は交通量を考えましょう。「交通量=広告を見てくれる人数」と考えます。交通量が多いところが良い場所になります。
野立て看板
看板を出す場合は「単純接触効果」を狙います。単純接触効果とは、最初は何も感じなくても何度も接しているうちに親しみが増して好意を持つ現象のことです。
患者にとって歯科医院に行くのは気が重いものですが、単純接触効果を利用してあらかじめ心理的ハードルを下げておけば歯科医院に来院する可能性が高まるでしょう。
掲載場所を決めるポイントは以下になります。
- 交通量
- 道路の性質
- 歯科医院との距離
- 看板の大きさ
- カーブしている道路
- 電灯
掲載場所ごとの特徴を解説していきます。
交通量
交通量が多いほうが立地としては良いでしょう。交通量は実際に調べる手間を省くため、人が多く通るか通らないか感覚で決めても良いとされています。
道路の性質
道路には産業道路(貨物輸送が目的)と生活道路(地域住民の移動が目的)があります。産業道路はトラックが数多く走るので歯科医院の野立て看板を出すのには向きません。野立て看板を出すなら生活道路を優先させましょう。
最も良いのは自動車の速度が落ちる道路です。慢性的に渋滞する道路や交差点は野立て看板を出すのに最高のロケーションだといえます。
歯科医院との距離
野立て看板は歯科医院の近場で出します。「近所の人は当院の存在を知っているだろう」と考えがちですが、実際は認知されていない場合も多く野立て看板を出すなら歯科医院の近場に出すのが有効です。
看板の大きさ
野立て看板の大きさは大きいほうが良いとされています。大きいほうが良い理由は人間の視野と関係しています。視野には意識のなかに残る範囲と意識の外に出る範囲があります。
通常、野立て看板は頭よりも上に設置されます。人間の上方視界は60°ですが、認識できるのは10°以内に存在する物体であると考えられます。10°以内の視界に収めるには、看板と一定距離、離れる必要があり、離れても認識してもらうには大きい看板でないとむずかしいでしょう。
カーブしている道路
カーブしている道路に野立て看板を設置する場合は、カーブの外側を選ぶと良いでしょう。自動車がカーブを曲がるときの視界は外側を向いており、内側は死角になりやすいためです。
しかし、カーブを曲がっているときの視界はそもそも狭まっているので、看板を出す場所としてはおすすめできません。
電灯
電灯は設置したほうが良いでしょう。標準装備でついているものもありますが応相談になるのであれば、可能な限りつけてもらうのが良いでしょう。
紙媒体広告
紙媒体の広告とは、チラシ、地域情報誌、新聞を指します。
紙媒体の広告は年配の方に向けて有効な広告手段です。チラシの効果は「チラシ1万枚で来院者10人」といわれています。
一般的にチラシの反応率は0.1%でチラシを撒く場合はこの数値を考えてチラシの枚数を決めると良いでしょう。
地域情報誌に記事を載せると「町の名医」の雰囲気を作ることができます。地域情報誌にはお役立ち情報を書くのがポイントです。情報誌は公共性や客観性を重視しています。
そこに売り込みを書くのはそぐわないため、歯科医院や院長自身のイメージ作りと割り切って患者の役に立つ情報を書くと好感度も上がるでしょう。
歯科医院のオンライン広告
歯科医院のオンライン広告で重要な位置を占めるのがホームページです。ホームページの内容を充実させることは熾烈な生き残り競争のなかにある歯科医院では必須事項といえます。さまざまな施策を取りながらホームページの充実をはかることが喫緊の課題になるでしょう。
ホームページ
現代では、さまざまな商品やサービスを探す際インターネットを検索するのが当たり前の時代です。歯科医院がホームページを持って集患するのも当たり前になりました。今後もますますホームページは集患にとって重要なものになると考えられます。
2018年6月に医療広告ガイドラインが新たに制定されホームページも広告として扱われるようになり、今まで掲載できていた体験談、口コミ、ビフォーアフターの写真などが広告事項の限定解除という縛りができました。歯科医院が自由に患者に訴求することがむずかしくなりホームページからの集患に影響しています。
しかし、ホームページは患者にとってもなくてはならないものです。歯科医院を探す際に患者はホームページを見て検討するからです。いかに患者にとってわかりやすいホームページを作ることができるかは集患に大きくかかわるため、歯科医院のホームページはインターネット上の歯科医院の玄関と表現しても過言ではありません。
今後も集患で重要な位置を占めるホームページを魅力的で、より集患ができるように運営していくことは歯科医院が抱える課題でもあるのです。
広告集患に重要な歯科医院のホームページのポイント
重要なホームページですが、ホームページの価値を決めるのはコンテンツです。コンテンツの充実が読まれるホームページになるか、読まれないホームページになるかを左右します。コンテンツの内容を以下で解説します。
- ブラウザバックされないページを作る
- キャッチコピーの作り方
- アクセス
- 院長のプロフィール
- 診療内容
コンテンツの詳細を見ていきましょう。
ブラウザバックされないページを作る
ブラウザバックとはホームページ閲覧者が「戻るボタン」をクリックすることで、歯科医院に限らずホームページをひらいて、そのページを見るかどうかの判断は5秒で決まるといわれています。
しかし、見方を変えれば5秒耐えられれば、そのページを見てもらうことができます。5秒耐えるために重要なのはコンテンツの配置です。コンテンツとは以下の内容になります。
- キャッチコピー
- 歯科医院情報
- 院長のプロフィール
- 診療内容
- 診療理念
コンテンツの配置を考える際は患者の意識の推移を考えます。患者の意識は「興味」→「行けるか」と移ります。
「興味」はキャッチコピー「行けるか」は医院情報に相当します。患者は複数の医院のなかから、どの歯科医院に行くか検討します。患者に選ばれる歯科医院になるには、まず患者の選択肢のなかに入る必要があります。
選択肢に入るにはわかりやすいキャッチコピーが最も効果があるでしょう。キャッチコピーは歯科医院を一言で表現した短い言葉であり、歯科医院の名刺ともいえます。キャッチコピーで興味を引いて、患者の選択肢のなかに入ることを目指しましょう。
次の「行けるか」の段階では歯科医院に興味を持った患者が、自分が通えるかを検討するために次のことを確認します。
- 所在地
- 診療日
- 時間
患者は自分が行ける場所、時間で診療しているかで歯科医院を判断します。ここまでで5秒です。おさえるべきポイントはキャッチコピーと歯科医院情報だけでいいのです。わかりやすいキャッチコピーと、わかりやすい歯科医院情報だけでブラウザバックを防ぐことができるでしょう。
キャッチコピーの作り方
キャッチコピーは広告において最も大事な要素になります。自分の歯科医院を一言で表現できれば患者にとってわかりやすいものになるでしょう。わかりやすさは集患の効果となって表れます。
具体的には次の要素を単体、または組み合わせて表現します。
- ターゲット
- メリット
- 数字
- 診療内容
詳しい使い方を見ていきましょう。
ターゲット
来院して欲しい患者の特徴をキャッチコピーにします。たとえば「〇〇町のかかりつけの歯科」シンプルですが〇〇町に住んでいる人をターゲットにした、かかりつけ型歯科医院の広告に適しています。
メリット
世の中のキャッチコピーの多くが、メリットを訴求しています。メリットは訴求力が高く顧客の購買意欲を掻き立てる広告手法です。しかし、医療行為ではメリットの訴求は医療広告ガイドラインに抵触するリスクが高くなります。
たとえば「インプラントで歯が蘇る」は医療広告ガイドラインに抵触します。現在ならば「目立たないマウスピース矯正」くらいが表現の限界でしょう。
専門医資格を持っている歯科医師ならば、それがそのままメリットになります。「歯周病専門医」なら歯周病に詳しい専門医に診てもらえる名医型の歯科医院として患者に訴求できます。
数字
現行の医療広告ガイドラインでは比較広告は禁じられているため、数字をもちいた比較はできません。リスクを冒して他院との比較広告を出すよりも自院の実績を広告するほうがいいでしょう。
たとえば「1day トリートメント」とキャッチコピーに入れると、何となくホワイトニングが早く終わるのではないかとイメージさせ、患者の期待値は上がるでしょう。他院との数字の比較をしなくてもある程度インパクトのある数字ならキャッチコピーにふさわしいと考えられます。
診療内容
診療内容をキャッチコピーとして使用することもできます。「インプラント」という診療内容は、それを希望し実際に受けられる歯科医院を探している患者がターゲットになります。
普通名詞化した診療内容を希望する患者は、一般的な情報を知った上で自分に適応できるなら診察を受けたいと思っています。また、診療内容をキャッチコピーにすると来院後のコンサルテーションの時間の短縮にもなるため、時間を短縮したい歯科医師、歯科医院には向いているでしょう。
アクセス
現在ではほとんどの患者はスマートフォンを使い歯科医院を検索します。スマートフォンで見ても歯科医院の所在地を示す地図が少しでも見えるようにしておくのがホームページのコンテンツの基本になります。
地図をスクロールしないと見えない位置に配置するのはおすすめできません。ページ上部の3本線(メニュー欄)に格納するのはNGです。
院長のプロフィール
キャッチコピーに興味を持った患者は院長のプロフィールを確認します。院長のプロフィールはキャッチコピーとリンクさせます。たとえば、キャッチコピーでインプラントを使うのなら、院長のプロフィールにもインプラントを盛り込みます。
診療理念は、歯科医師の立場からすると患者に読んでもらいたいと思うことでしょう。しかし、診療理念は患者からするとむずかしく読み飛ばされてしまうコンテンツになってしまいます。
そこで、院長のプロフィールに診療理念を組み込むことをおすすめします。プロフィールに診療理念をスパイスとして使うことで患者にとっても面白いコンテンツになるでしょう。
診療内容
キャッチコピーとプロフィールがしっかりしていれば、診療内容は補足程度で構いません。患者は診療内容を写真や文章で見せられてもよくわからないからです。自分がどのような治療の適応になるかは、歯科医院に行かないとわからないというのが実情でしょう。
広告集患に重要な歯科医院のホームページのデザイン
コンテンツが決まればホームページのデザインを考えます。デザインを決めるときは次のことを考えるといいでしょう。
- キャッチコピーに合わせる
- 歯科医院であることがわかる
- 基本情報がひと目で視界に入る
- 顔が見える
- 写真はプロに撮ってもらう
デザインの要素を詳しく見ていきましょう。
キャッチコピーに合わせる
デザインはキャッチコピーに合わせて作ります。キャッチコピーのイメージにあった色とフォントを採用します。
たとえば、青色は知性を表現するので名医に向いている色ですが、一方で青色は冷たい印象を与えます。フォントも同様で明朝体は知的な印象ですが堅苦しい印象もあります。ゴシック体はフレンドリーですが軽い印象にもなってしまいます。
すべての色とフォントは見る人によって受ける印象は変わるため、歯科医師が望まない印象を与える場合もあるでしょう。考えれば考えるほど決まらなくなるので名医型の歯科医院のスタンスを選ぶなら、名医に見える色とフォントを採用すべきでしょう。
歯科医院であることがわかる
歯科医院のホームページでは、トップページをひらいた瞬間に歯科医院であることがわからないホームページが意外に多いという特徴があります。
歯科医院の雰囲気を出さずに美容院やリラクゼーションサロンに見えてしまうものです。患者は歯科医院のホームページを期待してひらいたために、見た瞬間に歯科医院だとわからなければブラウザバックしてしまうでしょう。
基本情報がひと目で視界に入る
ホームページをひらいた瞬間に、所在地、電話番号、診療時間が視界に入るようにコンテンツを配置しましょう。
基本情報はおろそかにされがちですが、患者は自分が通える範囲でよさそうな歯科医院を探しています。まずは基本情報を見せることが患者の希望を叶えることになります。
顔が見える
顔は安心感につながるため見せたほうがいいです。スタッフの写真はあってもいいですが、なくても問題ありません。実際のスタッフの写真はリアル感が出るのでスタッフの許可がとれたら掲載するといいでしょう。
写真はプロに撮ってもらう
写真はお金がかかってもプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。写真を使い回す可能性を考え、大きな看板にも使える画素数で撮影してもらいます。写真でホームページの印象が大きく変わるため、写真は重要なアイテムになります。
歯科医院の広告はホームページに力を入れるべき
歯科医院は今後の集患をのばしたいのであればホームページに力を入れるべきです。歯科医院は全国に約68,500軒あり今やコンビニより多いため、歯科医院が生き残るためには新たな集患を考えることは必須事項です。
その際、集患の大きな役割を担ってくれるのがホームページです。集患のできるホームページを持つことは今後ますます重要になってくると考えるのが正解でしょう。
集患ができるホームページとは、人が集まるホームページです。そのためにはさまざまな施策をもちいてホームページの運用をしなければいけません。SEO対策もそのなかのひとつです。SEO対策をとり自院のホームページを検索上位に表示させることはインターネット社会のなかで生き残るための戦いです。
適切な施策をとりながら集患のできるホームページを運用することが、今後の歯科医院の課題になるでしょう。
歯科医院のSEO対策は重要!おこなう際のポイント3つや注意点を紹介
歯科医院におすすめのホームページ作成会社10選
どんなに素晴らしい技術でも、それを求めている人に届かなければ意味がありません。
良い治療を患者さんに提供したい、そう考えているクリニックこそ、マーケティングの力が必要不可欠の時代であることは確かです。
とはいっても、日々の診療に追われ、なかなかマーケティング戦略までは手が回らないとお悩みのクリニックは、プロの力を借りてみてはいかがでしょう。
この記事では歯科医院におすすめのホームページ作成会社を10社紹介します。
- メディカ株式会社
- 株式会社ヒーローイノベーション
- 株式会社メディウィル
- 日本ビスカ株式会社
- 株式会社Method Innovation
- 株式会社WEBマーケティング総合研究所
- 株式会社エムハンド
- 株式会社ITreat
- 株式会社BE PROUD
- 株式会社ニジモ
これから順番に説明していきます。
メディカ株式会社
引用:メディカ株式会社
メディカ株式会社は、クリニックの院長先生のサポートを得意としているホームページ作成会社です。医業経営コンサルタントが、改正医療法による広告規制を考慮したうえで、開業前やリニューアルといった院長先生の状況に合った最適な提案をおこないます。
また、きめ細やかなサポートも魅力。定期的に発生する更新については作成会社の方から歯科医院を訪ねて提案をおこなうため、院長先生の時間を極力奪わないような配慮がなされています。更新作業は翌日から翌営業日に実施されるため、待たされることもありません。
なお、歯科医院を対象としている作成プランは「おまかせプラン」であり、料金は65万円です。ページ数は12ページで、内部や外部の検索サイト対策も追加料金なしでおこなってもらえます。
料金 | 650,000円(おまかせプラン) |
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実績 | ・こば歯科医院
・かがやき歯科クリニック ・山本歯科クリニック ほか |
会社所在地 | 愛知県蒲郡市形原町石橋24-2 |
電話番号 | 0533-56-9679 |
公式ホームページ | https://medica-web.jp/ |
株式会社ヒーローイノベーション
株式会社ヒーローイノベーションとは、医科・歯科に特化したホームページ制作会社です。医療をわかりやすく伝えることが得意であり、取引件数は2500件を超えています。
また、ホームページ制作だけではなく、制作後の集患対策や運用支援までおこなってくれる点も魅力です。その他にも、医療業界初のクラウドシステムであるMPクラウドを活用することで、アクセス・クリック分析や問い合わせフォームの作成を簡単におこなえます。
料金 | ・165,000円~(システムセレクト)
・385,000円~(システムオリジナル) ・770,000円~(システムプレミアム) |
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実績 | ・ミライト歯科クリニック初台
・ゆずの木歯科クリニック ・やましな歯科クリニック ほか |
会社所在地(東京OFFICE) | 東京都新宿区矢来町114 高橋ビル2F |
電話番号 | 03-5579-8449 |
公式ホームページ | https://clinic-promotion.com/ |
株式会社メディウィル
引用:株式会社メディウィル
株式会社メディウィルは、疾患啓発を推進しているホームページ作成会社です。行動変容につなげるためのWebサイト構築が得意で、未受診の潜在患者を適切な医療施設への受診に導くサポートをおこないます。
また、癌や希少疾患をはじめとするさまざまな治療が増えている今、疾患の特性に合ったホームページが必要です。医療業界に特化したことで蓄積したノウハウをもとに最適なホームページを作成します。
なお、料金に関しては問い合わせが必要です。
料金 | 要問合せ |
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実績 | ・旭化成ファーマ株式会社
・協和キリン株式会社 ・富士製薬工業株式会社 ほか |
会社所在地 | 東京都世田谷区三宿1-14-8-107 |
電話番号 | 03-3248-1512 |
公式ホームページ | https://www.mediwill.co.jp/ |
日本ビスカ株式会社
日本ビスカ株式会社は、医療機関専門のホームページ制作会社です。制作実績は2,000件以上であり、見やすく使いやすいホームページの制作を得意としています。
潜在患者へアプローチするWebマーケティングも実施しており、成果報酬型のSEOサービスやMEOサービス・リスティング広告といったサービスも提供しています。
なお、料金プランは3つ用意されており、テンプレートを活用するプランであれば4ページ6万円から制作可能です。
料金 | ・60,000円~(テンプレート)
・250,000円~(プレミアム) ・500,000円~(オリジナル) |
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実績 | ・クローバー歯科
・きどころ歯科クリニック ・かわばたしんご歯科 ほか |
会社所在地 | 東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿6丁目ビル10F |
電話番号 | 0120-12-7716 |
公式ホームページ | https://www.visca-hp.jp/ |
株式会社Method Innovation
株式会社Method Innovationは、医療機関のホームページを制作している会社です。ただ制作して終わりではなく、社内調査によって判明した患者の行動パターンを考慮して、的確な提案をおこないます。
また、コンテンツのたたき案作成やメーカーへの画像素材の確認などもおこなうため、歯科医院の負担を最大限削減している点も魅力でしょう。本業が忙しい歯科医院の先生のことを考えた取り組みなのです。
無料で利用中のホームページの課題を診断してもらえるため、気になる方は公式サイトより無料診断申し込みを依頼してみてはいかがでしょうか。
料金 | 要問合せ |
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実績 | ・西本歯科医院
・医療法人ウェルネスTOK加茂野歯科医院 ・ふじよし矯正歯科クリニック ほか |
会社所在地 | 大阪府大阪市中央区本町4-7-4本町グラマシー2F |
電話番号 | 06-6121-6994 |
公式ホームページ | https://www.method-innovation.co.jp/ |
株式会社WEBマーケティング総合研究所
株式会社WEBマーケティング総合研究所は、10,000社以上の豊富な制作実績を持つホームページ制作会社です。
複数のホームページ制作サービスを用意しており、その中には「歯科パック」という歯科専門の制作プランが用意されています。歯科衛生士が10名在籍しており、コンサルタントとしてサポートしてくれるため、「歯科医院についてあまり理解していない人が制作するのでは..」と不安に思う必要はありません。
料金 | ・327,800円(初めてのHP作成プラン)
・382,800円(開業プラン) ほか |
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実績 | ・みなと歯科クリニック
・戸塚駅前トリコ歯科 ・クレア歯科クリニック ほか |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿8-1-2-3F |
電話番号 | 03-4567-6047 |
公式ホームページ | https://www.akibare-shika.jp/ |
株式会社エムハンド
株式会社エムハンドは、コーポレートサイトや集客サイト・リクルートサイト・ECサイトといった幅広いホームページ制作をおこなっている会社です。19年にも及ぶ実績があり、これまで多くの会社の課題を解決してきました。
業種ごとに専門性の高いディレクターが提案をおこなってくれる点が特徴で、歯科クリニック専門チームが存在しています。歯科医院のホームページ制作実績は80を超えており、歯科医院の集患に効果的なホームページを制作してもらえるでしょう。
料金 | ・275,000円(トップページ制作)
・41,250円(下層ページ制作) ・20,900円(簡易ページ制作) |
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実績 | ・みわ歯科クリニック
・医療法人社団翔志会 たけち歯科クリニック ・鶴山歯科クリニック西大寺 ほか |
会社所在地 | 東京都品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル6F |
電話番号 | 0120-931-572 |
公式ホームページ | https://m-hand.jp/dental-clinic/ |
株式会社ITreat
株式会社Itreatは、医科・歯科に特化したホームページ制作サービスを提供している会社です。専門用語や医療広告ガイドラインを熟知しているプロが制作を担当するため、希望の診療科に応じた提案をおこなってくれます。
また、毎月のお知らせ更新なども代行してくれるため、面倒な更新作業はありません。自分で更新作業をおこなうことは可能であるものの、更新作業を丸投げできます。
料金 | ・550,000円~(ベーシックプラン)
・770,000円~(アドバンスプラン) ・要相談(マスタープラン) |
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実績 | ・しまむら歯科クリニック
・たなかファミリー歯科 ・大島歯科クリニック 他 |
会社所在地 | 岐阜県岐阜市長良福光2588 辻文ビル 3F |
電話番号 | 058-201-0240 |
公式ホームページ | https://itreat.co.jp/ |
株式会社BE PROUD
株式会社BE PROUDは、歯科医院に特化したホームページ制作会社です。売上向上を目的としたホームページ制作が特徴で、1,000件にも及ぶ成功事例を参考にして、歯科医院ごとにカスタマイズした戦略を提案します。
また、歯科ホームページ制作以外にも、歯科SEO対策や歯科リスティング広告・歯科ブランディングをおこなっている点も魅力です。ただ制作するだけではなく、マーケティング活動を全面的にサポートしてくれます。
なお、新規開業に伴ってホームページ制作を依頼する場合は、初期制作費用は55万円~です。ページ数は無制限で、追加オプションにはロゴマークの作成やプロカメラマンによる撮影などがあります。
料金 | ・550,000円~(新規開業)
・880,000円~(リニューアル) |
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実績 | ・つきやま歯科医院
・MTRO WEST ・清水歯科クリニック ほか |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町1-4-2 6F |
電話番号 | 0120-850-461 |
公式ホームページ | https://www.beproud.asia/ |
株式会社ニジモ
引用:株式会社ニジモ
株式会社ニジモは、600件以上もの医療機関のホームページ作成をおこなってきた作成会社です。歯科医院だけでも300件以上もの制作実績があります。
医療法にくわしい制作チームが担当する点が特徴で、厚生労働省が提示する医療広告ガイドラインに反する広告表現の心配はありません。社内で医療法講習会などを定期的に実施することで、高品質な医療広告を実現しています。
料金 | ・220,000円(テンプレート制作)
・550,000円(オリジナルデザイン制作) ・770,000円(開院パック) |
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実績 | ・三軒茶屋マルオ歯科
・くぼたクリニック松戸五 ・水戸ライフ歯科クリニック ほか |
会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷 |
電話番号 | 03-6712-611 |
公式ホームページ | https://breathq.jp/ |
まとめ:歯科医院の広告を効率よく出すなら専門の制作会社に任せよう!
ホームページの重要性は計り知れないものです。自院にとって有益な広告を考えるならまずホームページを育てることが重要でしょう。
ホームページは作ったら終わりではなく、上手に運用するにはさまざまな施策をとらなければいけません。
SEO対策をとり自院のホームページを検索上位に表示させるためには、日々変動するGoogleのアルゴリズムを検証する作業も必要です。アルゴリズムの検証はプロでなければできません。
自院のホームページを検索上位に表示させ、そこから集患をはかるためには専門の制作会社に運営を依頼するのが、集患への早道になるでしょう。
引用書籍:来院患者数10倍!歯科広告学入門 丸橋伸行著(のぶ歯科クリニック)|2022年3月1日