東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

527件中76~90件を表示

  • アトピー性皮膚炎

一見治っているように見えても、再発をしやすい病気。日常的に身体的・精神的に正しいケアが大事。

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激やアレルゲンに過敏に反応し、痒み・赤み・腫れ・乾燥・湿疹を起こしやすくなることです。この病気は、アトピー素因という、遺伝的な要素が関与していると考えられており、赤ちゃんの頃に発症するケースもあれば、成人して発症するケースもあります。また、環境汚染や免疫系の異常も関与している可能性があり、乾燥した季節やアレルゲンに接触した場合など、特定のトリガーが引き金となってしまう場合もあります。治療法としては、いくつか方法がありますが、一般的なのは塗り薬や飲み薬で、保湿剤や抗ヒスタミン薬・ステロイド軟膏などを処方し、その人に合った治療法を模索していきます。予防策としては、子どものうちから正しいスキンケアや、乾燥を防ぐために適切な保湿を心がけることが重要です。また、ストレス管理や健康的な生活習慣を守ることも役立ちます。アトピー性皮膚炎は再発をしやすい病気のため、医師の指導の下で適切に管理し、周囲の人々に対しても理解とサポートを求めることで、上手に付き合っていけるようにしましょう。

渡辺 雪彦 院長
横浜金沢文庫皮膚科クリニック
渡辺 雪彦 院長
横浜市金沢区/泥亀/金沢文庫駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
  • フレイル(老衰)

筋肉量を維持するため「たんぱく質」の摂取を心がけてほしい

フレイルとは、加齢などによって心身の機能が低下している状態を指します。主な原因は食事の量が減って栄養不足に陥ることで、高齢者では骨折などをきっかけに寝たきりの状態になり、フレイルにつながることが少なくありません。

フレイルかどうかをチェックする簡単な方法に“指輪っかテスト”というものがあります。このテストでは、両手の親指と人差し指で作った“輪っか”が、ふくらはぎの一番太い部分と比べて大きいか/小さいかによってフレイルのリスクを確認します。もしも“輪っか”とふくらはぎの間に隙間ができるようでしたら、フレイルに陥っている可能性があるため注意が必要です。

フレイルを予防するためには適切に栄養をとることが大切になり、中でも「たんぱく質」を積極的にとって筋肉量を落とさないことが大事です。食べやすさで選ぶなら「お粥」ではなく「甘酒」や「アイスクリーム」がオススメで、糖尿病などを気にするよりも“口から栄養をとる”ことを重視していただくとよいでしょう。また一人で食事をしている場合(個食)は、ご家族などと楽しく食事をする時間を持つことなどを意識していただきたいと思います。

飯沼 敏朗 院長
さくらそう診療所
飯沼 敏朗 院長
さいたま市中央区/本町東/与野本町駅
●内科
  • 変形性股関節症

日本人にとって身近で誰にでも起こりえる疾患

日本人は欧米人に比べて骨盤の発達が未熟で、変形性股関節症になるリスクを生まれながらにして持っている人種と言えます。実際、赤ちゃんの時から股関節が脱臼しているケースもあり(発育性股関節形成不全)、10代20代の若さで股関節が痛くなる人は一定数いるのです。ゆえに、家族歴等を鑑み、そのリスクがあることを自覚していることが大切になります。
変形性股関節症はリハビリテーションでも疼痛や進行予防のコントロール可能ですが、進行度や重症度によっては手術という選択肢が必要になることがあります。手術は様々なものがありますが、その代表的なものが人工股関節という選択です。近年、人工股関節は以前からの課題であった術後の脱臼というリスクが非常に少なくなり、より有用な選択肢となってきています。
日本人にとって身近な疾患であるということを皆さんに認識していただけたらと思います。また家族歴なども把握いただき、股関節に痛みを感じたら、その可能性を考慮し、早めに医療機関を受診ください。

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長
西郷整形外科リハビリクリニック越谷院
西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長
越谷市/南越谷/新越谷駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
  • 嚥下障害

食べにくさ・飲み込みにくさを感じたら専門家に相談を

嚥下機能障害(嚥下障害)とは文字どおり、嚥下(ものを飲み込んで胃の中へ送ること)機能に問題が生じている状態です。原因としては老化、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)発症後、パーキンソン病をはじめとした神経難病などのほか、歯が抜けたり、口の中に病気があったりすると生じることがあります。

治療では、障害を引き起こしている原因を取り除くことが第一選択肢となり、たとえば歯が抜けてしまって噛んだ食べ物をうまくまとめられなくなった場合まとめられなくなった場合には入れ歯(義歯)を作成・調整します。また脳卒中で麻痺が残ってしまった場合や老衰で飲み込む力が衰えた場合には、喉の筋肉のトレーニング(リハビリテーション)などが行われます。

嚥下機能障害は人生を送る中で誰もがいつかは経験するものですが、「口から食べる」ことは筋力をはじめとした心身の健康維持において重要な役割があります。ご自分やご家族について気になることがありましたら、専門家にご相談いただくとよいでしょう。

天本 健司 総院長
ホームクリニックえにし
天本 健司 総院長
練馬区/石神井町/石神井公園駅
●訪問診療 ●内科 ●呼吸器内科 ●循環器内科 ●脳神経内科 ●血液内科 ●糖尿病内科 ●精神科 ●耳鼻咽喉科 ●皮膚科 ●眼科 ●リハビリテーション科 ●整形外科 ●リウマチ科 ●放射線科
  • ケロイド

症状の出る前から、予防のためのスキンケアが大切

ケロイドとは、傷が治る過程で、皮膚が赤く盛り上がっていく状態です。ケロイドは、時が経つとだんだんと大きくなるものもあり、かゆみを伴うことがあります。また、毛嚢炎(モウノウエン)のように、表面上は傷がないように見えるのにできることもあります。ケロイドと聞くと、やけどをイメージされる方も多いでしょう。やけどの痕(あと)は瘢痕ケロイドとも言い、厳密にはケロイドではないのですけども、一般的にはケロイドの一形態として認識されています。
ケロイドは、部位の大きさや程度によって治療方法は変わってきますが、手術によってケロイドを切除する手術療法と、薬物療法やレーザー療法などがあります。ただし、ケロイドは切除したとしても、再発するケースが珍しくありません。瘢痕ケロイドについては、部位を切除し、皮膚を移植する方法が一般的です。専門的な内容になりますが、皮膚の移植では皮弁(血流のある皮膚・皮下組織)が用いられることもあります。
部位の場所、大きさによって異なりますが、治療の方法を判別するには、熟達した医師による診断が必須となります。しっかりとしたキャリアのある医師に相談された方がいいでしょう。

百束 比古 院長
スクエアクリニック形成外科美容外科
百束 比古 院長
千代田区/神田三崎町/水道橋駅
●皮膚科 ●形成外科 ●美容外科 ●美容皮膚科
  • 緑内障

期にならないと症状に気付きにくい緑内障は、早期発見が重要

緑内障は、目に入った信号を脳に伝えるケーブルの役割をする細胞が、知らないうちにどんどん減ってしまう病気です。その細胞が減るにしたがって、視野が欠けていき失明に至ってしまいます。現在、この細胞を増やす技術はありません。現在日本における中途失明患者さんの3分の1は緑内障であり、圧倒的に多い病気です。ただ、早い段階で見つけて治療を行えば、失明に至る患者さんを減らすことができます。緑内障と診断されてしまうと、基本的には一生治療を続けることにはなりますが、早期発見で進行を抑えることができます。
症状は、患者さん自身が気付いていることは少ないです。むしろ、末期になっても気づかないでしょう。本当の末期になり、失明するという段階まで気づきにくいものです。ただ、最終段階までに進行を止めることができれば、ほとんど症状がなく生活できます。
治療は点眼治療、レーザー治療、手術になります。症状と年齢によって、これらの治療を使い分けていきます。
40歳を過ぎると、緑内障になる人は増えていきます。まずは受診をすることが大切です。自分で症状は分からないので、まずは検査をしましょう。早く見つかった時に、一生治療かと落ち込むかもしれませんが、早いからこそ失明を防げるという望みを持って治療を受けてください。

庄司 拓平 院長
小江戸眼科内科 白内障・緑内障・糖尿病クリニック
庄司 拓平 院長
川越市/脇田本町/川越駅
●眼科 ●糖尿病内科 ●内科
  • 心房細動

血圧のコントロールと検脈で予防と早期発見を

心房細動とは読んで字のごとく、右心房や左心房が細かく動く不整脈で、血液をうまく送り出せなくなる症状です。心臓の中で血液が淀んで塊ができてしまい、脳梗塞を引き起こす恐れがあります。この原因としては遺伝的な体質の影響も少なくはありませんが、血圧が大きく関わってきます。症状としては脈の乱れや動悸を感じる方がいますが、はっきりとした症状を感じずに健診で引っかかって知るという方もいます。治療法は薬物療法で血液の流れをよくする、カテーテルアブレーションで細い管を太ももから挿入し高周波電流を流して焼くなどが挙げられます。特にカテーテルアブレーションは多少のリスクはありますが効果が大きいので、心房細動の患者さんにはぜひお勧めしたい治療法です。心房細動を予防するには、リスクとなる血圧のコントロールをしっかりすること。症状の出ない方はなかなか自覚しづらいので、定期的な健診は必ず受けることが大切です。脈の乱れを検出できる血圧計もありますので、そういったもので毎朝血圧を測定する、またはご自身で手首に指を当てて検脈することも心房細動の早期発見につながりますよ。

古谷野 康記 院長
赤羽ハート内科クリニック
古谷野 康記 院長
北区/赤羽南/赤羽駅
●内科 ●循環器内科 ●健診・検診
  • かぜ[かぜ症候群]

自然に治癒するものか、治療が必要なものかの鑑別が重要

かぜ症候群、感冒とも言われます。症状としては、咳や鼻水、喉の違和感に加え、全身の倦怠感や発熱が主なものとなるでしょう。様々な解釈はありますが、私個人としてはウイルスによる上気道の感染で、かつ自然治癒するもの、と解釈しています。ウイルス性の疾患は自然治癒するものがほとんどですが、同じウイルス性の病気でも、EBウイルスやサイトメガロウイルスが原因となる伝染性単核球症という病気では入院が必要になることもあります。また一見かぜのように見える症状であっても、抗生物質が必要な溶連菌の感染であったり、かぜから肺炎に移行するものもあるので、その鑑別が非常に重要になります。

ひと昔前まで、かぜ症候群に対して抗生物質が実際に処方されていた時代がありました。しかし、かぜはウイルスの感染によるもので、抗生物質が効くことはありません。また、抗生物質が重症化を防いでくれる効果もほぼ期待はできないのです。むしろ、下痢や薬疹など、抗生物質の副作用の方が目立ってしまうことが多く、抗生物質に対する耐性菌が増えてしまうというリスクもあることから、抗生物質の処方および服用には慎重であるべきでしょう。

大和田 悠樹 院長
キュアステーション イオンモール北戸田クリニック
大和田 悠樹 院長
戸田市/美女木東/北戸田駅
●内科 ●アレルギー科
  • 帯状疱疹

薬の服用が基本。定期的なワクチン接種での予防が効果的

帯状疱疹とは赤い斑点や水ぶくれが集まり帯状に現れる皮膚の病気です。原因は幼少期にかかる水疱瘡のウイルスです。体内に潜伏していた水疱瘡のウイルスが、例えば日焼けや癌の化学療法、疲労など、何かしらの理由で免疫力が低下し、抑えきれなくなると出てきます。わかりやすく言うと、元々人の体内にいたものが人の隙をついて出てくるイメージでしょうか。
症状は、最初はチクチク、ひりひりした感覚があり、1週間ほど経過するとその部位に湿疹や水ぶくれが出てきてかゆみや痛みを伴うようになります。さらに時間が経過するとかさぶたがついて元の皮膚へと戻っていきます。
帯状疱疹の治療は薬物療法が効果的で、水疱瘡のウイルスに有効な薬の服用で快方に向かいます。薬なしでも治せますが、その場合は神経痛がひどく出ることが多いので、診断された時点で薬を服用するのが基本です。予防策としては帯状疱疹のワクチン接種が有効です。接種すると何年かは抗体が作られ罹患しにくくなる、罹患しても重症化はしにくくなるので、定期的なワクチン接種で予防されることをお勧めしています。

山本 亜偉策 理事長
こすぎ皮ふ科
山本 亜偉策 理事長
川崎市中原区/小杉町/武蔵小杉駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
  • 過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)とは何か

下痢や便秘などの便通異常や、それに伴う腹痛や腹部不快感は、日常的に経験することが多いと思います。
このうち、腹痛あるいは腹部不快感が最近3か月の中の1か月につき3日以上あり、その症状が、
①排便によって軽快する
②排便頻度の変化で始まる
③便形状の変化ではじまる
の3つのうち2つ以上を満たす場合に過敏性腸症候群(IBS)と診断します。ただし、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないことが前提になります。

IBSには、便の形状によって「下痢型IBS」、「便秘型IBS」、「混合型IBS」、3つに分類できない「その他」の4タイプがあります。IBSの原因はわかっていません。しかし、細菌やウイルスによる感染性腸炎にかかった場合、回復後にIBSになりやすいといわれています。特に若い方に関しては、ストレスが大きな要因となるとされています。

治療は、食事療法をはじめとするライフスタイルの改善、お薬による治療法があります。それぞれの症状に合わせた投薬、便の性状を整える高分子重合体の内服、漢方薬などが選択肢としてあり、うつや不安神経症が背景にある場合には、精神科領域の治療が必要になる場合もあります。

IBSは命に関わる病気ではありませんが、腹痛・下痢・便秘・不安感などの症状のために、日常生活に支障をきたすことが少なくありません。腹痛やおなかの不快感、便通異常が続くようなら、積極的に大腸内視鏡検査をうけていただき、大腸に病気がないかどうかを調べることをお勧めします。何もなければ安心できますし、それだけでも不安から解放され、症状が軽減する可能性もあります。

小山 元一
溝の口first内視鏡クリニック
小山 元一
川崎市高津区/溝口/溝の口駅
●内科 ●内視鏡内科 ●消化器内科 ●肝臓内科
  • 女性不妊

女性不妊の検査と治療について

女性側の検査は、感染症検査、超音波検査、低温期と高温期のホルモン検査、フーナー検査、卵管通水検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、抗精子抗体検査、AMH 検査、などが有ります。
一度に全ての検査をする必要は有りません。原因究明を兼ね、妊娠するまで3か月間くらいで徐々に行えば良いと思います。付けられる人は、基礎体温を付けながら内診と超音波検査で排卵日を同定して、性交指導をします。約3週間高温期が続いたら妊娠反応をみます。
3~6周期はごく自然に性交指導で妊娠を目指します。次の段階として、人工授精を3~6回での妊娠を試みます。人工授精は、精子をパーコール液と培養液で洗浄して、質の良い精子を集めて、細く柔らかいストローで子宮の中に直接注入する方法です。痛みもなく、数分で終わり、安静も必用ありません。保険適応です。それでも妊娠に至らない場合は、ART(生殖補助医療)の体外受精や顕微授精を行う運びとなります。条件はありますが、保険適応となりました。総括として、35歳以上や子宮筋腫、卵巣腫瘍、合併症などが有っても妊娠はできます。短絡的に ARTを行う必要はありません。妊娠後もフォローする医療施設がお薦めです。

石田 徳人 院長
菊名西口医院
石田 徳人 院長
横浜市港北区/篠原北/菊名駅
●内科 ●産婦人科 ●小児科
1 PAGE 6/36 36