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患者呼び出しシステムおすすめ13選!導入するメリットや選び方も解説

病院やクリニックで、患者様の呼び出しをしても中々反応がない時に困惑されるでしょう。

本記事では、おすすめの患者呼び出しシステムや導入するメリット、選び方のポイントについて解説していきます。

患者呼び出しシステムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

患者呼び出しシステムとは

患者呼び出しシステムとは、受付の際に専用の呼び出し端末を渡しておくことで、患者の順番が来たときに通信機器で呼び出せるシステムです。

システムによっては、スマホなど患者が持っている端末からでも呼び出すことができます。

患者呼び出しシステムを導入することで、音が聞こえにくい人人前で呼び出されることに抵抗がある人のニーズにも対応できます。

患者呼び出しシステムを導入するメリット

患者呼び出しシステムを導入すると得られるメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 患者様の満足度の向上
  • 簡単に設置できる
  • 待合室で待つ必要がない

患者様の満足度の向上

患者呼び出しシステムを導入することで、患者がわざわざ待合室にいる必要がなくなります。病院やクリニックの敷地内ならどこでも呼び出せるため、車の中で待機したりと時間を自由に有効活用できます。

待ち時間を自由に過ごせることは、患者様の満足度の向上につながるでしょう。

待合室で待つ必要がない

患者呼び出しシステムを導入することで、待合室にいる必要がなくなり混雑の解消が期待できます。

また、待合室では患者同士での飛沫感染のリスクがあります。しかし待合室以外の場所で待つことができるため病気の感染リスクを抑えられ、病気を移されたくないから病院に行きたくないという人にとっては通いやすくなるでしょう。

簡単に設置できる

患者呼び出しシステムは導入するのに大きな工事をする必要がなく、簡単に設置できます。

患者を呼び出すためには、専用の呼び出し端末やスマホがあればいいので、余計なコストも手間もかけることなく導入できるでしょう。

患者呼び出しシステムの選び方

患者呼び出しシステムの選び方として、以下3つのポイントが挙げられます。

  1. 他の機器やシステムと連携できるか
  2. スマートフォンを活用できる機能があるか
  3. 配布できる呼び出し端末があるか

患者呼び出しシステムは他の機器やシステムと連携することで、幅広い業務に役立ちます。

また患者の年齢層によって、病院側が求められるサービスは異なります。

そんな患者一人ひとりのニーズに応えるためにも「スマホを活用できるのか」「患者に配布できる呼び出し端末があるのか」を確認しておく必要があります。ここではそれらのポイントについて解説していきます。

他の機器やシステムと連携できるか

患者呼び出しシステムの中には自動再来受付機や自動精算機などと連携できるものがあります。

それらの機器やシステムと合わせて利用することで、さまざまな業務の効率化を図ることができます。

スマートフォンを活用できる機能があるか

患者のスマホに直接通知を届けることで呼び出せるシステムも存在します。

LINEやSMSを活用するため、スマホに普段から触れている若い年代の患者が多い病院に向いているでしょう。

配布できる呼び出し端末があるか

患者に配布できる呼び出し機器があるかどうかも重要です。呼び出し端末を持っていれば、病院の敷地内のどこに居ても使用できます。

また、スマホを活用するタイプとは違い、自分の順番が来たら音が鳴って呼び出してくれる使いやすいシステムです。それにより、スマホに扱いなれていない年代の方など老若男女に対応できます。

患者呼び出しシステムおすすめ13選

ここでは、おすすめの患者呼び出しシステムについて製品情報などを交えながら解説していきます。

Ready Cal

出典:lセイコーソリューションズ株式会社「Ready Call」

費用 月額1万円~
使用機器 店舗設置用タブレット、呼び出し端末、充電器

Ready Callは、患者が施設の外にいても呼び出せる患者呼び出しシステムです。それにより患者には待ち時間を自由に有効活用してもらいながら、待合室の混雑回避にもつながります。

また呼び出しには使いやすい専用の端末を使用しますが、患者個人のスマホへの呼び出しも可能となっています。

導入には工事が必要なく、機器一式を設置するだけですぐに利用を始められます。

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コールベルシステム

出典:シャープ株式会社「コールベルシステム」

費用 要問い合わせ
使用機器 受信機、送信機、充電器、中継器

コールベルシステムはブザーや振動、点滅の3種類の方法で患者を呼び出すことができます。病院側はシステムを使用する場所や人に合わせて柔軟な対応が可能です。

また耐久性にも優れておりホコリや水、衝撃に強く、故障によるトラブルを気にすることなく利用できます。

フル充電すれば最大で約48時間連続で使用できるので、毎日診療時間終了後に充電しておけば、配布中に呼び出し端末の充電が切れる心配もありません。

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患者呼び出しシステム

出典:日本テクニカル・サービス株式会社「患者呼び出しシステム」」

費用 要問い合わせ
使用機器 再来受付自動発行機、呼出受信機、自動精算機

日本テクニカル・サービス株式会社の患者呼び出しシステムは、大型病院にも導入された実績を持つシステムです。

再来受付自動発行機や自動精算機と連携して利用できるため、受付から会計までの様々な業務を効率的に進められます。

またボタンひとつのシンプルな設計かつ音や光、振動を使った呼び出しで幅広い方々にとって扱いやすい呼び出し端末になっています。

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HosPad

出典:株式会社ホスピタルネット「HosPad」

費用 要問い合わせ
使用機器 タブレット端末

HosPadは患者に配布する呼び出し端末に名前が表示されるため、人前で名前を呼ばれることに抵抗がある人などのプライバシーを守りながら、呼び出せるシステムです。また同時に患者の聞き忘れや聞き間違いのリスクを抑えることができます。

また呼び出し端末にはネットやテレビ視聴などといった多様なコンテンツやアプリを搭載できるため、様々なシーンで活用できます。

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ワンタッチコール

出典:パシフィック湘南「ワンタッチコール」

費用 要問い合わせ
使用機器 受信機、送信機

充電スタンド、中継器、リチウムバッテリー(オプション)

ワンタッチコールはデザインも使用方法もシンプルで扱いやすい仕様の患者呼び出しシステムです。

患者の順番が来ると、受信機がブザーやバイブレーションで呼び出してくれます。ボタンひとつで受信機の呼び出しを停止することもできます。

また送信機もボタンひとつで簡単に操作できるので、呼び出す側の利便性も高くなっています。

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MELTH WINDOW

出典:株式会社メルス「MELTH WINDOW」

費用 要問い合わせ
使用機器 モニター

MELTH WINDOWは診療や検査、会計など患者の目的に合わせて誘導する患者呼び出しシステムです。モニターに表示された案内画面によってスムーズな業務進行をサポートします。

また電子カルテや自動精算機などさまざまな周辺機器と連動できるため、受付から会計まで全体の業務の効率化につながります。

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HOSPISION モバイルサービス

出典:株式会社富士通ゼネラルOSテクノロジー「HOSPISION モバイルサービス」

費用 月額10,000円~ (外来の患者数によって変動)
使用機器 スマートフォン、フィーチャーフォン

HOSPISION モバイルサービスは、スマホやフィーチャーフォンといった患者の携帯端末を活用して呼び出すシステムです。

webブラウザ上で管理するサービスやメール・電話で通知するサービスなどニーズに合わせて様々な方法で導入することができます。

また富士通製の電子カルテとの連携が可能で、病院内の様々な業務をサポートしてくれます。

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モバイル端末呼出システム

出典:富士通フロンテック株式会社「モバイル端末呼出システム」

費用 要問い合わせ
使用機器 スマートフォンなどの携帯端末

モバイル端末呼出システムは、患者のスマホなどの携帯端末に自動でメールを送信することで呼び出すシステムです。患者は受付票にあるQRコードを読み取り、メールを送信するだけで登録できます。

また登録・受付時に送られてくるメールに記載されたリンクから診察の進み具合などが確認できます。待ち時間を常に把握できるため、より有効な時間の使い方ができるでしょう。

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呼出しシステム コール君

出典:マムクリエイト株式会社「呼出しシステム コール君」

費用 月額550円(税込)
使用機器 windowsタブレット

呼出しシステム コール君はタブレット端末から患者の受付を管理できるシステムです。待合室の表示モニターと連動することで、待合の順番を表示し患者が感じるストレスを軽減します。

またスマホからも順番確認ができるので、院外で時間を潰すこともできます。

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外来患者呼出システム

出典:オーミケンシ株式会社「外来患者呼出システム」

費用 要問い合わせ
使用機器 再来受付自動発行機、呼び出しカード(端末)

外来患者呼出システムは、院内なら患者はどこにいても自由に時間を使えるシステムです。

患者は、再来受付自動発行機から自動で発行される呼び出しカードを到着確認端末にかざすだけなので老若男女使いやすくなっています。

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ソトマチ

出典:株式会社スクラムエッグ「ソトマチ」

費用 要問い合わせ
使用機器 スマートフォン、タブレット

ソトマチは、iPad一台のみで費用を抑えながら、手軽に導入できる患者呼び出しシステムです。誰でも操作しやすい仕様になっており、病院側も管理しやすくなっています。

また患者は自身のスマホでLINEの友達登録をするだけで、呼び出し通知を受けられるので複雑な操作をすることなく待ち時間を過ごせます。

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無線患者呼び出しシステム

出典:メディカシステム株式会社「無線患者呼び出しシステム」

費用 要問い合わせ
使用機器 送信機、受信機、回収ボックス

無線患者呼び出しシステムは、受信機を患者に配布することで待ち時間にストレスを感じることなく自由に過ごしてもらえるシステムです。

メロディや振動、ランプの3種の呼び出し機能で呼び出すため、名前を呼ばれることがなくプライバシーを保護します。また音の聞こえにくい人などそれぞれのニーズに合った方法で呼び出せます。

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iFront

出典:株式会社ウエストワン「iFront」

費用 400,000円~(別途市販ハードウェアを購入する場合あり)
使用機器 パソコン、カードリーダー、ICカード

iFrontは、患者の呼び出しから会計までの一連の業務をシステム化し効率的に行えるようにする患者呼び出しシステムです。

来院時にICカードを配布しカード番号で呼び出しをすることで、プライバシーを保護しつつ案内できます。

またディスプレイへのカード番号の表示と音声での案内を併用することで、聞き間違い見間違いのリスクを軽減できます。

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まとめ:患者呼び出しシステムを導入して、患者様が満足できるより良い病院にしよう!

本記事では、ここまで患者呼び出しシステムを導入するメリットや選び方のポイント、おすすめのシステムなどについて解説してきました。

システムを導入すれば、患者の満足度が向上すると共に病院全体の業務の効率化にも繋がります。

患者呼び出しシステムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!