腎硬化症の原因・症状とは?

腎硬化症(ジンコウカショウ)の原因

血圧が高い状態が続くことで腎臓の血管に動脈硬化が生じ、血管の内部が狭くなることで血液量が減少して腎臓の障害を引き起こす。進行の遅い良性腎硬化症、急激に悪化する悪性腎硬化症がある。

腎硬化症(ジンコウカショウ)の症状

尿検査で軽度のタンパク尿を認めるものの、ほとんど症状がみられない場合が多い。進行例では画像検査において腎臓の委縮が認められる。

腎硬化症(ジンコウカショウ)の治療

良性腎硬化症では高血圧の治療が中心となり、食事療法・運動療法による生活習慣の改善、降圧薬を用いた治療が行われる。悪性腎硬化症の場合は、入院したうえで血圧を含めた全身管理が行われることが一般的。

【受診科目】

  • 腎臓内科

2人の医師がこの病気について述べています

医師に聞いた
腎硬化症の原因・症状・治療方法

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症状の出る前から、予防のための血圧の管理が大切

高血圧の患者さんで、腎機能が少しずつ損なわれていく疾患です。あまり一般的とは言えない疾患ですが、以前より一定数の方の透析導入の原因となることが知られています。腎硬化症の最大の原因は血圧です。腎臓は、糸球体と呼ばれる小さな組織が何百万個と集まっている組織です。その1つ1つの糸球体が血圧が高すぎるとどんどんと硬くなってしまい、腎機能が損なわれていくのです。
治療としては高血圧の治療がメインとなります。塩分の摂取量を含めた食事は非常に大事になってきますし、運動もだんだんと難しくなってしまいますが、軽症のうちは適切な運動をおこなうことも重要です。もちろん、厳格な血圧の管理も必要です。特にクリニック以外で、ご自宅で血圧の管理を患者さんご自身が心がけることが大事なポイントになってきます。

浅川 貴介 副院長

浅川クリニック

浅川 貴介 副院長

  • 世田谷区/世田谷/世田谷駅
  • 内科 ●腎臓内科 ●美容皮膚科 ●リハビリテーション科

若いうちからの血圧管理が重要。高血圧が引き起こす「腎硬化症」とは?

腎硬化症とは、高血圧の状態が長く続くことで腎臓の血管が傷つき、腎機能が低下していく病気です。血圧が高い状態が続くと全身の血管が硬く狭くなり、腎臓への血流も低下します。その結果、腎臓は徐々に萎縮し、最終的には腎不全へと進行することがあります。

腎硬化症の大きな特徴は、自覚症状がほとんどないことです。さらに、手がかりとなるタンパク尿も目立たない場合が多く、気づかないまま進行してしまうケースも少なくありません。実際の診断では、腎機能の低下に加え、心肥大や眼底(網膜)の変化など、高血圧による全身への影響を総合的に評価し、最終的な診断に至ることが一般的です。

腎硬化症は進行すると透析が必要になる原因の1つになりますが、早期から適切に対応することで進行を遅らせることが可能です。腎機能は加齢とともに自然に低下していきますが、若いうちから高血圧を放置していると、その低下がより早く、より大きく進んでしまいます。そのため、症状がないからといって安心せず、早い段階から血圧を適切に管理することが重要です。

天野 博明 院長

三鷹あまの内科・腎クリニック

天野 博明 院長

  • 三鷹市/上連雀/三鷹駅
  • 内科 ●腎臓内科
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