自覚症状がないことも多い「不整脈」に気付くためには……?
不整脈は名前のとおり脈を打つリズムが整っていない状態をいいます。原因ははっきりと分かっていませんが、高齢者の多くは動脈硬化に起因して発症すると考えられています。気持ちが悪い、動悸がするなど何らかの症状を自覚する人もいれば、まったく症状がない人がいることも多くあります。心房細動などでは症状がないからといって放置すると、やがて血栓が生じ、脳梗塞のリスクが高まるため注意が必要です。
不整脈による脳梗塞の発症を予防するためには、何も症状がなくても「脈をとってみる」ことをおすすめします。おかしいと感じることがあれば循環器内科を受診し、適切な診断・治療を受けていただくとよいでしょう。
- やぎ在宅クリニック南青山
- 瀬戸 博美 医師
- 港区/南青山/表参道駅
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