「オージオメーターの導入を検討しているけど、具体的にどのようなことができるのだろう……」
「オージオメーターを使用するメリット・デメリットを知りたい」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
オージオメーターは、聴覚を測定するときに使用する医療機器で、病院だけでなく学校の健康診断などでも活躍します。
ほかにも、補聴器適合の聴力評価や、難聴の早期発見・診断に役立つ点が魅力です。
本記事では、オージオメーターとはどのような医療機器なのか、メリットやデメリットを含めて解説します。
おすすめの製品や、オージオメーターが活躍してくれるシーンについて紹介しているので、参考にしてみてください。
この記事の内容
オージオメーターとは?
オージオメーターとは、人の聴力を測定するための医療機器です。
主に耳鼻咽喉科や聴覚検査などで使われており、純音聴力検査時に利用されています。
具体的には、どのくらい小さい音を聞き取れているかを測定したり、外耳・中耳・内耳のどこかに異常がないか推定したりします。
難聴などの早期発見・診断に役立つほか、補聴器が合っているかなどを確認できる点が魅力です。
結果で表示される「オージオグラム」とは
オージオグラムとは、オージオメーターで測定した聴力の結果をグラフにまとめたものです。聞き取れている音の高さや大きさなどが、一目でわかるようにまとめられています。
すべての周波数で0~20dBに収まる場合は、正常聴力です。一方、高音域だけ下がっていると、加齢性難聴や騒音性難聴の可能性があります。
オージオグラムをもとに、どのような状態なのか診断するため、重要なグラフといえるでしょう。
オージオメーターを導入するメリット
オージオメーターを導入するメリットは、4つあります。
- 正確かつ客観的な聴力測定ができる
- 聴覚に関する問題の早期発見や早期対応が可能
- 業務の効率化や記録の一元管理ができる
- 患者に説明しやすくなる
それぞれのメリットについて解説します。
正確かつ客観的な聴力測定ができる
オージオメーターは、正確かつ客観的な聴力測定ができる点がメリットとしてあげられます。
オージオメーターでは、どの音が何dBで聞こえているのか、感覚的な説明ではなく、データとして確認できます。
また、右耳・左耳の聞こえを分けて測定でき、低音から高音まで細かくチェックすることが可能です。
そのため、オージオメーターを使うことで数値とグラフで記録できるため、誰が見ても同じ判断ができます。
正確な聴力測定から、耳の外や中(鼓膜・中耳)に原因があるのか、内耳や神経に原因があるのかを推測できるので、耳鼻咽喉科や聴覚検査時に利用されています。
聴覚に関する問題の早期発見や早期対応が可能
オージオメーターのメリットは、聴覚に関する問題の早期発見や早期対応が可能な点もあげられます。オージオメーターは、自覚症状が出ていない軽度の聴力低下も検知できます。
また、進行性の難聴や騒音性の難聴を早期に見つけて対応できるため、症状が進行する前に治療に取り組むことが可能です。
たとえば、小学校のスクリーニング検査で、片耳の聞こえが悪い場合、早期治療を行うことで正常聴力に回復できる可能性があります。
業務の効率化や記録の一元管理ができる
オージオメーターを活用することで、業務の効率化や記録の一元管理ができます。オージオメーターの中には、検査結果を自動保存・電子カルテと連携できる製品があります。
そのため、紙に記録や転記する手間が減らせるため、医療スタッフの負担を軽減することが可能です。
また、紙に記録・転記する手間が減るので、医師は患者説明と診断に集中でき、患者の満足度向上を図れるでしょう。
患者に説明しやすくなる
オージオメーターを使うメリットでは、患者に説明しやすくなる点があげられます。オージオメーターで測定することで、測定結果をグラフ化できるため、視覚的に理解しやすいです。
測定した患者に説明する際に、説得力が増しやすく、治療や補聴器導入への納得感が高まりやすいです。
患者が納得できる情報を視覚的に提供できるため、オージオメーターの活用はおすすめします。
オージオメーターを導入するデメリット・注意点
オージオメーターを導入するデメリット・注意点は、4つあります。
- 初期費用とランニングコストがかかる
- 設置・環境の制約がある
- 操作と結果判定に専門知識が必須
- 患者側の条件によって測定の難しさがある
それぞれのデメリットについて解説します。
初期費用とランニングコストがかかる
オージオメーターのデメリットでは、初期費用とランニングコストがかかる点があげられます。オージオメーターは医療用の精密機器になるため、本体価格だけでも数十万円を超えます。
また、本体価格と合わせて、防音室の設置などの初期費用を含めると、200万円を超えるケースも少なくありません。
さらに、定期的なメンテナンス・校正費、イヤーパッド・マスキング用ノイズ発生器などの消耗品の交換も必要です。
そのため、オージオメーターは初期費用とランニングコストを考え、なるべく予算内に収まる製品を選びましょう。
設置・環境の制約がある
オージオメーターは、設置・環境の制約がある点がデメリットです。正確な聴力測定を行うときは、静かな環境で測定する必要があります。
スペースが狭い、外部騒音が多い環境では精度が落ちてしまい、正確な測定が難しいです。
たとえば、ビルの道路側に診察室がある場合は、交通音が入るため、防音対策が必須です。
防音室や防音ブースを設置して、環境を整える必要があります。
操作と結果判定に専門知識が必須
オージオメーターは、操作と結果判定に専門知識が欠かせない点がデメリットです。オージオメーターの本体は使い方がシンプルですが、正確な測定をするためには、手順やマスキングの使い方などの専門知識が必要になります。
また、測定結果のオージオグラムを正しく解釈するスキルも求められるため、知識が重要という点を考慮しておきましょう。
たとえば、マスキング不足で反対の耳が音を聞いてしまう状態を見落とすと、誤った診断につながります。
適切な治療方針が立てられないため、手順やマスキングの使い方などの専門知識は覚えるようにしましょう。
患者側の条件によって測定の難しさがある
患者側の条件によって測定の難しさがある点は、オージオメーターのデメリットです。オージオメーターの検査は、聞こえたらボタンを押すという反応を前提にしています。
そのため、協力が得られない場合や正確な反応ができない場合は、測定が難しいです。
具体例をあげると、小さな子どもが検査に集中できないときは、正しい結果が取れない可能性があります。
また、高齢患者が指示を理解できず、音が聞こえても反応が遅れる場合も正確な測定が難しいです。患者側の条件による難しさがある点を理解しておきましょう。
オージオメーターが活躍するシーン
オージオメーターが活躍するシーンは、5つあります。
- 耳鼻咽喉科・病院での診断
- 健康診断・学校健診
- 産業保健・労働安全
- 補聴器フィッティング・リハビリ
- 訪問診療・在宅医療
それぞれのシーンについて解説します。
耳鼻咽喉科・病院での診断
耳鼻咽喉科・病院での診断では、オージオメーターが活躍します。難聴や耳鳴り、中耳炎などの診断に用いるケースが多いです。
オージオメーターを使って、どの音域でどの程度聞こえにくいのかを特定し、治療方針を立てます。
また、治療を行った際に、再度オージオメーターを活用して聴力が回復しているか確認するためにも利用します。
健康診断・学校健診
オージオメーターは、健康診断や学校健診などでも活躍してくれます。
学校健診では、学業やコミュニケーションに影響する難聴を早期発見するために役立ちます。集団検診では、聴覚異常の早期発見を目的に行っており、健康を守るために利用されることが多いです。
産業保健・労働安全
産業保健・労働安全として、オージオメーターを活用する場合もあります。騒音作業に従事する労働者は、労働安全衛生法で、年1回以上検査が義務付けられています。
たとえば、オージオメーターを使って異常が出た際には、防音耳栓の使用義務化と、作業環境の改善指導を行うことが可能です。
ほかにも、建設現場作業員の健康診断で聴力低下が確認された場合は、医師による業務適正評価を行い、配置を変更するなどもできます。
補聴器フィッティング・リハビリ
補聴器フィッティング・リハビリには、オージオメーターが活躍します。聴力測定を行い、測定結果をもとに補聴器の出力・周波数特性を調整します。
また、装着後の聴力改善効果の確認にも使用されるケースが多いです。
訪問診療・在宅医療
オージオメーターは、訪問診療や在宅医療でも利用されています。オージオメーターを活用することで、来院できない高齢患者や、在宅患者の聴力を現場で測定できます。
たとえば、在宅療養中の高齢者の聞こえの変化を定期的にチェックし、補聴器設定を微調整することも可能です。
また、寝たきりの患者でも、ベッドサイドで簡易測定を行い、測定結果を家族に伝えることができます。
オージオメーターの価格相場
オージオメーターの価格相場は、10~30万円程度です。簡易スクリーニング用途や、一人用であれば10~20万円程度で十分です。
一方で、高精度の診断を行いたい場合は、数十万円から数百万円のモデルを検討しましょう。また、オージオメーターは搭載されている機能や、サイズによって費用が大きく異なります。
ほかにも、本体費用だけでなく、イヤーパッドなどの消耗品や校正費用を含めて、予算に合っているか検討しましょう。
オージオメーターの選び方
オージオメーターを選ぶ際に意識したいポイントは、6つあります。
- 用途・対象者に合ったタイプ
- 測定精度と周波数レンジ
- 対応する検査機能
- 操作性とデータ管理
- サイズ・設置性
- コストと導入形態
それぞれのポイントについて解説します。
用途・対象者に合ったタイプ
オージオメーターを選ぶときは、用途や対象者に合ったタイプを選びましょう。同じオージオメーターでも、診断用とスクリーニング用があります。
また、小児、高齢者、騒音職場従業者などの検査を受ける方によって、必要な機能や精度が異なります。
たとえば、学校の健康診断で使用する際には、簡易・自動判定付きのポータブルタイプがおすすめです。
一方で、耳鼻科の診断で利用する場合は、骨導測定やマスキング機能がある据え置き型が向いています。
工場健診で利用するときは、複数人を効率良く図れるマルチチャンネルタイプを選ぶと、受診者と医療スタッフの負担を削減できます。
測定精度と周波数レンジ
測定精度と周波数レンジは、オージオメーターを選ぶ際に意識したいポイントです。オージオメーターによって測定精度と周波数レンジは異なり、音の出力レベルの正確さは診断の質に直結します。
たとえば、加齢性難聴や騒音性難聴は、特定の周波数から低下するため、広い周波数の範囲が望ましいです。一般的なモデルは、125Hz~8,000Hzですが、詳細な診断を行いたい場合は12,000Hzまで必要な場合があります。
そのため、どのような測定を行いたいかを考えて、測定精度と周波数レンジを確認すると良いでしょう。
対応する検査機能
オージオメーターを選ぶときは、対応する検査機能をチェックしましょう。
オージオメーターは、純音聴力検査以外にも、語音聴力検査や自動スクリーニング機能が搭載されているモデルもあります。語音聴力検査が備わっていると、補聴器の適合やリハビリ効果の確認に役立ちます。
また、自動検査モードが搭載されているモデルは、集団健診の作業効率を高めることが可能です。
どのようなシーンで使用するか考慮して、対応する検査機能をチェックしましょう。
操作性とデータ管理
オージオメーターを選ぶときは、操作性とデータ管理のしやすさを確認しましょう。高機能なモデルでも、使い方が複雑であれば現場で混乱が生まれやすく、作業効率が低下します。
たとえば、タッチパネル式などの直感的に操作ができる製品を選ぶと、使いやすいです。
また、測定した結果が電子カルテやPCに簡単に保存・転送できると、業務効率が向上します。
サイズ・設置性
サイズや設置性は、オージオメーターを選ぶ際に確認したいポイントです。設置場所や移動の有無によって、据え置き型かポータブル型かが変わります。
たとえば、訪問診療や健診車で利用するときは、3kg以下の軽量ハンディタイプがおすすめです。
一方で、外来診療室で利用する場合は、据え置き型と防音室を組み合わせると良いでしょう。
コストと導入形態
オージオメーターを選ぶときは、コストと導入形態も意識しましょう。機能や精度によって価格が大きく異なります。
また、精度を高めたい場合は、防音室や防音ブースなどの用意も必要になるため、高額になりやすいです。
オージオメーターは新品だけでなく、中古品やレンタルが出ている場合もあるので、予算に合わせて導入形態も検討しましょう。
おすすめのオージオメーター10選
おすすめのオージオメーターを10選ご紹介します。
オージオメータ AA-K1A
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・ワイヤレス応答ボタンでストレスフリー ・操作性に優れている ・最大3人まで同時検査可能 |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AAK1A009 |
AA-K1Aは、最大3人まで同時検査が可能なオージオメーターです。操作ボタントランプは検査の種類ごとにレイアウトされているため、初めて使う方でも扱いやすいです。
また、ワイヤレス応答ボタンが採用されているので、ボタンを押す際にコードが邪魔になるなどのストレスがありません。
さらに、検査用のボタンは手の大きさにかかわらず握りやすい設定となっており、手や指の不自由な方でも利用しやすいです。
オージオメータ AA-K1B
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・コードレスタイプ ・コンパクトで設置場所に困りにくい ・環境騒音モニタ機能搭載 |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AAK1B009 |
AA-K1Bは、日常生活で支障がないかを調べる、一般健康診断での選別聴力検査に向いているオージオメーターです。コードレスタイプとなっているため、検査時や収納時にコードが絡まってしまう心配がありません。
また、コンパクトな設計なので、設置場所にも困りにくい点が魅力です。
さらに、環境騒音モニタ機能が備わっており、継続的に環境騒音を測定・監視できます。そのため、周囲の環境騒音が少ない環境で測定することが可能です。
オージオメータ AA-47
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・最大5人の聴力検査を行える ・1~2分で測定 ・約2.5kgと軽量 |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AA470009 |
AA-47は、スクリーニング検査や自動による気道聴力検査に向いているオージオメーターです。
検査時間は1人あたり約1~2分(最短)と短く、医療スタッフと患者の負担を軽減してくれます。また、約2.5kgと軽量なので、持ち運びたい方にもおすすめです。
最大5人の聴力検査を同時に行えるので、集団健診で使いたい方にも向いています。
オージオメータ AA-M1B
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・臨床現場で必要な検査機能を搭載 ・タッチパネルで操作しやすい ・健康診断用としても使える |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AAM1B009 |
AA-M1Bは、耳鼻咽喉科クリニックなどの臨床現場で必要な機能を搭載しているオージオメーターです。標準純音聴力検査や語音聴力検査があるほかに、閾値上聴力検査機能も備わっています。
また、設定やID入力などはタッチパネルで操作できるため、直感的に使うことが可能です。
電子カルテにも対応しているので、測定後の転記などの手間を削減できる点も魅力です。
オージオメータ AA-H1
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・高性能・高精度なモデル ・操作パネルが見やすい ・電子カルテ対応 |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AAH10009 |
AA-H1は、精密診断・臨床・研究用のハイエンドモデルです。精度・性能にこだわりたい方に向いており、音場聴力検査や幼児聴力検査などさまざまな機能が備わっています。
LANインターフェースを通して、PCなどの外部機器に検査データを転送できます。
また、画面はタッチパネルが採用されており、設定画面や検査開始ボタンなどがわかりやすく、オージオメーターに慣れていない方でも扱いやすいでしょう。
オージオメータ AA-32W2
メーカー | リオン株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・学校健診向き ・選別聴力検査専用のボタン ・0.6kgと軽い |
公式サイト | https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=AA32RW29 |
AA-32W2は、児童や生徒の選別聴力検査に活躍してくれるオージオメーターです。
また、生徒だけでなく、職員の聴力検査も可能で、学校保健安全法に基づいて設計されています。選別聴力検査ボタンは、1,000Hz・4,000Hzで簡単に検査できます。
さらに、重さは0.6kgと軽いため、さまざまな場所に持ち運びやすいです。
手動式オージオメータ スマートオージオ SA-C1+
メーカー | ミナト医科学株式会社 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・一般健診向け ・遮音カップ付きイヤホン ・環境騒音モニター付き |
公式サイト | https://www.minato-med.co.jp/medical/products/sac1-2/ |
手動式オージオメータ スマートオージオ SA-C1+は、一般健診向けのオージオメーターです。労働安全衛生法に基づいた測定が可能で、操作性にも優れています。
また、遮音カップが付いており、院外に持ち出して検査する場合でも、周囲のノイズが気にならない状態で測定できます。
さらに、環境騒音モニターが搭載されているので、周りの音の大きさをランプで知らせてもらうことが可能です。
オージオメータコンポーネントシステム SAI-60
メーカー | 株式会社モリタ製作所 |
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価格 | 要問い合わせ |
特徴 | ・さまざまな機能が搭載されている ・扱いやすいボタンレイアウト ・LANポートを搭載 |
公式サイト | https://www.morita.com/jmmc/ja/products/ent/examination-equipment-ent/audiometer-sai-60/ |
オージオメータコンポーネントシステム SAI-60は、標準純音聴力検査や語音聴力検査、固定自記検査などさまざまな機能を搭載しています。
キーボードタイプの操作部と大型ディスプレイが特徴的で、扱いやすさに優れています。8.4インチのLCDモニターが採用されているので、視認性に優れている点も魅力です。
また、発光スイッチが採用されているため、暗い場所でもしっかりと操作することが可能です。
サンワ オージオメーター MT
メーカー | 株式会社三和製作所 |
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価格(税込) | 113,300円 |
特徴 | ・健康診断用に最適化されている ・検診用の周波数やレベルはワンタッチで切り替えできる ・集団健診にも対応 |
公式サイト | https://www.mimy.co.jp/product/choryoku/audiometer/ |
サンワ オージオメーター MTは、健康診断用に最適化されたオージオメーターです。
検診用の周波数やレベルはワンタッチで切り替え可能で、扱いやすさに優れています。わかりやすいパネルデザインとなっているため、集団検診時にもスムーズに対応できます。
イヤー部分の左右の判別も色と文字でわかりやすくなっているので、患者にとってわかりやすい製品です。
オージオメーター OT1A
メーカー | 幸大ハイテック |
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価格(税込) | 138,286円(楽天市場) |
特徴 | ・ヘッドホンは応答ボタン付き ・AC90~120Vで家庭用電源で使える ・約2.3kgと軽い |
取扱サイト | https://item.rakuten.co.jp/matsuyoshi-web/00129122/ |
オージオメーター OT1Aは、シンプルなオージオメーターです。また、約2.3kgと軽いため、女性の方でも持ち運びしやすいです。
ヘッドホンは応答ボタンが付いており、左右で色分けされています。モニター音機能も付いているので、検査中に出している音を検査者自身も同時に確認できます。
まとめ:オージオメーターは正確な診断に役立つサポート器具
オージオメーターは、聴覚の正確な診断に役立つサポート器具です。オージオメーターを使うことにより、聴覚に関する問題の早期発見や早期対応が可能です。
耳鼻咽喉科・病院や健康診断・学校健診、産業保健・労働安全など幅広いシーンで活躍してくれます。オージオメーターの導入を検討している方は、本記事でご紹介した内容を参考にしてみてください。