不正咬合(フセイコウゴウ)の原因
先天性のものと後天性のものがある。先天性については、生まれつき顎が小さく、顎と歯の大きさがあってない、などの理由が挙げられる。後天性については、指しゃぶりや頬杖をつく、口を開けたままの状態が長く続くなど、習慣的な癖が影響すると考えられる。不正咬合(フセイコウゴウ)の症状
上下の歯が噛み合ってない状態。状態によって様々な呼び方があり、歯並びが乱雑なもの(乱杭歯)、下顎骨より上顎骨が前に出ている上顎前突(出っ歯)、前の歯が噛み合ってない開咬(かいこう)、過蓋咬合、空隙歯列・すきっ歯など。咀嚼の効率性が落ちるほか、歯みがきが困難なため、むし歯や歯周病を悪化させる要因にもなる。不正咬合(フセイコウゴウ)の治療
原因となる癖、ないし疾患の改善が優先となる。歯列矯正は、顎の骨の成長途上に始めるもの、成長が止まった後に始めるもの、永久歯が生え揃ってから始めるなど、様々なケースがある。ブラケットと呼ばれる固定式の装置を取り付ける一般的な矯正方法のほか、着脱可能なクリアライナー(マウスピース)を用いる方法もある。- 受診科目
 - 歯科
 - 矯正歯科
 
この病気について4人の医師の見解があります。
          歯科医師から聞いた
          
不正咬合の対処(治療)方法
        
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『猫伝染性腹膜炎』とは?治療薬はあるの?
「猫伝染性腹膜炎」(FIP)は罹ると亡くなる病気です。猫伝染性腹膜炎には2種類あって、お腹に水が溜まるタイプと、できものになるタイプがあります。この病気には「猫腸コロナウイルス」というのがあるのですが、下痢・嘔吐など消化器症状が主となっています。人間の新型コロナとは全く別物ですので、咳や味覚症状の異常はなく、私たちに感染することはありません。猫腸コロナウイルスに罹って下痢をしていても、治療をすれば致死率は高くありませんが、1割くらいの確立で、猫腸コロナウイルスの突然変異により強毒化したものに罹るとほぼ100%亡くなります。しかし、最近見つかった治療薬によって治ることがわかってきているので、ステージにもよりますが8割~9割は治ることを期待できます。たとえ状況が悪くても40~50%くらい治る確率があるでしょう。薬名はないので物質名として出されていますが、現段階で日本ではまだ認証されていません。中国に怪しげな製剤を出している会社があるので入手は可能ですが、多くの獣医師はどのような副作用があるかわからず、リスクを負ってまで使いたくないと考えます。病院側にリスクはあっても、飼い主さんの同意が得られれば使うことができる治療薬です。治す方法はいろいろ提案されていますが、今のところその薬がないと治りません。予防法はなく論文に基づいて一応提案はしますが、公式なものではありません。下痢・嘔吐がある場合にはあまり長く様子見をせず、早めに獣医さんに相談してください。