適応障害(テキオウショウガイ)の原因
環境の変化や人間関係など、ストレスとなる外因的な要素が明らかなことが特徴。加えて、ストレスへの対応力や元来の性格など(内因的な要素)も影響すると考えられている。適応障害(テキオウショウガイ)の症状
日常的な強いストレスにさらされたことにより、社会生活を送ることが困難になる疾患。抑うつや不安感、泣く・わめく等、感情の高まりなどの症状が起こり、仕事や学校に行くことが困難になるケースも見られる。適応障害(テキオウショウガイ)の治療
学校や仕事を休むなどの環境調整が第一に考えられる。また、ストレスへの対処能力を高めるため、認知行動療法やカウンセリングが行われる。- 受診科目
- 精神科
- 心療内科
この病気について8人の医師の見解があります。
医師から聞いた
適応障害の対処(治療)方法
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親知らずの抜歯はリスクの低い20~30歳代のうちに済ませてほしい
親知らずの抜歯は、歯科医師の技術力もさることながらその歯を抜くのか・抜かないのかの判断が非常に大事です。親知らずについては、嚙み合わせに参加しているか、歯ブラシがきちんと届くかといったことをクリアしていれば「残してもよい」とされることが一般的です。一方で、今の段階では問題がなくても将来的なリスクがまったくないと言い切ることはできません。私が知っているケースでは、90歳を過ぎて親知らずが腫れてきた患者さんがいらっしゃいました。
年齢を重ねていくと何らかの病気を抱えてお薬を飲んでいたり、体力的に親知らずの抜歯に耐えられなかったりする方が少なくありません。たとえば骨粗しょう症の治療をしている女性の親知らずは抜歯できませんし、術中の出血を考えれば「血液をサラサラにする薬」を服用している方の抜歯も難しいでしょう。また、若いころは多少の柔軟性がある骨も50歳、60歳になるとすっかり硬くなってしまいますので、抜歯そのもののリスクが高まっていきます。
患者さんの多くはこうした事実をご存知ではないと思いますので、正しい情報を発信していくことも私たち歯科医師の役割だと考えています。骨のミネラルが豊富でもっともリスクが少ないと考えられる20~30歳代のうちに親知らずの抜歯を検討していただけるように、一人でも多くの方に働きかけていきたいと思っています。