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歯科リコールはがきでおすすめの業者5選!効果的にするポイントや例文も解説!

歯の健康を保つうえで、定期的な検診は非常に重要です。

しかし、患者は定期検診の大切さを知らないことが多く、「歯が痛くなったら再診する」というイメージがついています。
歯科医院を運営する方達は、患者にリコールはがきを送って再診を促したいが、どのように送るべきかわからないでしょう。

そこで本記事では、歯科リコールはがきでおすすめの業者を紹介します。効果的にするポイントやはがきに書く例文についても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

歯科医院のリピート施策には「リコールはがき」が有効

歯科医院の再診を増やすための施策として、リコールはがきはかなり有効です。
電子メールやSNSなどでもアプローチできますが、しかしSNSだとうまく届かなかったり、感じて欲しいことが伝わらなかったりするおそれがあります。また患者にとっては、冷たい印象を受けてしまい、離れてしまうかもしれません。

リコールはがきでは、何のために送られてきたかを明確に知れます。またリコールはがきは手書きで書き加える事ができ、患者に好印象を与えられます。

歯科医院のリコールはがき無料テンプレートサイト3選

歯科医院のリコールはがきを作成する場合に、以下3つの無料テンプレートサイトが使用可能です。それぞれ特徴をご紹介します。

  1. 歯科素材屋さん
  2. デンタルン
  3. Canva

歯科素材屋さん

歯科素材屋さんは、主に歯科に関するポスターや資料を配布している無料サイトです。歯科医院であれば全て無料で使えます。明るいイラストが多く、子どもに人気があるでしょう。

リコールはがきではないものの、イラストがたくさんあるので、豊富なバリエーションのリコールはがきが作れます。

公式サイト:歯科素材屋さん

デンタルン

デンタルンは、歯科医院のイラスト写真素材を扱っています。歯科の「いらすと屋」のイメージに近いです。

イラストには文面が入っているので、リコールはがきにはうってつけといえるでしょう。さらに高画質で透過仕様のものもあるので、便利です。

使用する際には歯科医院のHPやSNSにデンタルンの公式サイトのリンクを貼ることを忘れないようにしましょう。

公式サイト:デンタルン

Canva

Canvaは、ブラウザでグラフィックデザインサービスを提供しています。Canvaで事前準備されている素材を使ったり、自分でデザインできたりするので、便利です。

有料プランもありますが、難しいデザインでなければ、無料でも十分に使えます。

公式サイト:Canva

歯科医院のリコールはがき効果を最大化するポイント7つ

歯科医院のリコールはがき効果を最大化するポイントは、以下の7つです。

  1. インパクトのあるデザインにする
  2. 手書きのメッセージやコメントをつける
  3. 定期検診について入念に伝える
  4. 想像させるテキストを入れる
  5. 患者との会話を記録する
  6. はがきを送るタイミングを工夫する
  7. はがきを送った後のリコール率をチェックする

インパクトのあるデザインにする

リコールはがきは、インパクトのある見た目にしましょう。ひと目で見ただけで、歯の定期検診であると分かるデザインにするなど、常に患者目線に立って考えなければなりません。

また、全く見ずに捨てられるのを防ぐ役割も果たしています。ポストにはさまざまなチラシや広告が入る可能性もあるため、目に止まるデザインを考えましょう。

手書きのメッセージやコメントをつける

手書きのメッセージやコメントをつけることで好印象を与えられます。印刷された文章はどうしても冷たい印象になってしまいがちですが、手書きのメッセージを少し添えることで、一気に手作り感が増します。
印刷された文章はどうしても冷たい印象になってしまいがちですが、手書きのメッセージを少し添えることで、一気に手作り感が増します。

そういった積み重ねが定期検診のリピートに繋がるでしょう。

また送付する患者の名前を添えることでより効果的なリコールはがきになります。

※プライバシーのため、メッセージ内に患者にある歯の症状は書かないようにしましょう。

そういった積み重ねが定期検診のリピートに繋がるでしょう。

定期検診について入念に伝える

リコールはがきだけでなく、対面で定期検診について入念に伝えることも重要です。

「インターネットリサーチによる歯科定期受診行動に関わる要因についての調査」によると、定期検診をする理由の中で最も多いのは「安心するから」で、2番目に多かったのは、「歯科医師や歯科衛生士に勧められているから」という結果が出ています。

このことから、歯科医院全体で定期検診の重要性をアピールしましょう。その結果、リコールはがきを受け取った患者は、定期検診の案内を思い出して、来院してくれるかもしれません。

また定期検診についてアナウンスするときは、丁寧な対応を心がけましょう。

参照:厚生労働科学研究|インターネットリサーチによる歯科定期受診行動に関わる要因についての調査

想像させるテキストを入れる

リコールはがきを送る場合は、想像させるテキストを入れましょう。患者に対して定期検診を受けるとどんなメリットがあるのかを想像させます。その結果、患者が「受けたい」と自発的に思わせることが可能です。

以下に例文を掲載しております。ぜひ参考にしてみてください。

  • 定期検診を受けることで、きれいで健康な歯を維持できますよ!
  • 美味しい食事も、定期検診で歯を綺麗にするともっと美味しくなりますよ
  • お口をすっきりさせませんか?そんなときは定期検診がおすすめです

オリジナルの文にすることで気持ちも伝わりやすいです。ぜひ参考にしてみてください。

患者との会話を記録する

患者との会話を記録すると良いです。リコールはがきに手書きのコメントを入れようと思っても何を入れれば効果的かわからず、なかなか書けません。

そこで治療はもちろん、プライベートな内容の会話も患者のカルテにメモを残しておきましょう。患者の満足度を向上させるだけでなく、スタッフのモチベーションにもつながるので、おすすめの施策です。

はがきを送るタイミングを工夫する

リコールはがきを送る時期を工夫することも大切です。リコールはがきを頻繁に送っても患者はくどいと思ってしまい、逆効果になるでしょう。送るタイミングは前回の治療から3〜6ヶ月後に送ると良いでしょう。

また次回の定期検診を仮で予約しているときは、リコールはがきに予約日を印字することで患者に対して効果的なリマインドが期待できます。

定期検診に通っていない患者には、イベント告知と同時にリコールはがきを送りましょう。

はがきを送った後のリコール率をチェック

はがきを送った後のリコール率をチェックしましょう。リコール率とは、リコールはがきを送った後に、もう一度来院した患者数とはがきを送った枚数で割った数値のことです。リコール率の平均は4〜6割ほどです。

つまり、リコールはがきを送った数に対して、どれくらいの割合が再来院されたかを示します。リコール率が高いと、はがきのデザインや、定期検診の訴求が上手くいっていると判断でき、一方でリコール率が低いと、定期検診の訴求方法を見直すといった判断が必要になります。

デザインを複数考えておき、デザインごとのリコール率を記録します。デザインを変更することで、どれくらいリコール率が変動したか、また患者の反応を見て最適なデザインを考えましょう。

歯科のリコールはがきで使える例文

歯科のリコールはがきで使える例文について3つご紹介します。それぞれどのような文章が良いかをそれぞれ詳しく解説します。

  • 冒頭
  • 中間
  • 結び

冒頭

冒頭のあいさつは時候の挨拶を伝えます。時候のあいさつとは、季節を表す言葉を用いた挨拶のことです。以下に月ごとの時候の挨拶を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1月 ・寒さもいっそう身にしみる昨今ですが。
・寒中とはいえ、ここ数日はあたたかい日が続いておりますが
2月 ・立春とは名ばかりで、寒さのきびしい日も少なくありませんが、
・梅のつぼみもほころぶ季節となりましたが、
3月 ・日ごとに春の訪れを感じるようになりましたが、
・ようやく日ざしに春らしいあたたかさが感じられるようになりましたが、
4月 ・色とりどりの花が咲きそろう季節となりましたが、
・葉桜が目に鮮やかな季節となりましたが、
5月 ・すがすがしい風が、青葉若葉を揺らす季節となりましたが、
・晴天が続いた連休も終わりましたが、
6月 ・降り続く長雨に、日の光が恋しい季節ですが、
・今年もまた庭の紫陽花が美しく咲く季節となりましたが、
7月 ・いよいよ夏本番を迎え、うだるような暑さが続きますが、
・7月に入り、子どもたちも夏休みを心待ちにしているようですが、
8月 ・夏も終わりに近づき、虫の声が聞かれるころとなりましたが、
・立秋を過ぎたとはいえ、焼けつくような暑さが続きますが
9月 ・残暑もやわらぎ、さわやかな秋風が吹くころとなりましたが、
・一雨ごとに涼しくなってまいりましたが、
10月 ・色づいた街路樹に、秋の深まりを感じられるようになりましたが、
・あちらこちらから紅葉便りを耳にするようになりましたが、
11月 ・朝晩の冷え込みが、日ごとにきびしくなってきましたが、
・各地からは雪の便りも聞こえてくる季節となりましたが、
12月 ・年の瀬も押し迫ってまいりましたが、
・年の瀬の商店街は連日の大賑わいを見せていますが

引用:郵便局|時候の挨拶

中間

中間では、来院した際に行なった治療やプライベートな話をカルテで確認します。
治療内容によって以下のような書き方に変わるので、注意しましょう。

治療内容 例文
歯周病 その後、お口の調子はどうでしょうか。
定期的な検査によって、食事ももっと美味しくなりますよ!
義歯 その後、痛いところはありますか。定期検査で悩みを解消できますので、ぜひ来院してくださいね!
抜歯 その後、歯の調子はいかがでしょうか。他の歯も良い状態で維持するために定期検診に来てくださいね!

結び

結びの文章では、患者への気遣いや簡単な文章で締めくくる文章を入れましょう。
リコールはがきは定期検診を促すための施策なので、また会えるのを楽しみにしていることを伝えるのをおすすめします。例文は以下のとおりです。

  • 〇〇様に会えるのを、楽しみにしておりますね!
  • 寒くなってきたので、お体に気をつけてお過ごしください

手書きのコメントを入れる場合は、「結び」に入れると印象に残りやすいです。

歯科医院のリコールはがき制作サービスおすすめ5選

歯科医院のリコールはがきにおすすめの制作サービスを5つご紹介します。

  1. FEEDデンタル|40,000医院以上が利用
  2. ポズコミ|ロゴやQRコードが挿入可能
  3. Ci|年間1,000万枚以上の実績あり
  4. MAYPRESS(メイプレス)|LINEでやり取り可能
  5. SmartPractice(スマートプラクティス)|100枚単位で注文可能

FEEDデンタル|40,000医院以上が利用

 

FEEDデンタルは、医院の経営を支援し、40,000医院以上が利用している通販サイトです。定期検診や治療再開に関する一般的なリコールはがきはもちろん、お子さま向けのはがきテンプレートもあります。

また医療現場で役立つ歯科材料や用品を低価格で提供しているので、リコールはがきを同時に注文できます。
公式サイト:FEEDデンタル

ポズコミ|ロゴやQRコードが挿入可能

ポスコミは、はがき専門通販サイトとして運営しています。はがきに関連した業務はすべて代行しており、印刷から投函まで一貫サポート。リコールはがきのオリジナルデザインもきれいに印刷できます。

リコールはがきには、地図やロゴ、QRコードも挿入できるので、リコール通知はがきには、地図やロゴ、QRコードも挿入できるため、歯科医院のイメージをより鮮明に伝えられます。
公式サイト:ポスコミ

Ci|年間1,000万枚以上の実績あり

歯科医院の診察券やリコールカード・はがきを専門にしているサービスです。歯科医院における実績は年間で1,000万枚以上もあります。

オリジナルデザインから人気キャラクターまでさまざまなタイプがあり、デザインに飽きがこないように利用することが可能です。はがき本体の質や形状を加工できるので、自由性のあるリコールはがきを作成できます。
公式サイト:Ciモール

MAYPRESS(メイプレス)|LINEでやり取り可能

MAYPRESSは、歯科医院のためのリコールはがきとして提供しているサービスです。患者に優しさや温かさが感じてもらえるようなリコールはがきに注力しています。

100枚からでも注文できるようになっており、印刷代は無料です。申し込みすることで無料サンプルがもらえるので、完成品をイメージするためには最適なツールを利用できます。

メッセージアプリの「LINE」で簡単にやり取りできるので、複雑な注文が苦手な方におすすめです。
公式サイト:MAYPRESS [メイプレス]

SmartPractice(スマートプラクティス)|100枚単位で注文可能

SmartPracticeは、歯科医院専用のリコールカードをはじめ、薬袋やポスターなどの備品に特化しているサービスです。はがきは切手不要なものから、SmartPracticeにしかないデザインもあります。

100枚から注文可能、さらに患者とのやり取りができるコミュニケーショングッズも豊富です。患者との密接な関係にしたい歯科医院におすすめです。
公式サイト:SmartPractice(スマートプラクティス)

まとめ:歯科リコールはがきはテンプレートを活用しながら工夫しよう

リコールはがきは患者に見てもらうためにもインパクトが必要です。印象的なデザインのリコールはがきは、患者の再診する意欲を高めるでしょう。

無料でもリコールはがきのデザインは作成できますが、難しい場合は有料のテンプレートを使うとバリエーションが豊富で、印刷なども代行してくれます。

これから歯科リコールはがきを送る場合は、歯科医院の雰囲気にあったデザインを選ぶことが重要です。