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  • ガミースマイル

複雑な要因をしっかり見極める診断こそが重要

笑った時に歯ぐきががばっと見えてしまう症状をガミースマイルと言います。矯正歯科を訪れる患者さんの主訴の中でも非常に多いものです。その原因は多様で複雑ですが、大別するとやわらかい部分とかたい部分とに分けることができます。やわらかい部分というのは、お口周辺の筋肉や歯ぐきの長さ、厚みなどが原因の場合です。例えば歯ぐきが増殖し歯が隠れてしまっているような場合には、歯ぐきを部分的に切除する方法が考えられます。かたい部分というのは、歯の長さや骨の高さが原因と見られるもので、仮に骨の長さが原因と見られるケースでは、骨を手術で短くする方法が考えられます。矯正治療の分野で考えてみますと、例えば、上の前歯が出ている状態では、笑った際に上唇が“降りてこれない”ことがありますので、このケースでは歯を後ろに下げてしまう治療が検討されます。
重要なのは、原因が異なるのに、見当はずれの治療をおこなうとまったく意味がないものになることです。ですので、原因をしっかり見極める鑑別診断が非常に重要になります。ガミースマイルは、歯の位置が問題になることが多いため、矯正治療がお役に立てることは多々あると考えています。

中嶋 亮 院長
銀座矯正歯科
中嶋 亮 院長
中央区/銀座/銀座駅
●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • インプラント

歯みがきとメンテナンスで長持ちできるインプラント

インプラントは、欠損した歯の部分に人工歯を入れて補う治療法のことを言います。骨と結合することで予後が良く、長持ちすることや審美的なメリットがあります。インプラント治療をする際には、義歯とブリッジとの比較も行った方が良いでしょう。インプラント治療は、ほとんどの人に適応することが特徴的です。デメリットとしては、素材がチタンでありまれにアレルギーを引き起こす人がいるという点です。アレルギーを引き起こす場合は、義歯やブリッジを選択する方法も考えていきます。
また、インプラント治療を受けることでインプラント周囲炎になる場合もあります。そこで、インプラント周囲炎にならない形態の人工歯根を使うこと、審美的に埋入する方法など治療を成功させる基準があるため知っておくと良いでしょう。
インプラント治療後は、丁寧なブラッシングを行い、1年に1回の定期検診を受けることが大切です。骨が少ない人や長さが足りない人でも埋入する方法があります。全身状態が悪い方を除き、ご相談をしていただければ対応できることがほとんどです。

萬葉 陽己 院長
萬葉歯科医院
萬葉 陽己 院長
所沢市/緑町/新所沢駅
●歯科 ●矯正歯科
  • 歯周病[歯肉炎]

歯周病を防ぐためにも、小さな頃から歯医者さんに定期的に通うことを習慣に

健康な歯ぐきが歯肉炎となり、その後に歯周病という経緯をたどることになります。歯周病は骨の病気ですから、ここまでいくと危険水域と言えます。ですから、歯肉炎の段階で食い止めることが重要で、そのためには歯科医院における定期検診と毎日の歯みがきが大切になります。しかし、実際のところ、歯みがきについてちゃんと指導された経験のある方は少ない印象があります。お口の中の状態はその人その人で異なります。ご自分に合った歯みがきの方法を身につけるためにも、歯科医院での定期的なチェックが重要になってくるのです。
歯科医院に定期的に通うことを習慣とするには、小さな頃から歯医者さんに慣れていくことでしょう。その雰囲気に慣れていれば、いざ治療となってしまった場合にも、容易に治療を受けることも可能になります。海外では、虫歯にならないために歯科医院に通うことが一般的になっていて、いわば、プラスの存在です。それが日本では、例えば、「そんなことしてたら歯医者さんに連れていくからね!」と言ったように、ともすればマイナスのイメージが付きまといます。歯医者さんに行くことが罰であってはなりません。その子の将来のためにも、歯科医院に通うことをポジティブなものにしていくことが求められます。

清水 孝嗣 院長
T’s Dental Clinic(ティーズ デンタルクリニック)
清水 孝嗣 院長
町田市/原町田/町田駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 親知らず

親知らずの抜歯はリスクの低い20~30歳代のうちに済ませてほしい

親知らずの抜歯は、歯科医師の技術力もさることながらその歯を抜くのか・抜かないのかの判断が非常に大事です。親知らずについては、嚙み合わせに参加しているか、歯ブラシがきちんと届くかといったことをクリアしていれば「残してもよい」とされることが一般的です。一方で、今の段階では問題がなくても将来的なリスクがまったくないと言い切ることはできません。私が知っているケースでは、90歳を過ぎて親知らずが腫れてきた患者さんがいらっしゃいました。

年齢を重ねていくと何らかの病気を抱えてお薬を飲んでいたり、体力的に親知らずの抜歯に耐えられなかったりする方が少なくありません。たとえば骨粗しょう症の治療をしている女性の親知らずは抜歯できませんし、術中の出血を考えれば「血液をサラサラにする薬」を服用している方の抜歯も難しいでしょう。また、若いころは多少の柔軟性がある骨も50歳、60歳になるとすっかり硬くなってしまいますので、抜歯そのもののリスクが高まっていきます。

患者さんの多くはこうした事実をご存知ではないと思いますので、正しい情報を発信していくことも私たち歯科医師の役割だと考えています。骨のミネラルが豊富でもっともリスクが少ないと考えられる20~30歳代のうちに親知らずの抜歯を検討していただけるように、一人でも多くの方に働きかけていきたいと思っています。

福島 龍洋 院長
渋谷青山デンタルクリニック
福島 龍洋 院長
渋谷区/渋谷/渋谷駅
●歯科 ●歯科口腔外科
  • 上顎前突[出っ歯・反っ歯]

幼少期の癖が“出っ歯”の要因に

歯を噛み合わせた際、上顎の歯列が下顎の歯列に対して大きく前方に出ている状態が上顎前突(じょうがくぜんとつ)です。原因はいくつかありますが、1つは骨格的な問題です。上顎の大きさが平均値より大きい場合、あるいは下顎の大きさが平均より小さければ、その形になっていきます。また、歯並びによる上顎前突もあります。例えば上の前歯が外側に傾いている状態でも、いわゆる“出っ歯”になることがあります。もう1つの主たる要因として、幼少期の癖に因るものが考えられます。例えば、下唇を前歯で噛む癖があったりとか、あるいは鉛筆を噛んでしまう癖などがあったりすると、歯の性質と書いて「歯性」の問題による上顎前突となってしまうリスクがあるのです。
歯性に因るものであれば、原因である癖を改善し、矯正治療によって症状は大きく改善します。原因が骨のアンバランスに因るものの場合、ワイヤーによる矯正治療だけでの改善は難しく、外科手術とワイヤーによる矯正治療を併用して治してくことが一般的です。

榎本 光夫 理事長
代官山アールデンタルオフィス
榎本 光夫 理事長
渋谷区/猿楽町/代官山駅
●歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

子どものむし歯は食後の歯磨きを習慣化し、月に一度クリーニングを

むし歯とは口内の細菌による感染症です。もともと口内には虫歯を作る菌がいて、これをゼロにするのは事実上不可能です。しかしゼロにできなくとも、むし歯菌は減らすことはできます。むし歯菌の餌になる糖分をできるだけ歯に残さないこと、歯を強くすることが大事です。それにはやはり、しっかりと歯磨きをすることが何より大切です。しかし小さなお子さんが自分でやるとどうしても磨き残しがあり、かといって親御さんが毎日歯を磨いてあげるのも難しいものです。ご家庭では「食事の後は歯磨きをするんだよ」というしつけからスタートして習慣化していくこと。磨き残しに関しては、月に一度クリニックで徹底したクリーニングをしていただければ基本的にむし歯はそれで防げます。歯を強くすることに関しては、予防歯科でフッ素を塗布してもらうことや、ご家庭でフッ素のジェル薬品を使っていただくことも十分効果があります。甘いものを食べるのは全くだめというわけではないです。例えば夜寝る前に食べて、そのまま歯磨きをせずに寝てしまうのは寝ている間に菌が増えてるのが問題になる訳です。なので甘いものを楽しんだあとは歯を磨く、これを習慣化することが肝要です。

村田 和久 院長
ゆずり葉歯科
村田 和久 院長
桶川市/下日出谷/桶川駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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