不整脈の原因・症状とは?
不整脈(フセイミャク)の原因
大きく分けて、頻脈型と徐脈型の2つがある。またこのほかにも、期外収縮、発作性頻脈、心房細動、房室ブロック、洞不全症候群などさまざまなタイプの不整脈がある。先天性のものと後天性のものがあり、もっとも多いのは加齢によるもの。心臓病が原因となるものも多いが、過労やタバコの吸いすぎで起きることもある。
不整脈(フセイミャク)の症状
動悸、息苦しさ、胸の不快感、めまいなどの症状がおこるが、無症状のことも少なくない。
不整脈(フセイミャク)の治療
心臓病などの原因がないものについては、治療の必要はない。原因疾患がある場合は、その病気の治療をおこなう。それぞれの不整脈に適した薬剤を用い、極度の徐脈や心不全が起こる場合は、ペースメーカーを埋め込み、拍動をコントロールする必要がある。
【受診科目】
- 循環器内科
- 心臓血管外科
※6人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
不整脈の原因・症状・治療方法
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新しい治療法として「パルスフィールドアブレーション」が注目されている
症状としては、動悸や息切れ、脈が速くなる頻脈、胸部の不快感などがありますが、人によっては明確な症状が見られないことがあります。
原因としては、寝不足や過度の飲酒、ストレスなどが関係している場合がありますが、明らかな原因がわからないケースも少なくありません。
不整脈の治療は、以前は薬物治療が中心でしたが、近年は心臓アブレーション治療が大きく進歩し、治癒成功率が格段に上がっています。特に新しい治療法として注目されているのが「パルスフィールドアブレーション」です。手術の治療時間を大幅に短縮できるだけでなく、術中・術後の合併症リスクが格段に下がりました。また、周囲の組織へのダメージが少ないため、術後の痛みや炎症も抑えられるとされています。
動悸や息切れなどの症状が気になる方はもちろん、症状がなくても不整脈を指摘された場合には、早めに専門医へ相談していただきたいと思います。
武蔵小金井クリニック
金光 寛承 院長
- 小金井市/本町/武蔵小金井駅
- 内科 ●循環器内科 ●呼吸器内科 ●胃腸内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●脳神経内科
治療が必要な不整脈かどうか、専門医に相談することが大切
不整脈とは、心臓の拍動のリズムが乱れる状態のことを指します。通常、心臓は右房にある「洞結節(どうけっせつ)」が自然のペースメーカーとして働き、自律神経の調整を受けながら、運動時には速く、安静時や睡眠中にはゆっくりと、状況に応じたリズムで拍動しています。
しかし、不整脈では、この本来のペースメーカー以外の場所が異常な電気信号を出し、心臓が不規則に動いてしまいます。代表的なものに「期外収縮」があり、脈が一瞬飛んだように感じることがあります。比較的よく見られる不整脈で、必ずしも重大な病気とは限りません。一方で、脈が不規則になる「心房細動」などは、注意が必要です。
特に心房細動では、心臓の中で血液の流れが滞りやすくなり、血の塊(血栓)ができることがあります。この血栓が脳の血管に流れると、脳梗塞を引き起こす危険性があるため、早期発見と適切な治療が重要になります。
症状としては、動悸や脈の乱れ、胸の違和感などがありますが、まったく自覚症状がない場合も少なくありません。そのため、「脈が飛ぶ感じがする」「急に脈が速くなる」「胸に違和感がある」といった変化を感じた際には、自己判断せず、医療機関で心電図などの検査を受けることが大切です。
その他、突然脈拍が規則的に早くなる「上室頻拍」もありますし、反対に脈が停止したり遅くなったりする徐脈性不整脈の場合は、ペースメーカーが必要になる場合もあります。また、「心室頻拍」は失神を起こし、命に関わる場合があり、AED(電気的除細動器)による早期介入が重要になります。失神の既往や家族歴がある方は専門医へのご相談をお勧めします。
自由が丘ルミナスクリニック
早田 輝子 院長
- 目黒区/自由が丘/自由が丘駅
- 内科 ●循環器内科 ●婦人科 ●糖尿病内科
自覚症状がないことも多い「不整脈」に気付くためには……?
不整脈は名前のとおり脈を打つリズムが整っていない状態をいいます。原因ははっきりと分かっていませんが、高齢者の多くは動脈硬化に起因して発症すると考えられています。気持ちが悪い、動悸がするなど何らかの症状を自覚する人もいれば、まったく症状がない人がいることも多くあります。心房細動などでは症状がないからといって放置すると、やがて血栓が生じ、脳梗塞のリスクが高まるため注意が必要です。
不整脈による脳梗塞の発症を予防するためには、何も症状がなくても「脈をとってみる」ことをおすすめします。おかしいと感じることがあれば循環器内科を受診し、適切な診断・治療を受けていただくとよいでしょう。
やぎ在宅クリニック南青山
瀬戸 博美 医師
- 港区/南青山/表参道駅
- 内科 ●皮膚科 ●精神科
睡眠不足・カフェインの過剰摂取には注意が必要
不整脈とは、脈が速くなる/遅くなるなど脈のトラブルの総称です。自覚症状としては「脈が乱れる」「脈がとぶ」などが挙げられます。不整脈の原因としては、年齢的なもの、ホルモンバランスの異常、ストレス、寝不足、カフェインやアルコールの過剰摂取などがあり、何らかの生活習慣病が原因になっている場合もあります。
治療には大きく3つの方法があり、症状に応じて(1)手術(2)薬物療法(3)経過観察のいずれかが選択されます。睡眠不足など生活習慣の乱れ、カフェインを多く含むエナジードリンクのとりすぎは不整脈の原因となり得ますのでご注意いただきたいと思います。
くすのきクリニック
天野 辰哉 院長
- 横浜市港南区/港南台/港南台駅
- 内科 ●循環器内科
脈がとぶ・速くなる……「不整脈」とは?
不整脈とは、心臓の拍動のリズムが乱れる状態を指し、「脈がとぶ」「脈が速くなる」「脈が遅くなる」などさまざまな形で現れます。中には一時的で問題のないものもありますが、注意が必要な不整脈もあります。その代表が「心房細動」です。心房細動は加齢とともに発症リスクが高まる不整脈で、心臓の中で血液の流れがよどみやすくなるため、血の塊(血栓)ができやすくなります。この血栓が脳の血管に詰まると、脳梗塞を引き起こす可能性があります。
治療では、脳梗塞を予防するための血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬)を使用するほか、脈の乱れを整える薬を用いることがあります。動悸や息切れなどの症状を感じた場合はもちろん、健康診断で不整脈を指摘された場合にも、早めに医療機関へ相談することが重要です。
金子内科
安藤 智 院長
- 横浜市神奈川区/片倉/片倉町駅
- 内科 ●循環器内科 ●呼吸器内科
検査のレール(健康診断等)に乗ることも大切
脈が飛んでしまうようなものと、動悸を感じるもの、そして頻脈と、不整脈は主に3つのタイプに分かれます。それぞれの病態によって考えられる病気は違ってきますので、動悸を感じられたらまずは専門の医師に相談された方がいいでしょう。現在は薬物療法もカテーテルアブレーション手術も、その種類や適応が広がってきておりますので、早めに相談されることをお勧めします。
不整脈にはもう1つ、自覚症状がないものが含まれます。それを早い段階で見つけるには、やはり検査のレールに乗ることが大切です。健康診断で要検査となったら間をおかず受診していただきたいですし、要検査となっていなくても、気になること、わからないことがあれば、専門家に相談されることをお勧めします。
つかだファミリークリニック
塚田 雄大 理事長
- 成田市/加良部/成田駅
- 内科 ●循環器内科 ●消化器内科 ●外科