東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

猫の結膜炎(ネコノケツマクエン)の原因

猫ヘルペスウイルス感染症(猫ウィルス性鼻気管炎)、猫カリシウイルス感染症、猫クラミジア感染症などのウイルス感染が誘引となって発症する。また、アレルギーや異物の混入によって結膜炎が起こることもある。

猫の結膜炎(ネコノケツマクエン)の症状

まぶたの裏にある結膜が炎症を起こすもの。結膜が充血して白目が赤くなる、目やにが増える、涙が出る、などの症状が見られる。猫が目を頻繁に掻く仕草も。

猫の結膜炎(ネコノケツマクエン)の治療

抗生剤点眼や抗炎症剤点眼など、点眼による治療が主となる。状態や原因によって内服薬(抗ウイルス薬など)による治療もおこなわれる。
受診科目

この病気について1人の医師の見解があります。

獣医師から聞いた
猫の結膜炎の対処(治療)方法

1件中1~1件を表示

「今日は甘えてくるなぁ」と思っていたら結膜炎であることも

結膜炎になると、目がしょぼしょぼしたり、白っぽいかさぶたのような目やにが見られるようになります。あるいは、顔をしきりに洗ったり、壁や人に頭を擦り付けるような動作が見られることもあります。「甘えているのかな?」と思ったら結膜炎だった、ということもあります。
結膜炎が疑われる場合、目の表面の角膜に傷がついていないかをチェックし、逆まつげなど、目を刺激してしまう要因がないかを確認し、抗生剤の点眼薬や消炎剤の点眼薬を用いることになります。猫風邪(猫ヘルペスウイルス)が原因だった場合には、内服の抗生剤が使われることもありますね。点眼薬をうまく使うと、1、2週間で落ち着いてくるケースがほとんどです。ただ、先に挙げた猫風邪が関与している場合、ウイルスは体の中に居続けるものですから、歳をとってきたり、免疫が落ちた時にまた症状がぶり返すことがあります。このケースでは完全に治癒することは難しいものですから、うまく付き合っていくことが求められます。

矢崎 春香 獣医師
予約制クリニック&往診・訪問ケア プレミアペットクリニック
矢崎 春香 獣医師
中央区/月島/月島駅
●犬 ●猫 ●ハムスター ●鳥 ●その他
1 PAGE 1/1 1