胆嚢ポリープの原因・症状とは?
【受診科目】
- 消化器外科
※2人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
胆嚢ポリープの原因・症状・治療方法
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経過を見るだけでいいのかどうか、専門医に相談を
胆嚢ポリープとは、胆嚢内側の粘膜にできる小さな隆起性病変を指します。その大半は良性であり、必要以上に心配する必要はありません。最も多いのがコレステロールポリープで、全体の約90%を占めると言われています。このタイプのポリープは悪性化することはなく、多くは健康診断などで偶然見つかります。
大きさは一般的に2〜3mm程度と小さく、自覚症状を伴うことはほとんどありません。10mmを超えるようなケースはまれで、多発する傾向があるのも特徴です。コレステロールポリープの発生には、脂質の多い食生活が関与していると考えられています。その他にも、腺腫性ポリープ、過形成ポリープ、炎症性ポリープといった種類があり、これらも通常は無症状のまま経過し、超音波検査やCT検査で偶然に発見されることが多くなっています。
しかし場合によってはがん化のリスクする病変が紛れていたり、手術しないと診断がなかなかつかないものもありますので、定期的に検査し「放置して良いものか」を専門医の診断を仰ぐことをお勧めいたします。
立川外科クリニック
末松 友樹 院長
- 立川市/曙町/立川駅
- 内科 ●消化器内科 ●外科 ●肝臓内科 ●消化器外科 ●皮膚科 ●形成外科 ●肛門外科
胆のうポリープの一部には腺腫や胆のうがんが含まれる可能性が
胆のうポリープとは、胆のうの内側にできる粘膜の盛り上がりのことです。健康診断や人間ドックの腹部超音波検査で発見されることが多く、受診者の5~7%に認められるとされています。「ポリープ」と聞くと不安になる方も多いですが、大部分はコレステロールポリープという良性のもので、治療の必要はありません。
ただし、すべてのポリープが安全というわけではなく、一部には腺腫や胆のうがんが含まれる可能性があります。一般的な目安として、10mm以上のポリープや、根元が幅広い(広基性の)ポリープ、経過観察中に増大傾向を示すポリープは、悪性の可能性を否定できないため、精密検査や胆のう摘出術が検討されます。
重要なのは、初めてポリープを指摘された場合に「小さいから大丈夫」と放置しないことです。5mm以下でもまず3~6か月後に超音波検査で再確認し、変化がなければその後は年1回程度の定期フォローに移行するのが望ましいとされています。
当院では肝臓・消化器の専門医である院長自身が腹部超音波検査を行い、ポリープの大きさ・形態・経時変化を直接確認しています。胆のうだけでなく、隣接する肝臓や膵臓もあわせて評価できる点が、消化器専門医のいるクリニックで検査を受けるメリットです。健診で胆のうポリープを指摘された方は、結果をお持ちのうえお気軽にお越しください。
たかしま内科クリニック
髙島 基樹 院長
- 豊島区/長崎/椎名町駅
- 内科 ●肝臓内科 ●消化器内科